Maker's Mark
最近では焼酎が主流ともいえるが、学生時代にはよくバーボンを飲んだ。
プレミアム・バーボンであるMaker's Markは、バーボンの故郷ケンタッキー州のなかでいちばん小さい由緒ある蒸留所としてアメリカ合衆国の国定史跡に指定されているそうだ。
通常多くのバーボンは、法律で定められたトウモロコシ比率51%をベースに、ライ麦、大麦麦芽を原料としている。
しかし、Maker's Markはライ麦のかわりに冬小麦を使用し、口あたりがまろやな手づくり風味を醸しだしている。
ライ麦を使用したバーボンは舌にピリッと刺激を与えますが、 手づくりのMaker's Markがあくまでも芳醇でまろやかな味なのは、原料の違いが大きな要素だろう。
日本酒同様に“水は優れた酒づくりの命の源”といわれ、良いバーボンにとって鉄分を含まない純粋な石灰質の湧き水は、ライムストーン・ウォーターと呼ばれている。