風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

エッセイ好き

2007年01月30日 | 本いろいろ




土曜日、図書館から本を借りてきた。
私は、小説も好きだけれど、どちらかと言えばエッセイやコラムを読むのが好きだ。
この5冊も全部エッセイの類の本ばかり。
エッセイは、その作家の生身の部分を垣間見る事が出来るから、とても興味深い。
他人の生き方考え方暮らし方から、なにかヒントを得たいというのが本音である。
文も2,3ページと短いから、どこから読み初めても良いし、飽きなく読めるのがいい。

文章は、その人の人となりが表れるものだという。
時代的な背景や生活環境、思想、知識、性格などなど。
こういう駄文を書いている私などには、ある意味恐ろしい事でもある。

読んだ中では、角田光代著『しあわせのねだん』は面白かった。
お金にまつわる経験談や想いが綴られているのだけれど、え?角田さんこういう方だったの?うそ?へぇ~。アハハ、なるほどね~と、そんな呟きと共に、最初自分の中にあった著者のイメージがガラガラと崩れて嬉しくなった。
ああ、もっと彼女の本を借りて来なくちゃ。改めて、角田光代ファンになった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする