おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

真夏の信楽

2023-09-28 12:20:02 | ドラマ「スカーレット」
怒涛の9月も、気づいたらもうお彼岸もすんで・・・でもまだ暑いですけどね。

そのくそ暑い8月初め、信楽に行ってました。
大阪の洸平ファンのお友だちが、「抱き寄せても…」のロケ地と、「土鍋ご飯」が食べたいということで、予定を合わせていたら、こんな夏日になりました。





もう放送が終わって3年以上も過ぎたのに。
こうやってファンが今も「聖地」を訪れるって、すごいですね。
地元民としても、ありがたいなと思います。



「抱き寄せてもええですか」の場所も、カンカン照りで草も茂って・・





ハチさんがお父ちゃんに投げ飛ばされた場所も草ぼうぼうで。



「川原家」の入り口も、まだ残してくれてます。

お友だちが行きたいという場所2か所目は・・・信楽焼の土鍋ご飯がいただける「睦庵」さん。
信楽高校のそばにあります。



さすがに真夏やからか、お客さん少なめでした。



土鍋で地元産のお米を炊く。



炊きあがるまでの間に、お茶碗と箸置きを選びます。



先に、サラダとご飯のお供が運ばれて。



炊きあがり~



今回、私は焼きカレー。
お友だちはミックスフライ。

昼食後は、信楽伝統産業会館へ。
信楽観光協会がこちらにあって、常設展示場と特別展示場があります。
ロビーには、スカーレットに出演した方々の当時のサインがあり(撮影不可)
昨年の秋、窯業試験場が開所した日の、洸平くんの写真(手に持った狸にサイン)があります(もちろん撮影禁止)。
7月に行われた「火祭り」の関係資料が展示されていました。 
入口ドアのそばに、洸平くんが出演した観光PR動画が大きなモニターで流れています。
(撮影・SNS禁止)
PR動画はHPにもアップされているので、撮影してもよさそうなものですが、
なぜかこちらではすべてが撮影禁止になってます。(心が狭いんちゃいますのん?)

窯元散策路にある駐車場に車を止めて、くそ暑いけど散策です。



丸熊陶業のロケ地、山文さんの前を通り・・・



洸平くんがインスタにアップしてた「〇の広場」の狸さんを見て・・・



登り窯跡を拝見して、左方向に坂道をあがっていくと、以前、「鯉のぼり」の土人形を買った、陶房準さんがあります。
向かいに山兼製陶所さん。



洸平くんがナレーションをした、BS-TBS「美しい日本に出会う旅」で紹介された窯元さんです。



おやすみ?してたかもなのに、(発送準備をされてましたね)
陶房準さん、お話を聞かせてくださいました。

ふと、掲載された雑誌や新聞などが並ぶ棚を見て、発見したんですよ。
洸平くんと準さんのツーショット! 
隣の写真はBS-TBS「美しい日本に出会う旅」で紹介された、洸平くんが信楽焼の人形を手にのせている写真。

準さんのお人形が、あの時のプレゼント品に使われたんです。
・・・・当たらへんかったけど~(汗)

聞けば、去年の、窯業試験場の開所式の時に撮影したお写真。
そう、あの、観光PR動画を撮影した時ですね。 → こちら

「番組でお世話になったので挨拶したいって松下さんがおっしゃってくださったので、お会いしました」

お世話になった方にご挨拶したいって、律儀ですねぇ。洸平くん。

「スカーレットが終わって3年も経っているのに、そうやって信楽に来てくださって、PR動画の撮影に出演してくれるってうれしいですね。県民として本当にありがたいなって思います」

「それはやはり、(動画にもご出演の、スカーレットで陶芸指導した窯業試験場の)高畑さんとのつながりが強いからでしょうね。 滋賀陶芸大使もされてるけど、それも高畑さんとの関係があるからやと思いますよ。
今もずっと親しくされてますしね」

本当に、高畑先生のおかげですね。今もつながってくださって、ありがとうございます。

「洸平くんには何度も会われてるんですか?」

「はい。何度かお目にかかってますよ。
ここ(陶房)には来られたことはないんですけど、スカーレットの、火祭りの撮影の時にお手伝いもさせていただきました。
山文さんで撮影してる様子は、ウチのテラスから見えるんですよ。(一段高い場所にお宅があるので)、それを見てましたし(笑)」

なるほど~~

「美しい日本の旅、再放送もされましたけど、放送後はたくさんのお客さんが来られたんやないですか?」

「そうですね。(「美しい日本に出会う旅」の)番組の方から、洸平さんファンが熱くて、SNSもすごいことになってるので、そちらは大丈夫ですか?って聞かれましてね、ウチは大丈夫ですよって。
洸平さんのファンの方は皆さんあたたかい方ばかりです」

「東京の信楽焼のの展示会(松屋銀座のTEIBAN展?)でもお会いしましたよ。
東京の展示会には、洸平さんだけやなく、伊藤健太郎さんも、黒島結菜さんも来てくださいました」

皆さん、高畑先生とつながってるんですね!!
聞けば、7月に、伊藤健太郎くんも信楽に来ていたらしいです。
ファンの集いを、信楽で開催したらしいですよ。
すごいですね。信楽でやるって!

健太郎くんも、(いろいろあったけど)律儀やね!

そういえば、6月から9月まで、CSのチャンネル銀河で、スカーレットを再放送してました。
毎日、2話ずつの放送で、録画して毎日見てましたよ!!

ふと、お店の前を、準さんのご主人(山兼製陶所さん)が通りかかりました。

「主人です。ウチの夫婦もドラマと一緒やねっていうてるんですよ。私がやりたいっていうて、やらしてもらってます」

「奥様は信楽の方ではないんですか?」

「信楽の生まれですけど、陶芸とは全く関係がなかったんですよ」

「そうなんですね~」

もう少しお話をしたかったけど、とにかく暑くて。
準さんも、お仕事の手をとめてくださってるので申し訳なく、おいとましました。

そして、この日も、卯山窯さんにも立ち寄り。



「この間、伊藤健太郎くんが信楽に来てね」

「なんかそうらしいですね!」 

「ファンクラブの集いをしはったらしくて。抽選に外れた人もたくさん信楽に来てくれてはってねぇ」

「うれしいですね。信楽が健太郎くんにとっても特別な場所っていうのが」

「うちにも挨拶にきてくれはったんですよ。ふと見たら、表に立ってはってね、暑いし、お店に招き入れて。
そしたら店にお二人、(ファンの集いの)外れファンの方がいてね、『え~~っ』ってなって」

「そら、びっくりしますわ」

「感動して、涙流してはったよ」

「へぇ~、うれしいですよね~」

「健太郎くんも、スカーレットの時にお世話になった人に挨拶をしたいって思ってくれて、一人で来てくれはったん。せっかくやし、一緒に写真を撮ってもらいたかったけど、そういう間はなくて、サインだけいただきました」



健太郎くんにとっても、信楽は特別な場所になってくれたんやね。

最近、あちこちで聞くのが、「八郎さんは途中退場するはずやった」という話。
(洸平くんも言うてましたしね)
この日は、準さんでも卯山さんでもお聞きしたのが、
「伊藤健太郎くんの方が売れる予定やった」
・・・・健太郎くんは、もうすでに人気出てたと思うけどね~

洸平くんの丁寧な役作りもあって生まれた八郎沼。
スカーレットの関係者の予定をも覆したんですね。
途中退場ならぬ、イケオジの八郎さんで復活。新しい家族関係をつくってドラマは終わりました。
そしてその後の活躍がすごい。
・・・もう、この夏から追いかけるのが大変なんやから~~汗

あまりに暑いので、卯山窯の奥様おすすめの、「山本園」のかき氷。



信楽は朝宮茶で有名なお茶どころ。すぐそこが宇治ですしね。
朝宮茶の抹茶ミルク金時かき氷 白玉入り  1000円!

かき氷で汗を引かせて、陶芸の森近くにある窯業試験場へ。
県立の施設で、窯業の研究・育成を行っているところです。



ギャラリーがあって、そこに、洸平くんがサインした壺や、スカーレットの時の陶器が展示してあります。
県の施設やし、土日祝日はお休みなので、平日しか行けないんですよね。



ハチさんが新人賞を取った赤い大皿。となりはキミちゃんの器。



キミちゃんが初めて作った、サニーの珈琲茶碗。



健太郎くんはここにも立ち寄ったようです。
そらそうやね。県の職員である高畑先生の職場ですから。
ちゃんとサインがありました。



この日、卯山窯さんで買った器。
ダンナの焼酎ロック用。
前に買ったのは、大きいっていうねんな。


信楽プチ旅 その3

2023-05-22 10:49:05 | ドラマ「スカーレット」
前に、長浜で珈琲専門店をしている友人に頼まれたミルクピッチャー、
信楽へ行ったときに探してみたけど見つからず・・・卯山窯さんでも聞いてみたけど、心当たりないって。
まぁ、窯元で作るようなものではないとは思うけど。

その話をダンナにしてたら、「行ってみようか」と。
え~~っ、行くの?
ダンナと信楽??

そういや、4月に入ってから、希望ヶ丘とか、烏丸半島とか、週一ぐらい二人で散歩(ウオーキングとまでは言えない?)はしてたけども。

信楽駅のそばにある市営駐車場に車を駐めて。
ぶらぶらっと道路わきにある陶器やさんをチェック。
・・・ミルクピッチャーは、なさそうです。



そのまま、旧伝統産業開館(スカーレット展をやってるところ)を通過して、窯元散策路を歩きました。

前にもダンナと歩いたような気がするけども・・・・

Ogamaさんの登り窯をチラ見して、
いつもお寄りする卯山窯さんは、前を通過。



「〇の広場」の前を通過して、



遺構となった登り窯の前を通って、こちらへ。



陶房「準」さん。
BSTBS「美しい日本に出会う旅」の滋賀県の旅で、洸平くんのナレーションで紹介された陶房。→ こちら
窯元の奥様が、オリジナルの陶人形やアクセサリーを作られています。

この時期なので、五月人形がいくつかありました。
多くは売れてしまっているようですが・・・
見つけてしまいました~~!



かわいい鯉のぼり~



後ろ姿、オシリが可愛い!!

「これ、買ってもいいかな! (次女の次男坊、1月生まれの)べビちゃんに!」

「好きにしたらええやん」

初節句やしね。
買わせていただきました~~~ (8000円ちょい・・・それくらいは持ってた!)

窯元散策路を焼く40分ほどかけて歩きまして・・・
「緋色の商店街」という小さなお土産店の前まで来たのでちょっと立ち寄り。
スカーレット放映以降にできたお店で、空き店舗を利用して作られてます。

で、こちらで、びっくり。
かつで、甲賀市内のスカーレット巡回展で、土山で展示されていた、洸平くんのサインがあったんですよ。
そう、巡回展が継続されて、こちらで展示されてるんですね!1





懐かしい、洸平くんのサイン。
今は漢字フルネームのサインに変ったので!



スカーレットの共演を経て結婚された、林遣都くんと大島優子ちゃんのサイン。
これは前に、テレビ館で展示されてましたね。
懐かしいなぁ~~

1時間あまりの信楽ウォーク。
ミルクピッチャーは、相変わらず見つけられず~~
もう少し大きめなのはあったけど、小さいのは、ないんかもね!



夕飯時の🍺は、卯山窯さんで以前に買ったマグで。
300㏄は入ります!
ダンナの焼酎用に買ったけど、大きすぎるといわれた~~(汗)
飲み過ぎるからもっと小さいのが良いらしい・・・



信楽プチ旅 その2

2023-05-21 13:24:27 | ドラマ「スカーレット」
4月に入って、大阪の友だちと、またまた信楽へ。
なんべん行くねん~って、感じですが(苦笑)

今回の目的は、伝統産業会館の観光動画の確認と、窯業試験場の見学がメイン。

伝統産業会館は、木曜日がお休みなので、火曜日に行ってきました。
入ったところのロビーの大きなモニターに、洸平くんの観光PR動画と、
2年前に公開された、富田靖子さんと福田麻由子さんが甲賀市を紹介する動画が流れてました。
こちらは撮影禁止、アップできないので、雰囲気?だけ(苦笑)

観光PR動画はほんとによくできてるし、字幕対応もすぐにしてくださいました。
が、字幕で1か所、間違ってると思われるところがあったので、友だちと相談。
伝統産業会館の受付の方にお伝えすることにしました。
この日、担当の方はお休みされていたのですが、後日、確認修正してくださってました。
ありがとうございます。対応、早い~~

そしてもう一つの目的でもあるランチはこちらへ。



地元でも昔から人気のお店で牛肉がおいしい。
(洸平くんが食べたかもしれない?・・かもしれないだけで行ってみる私たち~笑)
11時半ごろに入った時は空いてたけど、次々に家族連れがお越し。
お昼から焼肉~!

平日やのに、やはり人気のお店なんやね。



なので? 奮発して、牛石弁当 2480円。



信楽窯業試験場。
県立の施設なので、月~金しか開いてないのですが、ギャラリーがあって、そこに朝ドラスカーレット関連の陶器などが展示されてます。

工業技術総合センター内にある信楽窯業試験場のHPによると、
技術相談、技術指導、研究開発、人材育成、試験機器の使用などを目的とした施設。

陶芸をやりたい人、陶芸家になりたい人などが学びに来ているようです。
学んで、修行して、まだ自分の窯が持てない人が、こちらの窯を使って焼成することもできるとか。
コースもいろいろあって、信楽以外から来る人も多いようですよ。













大きな窯。
写真撮影OKということで、説明をお聞きしながら案内していただきました。



信楽透器も、こちらで研究開発された陶器。
明かりが透けて見える陶器ね。

スカーレット関連の展示物は、何度も見てるけどまた見てしまう。
台本とか、つい読んでしまいますよね。
キミちゃんが穴窯に挑戦し続けるところ・・・ハチさんが苦しい、あのへん~~(わかる人にはわかる!)



Ogamaさんの登り窯。
この日は、カフェがお休みでした~~



観光PR動画で、洸平くんがのぞいていたところ。
当然ですけど、同じようにのぞいてみるよね~~(苦笑)
・・・絵面が違い過ぎるけども(笑)

すぐそばにある、こちらにもお寄りしました。



卯山窯さん。
(まいどまいど、お寄りしてすいません・・・)



信楽透器のランプシェード。
よく見たら、ウサギの彫金。
長浜の彫金金具の職人さんの作だとか。



卯山窯(うざんがま)の名前は、うさぎ年生まれのおじいさまのお名前からとか。
…洸平くんがうさぎ年なのも、ご縁ですかね。



スカーレットの撮影時に会って以来、洸平くんにすっかり沼ってる卯山窯の奥さま。
こちらに訪ねてくる洸平ファンの方に、当時のお話をしてくださるんですよね。
それを聞きたがって、またみんなが行くという~

先日一緒にいった千葉の方がマグカップを購入して、それをTwitterにあげたら、お二人から引き合いがあったらしい。

恥ずかしくて?なかなか買ったカップをTwitterにアップできない私なので、ちょっと反省。
広めて、売り上げに貢献しやんと~~!



卯山窯さん。→ こちら
甲賀市信楽町長野789
TEL:0748-82-0203
インスタグラムは、→ こちら


信楽プチ旅 その1

2023-05-19 23:33:06 | ドラマ「スカーレット」
思えば信楽へ、3月~4月で4回も行ってますね。
お友だちと3回、ダンナと1回。

3月末に行ったときは、Twitterのフォロワーさんの愛知県の方と、その方のフォロワーさんである千葉県の方と3人で行きました。
お二人とも、洸平くんファン。
愛知の方は私よりもだいぶんお若い人で、千葉の方は同年代(いや、少しお若い!)

愛知の方が「信楽に行きたい。だれか連れて行って~」とツィートされてたので、
「ご案内しますよ」とリプライ。
同じく千葉の方が「その日なら私も行けます」とリプ。
ということで、初対面同士3人のトリップとなりました~~

愛知の方は、以前、ご主人と一緒に信楽に来られてるので、今回のご希望が、

①抱きよせてもええですかのロケ地に行きたい。
②土鍋ご飯のお店でご飯を食べたい。
③信楽窯業試験場へ行きたい。

この3点でした。
車でこちらに来るというので、信楽高原鐡道の紫香楽宮駅(信楽駅の2つ手前の駅)の駐車場で待ち合わせしようと。

千葉の方は、新幹線で前乗りするとのこと。
電車で行きますとのことですが、
「京都はホテルがなかなか取れないし高いので滋賀に宿泊」すると。
お宿はどこなのかを聞いたら、なんと、わが家から近いところで!!
なので、その日の朝、ホテル前に車で迎えに行くことに。

なんといっても初対面。
千葉の方はフォロワーさんでもなかったので、お互いに手探り状態(苦笑)
こんな車で行きますと写真を送り、こんな服装ですと写真が送られ・・・便利な時代!

とはいえ、洸平くんファンという共通点のみでも、ちゃんとお話しできるし、旅ができるんですよね!
すごい時代やわ~~(笑)

紫香楽宮駅で待ち合わせ、私の車に乗ってもらって、いざ出発!



ロケ地! いつもながら草をきれいに刈ってくださってます。



ハチさんがキミちゃんに「抱き寄せてももええですか」と言い、そっと抱き寄せた場所。



川原家の入り口。
まだ残してくださってるのがありがたい~



信楽高原鐡道の信楽駅。



お花見バージョンの駅前の巨大たぬき。



旧伝統産業会館。



今もやってくれてる、スカーレットテレビ館のスカーレット展。





川原工房の作業場。



土鍋ご飯を食べさせてくれる睦庵さん。



最初に登場する、土鍋、お米、水‥のセット。
これを土鍋に入れて、ガスに火をつけます。



こんな感じ。



ご飯が炊けるのを待ってる間にお茶碗と箸置きを選びます。
全部信楽焼ね。



3人3様に選びました。



炊きあがったご飯。地元産のお米。



陶板にのせてオーブンで焼いたというハンバーグが運ばれます。
陶器の帽子をかぶって~



ご飯のお供。
エビ豆選んだ人二人。チリメン山椒を選んだ人、ひとり。



陶板で焼いたハンバーグ~

情報交換しながら同じものをいただく。
初対面とは思えないくらい、推しの話は盛り上がる~~



窯業試験場では、思いもよらず、また高畑先生のお話が聞けました。
スカーレットの時に、信楽焼の指導をされた先生。
試験場の先生でもあります。つまりは公務員。



滋賀陶芸大使になった時に書いてくれた、洸平くんのサイン入りのツボ。
文字の間違いは・・・可愛いからOK!(笑)



去年の10月、試験場の開所式に来てくれた時の写真が貼ってありました。
三日月知事と・・・もっとちゃんと貼って~~(苦笑)

10月に来てくれた時に、観光用の動画を撮影したらしく、先生曰く。

「もうすぐ、来月あたり公開されますよ、伝統産業会館で」

お約束通り、4月10日に、公開されましたね。
信楽観光協会の、web上でもアップされました → こちら

これを見て信楽に行きたくなった人、たくさんいると思うよ~

 

雨の信楽へ

2023-04-06 13:08:57 | ドラマ「スカーレット」
4月になりました!
あっという間に時が流れていきますが、3月後半に、信楽に二度も行ってきました。
一度目は、平日は休みにくいという洸平くんファンの友だち二人と日曜日に。
お一人は地元民、焼き物が好きな人なので、今さら信楽でもないけども、お付き合いしていただきました。
もう一人は大阪のお友だち。
年代の異なる3人で、車窓から信楽を味わい、何度もお邪魔してる窯元さんにお寄りしました。



卯山窯さん。
朝ドラスカーレットで洸平くんらキャストが休憩されたというおたく。
奥さまも洸平くんファンですね! 信楽の母っていうてはります!





照明器具にも信楽焼が。
磁器ではなく陶器も、光が透過するんですね。



信楽透器と命名されているこれらの焼き物は、窯業試験場が2009年に開発したそうです。



お湯呑みにもなってるんですね。
内側が真っ白でツルツル!



小さいほうのお湯呑み、撮影時に洸平くんにプレゼントされたとか。

「どの色か忘れたけどね」 と奥さま。



洸平くんや戸田恵梨香さんのサインが書かれた陶板が並んでます。
みんなこれをお目当てにこちらに来るんですよね。
・・・もう、何度も拝見してるけども~~





卯山窯さんのすぐ近くにあるのが、Ogamaさん。



今も残る登り窯が絵になるところ。
ギャラリーもあって、いろいろな作家さんの作品も展示されてます。
リーズナブルなものもあって、そそられました~



平日は作陶など作業をされていることもあって、土日しか開いてないんですよね。
だから、こちらでお茶をいただくのはなんと初めてなんです。



カフェオレはこの器に。持ち手がないカップ。



ホットコーヒーはこちらの器で。

去年の10月に、新しくなった窯業試験場の開所式に松下洸平くんが来てくれて。
プレス発表がなかったから地元の人もニュースで知ったらしいんやけど(私らと同じ)、その時に信楽焼の狸にサインしてくれた写真が駅前の伝統産業会館に飾ってあります。
その写真が、「Ogamaさんで撮ったのかも?」って聞いたので、カウンターの向こうにいたお兄さんに聞いてみました。

「こちらに松下さん、来られました~?」

「いえ、来られてないです~ ボクらも来られてたのも知らなくて~」

「そうみたいですね~~ スカーレットの撮影の時には来られたのかな?」

「いや~、来られたかどうか聞いてないんですけど。来てくれてはったら自慢します!
 松下さんもですけど、やっぱり、西川さんに来てほしいですね。ファンなんで」

同行の友だちが「西川さんなんや~」というので、

「滋賀県民はみんな西川くんが好きやで。滋賀県民の兄貴やし」

カウンターの向こうのお兄さんもうなづいています。
なので、西川くんの地元ライブの時の話をちらりとしつつ・・・いやいや、その話はええねん~ 
焼き物の話にもどった次第。

ちなみにこの日のお昼は、以前にもお邪魔した「かまーとの森」さん。
土日は11時半と12時半のみ予約受付てます。



倉庫のようなところね。
植木鉢を量産されてる会社のようですね。



この日いただいたのは、プレートではなくカレー。
フライドした根野菜のカレー。サラダとスープがついてます。



そして、前に来た時に、卯山窯の奥さまにおすすめされた、朝宮の「洞ノ園」さんにも行ってきました。
雨降りにもかかわらず、お客さんは多め。



お茶どころの朝宮なのでお茶やさんなんですけど、お餅、おぜんざい、わらび餅などを販売。
こちらでもいただけるんです。



火鉢の前の席で、サービスのお煎茶がおいしいので、お抹茶セットではなく単品のわらび餅を注文。



カレー盛り?のように出てきたこのわらび餅がまた、おいしいんですよ。
たっぷりはいって、380円というのも魅力! (安すぎひん?)
もう、おなか一杯になります。

ちょこっとおまけについてくる昆布の佃煮、これもまたおいしくて。
販売もされてるんやけど、これまたお安くて!
ついついいろいろ買ってしまった次第。

帰り際に、伝統産業会館にトイレ休憩がてら立ち寄り、あのサイン入り狸を持った洸平くんの写真を確認。
撮影禁止なので、受付にいたお姉さんに聞いてみました。

「こちらの松下さんは、どこで撮影されたんですか?」

「これは去年の試験場の開所式に来られた時のものですが、この写真は地元の個人のお宅で撮影されたものです。なので、どちらのお宅かというのは言えないんですけど」

なるほど、おそらく仲良くされてるあの方のお宅なんやろうな~と想像。
(スカーレットの撮影の時に、陶芸指導された窯業試験場の高畑先生ね!)

まったりと、食べて、買って、しゃべって・・・女子旅はやめられませんよね!(苦笑)



秋の遠足は信楽へ

2022-11-11 09:56:02 | ドラマ「スカーレット」
先日放送されたNHKEテレの「スイッチインタビュー」、番組制作のプロデューサーさんが洸平くんファンなん?と思うほど、寄り添った番組になってましたね!
前半 → こちら
後半 → こちら

松下洸平くんに出演依頼したときに、会いたい人は?と聞いたら、ジャルジャルさんに会いたい、となって実現したとか。
「スカーレット」の出演が決まった時に、関西弁を覚えたくてYoutubeでお笑いの動画をずっと見ていてジャルジャルが毎日更新しているコント動画「ジャルジャルタワーYoutube」に出会ったのだとか。
面白くて、それから3年、今も毎日見てるらしい。

この番組のプロフィール部分で、「スカーレット」のVTRが流れたんですね。
「キスはいつするんやろう」とかの、八郎さんシーンね。
それを2週も見せられたら、もう信楽に行きたくなりますやん~~(苦笑)
案の定?大阪の洸平ファンのお友だちから連絡が来ました。

「信楽、行きません~??」

先月初旬、信楽にある、県立工業技術センター信楽窯業技術試験所の開所式が行われました → こちら 
元々あった建物が老朽化して、新しく陶芸の森近くにオープンしたのですが、大雨の中、来賓で洸平くんが来てくれたんですね。
洸平くんが来るなんて、公式サイトからも、滋賀県のプレス発表でもなかったし、夕方のローカルニュースで知ったぐらい。
この日は私も仕事やったので、知ったとしても観に行けるわけないのでですが、翌日、地元の友人をロケ地に案内する予定やったので、ほんとびっくりした次第。

そんなこともあって、今月初め、またまた信楽へ行ってきたのです。



移転して新しくなった信楽窯業技術試験場
(ギャラリーを見学できるのは、月~金、9:00~16:30)
中央のドアを入って、通路右側の受付で、氏名と訪問目的、時間を記入します。
(写真撮影OK、SNSアップもOKだそうです!)



入口を入って左側の奥に、見えてますね! 洸平くんが陶芸大使を任命されたときにサインしたあの壺が!!


こちらね!
昨年の春、東京日本橋にある滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」で任命式があり、そこで壺にサインして。
(洸平くんの盛大なちょい太=漢字の間違い~も今では微笑ましい話題に・・ 苦笑)


キミちゃんとタイトルになった壺も、焼かれてこちらに。

スカーレットの台本があったので、受付の女性に、触ってもいいか尋ねたところ、
「ちょっとお待ちください」と事務室内に入って背の高い方とボソボソ・・・

えっ、あ、あの方は!!

「こちらの方に聞いてください」と紹介された方は、なんと、スカーレットの撮影時に、陶芸指導された高畑先生やないですか~!

きゃ~~、ちょっと、かっこええんちゃいます?
公式HPや記事等でお見かけするより、シュッとしてて背が高くて、お若いです。
ちょっと茶髪やし~~ 

どうぞ~と、スカーレットの台本を見せてくださいました。



最初にシナリオがプリントされたA4の紙が渡され、それを修正して白本(右端)になるそうです。
それをまた修正して青本に、最終的に左端の台本となるようです。
中身の比較まではできなかったのですが、窯の温度や割り木の束数など、数字が赤ペンで修正されているのが見えました。
窯業技術試験場が監修した部分がそういうところなんですね。

懐かしい器たちも並んでます。
ドラマの中で使われた信楽焼の器は、すべてこちらで準備されたものだそうです。


ハチさんとキミちゃんがつくったサニーのコーヒーカップ。
お父ちゃんのためにみんなで絵付けしたお皿も、たくさんありますね!
絵付けは、日本画の諌山恵実さんが描かれたそうですよ。お父ちゃんのお顔も!


ハチさんがつくったコーヒーカップ。
「このデザインも、全部ボクがつくったんです」 と高畑先生。

キミちゃんのコーヒーカップ。
「焼いたら2つは割れる」ハチさんが言いましたね。
それが、こちら


見にくいけど、ヒビが~~

「もちろんそうなるように、こちらで作ったんですよ」

そうなんですね。そういう準備を、こちらでされていたんですね。
よみがえるわ~~ あの69話。

ちなみに、先生はこの県立窯業技術試験所の職員。つまり公務員。
ここで、陶芸を学ぶ人たちを指導している方ですね。お仕事はそれだけではないですけども。
そもそも、この窯業技術試験所では、後継者の育成のほか、新たな焼き物の技術開発などを行っています。


こ、これは、武志が割ったあの赤いお皿の欠片??
ハチさんが新人賞を取った赤いお皿。

壊して前にすすむために割ったお皿。信作と金づちで叩いてましたよね!

横を見たら・・・



あ、割れてないのがあるやないですか~~!

「実は2枚用意してまして。スペアのほうを割ったんですよ」 と高畑先生。

良かったですね~~ キミちゃんの笑顔から生まれた赤い色のお皿。
割れずにあって、なんかうれしい。
洸平くんが「ごごナマ」という番組で「1点もの」とおっしゃってたけど、ちゃんと2枚用意されてたんですね。

そして、細かく割った欠片を入れている大皿は、確か、ハチさんが最初に作って、丸熊陶業の敏春さんにダメ出しされたお皿ですよね~??

すいません。「スカーレット」マニアしかわからんことをあれこれ言うてますが・・汗 

開所式、洸平くんは来所してお祝いを述べてくださったけど、届いたお祝いメッセージがボードに貼ってありました。
大島優子さん、林遣都くん、マギーさんらキャストと、脚本家の水橋文美江さん、プロデューサーの内田ゆきさんからのメッセージも届いてました。

多くの人の手を借りて、このドラマが出来上がったんやなあと、改めて思いますね。

「窯業技術試験場やからこそできるんですね。ここは、(展示棚の)向こうに見えてますが、あそこで焼き物を勉強してる者がいるんです。(武志のような人たちねですね!)一般の窯元では大きな窯でまとめて焼くのが普通ですけど、うちには小さな電気釜があるので、少しの量を、すぐに焼くことが出来るんです」

ドラマの協力依頼のお話があった時に、協力できるのは県の機関でもある、こちらしかないなと思われたようです。
窯業技術試験場だからこそ、必要というときに合わせて焼き物が用意ができるし、公平性もあるやろうし。

男前の高畑先生、たくさんお話してくださいました~~
また、お会いできますように!

この日、ランチは、前から気になっていた「かまーとの森」を予約。
(この日は空いていたけど、土日は予約したほうが良いみたいですよ)
ギャラリーを併設したカフェ。
窯元さんの細長い倉庫のようなところにあります~~ →こちら






これも窯のようで、この右側に入り口があります。



アンティックな調度品があって、ジャズ流れるおしゃれなお店ですよ。








これは、ミシンですね!!






プレートランチ、1200円。デザートとコーヒーをつけて1700円でした!

こちらでゆっくりしすぎて(苦笑)
午後からは、いつも寄らせていただく窯元さんへ。



卯山窯(うざんかま)さん。
「スカーレット」の撮影時に役者さんたちが休憩場所として使われたという窯元さん。
この上にあるお住まいが大きくて。
火祭シーンの時にキャストだけでなく、スタッフさんやらたくさんの人がこちらで待機。
丸熊陶業でのシーンで使われた「おにぎり」の炊き出しもされたそうですよ。

先日の窯業技術試験場の開所式の日、時間がない中で、洸平くんが挨拶に寄ってくださったとか。
こちらだけでなく、お世話になったところをいくつか回られたらしい。
同行した市の職員さんがヤキモキされてたそうですが、律儀なそういうところが、皆さんに好かれるところですよね~~

こちらで、「スカーレット」のヒロインを演じた戸田恵梨香ちゃんの熱心なファンの方と遭遇。
信楽詣では、洸平くんファンだけでないようですね。



せっかくなので、卯山窯さんで、焼酎ロック用?の器を購入。
ダンナへのお土産・・・・とりあえずね。
・・・私用は、去年、洸平くんもこちらで買ったというマグカップを買ったから(笑)

駅前の信楽伝統産業会館に、先日の洸平くんのサインがあるというので寄ってきました。
「スカーレット」撮影時のサインもあるのですが、今回は写真入り。
白いTシャツ、デニムのシャツを羽織ってます。
(こちらは撮影不可なんです!)

この日は、陶芸の森でセラミックアート市をやってるにもかかわらず、寄ることもできず。
何度も行ってるとはいえ、旧伝統産業会館のテレビドラマ館をのぞくこともできず。
試験場と卯山窯さん訪問で終わってしまいました。
秋の夕暮れは早いからね。

今度は陶器神社に登って、あと、卯山窯さんでおすすめされた、抹茶くずもちを食べに行かねば!

というわけで、秋の遠足、信楽の旅でした!


オマケ~

この日、大阪からやってくる友だちと、JRの最寄り駅で9時に待ち合わせ。
迎えに行こうと駅に向かってると電話。

「あの~~、次は近江舞子っていうてます。私はどこに向かってるんでしょう・・」

え~~~! それは、湖西線ですやん~!
琵琶湖の向こう側やで~~
そこから山科に向かって琵琶湖線に乗り換えてたら、何時になるか・・・なので、

「下りに乗り換えて、堅田駅で降りてください。迎えに行きますので」と連絡。

道路が空いていたので、堅田駅でそれほどお待たせすることなくお迎え。
思わぬ、琵琶湖大橋経由のドライブとなりました。

「大阪駅から乗り換えなしっていうてたし~~」と恐縮するお友だち。

大丈夫! 近江舞子で気づいたからまだ良かったから~~
信楽着が予定より遅れたけど、こちらも下道ですが、空いていたので問題なく~

帰りは新名神経由で南草津を目指したのですが、平日の夕方やったので、こちらは思い切り混んでましたね。
また、次は通る道を考えよう。


GWに信楽へ 大人の遠足!

2022-05-22 10:48:11 | ドラマ「スカーレット」
GWに、陶器市&作家市でにぎわう信楽に行ってきました。

洸平くんファンの大阪のお友だちが、また信楽に行きたいね~~って、言うたのがきっかけで、じゃ、行ってみる?って(笑)

とはいえ、陶器市をやってるGWに信楽へ行ったことがなくて。
混み具合がどんなんやろうと、いろいろ調べてはみたんやけど、どうも周辺道路がかなり混み合うらしいとのこと。
特に今年は、コロナ以降初めて規制なしで開催されるので。これは、知ってる人に聞いたほうが早いかなと。

ライブとかにご一緒した近所に住む洸平くんファンのお友だちが器好きなので、聞いてみました。
信楽の作家市が大好きで、よく行くらしいし、それが縁で朝ドラ「スカーレット」を観たという人なので。
そしたら、私も行きますわ~!って。

陶器市&作家市をやってる信楽は、やはり毎年道路が混み混みやって。
なので、推し窯、推し作家さんがいる彼女は、毎回、早朝に行くらしいのです。早朝って!?
人気の作家さんのブースは、朝8時に整理券を出すところが多いから、それまでに行くんですって!

へぇ~~~~、滋賀県民やけど、知らんかったわ~
毎年、朝9時を回るとメイン道路の307号は動かないんやって。

彼女と一緒に早朝に行くのは無理っぽいので(早起きはようせん・・・)作家市の会場となる「陶芸の森」で彼女と待ち合わせをするとして、私たちは電車で信楽に向かうことにしました。

何年振りかの、JR草津線→信楽高原鉄道での信楽行きです。
いや~・・・これはこれで、まさに大人の遠足って感じで、楽しかったですけどね!!

草津線の貴生川駅で信楽高原鉄道に乗り換えますが、駅のホームに自動改札があって、JR運賃をICOCAで清算。
そこからは、電車内でうるさいくらいアナウンスされるんですけど、ワンマンカーになるんですね。

「途中の駅では、最前列車両の出口で清算してください。終点の信楽駅では、駅改札で清算になります」
(ほんま、うるさいぐらい、何度も放送されてましたね~~~)

杣川の橋を渡り、雑木林を抜けると新名神の信楽ICが見えてきます。
渋滞してますがな~~~~307号線。
9時半過ぎ、やはり混んでるんやね~~!!


信楽駅到着~~~
たぬきです~~~


ホームにも、この横断幕がかけられたまま!!


改札のところにあった「スカーレット」のポスター、懐かしい~~!!
今も貼ってくれてます!


駅前の大たぬきは、甲賀忍者衣装!


駅前の広場では、恒例の「陶器市」です。


たぬきだらけ~~


猫!! たぬき以外も、ありました~~

信楽駅から、作家市を開催してる「陶芸の森」までのバスが出てるという話ですが・・・来そうにないので、歩いていくことにしました。
約20分ほどなので。


「陶芸の森」は、平成2年にオープンした、焼き物素材に創造・研修・展示など多様な機能を持つ公園ですね。
広大な丘陵地に、陶芸館、伝統産業展示館、創作研修館などがある施設です。→ こちら

ここで毎年開催される信楽作家市は、全国から陶芸作家が集まる陶器市なんですね。→ こちら
秋にも開催されるのですが、秋は信楽の作家さんだけのようです。

なので、陶器好きな人たちが全国からやってくるようです。
陶器の重さを考えると、車で行きたいですもんね!
300台ぐらい収容できる駐車場も、ずっと満杯です。

さて、朝10時前に信楽に着いた私たち。
陶芸の森へ向かう道すがら見つけたのが、「スカーレット」のヒロイン像の参考にされたという神山清子さんの陶房「寸越窯」。



ドラマ「スカーレット」の川原家まんま!のお住まいの前に神山さんのお姿が!
ウチの亡き母が「ひっぱり」と呼んでた作務衣を着て、おうちの前にいらっしゃいました。

「こんにちは~」

声をかけると、気軽に応えてくださいました。

「落ち葉がいっぱい溜まってきたから掃除してもうてるんやわ」

お弟子さん???らしき男性が二人、陶房周辺を掃いてはったんですね。
その方たちにも挨拶をして、おうちの内外に並べられている、(ドラマで)見覚えある神山さんの作品たちを拝見しました。

「どうぞどうぞ」という神山さんの好意に促されて、おうちの中にも入らせていただきました。
ガラスケースの中に、白血病で亡くなった息子さんの作品、「天目茶碗」もいくつか並べられていました。
亡くなる前に、打ち込んで作陶されていたという天目。
略歴を書いたものが、作品の間にありました。



神山賢一さん、1961年生まれ。私らと同世代の方です。

天目は小ぶりの器ですが、独特の光沢、模様が浮かぶ作品たちです。
ひときわ大きめの作品もありました。



これらはみな、非売品。
神山さんにとっては大切な作品というのがわかります。

神山さんの作品たちには値札が付いていましたが、ふと見ると、こんな但し書きが!


「おまけ出来ません」

思わず声に出して読んだら、縁側にいた神山さんが言いました。

「大阪の人とか、すぐ値切らはるやろ? 私でも値切るもん。そやし、そう書いといたら笑ろて(値切るのをあきらめて)くれはるかなぁ思て(笑)」

楽しい方です。
というか、86歳を過ぎて、耳良すぎません~??(苦笑)
神山清子さんの半生記は『婦人公論』に詳しく載っていますね → こちら 

神山さんが穴窯を創るきっかけとなった古信楽の欠片が置いてありました。



室町期の信楽焼なんですね。
ドラマでもキミちゃんが手にしてました!
この寸越窯の周辺で見つかったんやそうです。
(ドラマではたぬきの道でしたね~!)

なので、神山さん曰く、販売されている陶土にこのあたりの信楽の源土を入れて焼いたら再現できたと。
焼くと一言で言っても、穴窯で2週間焚き続けるんやそうですが。

「ドラマは、若い人らが関わって(監修)やってるけど、あのつくり方は私のやり方とは違うんやわ。
でも、違ごてて良かったなって思うてる。私のやり方は誰も真似でけへんから~(笑)」

ドラマのつくりに関してはいろいろ思いがあるようですが(やはりね)
「制作する人もたいへんやったと思う」とのこと。
NHKも、神山さんがモデルというのではなく「参考にした」と言うてますからね。

そして、ドラマでは因縁の???穴窯。
あの当時、信楽でこの穴窯を創ったのは神山さんが最初とか。
今では何人か穴窯に挑戦しているようですが、神山さんのように2週間も焚き続ける人はいないような。
皆さん、それぞれの焚き方、焼き方をされているようです。


焚き口はこちらのようです。


穴窯の、横に作品を入れるところがあります。



2週間の窯焚きで自然に生まれるガラスのようなもの(ビードロ)がついた壁面。
なかなかうまく撮れませんね・・・汗

骨髄バンクのことや、映画「火火」の話、神山さんがいろいろと話してくださって、それはそれは本当に楽しかったのですが、なんせ、車で行ってるお友だちと作家市で合流する約束、待ってくれてるようやし・・・
しかも、ランチを予約していたので、そちらの時間も気になり・・・
ほんと、後ろ髪引かれる思いで、神山さんとお別れ・・・また来ます!



「陶芸の森」、中腹にある白いテントが(小さく見える)作家市のテントです~~
というか、写真はこれだけしか・・・肝心な作家市の様子を撮り忘れました~~(汗)

お友だちと合流、彼女の車でランチを予約しているお店に向かいます!
なんせ、道路が混み合ってる・・・ほんとに。わずかな距離やのに。

というわけで、陶器を買うヒマもなく(作家市を見回ってる間もなく)3人で車移動。
ランチを予約していたお店、テレビで何度も見ている「睦庵」さんへ → こちら


信楽高校のすぐ近くの古民家です。


土鍋でお米を炊くところから。


書いてある通りにしてくださいって。


地元産のお米、やそうです。


火にかけて10分。火を止めてから蒸らし10分。


その間に、並んでいる器から、自分用のご飯茶碗と箸置きを選びます。
選んだら、その器を消毒してくれて、並べてくださいます。


サラダと、選んだご飯のお供(ちりめん山椒、肉みそ・・などなど)が届きます。
メニューは、ハンバーグやフライ、焼き魚などの定食があります。
私たちが選んだのは、チーズインハンバーグ。


ご飯が炊きあがったころ、ハンバーグも焼きあがります。


添え物の野菜と一緒に、陶板に乗せてオーブンで焼くらしいです。

GWとあって、睦庵さんも予約で満杯。
食べ終わると、「今日はありがとうございました~」と言われて、押し出されるように退出です。
いやいや、ほんと、人気のお店ですもんね。予約取れただけでも良かったです。



そこから、この日の目的の一つ、卯山窯さんへ。
以前にも行った窯元さん。スカーレットの撮影時に、キャストのみなさんの休憩所にもなったというところ。
キャストのサインが並んでいるのですが、そこでマグカップを買おうと。

なぜって???
洸平くんがそこで買ったらしいというマグカップだから(笑)
前回行ったときは知らなかったのですが、小耳にはさみ・・・せっかくなので購入。
ミーハーやからね~~



同じカップを持つだけでうれしいというファン心理(笑)
ま、ご本人が使ってるかどうか、知らんけど~



サインのある陶板はこちら。



卯山窯さんのギャラリー、素敵ですよね~



そしてその近くにある、あの「〇の広場」のたぬきさん。
見たらついつい、撮ってしまいますよね。



近くにある、登り窯を利用したカフェ。
また行こうね、と言いながら今回もパス。土日しかやってないはず・・

そして、定番の? スカーレットドラマ館へ。



ずーっと開催してくれてます。







配置は少しずつ変えてはりますよね。



キミちゃんの穴窯。



今回、新たに展示された、八郎さんの衣装。
ジョージ富士川の衣装も展示されてました~

放映中に行ったときに流されてたメイキングビデオも、この日は流れてましたね。
スタッフさんたち、裏方さんたちを撮った、撮影現場の様子です。

ちらりとキャストも映ってて、キミちゃんとハチさんも映ってましたね。

まぁ、懐かしい~~

こちらで、今回の予定は終了。
帰りは、友だちの車でスイスイと。
逆向きはやはり混んだままでしたよ。普段、信楽ICから信楽駅近くまで10分ほどの道なのに、この日は1時間半かかったらしいです。
電車で行って正解でしたね。
しかも、早朝に車で行ってた友だちと合流して、帰りは彼女の車で帰るという、ぜいたくな1日でした。

大人3人の遠足。
誘ってくれた友だち、付き合ってくれた友だち、それぞれのお友だちに、感謝ですね。

ありがとうございました。

神山さんの窯に、また行かねばね!

オマケ・・・

器好きのお友だちが、手作りしたチャームをくださって~!


わかる人にはわかる!チャームです~~ (ふふっ~~)
というか、どうやって作ってるの???

彼女は先月も、こんなかわいいチャームを手作りしてくれて・・・


わかるひとにはわかる?? 
こんなん、手作りできるのがすごいよね!



スカーレットのご縁で

2021-11-07 12:06:31 | ドラマ「スカーレット」
先日、名古屋まで行ってきました。
陶芸家・畠山圭史さんの個展に行きたいなと。
愛知の友だちを誘ったら、一緒に行ってもいいよ、ということになって。
お付き合い、ほんと、ありがとう~~



名古屋駅前、都会やな~~
5月に舞台『スリルミー」を観に行って以来かな。



駅周のフラワーゲートタワーで軽くランチ。

ノブオさんファンで知り合った愛知の友だちとも、もうかれこれ16年来のお付き合い。
9月のノブオさん出演舞台の大阪公演に、県をまたげないからと来れなくて。
6月の、こまつ座『父と暮せば』の愛知公演で会って以来かな。
今年は会えてる方やね。

さて、畠山先生の個展。
焼き物への造詣がある方ではないので、どんなものも猫に小判なんですけど(汗)
朝ドラ『スカーレット』ファンとしては見ておきたいな、と思ったのがきっかけです。
あの、武志が命を削りながらつくっていた、「水が生きている器」。

あのお皿をつくった人であり、陶芸指導、演出アドバイスなどをされたのが畠山さん。
→ こちら

さすがに東京での個展は見に行けなかったけど、名古屋ならいけるかなと。



小さなビルにあるギャラリーでした。



狭い空間ながら、並んでるお皿を見ると壮観です。



”Water and Flame” というタイトルの器。
指をつかい、筆を使い、ロウをつかって・・・焼き上がってから、音がするんですよね。









武志を演じた、伊藤健太郎くんからお花が届いてました。
・・・いろいろあったけど、俳優として頑張るようですよ。

『スカーレット』の撮影に入る前の、ヒロインの戸田恵梨香ちゃん、松下洸平くん、
三津を演じた黒島結菜ちゃん、そして健太郎くんを東京で指導されたそうです。

とはいえ、お高いので(汗)
買ったのはこちら~~



計り売りの器『水の声』。大小さまざまなのがあります。
Ⅰℊが20円。



二つ、100ℊほどを購入~~
アクセサリーを入れたりすると可愛い~~
(アクセサリーって、もってないけど 苦笑)

畠山さんはもちろん在廊されてたのですが、お一人先にいらっしゃったお客様に対応されてました。
私たちは、ゆっくり作品を見ていたんやけど、そこに入って来られた二人の女性客。
畠山さんとお話されてたんやけど、ちらっと見たら・・・
あれ? あの方はもしや???

「やっとお会いできましたね~」

なんておっしゃってる・・・あの方って、あのメガネが見たことある~~ 一般人ではないよね??

友だちが量り売りの器を受付で買おうとしていたら、畠山さんが私たちに声をかけてくれました。

「スカーレットは、お好きですか?」

おそらく、スカーレットファンの方が日々何人も来られるんでしょうね。
で、年齢的にも? このオバサンたちはスカファンやと思われたんでしょう!

「はい!」 って勢いよく答えたら、

「あちらは、スカーレットの音楽の、冬野さんですよ」

きゃ~~!! 

「やっぱり、冬野ユミさんやったんですね!! そうかなぁと思ってました!」

そうです。
スカーレットの劇伴を担当された、冬野さん。
ご一緒の女性の方はマネージャーさんかな?

来月、甲賀市のあいこうか市民ホールで、「スカーレットコンサート」をされるんですよ。
「今頃、今だから、スカーレットコンサート」 → こちら

もちろん、チケットを買ってます。なので、思わず冬野さんに言いました!

「スカーレットコンサート、行きますよ~! チケット買ってます!」

「うわぁ~~、うれしい~~」

「地元民というか、滋賀県なんで」

「えっ、そうなんですか?」

「はい、今日は滋賀県から来ました。信楽ではないですけど~」

それからしばし、スカーレットと信楽のお話をしました。
冬野さんはこの日、なんと信楽からの帰りにこちらに寄られたようなのです。

「スカーレット展、良いですね!」

「良いですね。11月で終わるとか・・」

「もっとやってくださいって言ってきましたよ!」

「先日も、大阪の友だちが来たので一緒に行ったんですが、あ、私は何度も行ってますけど。こんだけのものを無料で観られるなんて~!って、感動してました」

そんなお話から・・・ついつい私が話してしまったのは・・・

信楽は琵琶湖に依存してない町ですね。
琵琶湖から離れているし、町内を流れる大戸川も琵琶湖にそそいでないし(瀬田川)。
昔から信楽焼という伝統産業があるから、女性も働き手で、自立してる女性が多いイメージです。
でも、女性陶芸家はいなかったです。神山清子さんが最初ですね。

リアルな物語でしたね。
ヒロインのキミちゃんには共感することもありましたね。
女性やからと、やりたかったことができないこととか、
それでも結婚して、陶芸に目覚めて、作りたいって思ったこと。
離婚して陶芸家になって、子供が巣立って、一人になった時の気持ちとかも。

そんなようなことを機関銃のように話してました。
すいません~~

「一緒にお写真いいでしょうか?

という厚かましいお願いにもこたえていただき、畠山さん、冬野さん、友だちも一緒にパチリ。
ここでアップはできないけども(汗)
お二人の写真は、了解を得たので・・



お二人の名刺もいただきました。
なので、私の名刺も、厚かましくお渡ししてきました~~笑

なにもんやねん、アンタ~~って感じですが。記念に! 笑

思いもかけない日になりました。
12月8日(水) 18時30分~ スカーレットコンサート。
配信がクリスマスごろにあるようです。
平日の夜やけど、30名の演奏家の皆さんが揃うのが、この日しかなかったらしいです。
大阪ではなく、滋賀の、信楽の地元でできることに意味があるような。

また、あの音楽にひたれるなんて。
きっと、聴いたら、ドラマのシーンを思い出すよね。

さて、畠山さんの個展も今日までです。
私が行った数日後に、『スカーレット』のプロデューサー、NHKの内田Pが来られたそうです。
今もつながっていることが、うれしいですね。

また、こちらで個展をするとおっしゃってたので、また行けるといいな。



海や~ 違う、琵琶湖やで

2021-05-12 23:19:58 | ドラマ「スカーレット」
書こうと思うことはいろいろあるのに、なかなか、追いつきませんが・・・

先月、まだ大阪、京都に緊急事態宣言が出てなかった頃、どうしても行ってみたくて湖北まで行ってきました。
ひとりで、のんびりドライブです~(ちゃんとガソリンも入れて!! 苦笑)

姉川河口公園。





駐車場から、湿地を歩いて湖岸まで。



マルバヤナギ?らしき雑木を抜けると、びわ湖が広がっていました。





ここは、そう、あのスカーレットで、チビキミちゃんが、「海や~~」って言うたところです。



新緑のこの時期は雪溶け水もあって琵琶湖の水位も高いですけど、撮影時はもう1カ月ぐらい前かと。
最終週、キミちゃんが武志たちと行ったのは、昨年2月ごろの撮影ですよね。
あの時、二人が並んだ木々も、今は新芽がまぶしいです。



この辺りで、ツーショット撮ったんちゃいます~??



遠く、小さく見えるのは多景島。

風が強くて・・・海みたいな琵琶湖です。



姉川河口はこの並木の向こうですね。
河口付近は流れもあって湖底も深く、水難事故もあるようですよ。

この日、Twitterで知り合った湖北在住の洸平くんファンの方にお会いしました。
この近くにお住まいのようで、「行きますよ」ってDMを送ったら、会いに来てくださいました。
しばし、情報交換~~(笑)

もともとは、K-POPのアーティストのファンで、その後、藤木直人さんのファンになり、おディーンさんのファンになり、洸平くんの沼にハマったそうです。

「スカーレット」の威力たるや~ (苦笑)

帰り道、長浜の「道の駅、母の郷」でトイレ休憩。



すぐ前の琵琶湖は、風も強く、波が立っていました。



遠くに得るのは長浜の街。



ボチボチ、夕景です。

やっぱり、海みたいですね~~



信楽にて

2021-05-04 18:17:26 | ドラマ「スカーレット」
もう、お腹いっぱいかも知れませんが、とりあえずアップしておきます。
先日の、信楽で撮ってきた写真ね。



信楽駅前の大きな狸。
衣装は、忍者仕様になってますね。

信楽駅前におそば屋さんがあるというので行ってみたのですが・・・お休みでした(涙)
貼り紙を見たら、金土日の三日間の営業やそうです~~~
(平日はご利用が少ないんかしら?? でもそれで商売が成り立つんですかね?? え~??)



昨日アップしそびれてましたね。
宗陶苑さんにあった、スカーレットなごりの?器たち。
全部、登り窯で焼いてはるんですよ~
この色合いがスカーレット、緋色、なんですね。



旧信楽伝統産業会館。
今も開催中のスカーレット展。

分かる人にはわかる、写真ばかりです~~

























何度読んでもほっこりする洸平くんの祝電。
「スカレーット」と書いてるところがおっちょこ「ちょい太発動」な(苦笑)

今回、初めて見たのが、ドラマで実際に使われた、あの「古い信楽焼の欠片」。



キミちゃんの心を「熱ぅした」あの欠片ですね。
前に行った時はなかったような???

ちなみに、現在放送中の「おちょやん」で、ダンナの一平が出来心から不倫→子供どもができる→離婚、という最悪な事態になりました。

でもなぜか、それほど胸が痛まなかったんですよ。(ごめん、千代ちゃん~)
「スカーレット」でのハチさんの時は、あれだけ悶々としたのに~

やってることは一平の方が徹底的に悪いのに、なぜか視聴者として冷静でいられて。
ハチさんは、浮気もしてないのに、なんであんなに胸が痛かったんでしょう~ ほんまに。

「スカーレット」では関係性や心の動きが段階的に描かれたたということもありますね。
「おちょやん」では急に1年が過ぎて、灯子が辞めると言い出すという展開でした。

でも、「おちょやん」では、そのあと泣かされましたけどね~~
毒義母やった栗子さんが伏線やったとは~~~!
あの花かごの送り主が栗子さんで、単なる、継子の千代に対する謝罪からではなく、「あんたの芝居が好きやから」というところがニクイ!
だから、千代ちゃんのあの涙、やったんですね~

杉咲花ちゃんのFMラジオの番組に、寛治役の旺志郎くんと一平役の成田くんがゲストに出てて。
radikoのタイムフリーで聞きましたが、ほんま仲良しでほっこりしました。
次回は8日、成田くんがゲストです → こちら
この3人で逢えるのはもうないとか言って、最後は、花ちゃん泣いてましたね~。

「おちょやん」のセット展示、今回もないようですね。
大阪・・・ほんまに・・・大丈夫なんでしょうか。

そういや、GWの大阪公演のチケット払い戻ししてもらわないと。

・・・今月末の舞台のチケットを持ってるんですけど・・上演できるんかしら~