放浪日記

刮目せよ、我等が愚行を。

アムド高地旅(2)美麗的大酒店と生クルミ

2019年12月24日 | 2018年アムドの旅
 
蘭州の空港に無事到着。 荷物を待つ間、人民に揉まれる。 この角刈りみたいな、刈り上げみたいな人民男子ヘアーって、昔からずっとなくならないよね。 


 
蘭州の空港は、市街地まで、まさかの70kmも離れている。 
さすが中国、規模が違うわー。 
ってか、遠すぎ。 
空港へのアクセスは電車とバスがあるけれど、このときは時刻表の関係でバスをチョイス。 
何もない黄土地帯に、ただ一本引かれた高速道路をビュンビュン飛ばしていく。 
市街地まで、約1時間。



  
今回の宿、蘭州飛天大酒店に到着。 

 
某ガイドブックにも掲載されている、押しも押されもしない、5つ星である。 

当然のことだが、部屋もきれい。 
今回の旅にあたって、嫁さんが一番難色を示したのが、ホテルの水回りだった。
 まあ、彼女は世界のどこへ連れて行っても、ただ水回りだけを気にするのだが、今回のアムド旅はチベットエリアということもあって、水回りには非常に不安だった。
さらに、アムドエリアでは宿の予約をしておらず、飛び込みで宿をとるということを体験してみようではないか、という旅でもあった。 
その代わり、蘭州ではきちんとしたホテルに泊まりたいということで、今回の飛天大酒店の宿泊となった。 




 
さすがに空腹を感じたので、ホテルまわりをうろうろしていたら、やはら賑やかな通りを発見。 
路上に机を出して、みんな酒飲んでる。 
やっぱりこういうところですよ。


  
その中で適度な混雑をみせていた一軒へ。
値段、そこそこするなと思ったが、明らかに地元向けの店なので、現在の中国の値段はこんなものなのだろう。


  
隣の机のオッサンたちをマネして、どーんと生ビールを注文。 
はい、1.5リットル。


  
まわりが羊肉串をガンガン注文して、ガンガン食べていたので、こっちも負けじと注文。 
隣の皿は、エノキ炒めだった。 
スパイスが効いて、おいしいのなんの。 
腹も満たされ、明日からのアムド旅に向けて宿に帰ろうかとしていたら、道端の八百屋で




  
生のクルミを剥いているのを発見。 
大のクルミ好きである嫁さんは、即購入。 
本来は殻のまわりを覆う青い果肉ごと持って帰るようだけれど、さすがに素人では歯が立たないと思ったので店の人に剥いてもらった。 


 
剥き終わったクルミ。 
ようやく見知った姿になった。 
この季節(8月)蘭州ではクルミがよく穫れているようで、街なかではけっこう普通に生クルミを売っていた。 
味は、適度に水気があって、おいしいとのこと。 
ちなみに、このとき大量に購入しすぎて、旅の間じゅう、ずっと持ち歩くことになる。 
ビニール袋に入れたままだと、すごい湿気になってきて、宿の部屋で乾燥させていた。



 
 
夜のお供は、黄河ビール。 


いよいよ明日から、アムドへの旅が始まる。



 (つづく)



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