母乳マッサージの不思議 ８<o:p></o:p>
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科学的に構築された確固たる理論があるから、宇宙への飛行は可能です。母乳マッサージにも医学的な理論が必要なのです。人間の体に人工的な力（マッサージ）を与えることは、何の為に、どのような力と継続が必要かの理論から始まります。<o:p></o:p>
マッサージをみだりやたらにしても母乳はでません。母乳の出が良好になるような理論と、それを証明するような手技の確立が必要なのです。<o:p></o:p>
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それは、長い人間の歴史で、人間が健康に生きていくために何が必要かを、経験から取捨選択して得た東洋医学の発想から始まります。ですから、綿密に計算された宇宙への飛行への理論とは異なります。東洋医学には、経略とか，つぼなど、西洋医学と異なる発想から考えていかねばなりませんし、それを、理解しなければなりません。そして、その理論を十人十色の人間の人体に施術することは、施術者の技能を重視しなければなりません。<o:p></o:p>
手の力、手技、テクニック 人間の手が与える効果は大きいと思います。<o:p></o:p>
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江戸時代に太田普斉氏は「案腹図解」で、母乳マッサージ の効果を記しています。その中に「摩解」という言葉があるのですが、摩 とは、按摩のことであり、解 とは、<o:p></o:p>
ときあかす、ゆるめる とあります。（漢和辞典での注）<o:p></o:p>
確かに、母乳マッサージは歴史的にも効果があることが実証されているのです。ですから、乳房への按摩の技術の向上が、母乳促進につながるのです。手技ですので、方法は幾通りも考えられますが、まず医学的に納得される理論があって、手技はその裏打ちするものと思います。矛盾があってはなりません。<o:p></o:p>
私が、桶谷式の理論に反論するのは、桶谷式の根底になっています 基底部の剥離に 納得できないかららのです。剥離しなければ、母乳はでないのか？ と質問したくなりますが・・・ 私は剥離などしていません。剥離という言葉自身が、混迷の的であるように思えるのです。<o:p></o:p>
宇宙への飛行は確実な理論上に可能ですが、母乳マッサージは、手技というテクニックが母乳増産のカギを握っているように思います。手のエネルギーがマジシャンのように乳房内部になんらかの変化を与えているのでしょう。ですから、施術者の技能の違いによる上手、下手はあります。<o:p></o:p>
私の考案しました、ママ自身がする自己マッサージは、母乳を出したい母性愛が基本にありますので、上手、下手は重要ではありません。<o:p></o:p>
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