マレーシア独立建国52周年

今日はマレーシアの英国から独立52周年記念日のため祝日である。

独立建国記念日は、式典の規模を縮小してParliament squareで開催された。

早朝から多くの人が訪れたが、入場を1600人に制限したため入場できない人々は道路沿いに。

国王夫妻、首相夫妻をはじめ多くのVIPが参加して開催された。

新型インフルエンザのため大幅なスケールダウンされた式典は、楽しみにしていた観光客などには非常に残念だろう。

新型インフルエンザ72人目死亡・マレーシア

WHOはマレーシアに対して、新型インフルエンザA　H1N1に対してあまりにも軽率に考えていることを警告した。

マレーシアに調査に入っているWHOの3人の専門家は、マレーシア国民があまりにも新型インフルエンザに対する知識がなく、対処を重んじていないことについて懸念を表明した。

また、新型インフルエンザに対応するICUでの治療法などについても苦言を呈した。

49歳の男性が死亡して、マレーシアでの新型インフルエンザによる感染死亡者は72人となった。

今朝9時の時点で新たに202人のインフルエンザの症状を持つ患者が確認されている。


新型インフルエンザ対策・マレーシア

赤シャツに治安維持法適用され大規模集会中止・タイ

逃亡中のThaksin Shinawatra元タイ首相を支持する赤シャツは、明日の大規模抗議集会を中止することを決めた。

Abhisit Vejjajivaタイ首相は、治安維持法で対抗して数千人規模の警察、軍を配備して、それに備えている。

中止したもののあくまで延期ということであり、予想された2万人にも及ぶ大規模抗議集会は今後も計画するという。

政府は治安維持法で今後も対処することが予想されるが、黄色、赤色に二分されたタイは今後どのようになるのであろうか。

新型インフルエンザ・マレーシア

新型インフルエンザによる死者はなしというニュースは胸をなで下ろす気分である。マレーシアでは新型インフルエンザによる死亡者は現状71人。

新たに365人が新型インフルエンザ感染が確認され、ICUにて37人が治療を受けている。

月曜日の独立52年目の建国記念のDataran MerdekaやPutrajayaでの大規模なパレードは新型インフルエンザを考慮して全て中止・縮小された。またペナンなど地方でも同様である。

また日本でも新型インフルエンザ感染による死者は、疑い例も含め6人となり今後も世界中で猛威を振るう可能性も否定できない。

WHOによると182カ国で新型インフルエンザ感染者246,173人、死者数は2,890人。

世論調査を見る限り

総選挙投票日まであとわずか。

各種世論調査で民主党は300議席を超える圧勝の勢いを見せており、政権交代実現の可能性が高まっている。海外の報道でも多くがそれを伝えている。

政権交代がキーワードになっているようだが、国民の期待を示す単独過半数獲得後に民主党が何を実際にどのように変えて行くのかが今後の最大の関心事である。

日本の何がどのようにどう変わるのかを、民主党政権が国民に示すことになる。

公務員を組織票にもつ民主党が公務員改革や官僚を本当に押さえ込むことができるのかは今後結論が判ることになる。増税無しで大幅な歳出見直しだけで財源確保をするという大胆な公約や日米関係の見直しなどの進捗を見守ることになる。

野党でばらまき的政策や人気取り発言することは簡単だが政権政党として公約を守り、国民が望む方向性にに国を動かしていくことは困難であるがそれを期待するしかないだろう。

国民の多くの信任を得て政権交代が実現し、何が変わるのかを見ることが最大の関心事である。裏切られた時の国民の怒りは凄く、大きな力に変わることだけは間違いないだろう。


変われるのか日本

シンガポールF1

9月25日から27日のシンガポールでの2回目の公道を走るF1。

Marina Bay地域では、昨年のF1では12日間に渡り交通規制が引かれた。そのため苦情も多く、今年はPan Pacificホテルや、Suntec City、Millenia Walkの一帯にはタクシーなどの乗り入れを一部認め、交通規制期間も7日間に短縮して23－29日とした。

またMRTは深夜1時15分まで2－3分間隔で運行し650本増便する。それにあわせてバスも最終列車にあわせて深夜まで運行する。

シャトルバスは、City HallとMRT、Bugis駅からSuntec City、Marina Bay地区で運行し昨年から25%増便予定。

昨年初めて開催した経験を生かして、歩行者向けの案内板などを増やして快適なF1開催を目指している。

オクタン価95ガソリン・マレーシア

マレーシアでは、オクタン価95のRON95ガソリンが販売開始された。

現在のオクタン価97のRON97ガソリンは9月1日からRM2.00に値上げされる。

また、RON95ガソリンはRM1.75で販売され、ほとんどの消費者はこれに切り替え利用することになるだろう。

ハイパフォーマンスカーの使用には適さないので注意が必要である。
念のためご自分の車のカタログなどで適切なオクタン価を調べる方が賢明だろう。

Black Eyed Peasコンサート・マレーシア

Black Eyed Peasが、9月25日にSunway Surf Beach, Sunway LagoonでArthur's Dayに出演する。

Arthur's Dayはギネスの誕生250周年の関連行事で、Dublin, New York, Lagosなど150カ国で開催される。主催者は”ギネス”で御馴染みのDiageo社。

しかし、残念なことに今回は18歳以上の非イスラム教徒のみが入場できる。

イスラム教徒女性の飲酒によるムチ打ち判決が議論を呼んでおり、イスラム教徒の入場を制限した。

イスラム政党 The Pan Malaysian Islamic Party (PAS)は、先日もMichael Learnsのコンサート開催の中止を求め、最近ではBeyonce、Rihanna、Gwen Stefani、Avril Lavigneなどのコンサートはイスラム教徒にはふさわしくないと開催中止を度々求めている。

イスラム教徒が見れない処置がとられたため、切符はまだ販売されておりRM100とリズーナブル。


イスラム教

第2四半期GDP回復・マレーシア

マレーシアの第2四半期GDPは当初予想マイナス5.1%を上回るマイナス3.9%。
第1四半期のマイナス6.2%から大きく好転した形である。

政府の緊急財政策の効果を示した形である。景気の底打ちを示したと判断していいのだろうか。

マレーシア政府は巨額のRM67 billionの財政出動して経済のてこ入れをしており、この数値を鵜呑みにすることは危険ともいえる。

マレーシアはアジアでは最大の石油輸出国、ガスは第2番目の輸出国であることを忘れてはならない。

電気輸出で見ると輸出の4割以上を占め現状大きな打撃を受けており今だ回復していない。


アジア経済景気底打ち？

独立記念日パレード中止・ペナン マレーシア

新たに24歳の女性が新型インフルエンザにより死亡し、マレーシアでの新型インフルエンザによる犠牲者は71人になった。

今日現在新たに324人がインフルエンザの症状で入院している。
疑いのある患者は合計1446人、その内217人が新型インフルエンザの感染が確認されている。

またペナン州知事Lim Guan Eng氏は新型インフルエンザの猛威を懸念し、31日の独立記念日の恒例のパレードを建国以来初めて中止することを公表した。

記念式典は中央政府同様に規模縮小で再検討するとしている。


新型インフルエンザの猛威

赤シャツに治安維持法で対抗・タイ

Thaksin Shinawatra元タイ首相は逃亡中のドバイを離れ、モンテネグロに移動したことが公表された。

United Arab Emeriates当局は元首相が反政府運動をドバイを拠点にしてきたことから出国を求め、元首相がパスポートも保有するMontenegroに逃亡している。

またタイ政府は今週末に予定されている赤シャツによる反政府抗議運動については厳しい姿勢で臨む。

バンコク中心のRoyal Plazaにて日曜日の午後に予定されている大規模集会は、治安維持法を適用して対処する。

負傷者など出ないことを祈るばかりである。

セレブシェフ・Jamie Oliverアジア進出

英国のセレブシェフJamie Oliverさんは、アジア地域にイタリアレストラン30店舗展開する計画を公表した。
安全なオーガニック料理を基本にしたファミリーレストランを計画している。

英国では5店舗運営しているが、アジア展開ははTranic Franchisingとして合弁で運営する。

当初は香港、シンガポールに6店舗開店を計画している。
5年以内に中国、日本、台湾、韓国などに展開したいということである。
そのため200億円の資金手当てを計画していると言う。

第一店舗目は香港で180席の店舗を来年夏までに開店させる予定。一人当たり客単価HKD300を想定している。

Oliverさん34歳は1999年に'The Naked Chef'でマスコミに登場し、数百万部の本の売り上げを記録した。また2005年には'Jamie's School Dinners'で英国の食のあり方について大きな議論を呼んだ。

マレーシアの衛星放送Astroでも彼のシリーズは人気があり、個人的にも見る機会が多い。

セレブシェフ

最大手行May Bank株式評価損公表・マレーシア

マレーシアの最大手Malayan Banking Bhd (Maybank)は、今日第4四半期（4－6月）決算で、RM1.12billionの損出を公表した。昨年同期RM703.2 million黒字。

Maybankは、昨年US$3 billionを投入してインドネシアのBank International Indonesia (BII)をほぼ全株式買収、またパキスタンのMCB Bank株20%を買収、ベトナムのAn Binh Bankの15%を買収しており、これらの海外金融機関買収が足を引っ張った。特にパキスタン、インドネシアの株式評価損が大きい。

通年決算は、昨年RM2.9 billionから大きく落ち込みRM692 million黒字になる。配当は8セントを予定している。

しかし政府コントロールの最大手金融機関だけに少々のことがあっても、株式投資先としては安心感があるのだろう。同社の今日の終値はRM6.52。

新型インフルエンザ70人目死亡・マレーシア

3歳児が新型インフルエンザの犠牲者になり、マレーシアでの新型インフルエンザによる死者は合計70人。

明日からクアラルンプール日本人学校も始まるが、新型インフルエンザが決して日本人子弟に広まらないことを祈るばかりである。

保護者の方々にはマレーシアでの新型インフルエンザの猛威を認識していただき、健康管理には特に気をつけていただきたい。

ウイングでも日々の体温測定、手の消毒、教室の換気には細心の注意を払い、夏期講習会の最終日を今日向かえている。

明日以降も新型インフルエンザ対策には最大の努力を払うようにするが、塾生の保護者の方々にも重ねてご協力をお願いしたい。

イスラム教徒女性飲酒でムチ打ち刑(6)・マレーシア

Women, Family and Community Development大臣であるShahrizat Abdul Jalil氏は、Pahang州イスラム教裁判所が彼女への判決見直しをしていることを公表した。

罰金およびムチ打ち刑6回はビールを飲酒したとはいえ、あまりにも厳しすぎその犯罪に釣り合わないとしている。

人権団体や国際的な批判を浴びているこの判決は、どうやら彼女の戦略が国も動かした形である。