おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

西九条で「未来」

2019-05-28 13:16:41 | 演劇・舞台
先週末、大阪クレオ西・子どもセンターへ、東京芸術座の舞台稽古を観に行ってきました。
舞台稽古ということで、学校関係や演劇鑑賞会、地元の劇団の人などが来られてました。



上演作品は、「未来」。
「いじめ問題」を扱った作品で、学校公演で上演されるようです。

とは言え、「生徒の自殺」をめぐる話なので、学校公演でも、
ちょっと難しいテーマかも知れませんね。



小さなホールで舞台も狭いのですが、かえって声も良く聞こえるし、
物語がストレートに伝わるような会場でした。



あらすじは・・・

高2の時、同級生の男子が自分に「今から死ぬ」と言われ、
自殺してしまったことから、心を病み、
高校を中退してボランティア活動をしている姉、

「いい人になりたいから」

同級生が自殺したのに他人ごとのようにふるまう弟、
でも、死んだ同級生の遺書に彼の名前が書かれていたことから、
家族の苦悩が始まる・・・

様々な人と出会いながら、困難を克服して、
姉弟が再生への道を歩んでいくのですが、
家族の問題、人との出会いや心の交流をリアルに描き出し、
希望を探す姉弟の姿が描かれています。

「ボクは何もしていないんだ。見て見ぬふりをしてただけなんだ」

いじめを受けている同級生、それを傍観している者は加害者と同じだ。
過去に同級生を失って心を病んでいた姉は、
医師の言葉に従い、日記に自分の気持ちを書いていました。
3年の時が流れ、当時の教師や同級生と話したことから、
失っていた自分の「未来」を取り戻す気持ちになるんですね。

弟を促して、自死した同級生の家へと向かうのですが・・・
自死を選んだ同級生は、クラス全員それぞれに宛てて遺書を書いていたんですね。
傍観していたのはクラス全員だったんです・・・

ちょっとくらい話ではあるけど、最後は若い二人が前を向いていく終わり方で、
なんとか、希望が見つけられるかな、という感じでした。

15時開演で、終わったのが16時40分ごろ。
なので、演劇鑑賞会の先輩と二人で、
最寄り駅、西九条のJR高架下の居酒屋へ・・・

「まだ早いんじゃない?」

「大阪やし、やってますよ~」

17時になってなくても、「ガンガン営業中」でした。



早速、生ビールに、いろいろ注文。



「紅ショウガの串カツ、ご存知ですか?」

「えっ、知らない~」

関東出身の先輩は、ご存知ないようです。



ソースに二度付け禁止の大阪名物串カツ、
「紅ショウガ」の串カツは、関西人(特に大阪人!)には、
ソウルフードのようなもんですよね。
「紅ショウガ」天ぷらも、あるし。
ピリリとしておいしい~



生ビールはお腹いっぱいになるんですが、
3杯目は、レモンサワーで。
生ビール298円、レモンサワーは336円やったかな。
ひとり約3000円弱で、お腹いっぱい、ほろ酔いに。



高架下の大衆居酒屋「まんまる」さん。

19時過ぎに終了しましたけど、お店はそこからが書き入れ時ですね。



奥の看板「トンネル横丁」・・そそられますけど、
こういうカオスなところが大阪らしいですよね~

それにしても、1週間で3回も大阪行き。

よ~やる~


吉弥十八番 二日目

2019-05-25 23:56:08 | マイブーム・落語
暑いですね~ 一気に夏ですよ。
もう、トレーナーが着てられへんくらい、暑い~

そんな今週も、水曜日は後輩と吉弥さんの落語会に行ってきました。



6日観連続で、前座も助演もなく、ひとりで口演する「吉弥十八番」。
大阪サンケイブリーゼで、今週火曜日から日曜日まで。
全公演通しで通う人も、中にはいてはるんかしら。

「植木屋娘」は、まだ聴いたことないと思うのですが、
他は、だいたい・・・聴いたことがあるかと。

後輩の都合もあって、水曜日に行ってきました。



ほぼ満員。
米朝一門でも、やはり人気者です。

最初の噺は「ちりとてちん」
出囃子は「どんこ節」、でしたよね??

「ひとりであいつとめます~」という副題通り、
前座がいないので、「携帯電話の電源をお切りください」と、
吉弥さんが、おっしゃってました。

この日は2日目ですが、前日の初日、携帯が鳴ったとか。

「切り方がわからへん人がいはるんですが、
 あの電話のマークのとこ、長押ししたら、たいがい切れますし」

そうなんですか~?
iPhoneは、サイドのスイッチを長押し、画面をタップ、ですよね。

初日は、良いところで、前の方のお客さんの「いびき」が入ったとか。
ご本人は気付かなかったそうですけど、鳴り物が入る時やったようで、
下座にいた人が言うてはったようです。

「寝てもうても一向にかまいませんよ。
 でも、黙って寝てくださいね~」

「ちりとてちん」は、いつものように軽い感じで、
いつののように、おいしそうに飲んで食べて~

「あれを聴くと、鯛のお刺身で日本酒、飲みたくなりますね~」

後輩がいうてました~
ほんまに!

今回の特筆すべき?は、楽屋を見せる仕掛け、でしょうかね。
広いブリーゼ、中央に赤い毛氈と高座。
舞台の上手、下手の袖の部分がスクリーンで隠され、
上手の方は、吉弥さんの暖簾が見えます。

「ちりとてちん」を口演したあと、暖簾をくぐって楽屋に入るのですが、
同時に、上下両方のスクリーンがあがり、
上手は吉弥さんのお着換え風景が丸見え状態、
下手は、下座さんが丸見え状態になりました。

舞台番の弥壱くん(たぶん・・後方席なのでよく見えないけど)が、
めくりをめくると「桂枝雀」の文字・・・そして、下座さんの鳴り物~

・・・ん? 枝雀さんの出囃子?
(小佐田先生は、先代の歌之助さんの出囃子というてはりましたが)
吉弥さんが、着物を脱ぎ、鏡の前で着替え始めます。

弥壱くんがそれを手伝い、途中で、まためくりをめくる。
「桂吉朝」の文字が、鳴り物の曲が変わります。
これは、吉朝さんの出囃子「外記猿」ですね!

下手の下座さん、お三味線が二本。
太鼓と笛は、米團治さんのお弟子さんの米輝くんと、
吉弥さんの弟子の弥っこくん(たぶん・・・隠れて見えなかったけど)。
赤い毛氈の敷かれた椅子に、前列がお三味線お二人、
後列に、太鼓と笛の二人が並んでます。

着替え終わった吉弥さんが、座ってお茶を飲みかけたところで、
弥壱くんが、めくりをめくり、スクリーンがおりてきて、
「桂吉弥」の文字、そして、鳴り物が「真室川音頭」の出囃子・・・

この日2本目の、「お玉牛」

米朝一門では珍しいとよく言われるそうです。
・・・艶噺になりますよね。先代春団治さんのお得意ネタ。
孫弟子になる桂花団治さんに教えてもらったそうです。
ちょっとやらしい?噺も、吉弥さんがやるとかわいい~(苦笑)

このあと中入り、楽屋はオープンにはなりませんでしたね。

中入り後は、長講の「地獄八景亡者戯」。
これは2年前、ラジオ「上方落語を聴く会」の収録で、
ドラマシティで聴きましたね。

長いお話とはいえ、自由な噺ですからね。
師匠の吉朝さんの噺を習ってるようですが、創作したのは米朝師匠。

「登場人物が途中でいなくなったり、増えたり、
 もう、そういうことは、気にしないでくださいね」

という注意事項がありましたけど、相変わらず、新しい時事ネタを入れ、
先ごろ亡くなられた樹木希林さんや内田裕也さんのことも付け加えてましたね。

何より、今回のオンステージが、ショーケンでしたやん~
(前は、たかじんさんでした!)
しかも、いったんひっこんで、どんなカッコしてくるんかと思ったら、
カツラ付けて?白い割烹着ですか?? とにかく白いのを羽織って、
「エメラルドの伝説」を歌ってはりましたね。
やはり、2コーラス目は、替え歌になってましたけど。

♪ 会いたい~ 師匠に会いたい~~~

全体に、とてもライトな感じがしましたね。
力の抜き加減を心得てはるというか。
だって、休みなし、前代未聞、業界初?の6日間出ずっぱり。



お疲れ様でした~~

と言いながら・・・来週も、某所でお目にかかれるハズ~



夢プロジェクト

2019-05-23 23:11:13 | お仕事メモ
小学校の6年生の総合学習の時間を見学して来ました。
たまたま、取材させていただいてる、松明組(勝部の火まつりを支える)の若者が、
子どもたちを前に自分たちのことを話すというので、ご一緒しました。



「夢プロジェクト」というのが、総合学習のタイトル。
いろいろな職業の人を講師に迎えてお話を聞き、
子どもたちの、将来なりたい職業、やりたい夢を探す、というのが目的。

松明組は地域に住む、中学1年から34歳までの男性の団体。
それぞれ、いろいろな職業に就きながらも、800年続く祭りを支え、
地域貢献をしているというところを話していました。

今の子どもたち、ベネッセの統計によると、
小学生のなりたい職業の第1位は、男子はサッカー選手、女子はパテシェ。
・・・ケーキ屋さん、というより、パテシェなんや~
そして、野球選手やなくて、サッカー選手なんや~

他の統計などを見ていると、ゲームクリエイターとか、
ユーチューバーというのも、上位にきてるらしい。

先生の話では、夢を見つけられない子どもが半数はいるようです。
そらそうかもね・・・・こんだけ不景気というか世知辛い世の中やねんから。
大人の生活を見てるもんね、子どもたちも。

6生の女の子のノートを後ろから覗き見ると、
いろいろな職業を書き込んであって、その中に、コンビニ店員、
Youtuberとか書いてあった・・・(ちゃんとローマ字で!)

時代やね~

次女が中学2年生のころ、将来の夢という作文?を書いてました。

・・・20歳で華々しく文壇にデビュー。賞を総ナメし、
35歳で、家族のために家を建て、惜しまれながら引退する・・・

引退するんかいっ! というツッコミを入れつつ、
その話を、大人になってから娘に言いましたよ。

「将来は作家になって、35歳で家を建てるって書いてたやん。
 あれ、どうなったんよ~」

「お母さん、夢は実現でけへんから、夢やねん」

なんじゃそら。

ちなみに、次女は、高校生の時に自分でHPをつくり、
漫画と自作の小説をアップしておりました・・・

大学では漫画研究会に入り、コミケに行ったり、
合宿と称して(漫画研究会に合宿があるんや~)
コスプレ用の衣装を収集したりと、ちょっと、危険臭・・・(苦笑)

でもまぁ、20歳を超えると普通の女子になってましたけどね。
・・・作家ではなかった~(涙)

そういや、学校も行かずにユーチューバーしてる子どもが話題になってましたね。
どうなんやろ~ 学校で学ぶことなく社会で学ぶ、ってありなんやろか。

漢字とか、掛け算の九九とか、学校でないと学べない気もするけど、
いや、パソコンがあれば、何でもやってくれるか~。
・・・高校で習った微分積分は、今となっては必要なかったし・・・

そう思うと、学校って、何を学ぶとこなんやろ。
昔は、学校に行って当たり前って感じやったから、
病気以外で休むなんて、考えられへんかったけど。

嫌なことやいじめられたこととかもありましたよ。
行きたくなかった日もあったし、泣いたこともいっぱい。
それでも、学校は行くもんやと思ってた・・・

そういえば次女が(またまた次女の登場ですが・・)
小学生の時に、ひとりでお風呂に入ってて、
何気に、お父さんの髭剃りで、自分のまゆ毛を剃ってしまったことがありました。
・・それも、両方のまゆ毛を!

「お母さ~ん」て、呼ぶからお風呂場に行って、もうびっくり!

「ど~したんよ~ なんで剃ったんよ~」

「いらんかな~と思って~~」

「え~っ、なんでやねん~」

娘の顔を見て可笑しいやら泣けてくるやら。
まるで、平安時代の麻呂のような、ちょっとマヌケな顔やし・・・
長女もダンナもびっくりして、もう、大騒ぎ。

「海苔貼ったら」

「マジックで書くとか」

クレヨンしんちゃんじゃあるまいし・・・

でも、そのまま学校へ行かせて、みんなに笑われたらどうしよう・・・
本人はどう思ってたのかしらんけど、私は気が気やなく、
連絡帳に、先生へのお手紙を書き、次女の顔には、
まゆ墨でうっすらまゆを描き・・・お化粧が下手な母なのでうまく描けず・・

それでも、次女はちゃんと学校へ行き、
先生も対応してくれたようで、友だちに笑われることもなく(たぶん)
その後も休むことはなかったですね。

1か月ぐらいかかってやっと生えそろったかなぁ。
たまたま、その間に授業参観があって行ったら、
授業中、親がいる後ろを振り向くたびに、必ず、
まゆのあたりに筆箱を置いておりました~

いろいろあったけど・・・

とりあえずは、普通のお姉さんになりました~

Webゲーム好きではあるけど・・・

なので? やはり? Web関係の仕事をしてますけどね。


ちなみに、「夢プロジェクト」の総合学習があった小学校は、
私の母校です~ 

校舎は新しくなったけど、校歌は昔のまんま、でした~

みんな、どんな夢を持つんやろうなぁ。


うえほんまち

2019-05-22 23:07:35 | 日々のつれづれ
先週末、近畿演鑑連の交流集会が大阪でありました。
上演作品を決める企画会議で何度か、近畿の他の演劇鑑賞会の方とお会いしてますけど、
今回は、ひこねの幹事メンバー9人で参加。総勢80人ほどが集まりました。



場所は、大阪上本町。
うえほんまち、と読みますが、難波の近くです。

新歌舞伎座の近く、何度か舞台を観に行ったところですね。
JR環状線で鶴橋→近鉄上本町というルートで行ったので、
比較的観光客の波には飲まれなかったです。

午前中、1時間ほど全体会議をしてお昼。
近くの、うえほんまちハイハイタウンで、中華をいただきました。



野菜たっぷりあんかけ麺とチャーハン、飲茶セット。
ランチが食べられそうなお店はいっぱいあるけど、時間もないので、
目についた中華料理屋さんで、みんなでいただきました。



午後は分散会、17時前には終了。
続けて、近くの居酒屋で交流会。
こちらは、ひこねのメンバー5人ほどで参加。
全体では、50人ぐらいかな??



飲み放題付きで3000円ほどやったんやけど、
生ビールがなくて瓶ビール、しかもエビス、珍しいね~

発泡酒にすっかり慣れてしまってるんで、エビスが濃い~~(汗)
なので、後半は?レモンサワーにしました・・・これが、また甘い(涙)

5時半から始まって2時間、7時半には終了したので、
私としては珍しく?二次会まで参加してきました。

場所はハイハイタウンの地下。
九州の名産が味わえるお店で、サバ、馬刺し、辛子レンコンなどをいただきました。
・・・・お店の名前を失念~



先付けに、辛子明太子3種。
これも、珍しいですよね~

ひこねの事務局長(女性!)と二人で参加。
10人ほどでしたが、紀北、神戸の方々とご一緒。
10時頃にお開き。



新歌舞伎座の前を通って近鉄上本町駅へ。



新歌舞伎座・・・なんとも懐かしい~

すっかり酔っぱらって方向がわからなくなってる?事務局長を連れて(苦笑)
滋賀に帰ってきたのでありました~

全国にある演劇鑑賞会ですが、「運動」という意識は、まだまだ薄い私です。
やっぱり、演劇が面白い、楽しい、という気持ちの方が強いですし。

何十年も活動してきた方々は、ほんまにすごいなと思います。
観続けることで劇団を支えている、という意識が強いですしね。

ちなみに、次回の上演作品は青年劇場の「みすてられた島」。
今週末、青年劇場の代表であり制作でもある福島さんが彦根に来られて、
この作品について語ってくださいます~

上演台本を読んだけど、面白かったですよ。
日本から独立をすることになった「島」の騒動、コメディチックな話。

上演は6月21日。

楽しみです!



初夏の陽気

2019-05-19 15:34:50 | 日々のつれづれ
お天気が続きますね~

結婚40周年の温泉旅行にまだ行けてません~
ダンナは毎日お休みなので(汗)私の都合次第なんですけど、
結局、ちまちまと?仕事で段取りがつかず・・・

坐骨神経痛のダンナなので、山登りはあかんやろうし、
長時間の車の運転も不安やし、
(悪化してるわけではないけど、完治はしてないし)
とりあえず、黒部ダムへ行ったときのようにツアーにしようかと、
申し込んでみたのですが・・・

申し込んだツアーがことごとく、携行人数に達せず中止の連絡(涙)
・・・・日程が悪いんですかねぇ。

なので、まだ行先も日程も未定です。
車で、気ままに出かかるのと違って、ツアーもいろいろあるね。
来月は梅雨にはいるかもやし、このままでは、夏になるかも~?

家でぶらぶら・・・
そんな生活もどうやねん・・と思いますが、

「魚釣りでもしたら? 昔よう行ってたやん」

「魚釣りって、金かかるねんで~」

「・・・かかってもやりたかったらやったらええやん・・」

今はやりたくなってことなんやろね。

「市民ホールで、能面つくりの教室やってるけど」

「それは、上沼恵美子のムコはんやん~」

「上沼さんのご主人は、ウクレレもしてはったな。
 まぁ、能面も・・・いっぱいできても困るしね~」

そういえば、上沼恵美子さん、「えみチャンネル」で言うてましたね。

「ありがたいことに、この年になっても仕事さしてもうてますけど、
 主人がね。仕事をやめてから、ウクレレ弾いたり、いろいろやってましたやん。
 あれを見てね、私には無理!って思ったんですよ。
 老後のね、そういう生活は、私にはできひんって思ったんですよ」

ほんまに、わかるような気がする。
もちろん、そういう生活をしてる人を否定するわけではないです。
ず~っとやりたかったことを、やってる人もいてますしね。

たぶん、老若男女いろいろな人と一緒にお仕事をしてきてはるし、
社会とかかわらへん「ひきこもり生活」がピンと来ないんやと思います。


で、「引きこもり生活」してるというダンナに言うたんですね。

「お散歩もええけど、たまには、図書館にでも寄ってきたら。
 きれいになったし、雑誌や新聞もあるで~」

「人がやるようなことを、したないやん」

はぁ? ・・・・意味わからん・・・(汗)

先日、笛吹サークルで、人生の先輩に聞いてみました。

「リタイヤ後のご主人、どうしてはるの?」

とある先輩のご主人は、陶芸教室と仏像を彫ってるらしい。

仏像!? 
仏様は、できあがったら、ありがたいやんって???
仏像がいっぱいできても、扱いに困るやん・・
えっ? 時間がかかるから、そういくつもはできないって?

先日、偶然スーパーで会った友だち(オジサン)は、
仕事が週に3日なので、週2日、レイカディア大学に行ってるって言うてました。
「家の植栽の手入れをしたいから」と、園芸を習ってるらしい。

レイカディア大学というのは、滋賀県社会福祉協議会が開いてる、
シニアの大学です → こちら

ウチのダンナが絶対せえへんことやな。
人と同じことはしたくないねんから~(汗)

けど・・・2時間ドラマや映画ばっかり見てるのも・・・

とりあえず? ダンナを誘って佐川美術館へ行ってきました。



気持ち良いくらいの初夏の午後。



琵琶湖をイメージさせる水、青空と、なんともきれいです。

「ここへ来ると、この水の中にメダカとか飼いたくなるな」

なんてことを言うてるダンナ。



ここへ来た目的は、「木梨憲武展」です。今週末で終わるので。



海外でも展示して話題になりましたね。
全国ツアーで、回ってるようです。

最初のコーナー「街」のところは、ちょっと、
アールブリュットの作品のようなタッチ・構図でしたけど、
段ボールアートやお菓子のパッケージで作った妖精や昆虫とかは、
キャラ設定をイメージしながら作っているようで、
ユニークやし、それぞれに名前があったりして、
やっぱり、才能ですかねぇ。

なにより、楽しそうです。
こういうことができる環境にいるというのが、うらやましいかな。

「オレでも描けそうな絵やん~」 と、相変わらずなダンナ(汗)

「”オレ”のことは誰も知らんし。
 有名人の木梨さんの作品やから、みんな観に来はるねんで~ 
 知らんおっちゃんの絵には興味ないって」

そう思うんやったら、絵を描いてみる~?

「道具がいるし、高くつくで~」

・・・ほんまに・・・

まったく・・・

毎日、ダンナのことを愚痴ってますやん!

本人は、別に今の療養生活? さほど、いやそうでもないねんけどね。


・・・早く、シニア生活に慣れやな~~




60過ぎはまだまだヒヨコ?

2019-05-14 23:25:21 | 日々のつれづれ
締め切りに追われると、ほんま、あわただしく日が過ぎて・・・(汗)
相変わらずの日々です。

世間の10連休。
もう終わりという子どもの日の夜から、ダンナが上げたり下げたり・・・(汗)
なんで?? ナニ食べたん?
いざとなったら救急車・・・と思いつつ、
もう、気になって、寝られへんかったんですが、
本人はもっと寝られなかったようです。

連休明けにお医者に行くかなと思ってたけど結局行かず、
でも、よっぽどダメージがあったのか1週間、禁酒してました。

でも、2日後、7日の朝、私が具合悪くなりました。
うつされた~?・・・って思ったのですが、
私はわりとすぐに復活して、夜にはおうどん食べてました。

「ご主人、連休で疲れはったんちゃいます?」

髪をカットしに行った美容院で言われましたけど、
いやいやいや、休養中のおじさんなので、
連休前も、連休中も、なんら生活は変わりませんから~(苦笑)

ダンナの禁酒に合わせて、私も禁酒。
先週は日々、こんな食事をしてました。



健康番組では、シニアもお肉とか魚とか、
たんぱく質を摂らないとあかん、なんていうてましたしね。
これに、焼きサケに、カレイの干物を焼いたり。
ゆで鶏とか、ローストビーフとかも作りましたよ。
(写メ撮ってないけど~)

なので、今週はなんとか復帰してます~

でも結局、なんやったんでしょうね。
ノロ、でしょうか? 
でも、どこでうつされる??
引きこもりのおじさんが。

私に言うんですよ。

「あんたがなんかもろてきたんちゃうか~?」

「私が?」

「オレはどこもいってないもん」

散歩に行ってたやん・・・というか、

「毎日、猫と二時間ドラマとお散歩、時々草引き・・・もう、飽きたんちゃう?」

「別に」

え~っ、信じられへん~

私は引きこもったりしたら、絶対、病気になるわ~。
・・・お正月しかり、このGWしかり(苦笑)

そういや、若いころ・・・30代かな。

「縁側で赤いちゃんちゃんこ着て猫抱いてる生活に早くなりたい」

なんて言うてた人なんで、ちょうどそれを実践してるようなもんかも。

・・・認知症になりませんよ~に。ほんまに。

アップしそびれてたのですが・・・

4日は地元のお祭り。



子ども神輿は花神輿を入れて、全部で4基。
それでも、低学年はヒモしか持たしてもらえないくらい盛況。

・・・大人のお神輿は担ぎ手不足で、回覧板で募集してましたね(汗)

わが家はだれも参加してないけど、サバ寿司は作りました。



最初、サバ寿司が犯人?なんて疑ったけど、
娘も、私も、伯母も、大丈夫でした~

なんか、夫婦で、ひ弱になったような気がするなぁ。

91歳の伯母は、めっちゃ元気やけど。



三大神社の藤

2019-05-11 23:02:29 | 湖国日記
毎年、連休明けに見に行くんですけど、
今年は8日、大津へ行った帰りに寄ることができました。
・・・・ただし、カメラを持って出てなかったので、iphoneですけど。

今年は、やはり、咲き始めが早かったようですね。

草津市志那町の三大神社。
砂ずりの藤、です。



連休中は、観光バスも来てたようですし、
3日は、サンヤレ祭りとシャトルバスも出てたとか。
すごい人やったんでしょうね。



そういや、去年は花が少なくて、房もあまり長くなく、
残念な年やったんですけど、今年は大丈夫やったみたい。
やはり、天候が左右するんでしょうね。



お世話する地元の人たちもたいへんやろうな~



もう、香りがすごくいいんですよね。





香りにつられて?クマバチがいっぱい飛んでました。
藤の蜜がクマバチの好物らしくて、ブンブン飛んでます。



房が長いですよね~
1mぐらいまで、伸びるらしいですよ。



青空の下の藤。
ちょっと、ピークを過ぎてますけどね。



境内の入ったところには、若い藤の棚もあります。
こちらは、あまり長くならない藤のようです。



管理協力金は、200円。

来年も、きれいに咲きますように~


いたましい事故

2019-05-09 23:57:54 | 日々のつれづれ
ニュースを色々見すぎて?夕べは寝られませんでした。

朝から大津へ行ってたので、私が通った近江大橋のすぐそばで、
私が通った時間のすぐあとで、あの痛ましい交通事故があったなんて。

あそこは、たまに通る道です。
家へ帰る時は、必ず、あそこで右折しますからね。
時間によれば、右折車がめっちゃ混むところです。

事故を知ったのはお昼休憩の時。
一緒にいた人が、同じぐらいのお孫さんがいて、
娘さんからのLINEで、事故があったらしいと。
で、スマホのyahooニュースを見たんです。

どこやろうと思ったら、あの場所やったんですね。
昨年の11月に写真を撮ってます・・・



夕照の道という名前がついてる湖岸道路で、琵琶湖に沿って公園があります。
景色の良い、見通しの良い道路ですけど、交通量は多いですね。



昨年の秋、公園の紅葉がきれいでした。
漕艇場とかがあって、お散歩する人も多いです。
交通量の多い道路を隔てて、スーパーとかマンションとか、
ホテルとかが、公園の向かい側にあるんですけどね。

おそらく・・・信号待ちの園児があそこにいなければ、
単なる車同士の接触事故で終わってたんでしょうね。
でも、犠牲者が出てしまった・・・

ニュースでは、右折車の前方不注意が原因のようですが、
任意になったという、子どもたちを死傷させてしまった直進車の人も、
交通違反の程度?は低いかもですが、前方不注意には違いないし、
何より、自分の車が・・・ということで、ショックは大きいでしょう。

車を運転するものとして、同年代のものとして、
しっかりしやなって、思うばかり。

2歳って、かわいいさかりですやん・・・(涙)

園庭のない保育園が云々とか言われてるようですが、
待機児童をなくすために各所が努力して、
そういうところもできてるんやろなって思うし、
どこの町にもありますよ。

今日、仕事中に、地元幼稚園の園児のお散歩の列に出会いました。
地元のおじいちゃんが旗を持って先生方のお手伝いをしてはりました。

私・・とりあえず、園児たちの列とは違う方向に車を回避(汗)
ほんま、ドキドキする・・・

子どもは国の宝。
交通事故の犠牲にならへんように、なんとか大人が工夫しやんと。

二人の子どもさんのご冥福を祈るばかりです。



どぶさる?

2019-05-08 21:32:59 | マイブーム・落語
落語界の感想・・と言いながら、書きかけてアップできず・・・すいません。
急ぎの仕事が入ったりしたので、忙しくしてまして。
娘が休みなので、朝はゆっくりできたのですが、その分夜なべをしてしまい、
結局、相変わらずの日々でした~ (汗)(汗)

気付いたら10連休、終わっちゃいましたしね~(汗)
個人的には、ほぼ、引きこもり状態の連休でしたけど、
唯一遊びに出かけたのが1日でした。
(あと、仕事で2日に出かけはしたんやけど、県内でしたし~)



GWの間に、そこかしこの田んぼでは、田植えが終わってました・・・

さて、トリイ寄席、この日は、米團治・よね吉ふたり会でした。
頭に、「初の」がついてるように、初めてだそうです。
米團治さんは、米朝師匠の息子さんで弟子、米朝事務所の社長さん。
よね吉さんは、吉朝さんの弟子なので米朝師匠の孫弟子です。

トップバッターは、二乗さん。
よね吉さんの会では常連?の噺家さん。
桂米二さんのお弟子さんなので、米朝師匠の孫弟子。

米團治さんとよね吉さんのトークの後なので、
二乗さんのマクラも、米團治さんの話からでしたね。

米團治さんが目がかすむというから肩をもんでたら、
実は、片方の目にコンタクトを二枚してたという・・・
けっこう、知れ渡ってるエピソードですね!(苦笑)

ネタは、「牛ほめ」。
というても、牛が登場するところまで話さずに、
池田のおっさんとこの普請をほめて落とす、というショートバージョン。
聞きなれましたけど、タイトルは「普請ほめ」でいいような。
ほんとによく知ってるネタですけど、演る人で噺の印象は変わりますね。
二乗さん、演り慣れてるって感じでテンポ良かったです。

二番目が・・というても、この日は長講なので、中トリが唯一の出番、
米團治さんの、「らくだ」でした。

いや~、米團治さん、上手いですわ~
もう、絵が浮かびますもんね。
「らくだ」って、けっこう汚い話なんですけど(汗)
言葉遣いとかね。「どぶさる」って、わかります?

「こいつ~どぶさってけつかる」

すごい言葉ですよね。まぁ、「こいつ死んどる」って意味やと思うけど。
そんな言葉がいっぱい出てくるねんけど、なんで上品に?感じるんかしらね。
長講ではあるし、オチの「ヒヤでもう一杯」まで演ってくれたけど、
汚い?ところがあまりなかったような???
同じ噺でも、演る人で変わるんですよね!

ちなみに、1カ所、しっかり、言い間違えはったんですけど、
そこは、すぐに気づいて、ちゃんと笑いにもっていく、さすがです。
・・・ま、日常でしょっちゅう男前な顔とはうらはらに失敗?をしでかすお方なので、
それも、ご愛嬌というところでしょうかね~
人柄が出てきますね!

さて、中入り後、トリはよね吉さんで、これまた長講「中村仲蔵」。
私は初めて聴くんやけど、よね吉ファンの友だちは、何度も聞いてるんで、
ちょっと?食傷気味やそうですが・・・苦笑

でも、聴きながら思ったけど、よね吉さんがこの噺が好きなんやなと。
(米團治さんとの初の二人会で、この噺を選んだというのにも意味があるのかもですが)

実在したという歌舞伎役者の中村仲蔵の、人情噺です。
芝居噺やし、しかも、中村仲蔵という人が、門閥が主軸となる歌舞伎界の中で、
大部屋からトップの名題へ破格の出世をとげた実在の歌舞伎役者。
創意工夫と努力があってこそ、成し遂げたというお噺で、
ラストは泣けてきますよね。会場でも、すすり泣く声が聞こえたし、
何より、ご本人が泣いてはるし~~

終演後、米團治さんがお見送りをしてくださいました。
よね吉さんの落語を、「やりたいようにやってましたね」とか、
おっしゃってましたよね~

社長業もたいへんやけど、トリイ寄席は米團治さんのプロデュースとか。
トリイホール自体が、米朝さんがプロデュースしたようなもので
(オーナーがいうてましたね)
米團治さんが、いろいろ受け継いではるんでしょうね。

感想・・・ちょっと短いですね・・1週間以上も経って、
さすがに、いろいろ忘れてしまってます・・・すいません~(汗)

今月は、再来週に、吉弥さんの会に行く予定。
いろいろ忙しいけど・・・懐具合も・・頑張ろう・・・


トリイ寄席

2019-05-03 23:00:08 | マイブーム・落語
Gw、半ばですね~
さすがに、湖国の道路も、名神高速を筆頭に混みあってるらしい。
3日がお祭りというところも多いしね。
湖西とか、大津とか、草津とか、守山でも、祭りやってましたよ。

わが家のある地元は明日ですね。
なので、サバをお酢に漬けてます!!

それはともかく、令和元年の初日。
大阪へ行ってきました~



それも、外国人観光客がいっぱいのミナミ、難波です。
法善寺横丁の近くにある、上方ビル4階、
トリイホールです~



毎月1日は、トリイ寄席の日。
この日は、米朝事務所の社長兼噺家の桂米團治さんと、
米朝さんの孫弟子である、桂よね吉さんの二人会。
たっぷり、長講の落語を楽しませてもらいました。

始まる前に、トリイホールの支配人の鳥居さん(僧侶)が挨拶。
このトリイホールができる前は、ご両親が「上方旅館」を経営されていたとか。
ウィキペディアによれば、戦前は鳥居家が貸席屋を営んでいたらしい。
空襲で焼けたあと、松竹座など近くの劇場に要請されて、
芸人や役者の泊る旅館を始めたんやそうな。

両親が亡くなった時、現オーナーの鳥居さんは大丸百貨店に勤務、
旅館をたたむことになったけれど、この旅館を使っていた、
古今亭志ん朝さんや米朝さんたちに、大阪にはホールが少ない、
若手芸人のけんさんの場をつくって欲しいと頼まれて、
1991年、バブル絶頂期に、このビルを建てることにしたそうです。

実際に建築し始めたのが3年後、バブルがはじけて、
ビルとともに多大な借財も残ったそうです~
現在、僧侶となった鳥居さん、実は、亡くなった両親は、
本当の親ではなく・・・・という自伝を語りたかったようですが、
残念ながら、お時間になってしまいました!

・・・・う~ん、聞きたい~~(苦笑)

そして開演~

ステージには、ぺらっとした座布団が二枚。
米團治さんとよね吉さんのトークコーナーからです。

打ち合わせがあったのかどうかは知らんけど(多分、なさそう)
よね吉さんがいきなり、ノートをちぎったような?紙を出し、

「いっぺん聞いてみたかったことを、兄さんにお聞きします」

「ほう~そういう展開かいな」

「あの、なんで、私と二人会をしようと思わはったんですか?」

「それは、あんたがヒマやったからやないか~」

会場、納得の?笑いと拍手!

「社長になったらたいへんですねん。
 ヨシモトと違うて、ウチは、2割しかもらいませんねん。
 そやから、やりくりがたいへんで、噺家を遊ばしとけへん」


「兄さんは、米朝師匠の家にお生まれになって、
 ・・・お父さんにも敬語で話してはるんですよ。
 そんな、血筋というか家柄のええとこの息子さんなんですけど、
 なんでか、いつも、自分を貶めて・・・」

「貶めてへんがな! 落としてるだけやがな」

会場、爆笑です。
ほんま、ええ人なんですよね。
サラブレッドやのにちっとも偉そうにしない人なんです。

「お父さんは米朝師匠というすごい人ですけど、ご自分のお父さんが、
 そんなすごい人やというのは、いつごろわかったんですか?」

「・・・やっぱり、小学生くらいのごろかな。
 いつも家の中に内弟子さんがいてるからね。よそとは違う家やなと。
 内弟子さんに面倒をみてもらって、ざこばさんにいじめられたりとか(笑)」

「前の天皇陛下は7歳の時に太平洋戦争が勃発して、
 9歳の時に終戦を迎えて、いろいろ考えられたそうですけど、
 兄さんは、9歳ぐらいの時はナニを考えてはりました?」

「?? 小学生のころやろ?・・・な~んも、考えてない」

またまた、会場爆笑です~ さもありなん?

前座の、桂二乗くんの「牛ほめ」のあと、
米團治さんの「らくだ」、中入りのあと、
よね吉さんの「中村仲蔵」が口演されました。

こちらの感想は‥長くなりそうなので、また次回にでも。

終演後、時間も遅いので、よね吉さんファンの地元の人が教えてくれた、
「立ち寿司」で、友だちと一杯。



畳一畳、幅が半間というようなお店で、
立ったまま食べるんですけど、大阪らしいお店ですよね~



このドアの幅しかないお店です。
リンゴ箱を並べただけのような?四角いテーブルが(50CM幅ぐらい)
二つ、壁に引っ付けて並んでます。
ひとつは先客の女性が二人、あとの一つに、向かい合って立ちます。

奥に厨房があって、その向かい側にもカウンターがあるようで、
そちらにも、お客さんが立ってました。
お店を出た後に、横の路地をのぞいてみたら・・・



確かに! お店のりっぱな?扉がありました~
・・でも、カウンターはスタンド、なんですよ!



落語の感想を話しながら30分あまりの宴。
お寿司も、海鮮ユッケもおいしいかった~

・・・でも、さすがに足だるいな・・・(汗)