気まぐれな神社・仏閣めぐりぶらり旅の備忘録

神社・仏閣、史跡などぶらり散歩・旅めぐりでの写真、珍散文を載せている。(自分の備忘録)

江戸 目黒不動・龍泉寺(結願寺)(33)その1

2016-09-01 | 江戸三十三観音
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➡ 町田・小山田神社周辺のハス田の花             撮影2016-7-28

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札所第三十三番 泰叡山 瀧泉寺

札所本尊   聖観世音菩薩・千手観音・十一面観音      (別称;目黒不動尊
本尊      不動明王
正式名称   泰叡山 護國院 瀧泉寺、又は天台宗 泰叡山 瀧泉寺      (お不動さんのお寺:目黒不動瀧泉寺)   
宗派      天台宗(天台法華円宗)
総本山     滋賀県 比叡山 延暦寺

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天台宗寺院の「目黒不動瀧泉寺」は、
関東最古の不動霊場として、熊本の木原不動尊、成田山新勝寺の成田不動尊と併せて 日本三大不動の一つ。江戸時代には3代将軍徳川家光の帰依により堂塔伽藍の造営が行われ、それ以後幕府の保護を受け、江戸五色不動(目黒・目白・目赤・目黄・目青)の目黒不動、江戸の三富(当寺と、湯島天神、谷中感應寺(現天王寺))の一つに数えられたと言われる。
いよいよ最後の札所、「目黒不動尊」です。
道順:目黒06循環 世田谷観音バス停から乗車し、大鳥神社前バス停で下車、歩いて、五百羅漢寺信号よりから細道に入り、目黒不動瀧泉寺の仁王門に出る。祐天寺駅経由、目黒駅行のバス、5kmくらいか、このバスは、細い道を通り、細かいバス停をこまめに停まっていくため、実際の距離よりもかなり遠く感じる。(30分~40分)、また帰りは、不動前駅から乗車。東急目黒線の「不動前」駅の名はこの目黒不動尊の不動のことです。(その割に「前」じゃないです:10分かかる)ご本尊も不動明王です。


ご朱印(2016-9-11)  「こちらが最後ですか?」と聞かれたので「目黒で結願です」と応える。結願の証(目黒の所に、結願成就の印
様々な「ご朱印」があるので、何のご朱印を頂くかを伝えること。(江戸33観音札所;聖観世音、関東36;不動不動明王、山の手七福神;恵比寿神)

「目黒不動瀧泉寺」の参道と、     目黒不動商店街の風景(今日は、例大祭が大鳥神社中心に行われていた。)、門前の店もシャッターを下ろして居るところが多く感じられた。

伏見稲荷と、     比翼塚

龍泉寺(目黒不動) 」の紹介

目黒不動尊 龍泉寺」の石標(社号標と山門)山門前の石柱も寺名の上に「目黒不動尊」の文字。

「仁王門:楼門」と、     石畳の参道

朱塗りの仁王門」と、    仁王門に掲げられている「泰叡山」の扁額

仁王門前の狛犬と、     仁王像(金網でうまく撮れない)
左右に那羅延金剛像・密迹金剛像が安置されている。階上には「韋駄天」が祀られている。

境内側から眺めた仁王門と、     門をくぐって振りかえると大きな草鞋が、     白色の狛犬

「観音堂」:本尊は、「聖観世音菩薩

観音堂に掲げられている「観音堂」の扁額と、     右側に「札所の板標」がある。

「大本堂:不動堂」:本尊は、「目黒不動明王 (秘佛) 」、不動尊像を安置されている。
山を利用した地形の上に建つ大本堂。麓や斜面には幾つかの堂宇が建ち、様々な不動明王が祀られている。

2 朱塗りの輝く建物

3

4 大きな赤い提灯に「目黒不動尊」が書かれている。浅草・浅草寺の雷門に吊るされている大提灯とよく似ている。

5 大本堂の全景と、     一部拡大しました。

6 不動尊本堂周辺を歩くと、小さなお堂、仏像、灯篭などが多数観られる。

 ➡ 江戸 目黒不動・龍泉寺(結願寺)(33)その2 へ
以上
コメント;
江戸五色不動」は、
江戸時代には五眼不動といわれ、五方角(東・西・南・北・中央)を色で示すものです。その由来については諸説ありますが、各位置は江戸城(青)を中心として、それぞれ水戸街道(黄・最勝寺)、日光街道(黄・永久寺)、中山道(赤)、甲州街道(白)、東海道(黒)といった江戸府内を中心とした五街道沿い(又は近く)にあることから、徳川の時代に江戸城を守るために置かれたといわれている。江戸城を守るために鬼門の方位に5種6ヶ所の不動尊を設けた。その1つが目黒不動尊。ちなみの他の5つは目白不動(豊島区高田の金乗院)、目赤不動(文京区本駒込の南谷寺)、目青不動(世田谷区太子堂の教学院)、目黄不動(台東区三ノ輪の永久寺)、目黄不動(江戸川区平井の最勝寺)。(出典元:ネット情報)

「江戸三十三観音巡礼を始めて」期間:2015年9月3日~2016年9月11日 おおよそ1ヶ年
江戸三十三観音巡り」のぶらり散策も、これで結願である。2015年9月から巡りはじめ、都内の様々なお寺を巡ることができた。大きい寺院は少なく、地域の中にある小さな寺院が多い。対応して頂いた寺院の皆さまに、感謝を申し上ます。本当に有難う御座いました。都内の地を生かし、地下鉄での移動、駅階段の上り下りが結構きつかったが、駅からは意外と近隣に寺院があったので助かりました。



江戸 世田谷観音・観音寺(32)その2

2016-09-01 | 江戸三十三観音
 ➡ 江戸 世田谷観音・観音寺(32)その1 からの続き
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➡ 町田・小山田神社周辺のハス田の花             撮影2016-7-28

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札所第三十二番 世田谷山 観音寺 参拝・拝観2016-9-11
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ご朱印(2016-9-11) 注)今回は、「聖観世音」!!!でなかった。(江戸三十三観音32番札所印)

阿弥陀堂(三層の建物;京都二条城からの移築)」:金閣寺を模した。

屋根の上に鳳凰!!!と、     三階の軒下には「韋駄天」の扁額が掲げられている。

「阿弥陀堂」の扁額と堂内注意事項が目に付く

阿弥陀堂内;阿弥陀如来坐像、観世音菩薩、地蔵菩薩を脇侍に、左甚五郎作といわれる鬼念仏や、韋駄天神、東方朔がまつられている。
さらには、目黒羅漢寺に安置されていた五百羅漢坐像のうち9体。

五百羅漢坐像(9対あるそうです)色々な表情を見せる仏像

「特攻観音堂」:特攻平和観音像を祀る。

石碑(世界平和の礎碑と、     特攻平和観音碑)

六角堂(不動堂)」 (不動明王、並びに八大童子)

狛犬 :世田谷観音にはたくさんの狛犬がいる。

世田谷観音本坊(旧小田原代官屋敷

参道周辺の境内の様子
観音寺では地蔵菩薩を「代受苦菩薩」と説明。

2 文殊菩薩と、     蓮が一輪咲いていたと、     地蔵菩薩(身代わり地蔵)と、     石燈籠

3 この寺院は龍が数多く観られる。

本日開催(2016-9-11)予定の演舞(和太鼓の練習風景) 奥に観えるのが「夢違観音像」

以上
コメント;
第三十三番札所「目黒不動(龍泉寺)」への道順を親切丁寧に教えて頂きました。

江戸 世田谷観音・観音寺(32)その1

2016-09-01 | 江戸三十三観音
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➡ 町田・小山田神社周辺のハス田の花             撮影2016-7-28

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札所第三十二番 世田谷山 観音寺

札所本尊   聖観世音菩薩      (別称;世田谷観音
本尊      聖観世音菩薩
            他に、特攻観音、不動明王阿弥陀如来、仁王尊
正式名称   世田谷山 観音寺   
宗派      単立
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単立の仏教寺院である。どの宗派の信徒でも受け入れる。その点では長野の善光寺に似ている。
道順:三軒茶屋駅前からバス乗車、世田谷観音で下車  裏門前にバス停がある。(目黒06循環)

ご朱印(2016-9-11) 注)今回は、「聖観世音」!!!でなかった。(江戸三十三観音32番札所印)

裏門であるが、立派な門構えである。(世田谷山観音寺の紹介と、 世田谷観音のバス停留所) 「せたがや百景」の第3番目
この世田谷観音・世田谷山観音寺の創建は、昭和26年と新しい。これは、世田谷区内のお寺でも、江戸三十三ヶ所観音霊場でも、最も新しい創建である。

裏門 「世田谷観音」の門標、山門はなかった。(門柱)

3 「百八煩悩滅除」階段:108枚の板石で作られている石段、「世田谷観音参道」の石標

正面側の門構え、参道である。(正面側の標柱。吉田茂書、格調が高い)

参道入口付近の石像(門柱の上には、大黒さまと恵比寿さま)

「仁王門」:山門!!!(重厚な立派な門)

両側には1対の狗犬(鉄製)

「仁王像」(左:蜜迹力士、右:金剛力士

仁王門の天井に龍の彫物(提灯の下側)と、     天井下に「鳴き龍」がありその下で手を叩くと響きが聞こえる。

「水屋」、又は「手水舎」

「鐘楼堂」

狛犬(観音堂前)

観音堂(本堂) 本尊:聖観世音菩薩


観音堂内(聖観世音菩薩立像)

観音堂内(月光菩薩、日光菩薩、布袋尊、大黒尊、マリア観音)

 ➡ 江戸 世田谷観音・観音寺(32)その2 へ
以上
コメント;
第三十三番札所「目黒不動(龍泉寺)」への道順を親切丁寧に教えて頂きました。

江戸 品川観音・品川寺(31)

2016-09-01 | 江戸三十三観音
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札所第三十一番 海照山普門院 別格本山 品川寺

札所本尊   水月観世音菩薩・聖観世音菩薩      (別称;品川観音
本尊      聖観世音菩薩
正式名称   海照山 普門院 品川寺  
東海七福神  毘沙門天
一山総鎮守  弁財天
宗派      真言宗醍醐派-別格本山
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ご朱印と、     山門の「品川寺」の寺院標提灯

山門と、     参道と奥の山門

地蔵菩薩大銅像(江戸六地蔵の第一番)

本堂(観音堂含む)の外観と、     本堂内部(撮影許可済)

本堂内には、本尊の水月観音・聖観音、東海七福神の毘沙門天(江戸期作)、薬師三尊の薬師如来・日光・月光菩薩、不動明王、弘法大師坐像などたくさんの仏像が安置されている。
本堂内部

不動明王と、     観音様と、     本堂に掲示されていた仏絵の額(堂内には、数多くの仏像絵画の額が掲示)

鐘楼堂

龍宮城の雰囲気の弁天堂と、     手が八本ある八臂弁財天

以上

江戸 一心寺(30)

2016-09-01 | 江戸三十三観音
「江戸三十三観音霊場」巡礼の写真集を整理しました。
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札所第三十番 豊盛山延命院 品川成田山不動尊 一心寺

札所本尊  聖観世音菩薩
本尊     不動明王
正式名称  豊盛山 延命院 一心寺  
東海七福神 寿老人
宗派     真言宗智山派
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ご朱印

山門と門柱

山門の「一心寺」の扁額

本堂
堂内には、本尊;不動明王、札所本尊;聖観世音菩薩像、東海七福神;寿老人などが安置されている。(境内はそれほど広くない)

不動明王(成田山分身の不動明王を本尊としている。)

以上