Fitteの倉本です。

BORAを◎くおさめる為に



スポークテンション大事です。

がより大事なことがあります。

上下の縦振れがない事、横振れがない事。

これが一番大事な気がします。

Fitteからお渡しするBORAにつきましては縦振れ0.4~0.5mm以内(一番凸っている所と一番凹んでいる所の差の意味です。以下同)、横振れ0.2~0.3mm以内、センターは±0.3mm以内におさめております。

BORAに付きましてはたくさんの個体を触らせていただく機会に恵まれておりまして、ありがたいと思うと同時に本当に個体差が激しいと思っています。
個体差が少ない方が工業製品としてはなのですが、スポークテンションについてはニップルが回らない程パンパンに張られている物やテンションがかなり緩い物まで様々です。

スポークテンションが高すぎるものにつきましては、緩める方向で調整して、スポークテンションが低い物につきましては、引っ張る方向でくおさめております。

スポークテンションはできる限り均等な方が良いのですが(その為のG3パターン)、ソッチを気にしすぎてくならない方が性能が落ちると思います。

極端な表現ですがよりの方がよく回ります。

人間関係をくおさめるのは苦手ですが、BORAをくおさめるのは割と得意です。




スポークテンションメーターには個体差があってこれまた微妙な問題があります。

スポークテンションは購入初期より段々と落ちていくものです。
同じテンションメーターで測り続けないと意味がありません。
が、そこを気にするより真円になっているか?を気にしたほうが良いと思います。

スポークテンションメーターの個体差はこんな感じです。





実際にはBORAも年式により微妙にエアロスポークの太さや形状が異なるので、各年度毎に換算値が必要になってきます。
完組といえども「おじさん」や「おばさん」の腕によって真円度もスポークテンションも異なります。

エアロスポークの場合のスポークテンション換算値は更にややこしくなりますので省略させていただきます。

このホイールの後輪の右スポークはテンションメーター11464の数値的には約90です。
後輪の左スポークは約70です。
テンション ULTRA 高めですね。

スポークテンションは良いホイールを組み上げるための良い指標となりますが、重要なのはホイールの真円度だと思います。

新型BORA ULTRA が出た時のフロントハブの不良はベアリングの球数が減った事だけではなく、「昔ながらのおっさん」がスポークの馴染み出しをしようとしてリムを持ってハブをゴリゴリ圧した事が原因だったと言うのは、削除する事になるかもしれない本当の話。

と言う事でFitteではBORAとりあえずは真円度優先で作業させていただいております。



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