湘南に春の訪れを告げる「湘南江の島春まつり」のイベントの流鏑馬が、片瀬江ノ島東海岸で開催されました。
会場の東海岸の流鏑馬の約300mのコースには、多くの観客で埋め尽くされ大変な賑わいとなっていました。
今年は、流鏑馬に走る5頭の馬が観客前を進んでお披露目された後、時代装束を着た源頼朝を中心に、重臣や長巻侍の約20人の勇壮な武者行列が行われ、観客から大声援が送られていました。
神事が行われた後、天下太平・五穀豊穣を祈願して、5頭の馬が順次、砂浜のコースを疾走して競いの三つの的を射る「競鋳の流鏑馬」が行われ、的を射ると観客からも拍手が送られて、観客と共に伝統の技の武芸が披露されていました。
神社の宮司や武者・招待客・関係者の席が設けられたコース中央の二の的では、疾走しながら的を射て勇壮な光景が見られ、今年の天下泰平を祈願していました。
東海岸の参道には、辰年に因んで石灯籠には見応えある龍の彫刻も見られます。
片瀬西海岸からは、湘南の春の富士山の美しい姿が見られました。
片瀬江ノ島駅の駅舎も改装されて4年目を迎えましたが、竜宮造りの屋根上には、龍やイルカなどの光輝く彫刻が見られ、多くの観客の人気スポットとなっていました。
快晴の一日となり、湘南の春本番の光景に魅せられていました。