ウイング マレーシア・クアラルンプール校

総合学習塾ウイングマレーシア・クアラルンプール校。マレーシア・アジア経済・政治・社会情報など幅広い話題を提供。

TM Netの回復は来年明けに

2008年12月31日 | マレーシア
12月30日にインターネットが回復するとしていたマレーシアのTelekom Malaysia Bhdが運営する大手TM Netは、来年1月4日まで修復工事期間を延長した。

12月20日に東南アジアから中東・西欧州を結ぶ海底ケーブルEurope 4 (SMW4)が、南イタリアのPalermoと北エジプトAlexandriaで中断しており回線スピードが大きく落ちている。

このためマレーシアと海外の回線が、他の海外回線に集中することになり、スピードがほとんど出ない状態になっている。

インターネットは社会的必要かつ重要なインフラであり、このような状態がマレーシアを代表するインターネットプロバイダーで起こること事態異常であり我々日本人には理解しがたい状況である。

年末年始の休みに回復するには待つしかないと言う悲劇である。

英国住宅価格下落

2008年12月29日 | 世界
英国の住宅価格が2008年は8,7%下落し平均価格£159,900、来年も更なる下落が予想される。

特に落ち込みの激しい地区はロンドンであり10,1%下落した。

失業率の上昇などで住宅価格は来年には10%以上の下げが予想されている。不動産バブルの終焉である。

来年を買いと読むのであればリスクをとり購入すれば中長期投資にはいいかもしれない。

マレー語で書かれた聖書

2008年12月27日 | マレーシア
マレー人は生まれたときからイスラム教徒であり、宗教の選択自由はない。
したがい、マレー語の聖書が存在すること自体が問題になる。

The Christian Federation of Malaysia (CFM)は、マレーシア政府に対してマレー語の聖書問題について有害で国家安全保障を侵害しているという解釈を変えるように求めている。

現状ではマレーシア政府は、マレー語の聖書の使用をSabah州、Sarawak州のみ先住民向けに認めている。

問題は聖書の”神”(God)を、マレー語にすれば”Allah”になりイスラム教の偉大な神であるアラーと混同すること自体が裁判沙汰になっている現状からすれば簡単に理解できる。

イスラム国家初の先進国入りを目指すという考え方を堅持することができるのだろうか。

マレーシアは多国籍国家でありながら、人種間の非平等性や宗教問題は極めて繊細な問題であり、イスラム教や宗教を今後どのような対処するのかを考えなければ人種間問題は解決できない。





インドネシアの納税意識

2008年12月27日 | アジア
インドネシア政府は、脱税を防ぐためにインドネシアを出国する際の税金を増額する。

1月1日よりインドネシア市民及び外国人勤労者は空港で250万ルピア、港で100万ルピア徴収される。しかし、納税者カード保有者は支払いの義務は免除される。また、21歳以下、外国人で183日以下滞在者、外交官、留学生、海外での就労者も免除される。

基本的にインドネシアでは納税者が少ないことがこのような政策になる。
労働人口約1億1千万人に対して納税者は1000万人だけであり、納税意識が極めて低い。特に中間層からその上のクラスが納税していないケースが多い。

このため出国税と言う形で海外旅行できる非納税者から徴収すると言う考えで1998年から導入された。

今回の倍以上の値上げで極端に納税番号カード取得者が増えて1日通常7000人が、5万人から10万人に増えておりこの効果は抜群である。
しかし、非納税者からは高い出国税を海外旅行の際に支払う方が納税するより得と言う所得層もあることは間違いない。

国が違えば日本人感覚からはかけ離れてしまう。


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インドネシアの億万長者

2008年12月26日 | なんでもランキング

1位 Sukanto Tanoto $2 billion
2位 R. Budi Hartono $1.72 billion
3位 Michael Hartono $1.68 billion
4位 Putera Sampoerna $1.5 billion
5位 Martua Sitorus  $1.3 billion
6位 Peter Sondakh $1.05 billion
7位 Eddy William Katuari $1.04 billion
8位 Eka Tjipta Widjaja $950 million
9位 Aburizal Bakrie $850 million
10位 Murdaya Poo  $825 million
11位 Anthoni Salim $690 million
12位 Wonowidjojo family $640 million
13位 Chairul Tanjung $625 million
14位 Trihatma Haliman $470 million
15位 Arifin Panigoro $430 million
16位  Sjamsul Nursalim $425 million
17位 Mochtar Riady $420 million
18位 Harjo Sutanto $340 million
19位 Husein Djojonegoro $300 million
20位 Soegiharto Sosrodjojo $275 million

貧しいインドネシアでも華僑系は稼いでいる。マレーシア・タイなどの東南アジアの億万長者ランキングでは必ず中国系がランキング上位を占める。


ロシア戦闘機納入・インドネシア政府

2008年12月26日 | アジア

ロシアはインドネシア政府にSukhoi・Su-30MK2戦闘機を納品した。ロシア製戦闘機の海外輸出は初めてのことである。

2007年9月にVladimir Putin元大統領がジャカルタを訪問した際の取引である。
インドネシア政府は戦闘機6機、ヘリコプター22機、戦車20台、潜水艦2隻などの大型商談とUS$1 billion融資をまとめていた。

米国贔屓のインドネシアに軍事力と資金で割り込んだようである。賢い外交の手段であろう。




プロトン車イランに

2008年12月26日 | マレーシア

マレーシア国民車のProton Holdings Bhdは、今後3-4年間でCamproエンジンを10万台イランへ輸出する計画である。

イランのZagross Khodro社へはGen.2をCKD輸出し、イランの国民車Saipa社にはエンジンを供給する。

イランは人口7000万人で自動車販売台数はわずか140万台。今後は大きな市場になることは間違いない。

Zagross社は2001年からプロトン車Wiraを製造しているが、新たにGen.2の製造を決め首都テヘランの南西400KMのBorujerd工場(年間2万5千台製造能力)にて組み立てられる。
今後は年間5万台の販売を目指す計画である。

果たして存続にかけるプロトン社の起死回生策になるのだろうか。



日本・ベトナムEPA締結

2008年12月26日 | アジア
ベトナムと日本は2007年1月から交渉していた経済連携協定(EPA)に署名した。

協定発効後10年で、両国間の貿易について関税をほぼ撤廃する内容である。日本はべトナムからの輸入の約95%について、ベトナムは日本からの輸入の約88%について無税とする。

ベトナム政府の声明によると、今年の両国間の貿易量は160億ドル以上に拡大し、2010年の当初目標値の150億ドルを突破する見通しである。

ベトナムは日本政府が最大の援助・融資国であり、先の汚職問題で現在は凍結されているが今後は日本政府の援助を求めてくることは間違いない。

11月自動車販売台数増加・マレーシア

2008年12月26日 | マレーシア
世界各国の自動車販売台数が大幅に減る中で、11月のマレーシアの自動車販売台数は8、94%増40,865台。2008年度は54万台に迫る勢いである。

しかし2009年販売台数は大きく20%程度減り、47万台程度になる見通しである。

日本の雇用問題をはじめとする大不況の影響で暗い年末であるが、不思議とマレーシアにはその悲壮感はない。

果たして2009年はマレーシア経済にとりどのような年になるのだろうか。




1000BAHT偽札

2008年12月26日 | アジア
タイ中央銀行は1000BAHT紙幣の偽札がタイ北部、東北部で流通しており取り締まりや市場関係者に注意を呼びかけている。

流通量はわずか100万枚あたり5-7枚とされているが、すでに11,158枚が押収されている。

小さな商店では1000BAHT札の受け取りを拒否しているところもあるという。

政治の混乱が継続するタイでの新たな問題、タイに観光に訪れる方は偽札に気をつけてください。

タイ経済成長鈍化

2008年12月24日 | アジア
就任したばかりのKorn Chatikavanijタイ財務大臣は、2009年タイ経済成長は0-2%になる見込みを公表した。

世界的な不況とタイ国政局混乱により、観光産業が大きく打撃を受けており5ツ星ホテルは特に稼働率が低迷している。外国人観光客が戻るにはしばらく時間がかかるのではないだろうか。

タイ政府は対抗策を速やかに立案し経済刺激を行なうべきであり、新規住宅購入者向けの減税などを実施するようであるがそれ以外にも大型の補正予算が必要になることであろう。







The Singapore Flyer度重なる故障

2008年12月24日 | アジア

世界有数のThe Singapore Flyerが昨夜技術的な問題で173人の観客を乗せたまま停止した。
午後5時前に停止し、全ての乗客を救出して11時ごろに復旧した。

大観覧車停止は今年開業し、年間250万人の利用を見込み新しいシンガポールの観光スポットになっているが、今年7月に30分、12月4日に5時間、そして今回で3回目の停止故障である。

安全管理の責任が問われることになるだろう。

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円高と不況

2008年12月24日 | 世界
1年で最大の米国商戦は勿論この時期である。しかし、今年の米国クリスマス商戦は盛り上がらない。小売各社は大幅値下げで対抗しているが販売は伸びていないようである。
11月の米国新築一戸建て住宅販売と中古住宅販売がどちらも減少。第3四半期の米国内総生産確報値は前期比年率マイナス0,5%となった。個人消費支出が28年ぶりの大幅な落ち込みとなり、内需不振が鮮明となっている。

世界的な景気後退や信用リスク不安は2009年も根強く残り、今後相当期間長引く可能性が高い。

為替相場では資本フローが減少し、経常収支の影響が大きくなる。さらに、かつて経験したことのない景気後退が継続すると、資本フローは積極的な対外投資ではなく、本格的なリパトリエーションで増加する可能性がある。つまり、世界最大の純債権国である日本の円が強く、世界最大の純債務国である米国のドルは弱くなりやすい。
巨大な経常赤字やゼロ金利政策の導入、財政赤字の広がりから見ても今後ドルは弱くなりやすく、円はキャリートレードの巻き戻しや対外投資の減少などから強さを維持する。特に日本の年度末にキャリー取引の解消などが出やすいため、ドル/円が安値をつけるのは春ごろと予想される。






あの百均が…

2008年12月22日 | マレーシア
Curveというショッピングセンターで見覚えのある文字を発見しました。

”DAISO”=ダイソー”

おわかりでしょうか?

あの100円ショップダイソーがマレーシアにオープンしたのです!ビックリしました。今までは一時帰国する度に買っていた便利グッズが簡単に手に入るようになりました。

値段は全品RM5でした。日本の値段と比べると若干高いですが、品揃えは抜群でした。特に食器コーナーは重宝すると思います。日本の食器はどこに行っても高く、手が出ないのですが、ここで全て解決できそうです。

私が行った今日(日曜日)は日本人家族連れがたくさんいました。勿論、ローカルのお客さんもたくさんいて大盛況でしたよ。カゴいっぱいに買い込んでいる女性もいました。気持ちわかりますよね?!

欲を言えば、日本の百均にはちょっとした食料品もあったように思います。日本の調味料やお惣菜などもRM5で販売してくれたら便利ですよね。これから店舗数が増えていくのでしょうか?