このあいだ、夕方に少し時間ができたので、ふらりと散歩にでました。
徒歩5分くらいのところに水度神社があって、その裏側が鴻ノ巣山になっています。15年くらい前までは鬱蒼とした森のようだったのですが、かなり整備されて明るい散策道になりました。
コバノミツバツツジがきれいに咲いていて、さくら見台からみる景観はすばらしく、少し谷になっていて、桜が咲くころはももいろの雲の上にいるようで、そのころには本とお茶をもってよく訪れていました。
今回も読みかけの本とぶどうジュースを持って出かけました。まだ桜も散り切ってはいないはず。谷を舞う桜の花もきれいなんだよねぇと思い浮かべながら歩いていたのですが、1本道のはずなのにぜんぜんさくら見台に辿り着きません。
あれ、道が違ったのかな。と思ってふたつに分かれている細い道のほうを進んでいくと、菖蒲のエリアにでました。そこにはカメラマンがいて、桜にとまっている鳥を撮影しているようでした。じゃましないようにそうっと通って、ずんずん進んでいるうちに、道が細く険しくなってきました。
え、遭難するのかな。という不安。家からすぐの山なのに。
どきどきしながら険しい道をのぼっていくと、見慣れた散策道にでたのでした。ひゃあ、びっくりした。。
結局さくら見台にはたどり着くことができなくて、途中のベンチに腰掛けて本を数ページ読み、葡萄ジュースを飲んでいるうちに日が暮れて来たので山を下りたのでした。 さくら見台。あれは夢のなかの景色だったのでしょうか。
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