wakabyの物見遊山

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12年ぶりに音楽スタジオに入る

2023-05-03 21:17:13 | 音楽

ひさしぶりに音楽スタジオに入って遊んできました(2023年5月2日)。

ゴールデンウィークは、普段できないことをやってみるいい機会です。今年は昔のバンド仲間と2人で、音楽スタジオに入ってきました。このメンツでは12年ぶり、ということは私自身がスタジオに入るのも12年ぶりということになります。12年前にやった後に、私に子どもができたので、そんなに遊んでいられる状況ではなくなったというのが、この長いブランクの理由です。「スタジオに入る」という言葉は、バンドメンバーなどの複数の人たちがスタジオに楽器を持ち込んで、みんなで音楽を演奏するという意味でよく使われます。

 

秋葉原のスタジオ・グッドマン・アキバ(旧名スタジオ・リボレ)で、練習部屋を2時間借りました。

 

やった曲はオリジナルではなく、2人がそれぞれ好きな音楽を2曲ずつ選曲してきたものです。選曲した本人がボーカルとリズムギターを担当し、もう一人がリードギターを担当するという分担の仕方です。もう一人の人が選曲したのは、マーク・ベノのスピーク・ユア・マインドと、ノーマン・グリーンバウムのスピリット・イン・ザ・スカイという曲です。渋すぎて私は知らないアーチストでした。私が選んだのは、ヴェルベット・アンダーグラウンドのキャンディー・セッズとアイム・セット・フリーの2曲です。計4曲やりました。やったのはいいけれど、練習不足のため途中でコード進行が追えなくなったりで、散々な出来でした。そもそもまともに演奏できるとは思ってなかったけれど、やってみたら想像以上に酷くて...。まともにやろうとしたら、それなりの時間と労力をかけないとダメだということを再認識したのでした。

最後に思い付きで、クラッシュの曲ートミー・ガンとロンドン・コーリングーをやってみたのですが、これが気持ちよくって、カタルシスを感じることができました。こういうシンプルで、思い切り演奏して歌える曲って、テクニックや練習量抜きで楽しめるので、たまのスタジオ入りでやるのに向いているというのが発見ですね。打ち上げのときに、次回スタジオ入りするとしたらパンク・ロックをやりましょうということで話はまとまりました。


マイ・プレイリスト 2023 M-P

2023-03-19 07:45:37 | 音楽

私がスマートフォンでふだん聴いている音楽のプレイリスト(アーチスト名/アルバム名)を、アーチスト名の頭文字でA~DE~Lについて紹介してきました。今回は、続けてアーチスト名の頭文字M~Pをリストアップしました。()内に少しコメントも書いています。とにかく、パンクでも、フォークでも、サイケでも、尖がっていてメロディアスでありきたりじゃないのが好きなのです。

 

【M】

マガジン Magazine / No Thyself(ニュー・ウェイブの中でも特に好きだったバンドの再結成アルバム)

マーヴィン・ゲイ Marvin Gaye / What's Going On

マッシヴ・アタック Massive Attack / Blue Lines

マッシヴ・アタック Massive Attack / Mezzanine(イギリスの歌姫エリザベス・フレイザーが3曲で歌っている。超が付くほど硬質でカッコいいトリップホップ・サウンド。大好き。やっぱりあなたはバンクシーなの?)

マッシヴ・アタック Massive Attack / Protection(別のイギリスの歌姫トレイシー・ソーンが歌っている1曲は上質だが、ほかの曲はふつう)

マイルス・デイヴィス Miles Davis / Bitches Brew [Disc 1 & 2](いまだに色あせないジャズの前衛)

マイルス・デイヴィス Miles Davis / Kind Of Blue

マイ・ブラッディ―・ヴァレンタイン My Bloody Valentine / Loveless

 

【N】

ニール・ヤング Neil Young / After The Goldrush

ニール・ヤング Neil Young / Harvest(ニール・ヤングが好きだけれど、このアルバムは別格で好き。最初の2曲はある意味フォークのミニマル・ミュージック)

ニール・ヤング Neil Young / Tonight's The Night

ニール・ヤング&クレイジー・ホース Neil Young & Crazy Horse / Ragged Glory

ニュー・オーダー New Order / Get Ready

ニルヴァーナ Nirvana / From The Muddy Banks Of The Wishkah

ニルヴァーナ Nirvana / MTV Unplugged In New York(パンクをフォークに変換したら、ものすごい情緒的な音楽になった)

ニルヴァーナ Nirvana / Nevermind(双極性障害のパンク)

ノーラ・ジョーンズ Norah Jones / Feels Like Home

ノーラ・ジョーンズ Norah Jones / I Dream Of Christmas

ノーラ・ジョーンズ Norah Jones / The Fall

 

【O】

オアシス Oasis / Time Files... 1994-2009 [Disc 1 & 2](サウンドは凡庸だけど、メロディーのよさは飛び抜けていい)

オーケストラル・マヌーヴァー・イン・ザ・ダーク Orchestral Manoeuvres In The Dark / Architecture And Morality(スーヴェニア、ジャンヌダルク、オルレアンの少女の3曲は究極のドリーム・ポップだ)

オーケストラル・マヌーヴァー・イン・ザ・ダーク Orchestral Manoeuvres In The Dark / The Best Of O.M.D.

 

【P】

ポール・マッカートニー Paul McCartney / Egypt Station

ポール・マッカートニー Paul McCartney / Tug Of War(ポール・マッカートニーのキャリアの後半では好きなアルバム。ジョン・レノンへの鎮魂歌ヒア・トゥデイは泣ける)

ペンギン・カフェ Penguin Cafe / The Imperfect Sea

ペンギン・カフェ Penguin Cafe / The Red Book(ペンギン・カフェ・オーケストラの息子のバンド。1曲目は宇宙的。京都音博で一緒に写真撮りました)

ペンギン・カフェ・オーケストラ Penguin Cafe Orchestra / Broadcasting From Home(一時期ペンギン・カフェ・オーケストラにはまっていて、今でもスマホに入れている。エリック・サティにもつながる上質なサイケデリック環境音楽)

ペンギン・カフェ・オーケストラ Penguin Cafe Orchestra / Music From The Penguin Cafe

ペンギン・カフェ・オーケストラ Penguin Cafe Orchestra / Penguin Cafe Orchestra

ペンギン・カフェ・オーケストラ Penguin Cafe Orchestra / Signs Of Life

ピンク・フロイド Pink Floyd / Echoes_ The Best Of Pink Floyd [Disc 1 & 2](シド・バレットのいないピンク・フロイドなんて退屈だとずっと思っていたけれど、最近になってロジャー・ウォータース&デヴィッド・ギルモアの作るピンク・フロイド楽曲はイギリス・ジェントルマンの喪失感や無常観を奏でる最高の表現なのではないかと思うようになってきた)

ピクシーズ Pixies / Bossanova

ピクシーズ Pixies / Head Carrier(アメリカのオルタナティブ・ロックの生きる伝説。ベーシストが新加入して久々に出たピクシーズ・アルバムは充実していてうれしい。)

ピチカート・ファイヴ Pizzicato Five / Couples(いわゆる渋谷系の最初?日本の音楽もいけてると気づかせてくれた)

ポーキュパイン・ツリー Porcupine Tree / Closure_Continuation

プログ・ロック Prog Rock / Greatest Ever Prog Rock [I, II, & III](いろんなプログレバンドを紹介してくれる3枚組コンピレーション・アルバム。)

パブリック・イメージ・リミテッド Public Image Ltd. /Flowers Of Romance(ポスト・パンクの代表的アルバム。ものすごい尖がったサウンドを作った張本人キース・レヴィンは2022年末に亡くなった。私が敬愛するギタリストの1人)

パブリック・イメージ・リミテッド Public Image Ltd. / The Greatest Hits, So Far

 


マイ・プレイリスト 2023 E-L

2023-02-11 08:06:38 | 音楽

私がスマートフォンでふだん聴いている音楽のプレイリスト(アーチスト名/アルバム名)について、前回はアーチスト名の頭文字でAからDまで、リストアップしました。今回は、年が2022年から2023年に変わりましたが、続けてアーチスト名の頭文字EからLまでをリストアップしてみます。()内に少しコメントも書いています。

 

【E】

エリック・クラプトンEric Clapton / Happy Christmas(わりとロック・テイストなクリスマス・アルバム)

【F】

フィッシュマンズFISHMANS / LONG SEASON(米国のRate Your Musicで上位にくる世界が認める日本のアルバム)

フィッシュマンズFISHMANS / 宇宙 日本 世田谷

フィッシュマンズFISHMANS / 空中キャンプ(フィッシュマンズではこれが好き、クオリティ高し)

フリートウッド・マックFreetwood Mac / Bare Trees(味わい深い)

フリートウッド・マックFreetwood Mac / Future Games

フリートウッド・マックFreetwood Mac / Greatest Hits

フリートウッド・マックFreetwood Mac / Mystery To Me(ボブ・ウェルチの曲がかっこいい)

フリートウッド・マックFreetwood Mac / Rumours(とにかく売れた名盤)

【G】

ジョージ・ハリスンGeorge Harrison / All Things Must Pass [Disc 1 & 2](ビートルズ解散後初のソロ、名曲ぞろいでサイケデリック)

ゴリラズGorillaz / The Singles Collection 2001-2011(ブラーのボーカリストの別プロジェクト、サウンド良し)

グレアム・コクソンGraham Coxon / Happiness in Magazines

グレアム・コクソンGraham Coxon / The Spinning Top(ブラーのギタリストのソロ、くせになるアコースティック・アルバム)

グレイトフル・デッドGrateful Dead / Anthem Of The Sun(酩酊しているようなお気楽音楽)

ガンズン・ローゼスGuns N' Roses / Use Your Illusion I

ガンズン・ローゼスGuns N' Roses / Use Your Illusion II(ドラマティックで鬼気迫る1曲目のCivil Warがすごい)

【H】

ハットフィールド&ザ・ノースHatfield & The North / Hatfield And The North 

ハットフィールド&ザ・ノースHatfield & The North / The Rotters' Club(カンタベリー系プログレ、これこそドリーム・ポップ)

【J】

ジャー・ウォブルJah Wobble / Alpha One Three(ハイパーな中近東風サウンド)

ジャー・ウォブルズ・インヴェイダーズ・オブ・ザ・ハートJah Wobble's Invaders Of The Heart / Everything Is No Thing

ジェイムス・タイラーJames Taylor / Sweet Baby James(細野晴臣が自分も歌おうと思ったきっかけボーカリスト)

ジャパンJapan / Obscure Alternatives

ジャパンJapan / Quiet Life

ジェフ・ベックJeff Beck / Best Of Beck(1月に亡くなった、唯一無二のギタリストでした)

ジェフ・バックリィJeff Buckley / Grace [Disc 1 & 2](サイケなジミー・ペイジ+初期レディオ・ヘッド的のようで、私の趣味にピッタリ)

ジョン・フルシアンテJohn Frusciante / The Empyrean(レッチリのギタリストのソロ、裏レッチリのような霊的・内宇宙的世界)

ジョイ・ディヴィジョンJoy Division / Substance

ジョイ・ディヴィジョンJoy Division / Unknown Pleasures

【K】

ケイト・ブッシュKate Bush / The Whole Story

キング・クリムゾンKing Crimson / The Condensed 21st Century Guide To King Crimson 1969-2003 [Disc 1 & 2]

【L】

レッド・ツェッペリンLed Zeppelin / Houses Of The Holy

レッド・ツェッペリンLed Zeppelin / Presence 


マイ・プレイリスト 2022 A-D

2022-11-26 08:11:48 | 音楽

私がスマートフォンでふだん聴いているプレイリスト(アーチスト名/アルバム名)を書き出してみることにしました。昔のカセットテープ時代からのウォークマン・ファンなので、今でもソニー製のスマホXperiaに入っている音楽アプリ「ミュージックアプリ」を使っています。ある程度、音質を調整できるので、好みで低音をブーストして聞いています(でも安物の中国製ワイヤレスヘッドホンでは音が良くならない)。

完全に個人の趣味の領域なので、興味のない方はごめんなさい。今回は、アーチスト名の頭文字でAからDまでリストアップしてみます。()内に少しコメントも書きました。

 

【A】

オルダス・ハーディングAldous Harding / Desinger(4ADというレーベルは昔も今も趣味が合います)

アンドレ・メーマリ&アントニオ・ロウレイロAndre Mehmari & Antonio Loureiro / Andre Mehmari e Antonio Loureiro

アントニオ・ロウレイロAntonio Loureiro / Antonio Loureiro(アントニオ・ロウレイロは気持ちいいので多く入れています。印象派クラシック+現代ジャズのようなピアノがいい)

アントニオ・ロウレイロAntonio Loureiro / In Tokyo

アントニオ・ロウレイロAntonio Loureiro / Livre

アントニオ・ロウレイロAntonio Loureiro / So

アズテック・カメラAztec Camera / High Land, Hard Rain(リーダーのロディー・フレームはほぼ同世代。ネオアコではNo.1アルバム)

【B】

バウハウスBauhaus / Crackle

ビーチ・ハウスBeach House / Once Twice Melody (Disc 1 and 2)

ビッグ・スターBig Star / #1 Record & Radio City(ビッグ・スターは相当好きです。リーダーのアレックス・チルトンのサインを持っている)

ビッグ・スターBig Star / Third_Sister Lovers

ブラーBlur / Leisure(ブラーは若いころよく来日公演を見に行きました。少し年下。イギリスらしい)

ブラーBlur / Modern Life Is Rubbish

ブラーBlur / Parklife

ブラーBlur / Ghe Great Escape

ボブ・ディランBob Dylan / Blood On The Tracks

ボブ・ウェルチBob Welch / The Best Of Bob Welch

ボストンBoston / Don't Look Back

バウ・ワウ・ワウBow Wow Wow / See Jungle! See Jungle! (Disc 1 and 2)

ブライアン・イーノBrian Eno / Before And After Science(ブライアン・イーノはいつでも聞けるようにしておきたい。ほんとはギラギラしたおじさんの瞑想音楽)

ブライアン・イーノBrian Eno / Lux

ブライアン・イーノBrian Eno / The Ship

ブライアン・イーノ&デビッド・バーンBrian Eno & David Byrne / My Life In The Bush Of Ghosts

ブライアン・イーノ、ダニエル・ラノワ、ロジャー・イーノBrian Eno With Daniel Lanois & Roger Eno / Appllo_Atmospheres & Soundtracks

バッファロー・スプリングフィールドBufflalo Springfield / Again(昔のニール・ヤング。才気あふれていた) 

【C】

カンCAN / Anthology - Remastered Edition (Disc 1 and 2)

チープ・トリックCheap Trick / In Color(ビッグ・スターにしてもチープ・トリックにしてもそのビートル・チルドレンな美メロにやられるのです)

チープ・トリックCheap Trick / Music For Hangovers [Live]

コクトー・ツインズCocteau Twins / Blur Bell Knoll(コクトー・ツインズは4ADの顔だった)

【D】

デイブ・スチュワート&バーバラ・ガスキンDave Stwart & Barbara Gaskin / The Singles

デヴィッド・ボウイDavid Bowie / 'Hours...' 

デヴィッド・ボウイDavid Bowie / Blackstar(自ら死期をわかって作っている鬼気迫る音楽)

デヴィッド・ボウイDavid Bowie / Lazarus (Disc 2)

デヴィッド・ボウイDavid Bowie / Scary Monsters(デビッド・ボウイで一番好きなのがこれ。ロバート・フリップのギターも暴れまくっているし、とにかくキレてる)

デヴィッド・ボウイDavid Bowie / Station To Station

デヴィッド・ボウイDavid Bowie / The Next Day

デヴィッド・ボウイDavid Bowie / The Rise And Fall Of Ziggy Stardust

デヴィッド・シルヴィアンDavid Sylvian / Secresta Of The Beehive

デレク&ザ・ドミノズDerek & The Dominos / Layla And Other Assorted Love Songs(エリック・クラプトンがわかるようになったのはけっこう最近のこと。昔はなんて退屈な音楽だろうと思っていた)

ダイナソー・ジュニアDinosaur Jr / Green Mind

ドナルド・フェイゲンDonald Fagen / The Nightfly


あつい夏におすすめしたい音楽・第2弾

2022-08-06 07:27:14 | 音楽

「あつい夏におすすめしたい音楽・第1弾」を、2018年8月4日にアップしてから4年が経ってしまいましたが、第2弾をご紹介したいと思います。 

 

1枚目が、2022年2月にリリースされたビーチハウスの8枚目のアルバム、ワンス・トワイス・メロディー。バンド名からして夏らしくて、軽いイメージがありますが、音はポップながら、けっこうシリアスでマニアックです。フランス人女性とアメリカ人男性がアメリカで結成したデュオで、ジャンルはドリームポップとよばれています。本人たちはそういうカテゴライズされることを望んでいないようですが。私は、シド・バレットを始め、サイケデリックなポップ・ロックがとても好みなのですが、最近はそういう方向性の音楽をドリームポップとよんだりするようです。

このアルバムのPVは、アニメーションと歌詞が付いていて、音と映像を楽しみながら歌詞も追えます。この夏、はまっています。

BEACH HOUSE - ONCE TWICE MELODY (LYRIC ANIMATION)

 

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ドリームポップという言葉ができる前から、ドリームポップ的な音楽を作っていたジョイジッパー。こちらは、ニューヨークの男女デュオです。このジャンルは男女デュオが多いんでしょうか。このジョイジッパーというタイトルのアルバムは、2000年にリリースされた1枚目のアルバム。CDに付いていた紹介文で、カヒミ・カリィが「聴いた瞬間に引き込まれてしまった!この1枚で退屈な夏は何処かへ消えて、それは忘れられない時間に変わるでしょう」と書いています。ヴェルヴェットアンダーグラウンドの1枚目のような甘美なイリュージョンが描かれています。

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このアルバムの後にも、2003年、2005年と、2枚のアルバムを出していたのですが、ここ15年以上音沙汰がありません。どうしたのでしょう?と思って、YouTubeを探していたら、こんなのが見つかりました。ロックダウン中の録画ということなので、比較的最近のもののようです。キャンプのテントの中で、息子さん?もいっしょに映っています。彼ららしい、ルー・リードばりの曲です。ニュー・アルバムが待ち遠しいです。

Joy Zipper - Chasing Time