wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

ローマ出張2017年版ーボルゲーゼ公園後編

2018-07-29 15:37:06 | ローマ
2017年11月にローマ出張したとき寄ってきたボルゲーゼ公園の3回目の紹介(最終回)です。


動物学博物館を見たあと、公園の外側を囲む道路を歩きます。大型のトラムがけっこうなスピードで走り抜けていきます。



国立近代美術館。建物の左翼には19世紀の作品、右翼には20世紀の作品が展示されているそうです。時間がないのでここもパスします。


フィルダウシー広場というところの噴水。こういった設備がすべて精巧な彫刻で構成されています。


公園の道を進んでいきます。


池に出ました。「湖の庭園」というそうです。


池のほとりには「アウクレピウスの神殿」といういかにもローマ風の建築物が立っています。


公園の森は紅葉で、まばゆい黄金色です。


通りを進みます。


横を見るとこんなふうに整備された庭園です。


公園の出口近くのきれいな噴水です。

これにて今回のローマ紹介は終了です。ローマにはなぜか縁があってこれで4回目の訪問です。新婚旅行のクルーズで寄ったこともありました。やはり、ローマには休日に来たいものです。

横浜スパークリングトワイライト2018 スパークリング花火

2018-07-21 13:47:36 | 横浜
横浜スパークリングトワイライト2018 スパークリング花火を見に行ってきました(2018年7月15日)。

昨年もこの花火大会に見に行きましたが、今年は近所のお友達家族をさそって、大さん橋屋上自由席チケットを入手して行ってきたのでした。昨年から若干花火の種類が変わったようです。今年のようすを紹介します。


大さん橋1Fふ頭に並んで待ちます。ぱしふぃっくびいなすが入港してきました。




大さん橋屋上に上がってみると、ぱしふぃっくびいなすは着岸していました。
今年の夏休みにこの船に乗ることになっています。そのレポートはまたいずれ。


大さん橋と山下ふ頭の間に花火打ち上げのためのいかだが設置されています。


レジャーボートやヨットなども集まってきています。


大さん橋屋上は見物客で埋まってきました。


子供たちは花火を待ち切れず遊びまわっています。


もうすぐ19:30の打上の時間です。


始まりました。
やっぱり近くで見ると、迫力といい綺麗さといい格別なものがあります。
しばらく写真を続けます。









ハートの花火、偶然にもうまく撮れました。
















最後に大型の連続打上があって終了です。
満足しました。


さて、家に帰って21時くらいに夜空を見上げると、南東の空に火星が上っています。南のほうには小さく土星も見えます。さらに南西には木星が明るく見えているはずです(写真には写っていません)。
実は、火星はこの7月31日に15年ぶりの大接近になるのですが、その日に向かってすでにだいぶ大きく見えるようになってきているのです。最接近時の光度はマイナス2.8等になります。都会では街が明るくて、恒星や星座は分かりにくいのですが、太陽系の惑星は明るいので見つけられると楽しいですよ。


火星の写真を拡大すると、黄色い星の表面の模様まで見えるようです。

横浜トリックアートクルーズ

2018-07-14 22:09:56 | 遊園地・公園・遊び場
横浜トリックアートクルーズというところに行ってきました(2018年7月7日)。

横浜幻視芸術館という名もついているここは、トリックアート(だまし絵)を気軽に体験できる施設で、横浜ランドマークプラザ内にあります。2次元で描かれた絵(平面)なのに3次元の立体に見えるようなものが多かったです。家族で行ってきました。


4隻の帆船が並んでいますが、


斜めから見ると、3隻になってしまいました。


ソファーが置いてあるように見えますが、


斜めから見ると平面の絵でした。


私の頭がいけにえになってしまいました。


野菜の絵に見えますが、


ひっくり返すと人の顔が浮かんできました。


古い地図の上にランプが置かれています。


ランプの灯りを消すと、ガラスに人の顔が浮かび上がりました。


この絵の中には7匹の動物が描かれています。さあ、どこに何がいるかわかりますか?


後ろの鏡に映ることも考えて一枚の絵を構成するパズル。

ここに写真で紹介したのは一部です。もっとおもしろいトリックアートもありますから、一度どうぞ。

書評「サウンドアンドヴィジョン きれい(鋤田正義)」

2018-07-08 16:14:13 | 書評(アート・音楽)


鋤田正義はデヴィッド・ボウイの数多くの写真を手掛けたことで有名だ。鋤田の写真展はいくつか開催されていたがついぞ見に行けなかったので、本書を入手出来てよかった。本書は、2012年に開催された二つの写真展、「鋤田正義展 SOUND&VISION」(東京都写真美術館)と「鋤田正義写真展 きれい」(パルコミュージアム)の図録のようである。前者は回顧展であり、原点としてのモノクローム写真、ファッション写真、ミュージシャンの写真、映画のスチール写真、最近の風景写真と、バラエティーに富んでいる。後者はミュージシャンの写真が中心である。とくに1970~80年代、ニューウェーブの時代のイギリスや日本のミュージシャンの写真は豊富であり、見ていてなつかしい。
印象的な写真としては、坂本龍一が娘の坂本美雨を抱きしめて幸せそうに見える写真や、腕にサクランボの刺青をしている若かったときの小泉今日子の引き込まれそうな美しさ、などいろいろあった。本書を一言で言えば、見られることを意識して撮られた絵になる写真たちである。