ウイング マレーシア・クアラルンプール校

総合学習塾ウイングマレーシア・クアラルンプール校。マレーシア・アジア経済・政治・社会情報など幅広い話題を提供。

最近の日本での竜巻・集中豪雨

2009年07月28日 | 地球温暖化
ここのところの集中豪雨や竜巻などで日本国内で多くの犠牲者や被害者が出ているが、これらの原因はやはり地球温暖化による気候変化によるものと推察する。

地球温暖化対策には多くの費用がかかり、国民の負担も多くなるのだが短期間で改善するようなものではないだろう。

気候変動による集中豪雨や台風、竜巻などの被害は今後増えることが予測することは安易である。

中国・九州北部集中豪雨では都市機能を停止するような雨量を記録し、またそれらを処理する能力をはるかに超えており、各自治体の予測雨量の見直しなどが必要になるだろう。勿論そのための対策費は国民の負担増に直結することになる。

天災を回避することは非常に困難であることは明白であるが、地球温暖化による著しい気候変化よる災害に備える対策は行政として真摯に議論されるべきである。

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地球温暖化


Air Asia X ソウル・シドニー路線就航できるのか

2009年07月28日 | マレーシア
長距離格安航空会社AirAsia Xの路線拡張にマレーシア政府が難色を示している。

兄弟会社であるAirAsiaとMalaysia Airports Holdings Bhdとの間で RM65millionの未払い金問題があり、その影響を受けて新規路線のクアラルンプールーシドニー・ソウルの路線認可を政府が止めている。

AirAsiaとAirAsia Xの両社は株主の多くが同じであり、政府はそのため未払い金問題解決を求めているのだろう。

AirAsia Xは今年9月、11月、12月にエアバスA330の各1機の納品を迎えており、新規路線に投入する予定である。

同社は中東路線Sharjah、Abu Dhabi、Baharin年内就航にも意欲を示している。

2010年にはインド路線、米国New York, San Francisco,Los Angeles就航を予定している。

拡大路線を走るAir Asiaグループであるが、許認可問題などが足を引っ張ることがあれば大量発注のエアバスが無駄になり事業計画自体を見直さなければならない。


新型インフルエンザ3人目死亡・マレーシア

2009年07月28日 | マレーシア
新たに新型インフルエンザで42歳の男性が死亡した。これでマレーシアの新型インフルエンザによると見られる死亡は3名になった。

またシンガポールでも昨日1名死亡し、合計死亡者5名になった。

新型インフルエンザによる死亡者は主にアメリカ地域であり707名。次いでアジア太平洋地域の74名、欧州は34名。アフリカ地域では死亡例はない。

しかし、新型インフルエンザは確実に世界中全地域において感染者が増えており、発症例のなかったAfghanistan, Andorra, Belize, Bhutan, Botswana, Haiti, the Seychelles, Solomon Islands,Sudanなどにも広がりを見せており地球規模での感染である。

今後は予防薬の開発などが進めば終焉する可能性もあるがしばらくは世界中に広がることになり、犠牲者も増加するのだろう。また変異して猛威を振るうことだけはないことを祈る。




Sands社Marina Bayカジノ・シンガポール

2009年07月28日 | アジア
シンガポールで建設中の総投資額USD$5.5billionのカジノMarina Bay Sands。

来年にオープンは延期されたが、特にアジア一の会場面積を持つため展示会や国際会議の誘致に力を入れるとのこと。250の会議室や2000件のブースを入れることができる展示場がある。ボールルームは1万1千人収容でき香港Convention and Exhibition Centreよりも多く稼働率はそれを上回ると予測している。

写真の建設中のホテルは55階建て、長さ375メートル、1ヘクタールののスカイパークも屋上に建設される。

同社のマカオのカジノはギャンブラー向けであるが、シンガポールは家族やカップルにも最適で、カジノ以外の分野での売り上げも多く見込めるようだ。

また、シンガポールで建設中の競合Genting Resorts World at Sentosaとはコンセプトも違い2社の相乗効果でシンガポールの観光客数が伸びると読んでいる。

1日の来場者は5万人から7万5千人を見込み、同社のマカオ Venetian のそれは65000人である。主にマレーシア、インドネシア、タイ、インドをマーケットと据えている。


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新型インフルエンザ2人目死亡・マレーシア

2009年07月27日 | マレーシア
46歳のベルギーで働いていた男性が、新型インフルエンザで死亡した。

7月4日にベルギーから帰国して、家族と共に7月13日からランカウイ島旅行を楽しみクアラルンプールに戻ったところ風の症状が出て16日に病院に行き肺炎を起していた。

その後ICUで治療し、22日に新型インフルエンザの陽性が認められたが昨日死亡した。

マレーシアでの感染者は1124名(574名が海外感染者)、2名死亡。
既に1103人が回復しており、8人が自宅療養中。

今なお、蔓延する新型インフルエンザにはくれぐれも気をつけて欲しい。


中国・上海市場新規上場株大幅高

2009年07月27日 | アジア
中国・上海証券取引所で今日11ヶ月ぶりの新規上場があり、3倍以上の価格をつけた。

Sichuan Expressway Co.(四川高速道路)は、15.25人民元を付け323.6%高をつけ、終値は10,9人民元、それでも2倍以上の終値である。

中国四川省成都本社を置くSichuan Expressway Co,は中国政府の内需拡大政策の恩恵を受け、また2008年5月12日の地震の復興でも受注を拡大している。同社株は5億株を3,6人民元で売り出されていた。

昨年6月から新規上場を凍結してきたこともあり、新規上場に人気が集まったのだろう。上値上限幅を10%と規定しているが新規上場日は例外扱いになる。

上海市場の指数であるThe Shanghai Composite Indexは今年に入り80%も上げている。

中国人の株式投資のスタンスは”勝ち・負け”で表現されるような博打的な国民性が反映されているのだろう。

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中国株式市場






Cambodia Angkor Air明日から就航

2009年07月27日 | アジア
カンボジアでは新しい国営航空会社Cambodia Angkor Airが就航した。
新会社はカンボジア政府とVietnam Airlinesの合弁会社。

今日のPhnom Penh International Airportでの式典は、Hun Sen首相が出席してカンボジアの観光業の発展と新会社の成功を願り記念飛行した。また明日からSiem Reap線、Ho Chi Minh路線運行する。

国営会社のRoyal Air Cambodgeは2001年に累積赤字のため運行を停止している。

カンボジアの外貨獲得には観光産業の育成が最重要課題であり、2010年までに300万人の観光客を見込んでいる。

カンボジア政府が51%、ベトナム航空が49%の出資で、経営にはベトナム航空が責任を持つという。今日の式典でも赤字責任や借り入れにはカンボジア政府が責任を負わないとの発言もあり、過半数の株式を持つカンボジア政府のしたたかさも見られた。


Najibマレーシア首相の公約

2009年07月27日 | マレーシア
Najib Razakマレーシア首相は新たな公約を公表した。

○2010年までに一般道での犯罪率20%減
○2012年までに保育園に通園させる子供を80%にする。(現状60%)
○2012年までに低学年での読み書き、算数のマスター
○LRTのThe Kelana Jaya線に4両編成35台を新規投入し、公共交通乗客量を9%増
○2012年までに貧困層向け住宅五万戸供給。
○汚職撲滅を目指し国際汚職指数のランクを向上させる。

また、6大臣に特命を付与した。
Muhyiddin Yassin副首相は教育レベルの向上に力を注ぐ
Hishammuddin Hussein内務大臣は犯罪率低下
Mohd Nazri内閣担当大臣は汚職撲滅。
Shahrizat Jalil女性・家族・地域開発大臣は、生活の質の向上および貧困撲滅。
Shafie Apdal地方・地域開発大臣はインフラ整備の充実
Ong Tee Keat運輸大臣は公共交通の開発・向上を適当な期間に達成させる。

犯罪については引ったくりなどの生活道路上での犯罪が大都市圏で多く見られるが(Kuala Lumpur、Selangor、Penang、Johor)昨年の犯罪の17%がそれに当たる。大都市圏の4地区ではそれが72%を占める。カメラの増設等で対応するとのこと。

インフラ整備は特にサバ、サラワク州に力を注ぎ、2012年までに総延長1500KMの道路建設を盛り込んだ。これは当初計画の2倍の距離でRM 1 Billionの予算をつけた。
またサバ・サラワク州の2012年までに水道供給を90%まで引きあげ、電力供給は95%の目標を立てた。

これらは全て先日の就任100日目の公約を具体化したものである。

飲酒運転で死刑判決・中国

2009年07月26日 | アジア
飲酒運転で、当て逃げ事故を起こし4人が死亡した運転者に対して死刑判決が出された。

中国では初めての交通事故による死刑判決である。

昨年12月に中国四川省成都で30歳の男性が運転するBuickが4台の車と事故を引き起こしてその後現場から逃げた。 彼は飲酒運転でしかも無免許。

死刑判決宣告後、被告は謝罪して働いて賠償する旨を法廷で叫んだ。

中国は世界で一番死刑執行数が多い。昨年は2400人の内1700人が中国での執行であるとされている。

被害者遺族を考えると交通事故でも過失が明白な場合は殺人であることは忘れてはならないだろう。





顔も見せないビュティーコンテスト・サウジアラビア

2009年07月25日 | 世界
イスラム教の厳格なサウジアラビアでのミスコン'Queen of Beautiful Morals'。

274人が応募して見事18歳のAya Ali al-Mullaさんが昨夜優勝した。

しかし、イスラム教により顔から全身はベールで包まれ、勿論水着やドレス審査もなしである。

その代わりに3ヶ月に及ぶ家族への献身度や社会貢献などがテストされたという話である。

彼女にはマレーシア旅行や賞金(5,000リアル)、宝石、時計などが贈られた。

2位は3つ子の20歳の学生は、既に教育省主催の'I love you, my country' で優勝している。3位は15歳の高校生。

審査基準は不明だが容姿よりも内面が勝負というイスラム教徒のミスコンである。



深刻なタイ経済

2009年07月24日 | アジア
THE Bank of Thailandが経済成長予測をマイナス3.5% からマイナス4.5%に引き下げた。

3ヶ月前のタイ中央銀行の2009年度予測はマイナス1.5%からマイナス3.5%としていた。また今年のインフレ率を0-マイナス1,5%としている。

しかし、2010年度の経済成長を3-5%と強気の予測を崩していない。

新型インフルエンザの影響をまともに受けているタイは非常に厳しい経済政策が求められているが、大型の国内経済浮揚策が効果を出すことを期待しているのだろう。

新型インフルエンザ感染者978人・マレーシア

2009年07月24日 | マレーシア
新型インフルエンザのマレーシア国内感染者はさらに39名増えて合計978名。その内4割程度が国内感染者である。

マラッカのカレッジ7校で70名の感染者が確認されて1週間の休校処置とった。

現在インフルエンザ感染者は20名のみが入院している。

また、昨日マレーシアでは初めての新型インフルエンザ感染者のインドネシア人の学生が心拍停止により死亡したが新型インフルエンザが直接の死因ではないとされている。

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マレーシア自動車市場不況でも好調

2009年07月24日 | マレーシア
The Malaysian Automotive Association (MAA/マレーシア自動車協会)は、本年度2009年の自動車販売台数予測を上方修正した。

この不況時に当初予測48万台から50台に異例の上方修正であり、上半期は既に251,092台(昨年比マイナス9.7%、277,973台)

マレーシアは東南アジア最大の自動車市場であるが、自動車金利の上昇などの複合的な要素で販売台数が落ち込んでいる。

国産車では6月の市場シェアでみるとPeroduaが30.7%、Protonが27.1%。3位は外車1位のトヨタ、4位はホンダ、5位は日産である。

マレーシアでは独自の自動車政策(the National Automotive Policy)があり、市場開放の圧力はあるが、懸案のProton社の再建と心強い海外の婿探しが先決になるであろう。

またPerodua社は人気好調のViva(ダイハツミラ)、Myvi(ダイハツブーン)の2車種があり、現在ViVa Eliteを投入しており年末までにはMPV(ダイハツブーンルミナス)の発売でマレーシア乗用車市場1位は安泰である。



航空機のエンターテイメントが変わる

2009年07月24日 | 世界
世界の航空会社は大規模な機内エンターテイメントに投資を毎年して顧客満足度を高めている。

長距離のエコノミー席では5インチのテレビ。映画やゲームが時間を過ごすためには不可欠であった。

しかし、近年のiPodsやMP3などに代表される機器が普及しておりUBSポートと電源を取り付ける動きが広まりつつある。

写真のシンガポール航空やキャセイパシフック航空などがそれである。

米国のデルタ航空はインターネット接続、マレーシア航空は機内での携帯電話接続等も楽しめる。

航空会社が提供するものではなく顧客が自ら選択する傾向が今後強くなるのであろう。

航空会社は原油高騰、世界的な不況、新型インフルエンザなどの複合的な要素で業績を落としているが、機内エンターテイメントは機材の設備投資は勿論のこと著作権など負担は大きく圧し掛かる。

格安航空のRyanair Holdings PLCやAirAsia Bhdは、今後USBポートと電源を有料でサービスする動きになることは間違いない。
逆に航空機エンターテイメント設備を売るパナソニックやRockwell Collins Incなどは苦しくなるに違いない。

どちらにせよ全ての顧客を納得させるサービスが提供できれば、その航空会社の評価は上がるだろう。


イスラム教徒女性飲酒でムチ打ち判決

2009年07月23日 | マレーシア
マレー系マレーシア人の女性が飲酒によりムチ打ち刑を言い渡された。

Kartika Sari Dewi Shukarnoさん32歳は、昨年ホテルでビールをシンガポール人の夫と飲んでいるところをイスラム教取り締まり当局に逮捕された。

宗教裁判所(Shariah High Court)でムチ打ち6回の刑を言い渡された。

マレーシアでは勿論のことイスラム教徒の飲酒は宗教上禁じられている。
通常飲酒は罰金だけで最高懲役3年、ムチ打ちの判決はあまり下されない。

通常のムチ打ちは肉もえぐられるほど苦痛であるが、彼女にはトウ製の細いものが使われるという。

なぜムチ打ち刑の判決が出たかは定かでないが、この裁判官は厳しい判決を過去にも出しているようである。

彼女は判決を受け入れ上告しないようである。