ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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航空機のエンターテイメントが変わる

2009年07月24日 | 世界
世界の航空会社は大規模な機内エンターテイメントに投資を毎年して顧客満足度を高めている。

長距離のエコノミー席では5インチのテレビ。映画やゲームが時間を過ごすためには不可欠であった。

しかし、近年のiPodsやMP3などに代表される機器が普及しておりUBSポートと電源を取り付ける動きが広まりつつある。

写真のシンガポール航空やキャセイパシフック航空などがそれである。

米国のデルタ航空はインターネット接続、マレーシア航空は機内での携帯電話接続等も楽しめる。

航空会社が提供するものではなく顧客が自ら選択する傾向が今後強くなるのであろう。

航空会社は原油高騰、世界的な不況、新型インフルエンザなどの複合的な要素で業績を落としているが、機内エンターテイメントは機材の設備投資は勿論のこと著作権など負担は大きく圧し掛かる。

格安航空のRyanair Holdings PLCやAirAsia Bhdは、今後USBポートと電源を有料でサービスする動きになることは間違いない。
逆に航空機エンターテイメント設備を売るパナソニックやRockwell Collins Incなどは苦しくなるに違いない。

どちらにせよ全ての顧客を納得させるサービスが提供できれば、その航空会社の評価は上がるだろう。



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