おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

ステアラで刀剣男士

2021-03-28 22:43:08 | 演劇・舞台
年度末ですが・・・上京してきました。
なんでこの時期に~?ですが、まぁ、応援するノブオさんのお誕生日に合わせて、ですけどね。

お誕生日だからと言って、ご本人に会えるわけでもなく(当たり前!)
コロナ禍では、「差し入れ受付BOX」もないので、お手紙すら渡せません(涙)
もちろん、お花も贈れないし。
もう、こんな時でも観に行くで~ということが、プレゼントのようなものです。

そう思って、行ってきました!



地下鉄の豊洲駅前です。

この辺りは、築地市場が移転したことで知られていますが、埋め立て地なんですよね。
商業的なお店とかは全くなくて、産業ビル?が立ち並んでます。



桜は満開でしたね~

歩いて、ステージアラウンドまで行きます。



この建物のようですね。



こちらです。
若い女性がたくさん来てます!

「刀剣乱舞」
原作は、PC版ブラウザゲーム。
ウィキペディアによると、日本刀の名刀を男性に擬人化(ゲーム上では「付喪神」という設定)した「刀剣男士」を収集・強化し、日本の歴史上の合戦場に出没する敵を討伐していく刀剣育成シミュレーションゲーム。

2015年にミュージカル化、2016年に舞台化、2016年と2017年にアニメ化、2019年に実写映画化されたそうです。

シニアの私にはまったく縁のない世界やと思っていたんですけどね。
応援する俳優さんが出演するとなると、観たくなるやないですか!
もう・・・事前学習しやんと!

舞台作品としては、ウィキペディアによると・・・
ミュージカルとライブの2部構成からなるミュージカル「刀ミュ(とうミュ)」と、ストレートプレイと殺陣を中心とした舞台「刀ステ(とうステ)」に大別されます。

私が観に行ったのはストレートプレイの「刀ステ」です。
脚本・演出は、末満健一さん。

2016年から7作・8作?ぐらい上演してるようです。
殺陣と重厚な歴史ストーリーが魅力的な舞台とのこと。
主役は、擬人化された刀剣男士たちですが、壮大なストーリーには歴史上の人物が登場します。
今回は、「天伝 蒼空の兵 - 大坂冬の陣 -」というサブタイトル。
なので、豊臣秀頼、徳川家康、大野治長、真田信繁が登場します。

で、で、ノブオさんは、大野治長を演じてるんですよ~~

大野治長って、秀頼のパパかも?って言われてる人ですよ!!
ってことはつまり、そんなことが描かれるの???
(いやいや・・・母である淀君は登場しないんですよ~)

あらすじは・・
西暦2205年。
歴史の改変を目論む「 歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった。
時の政府は「 審神者(さにわ)」なるものたちに歴史の守護を命じる。
その審神者の物の心を 励起れいきする力によって生み出された「 刀剣男士」たちは、
さだめられた歴史を守る戦いへと身を投じるのだった。

と言う前段があって、刀剣男士たちは、歴史を書き換えられないように、慶長十九年、大坂に行くのですね。

その頃、方広寺鐘銘事件を発端に、豊臣と徳川の衝突は避けられないものとなっていた。
徳川陣営の偵察を進める刀剣男士たち。
徳川に対抗するために、秀頼方の大野治長は真田信繁を呼ぶよう命令。
やがて、信繁は真田丸を造営する。
大坂冬の陣の要となる出城であったが、未だ歴史改変の兆しは表れていない。
やかて・・

6振りの刀剣男士たちの活躍によって、歴史の改変は食い止められて、
次回作の夏の陣へと続くのですが・・・次回作には、秀頼は登場するけど治長は出ないようです。

今回の会場となったステージアラウンドは、360度回転する舞台。
客席も回るし、円形になった舞台も回ります。

どういうこと?
舞台セットがいくつか、その回る舞台に作られています。
真田丸のシーンとか、階段状の建物内とか、石垣のシーンとか。
場面ごとに舞台が回って(あるいは客席が回って)そこで演じるんですね。
左右に引いていくスクリーンが場面をつないでいくのですが、そこには映像が流れています。
ま、スクリーンやからね。
そして、キャストが、そのスクリーンの手前を歩くことで、次のセットへと進む感じ。

ラストの殺陣シーンは、舞台回ってセットが次々と現れるというダイナミックさ。
そこを、キャストが立ちまわっていくんですよね。
わき役のキャストたちと、刀剣男士たちのスピード感あふれる殺陣シーン。
しかも、客席も回ってて(振動してましたから)
すっごい迫力やったんですよ~~~ 

ちなみに、入場するときには消毒はもちろんですが、やはり座席登録をします。
どこの誰がどの席に座っていたか、追跡できるようにしてから入場します。
もう、係の人も大変ですよね。

終演後は、規制退場。
トイレは消毒作業があるので、終演後の使用はできなくなってました。

そして、そのまま、東京駅へ向かい・・・





いつもなら、観劇後に友だちと女子会をするところですが、今回は無し。
でも、11時開演のこの舞台を観るために朝早く出るのはしんどいので、前日からお泊り。
せっかく、前日から行くのだからと、もう一本、こまつ座の舞台を観てきました!

こちらの舞台の感想は、次回に書きます。



演劇はいかが?

2021-03-23 10:02:16 | 演劇・舞台
相変わらず忙しくしています。
第3週目はお仕事が重なるので忙しいのですが、それ以外に、なんかしらせわしない年度末・・

昨日、サクラの開花宣言が出た彦根。
今月は、毎週のように彦根まで出かけてますね~



それは、演劇鑑賞会の4月例会担当やから。
前にも書きましたが、劇団ピュアーマリー「殺しのリハーサル」の担当なので。

チラシも作ってます。


※ クリックすると大きくなります。


※ クリックすると大きくなります。

演劇鑑賞会の例会で、感染者は出てません。
俳優さんたちも、飲み会やお食事会もせず、清貧な生活をされてるし、
私たちも、感染予防対策をしっかりして上演しています。

4月例会に向けて、勉強会があったり、担当する会員の第表の方とミーティングしたり。
総会もありました。
コロナ禍で、会員の大会が相次ぎ、今、瀬戸際に立ってますが・・・

演劇、いかがですか~??

それでも先週末は、大阪で、23年度に上演する作品の絞り込み=企画会議がありました。
・・・・23年度、ひこねで演劇作品が上演できるのかどうか・・・(汗)

商業演劇もそうですが、劇団や演劇をプロデュースする創造団体は、2年先、3年先を企画してるんですね。
ということは、今年公演する舞台作品は、2,3年前から動いてたものになります。

昨年、コロナ禍で、中止になった演劇作品がたくさんありました。
2,3年(中にはもっと)時間をかけたものができなくなるということは、かなりの損失というのもうなずけますね。
今年は、たくさんの演劇が中止になることなく上演されてほしいです。

最近、人気うなぎのぼりの松下洸平くん。
来月から、主演舞台が始まりますが、7月の舞台も決まっていて、チケットの先行発売が始まってます。
3年前に、びわ湖ホールで観た、こまつ座の「母と暮せば」です。

今のところ、東京公演しか発表されてないのですが、九州でやるらしいと聞き、調べてみました。
どうやら、九州演劇鑑賞会連盟の、8月の例会作品になっているようです。

九州演劇鑑賞会連盟(略して、九演連)は、全国でも鑑賞会運動の熱心な地域で、18団体が加盟しています。
(ちなみに、近畿は8団体=昨年末、1団体が解散しました‥涙)
福岡市民劇場が一番大きくて、5000人以上の会員がいて、公式サイトによると5公演もするようです。
(ちなみに、ひこねは・・・一時期800人ちかくまでいた会員が、今は300人台まで減ってしまいました・・)

全団体で上演されるなら40数回の公演数になるんですが、それだけ公演するんかな。
そうなると1カ月あまり、洸平くんと富田靖子さんは九州滞在することになりますよね。

いずれにしろ、洸平くん人気で演劇を観に来てくれる人が増えてくれたら、演劇ファンとしてうれしいです。
ドラマもいいけど、やはり舞台で、あの繊細な演技を観たいですよね~

来月から始まる舞台で初の主演、座長ですけど、GWの大阪公演はもちろん行きますよ。
番宣なのか、雑誌インタビューもいっぱい出てますね。
それとは別に、月刊「ダヴィンチ」の連載も今月から始まってます。
芝居、歌、ダンス、絵、だけやなくて、今度はエッセイって!
「ダヴィンチ」で連載してる人は2年ぐらいしたら本を出してはるんで、洸平くんも・・・すごいな。

そそうそう、洸平くん!
とうとう、あの「徹子の部屋」にご登場なんですって!! 今週ですよ!

なんか、だんだん遠い人になって行くよねぇ・・・
(もともと、遠い人やけど! 苦笑)

でも、インタビューで、「僕たち舞台人は・・」って言うてたので、はやりベースは舞台かと。
舞台で活躍して欲しいです~

そういや、先日、とある人に言われました。

「久しぶりに、『おかんのネタ帳』を読んだんだけど、松下くんファンに替わったの?」

いえいえ、替わってませんよっ! 
しいていうなら、応援する俳優さんが増えたということで!

ちゃんと、ノブオさんを応援していますよ!
今日は、ノブオさんのお誕生日やし!
(42歳やって! バカボンのパパより年上になっちゃったって!)

明日は、ノブオさんの舞台を観に行きますからね!

・・・なんか、言い訳してます??


あの日のこと

2021-03-12 13:39:28 | 日々のつれづれ
あれから10年ですね。
もう何度もこの日を迎えて、同じことを書いてきたような気がするけど、また書きます。


わが家のスイセン・・

地震があった時、私は仕事中で、いったいナニをしてたのか、
車で移動中やったようで、まったく揺れを感じませんでした。

「今、揺れましたよね?」

直後に行ったところで言われたんやけど、そうでした?って感じで。

仕事先にもどって、「宮城で地震があったらしいよ」と聞いたけど、「そうなん?」ぐらい。

「かなり大きい地震みたいやで、ネットニュースがすごいよ」

そう聞いてから、宮城の友だちに「大丈夫?」というメールを送りました。
でもそのときはまだ、それほど大きな地震やと思ってなくて。

長女は仕事がら、地震発生後、かなり忙しかったらしく、
関係各方面の安否確認の作業があって、残業してたみたいです。
地震が発生した時は、気持ち悪くなるくらい、建物が揺れたみたいやったと。
職場の人みんなが、「めまいしてる」ような錯覚に陥ったって話してました。

・・・コンクリートの建物内で仕事してる友だちも、そう言うてた。
職場の、事務所の人も言うてました。

「めまいしてると思った」って。

関西でも、異常は感じられたんやね。
・・・運転中の私はわからんかったけど。

17時過ぎて帰宅したら、その日休みやったダンナが、テレビを指さして言うんです。

「すごいで、津波が、もう、ほんますごいで」

仙台空港に押し寄せてくる津波。
自衛隊機が流されていくさまを、定点カメラがとらえていたんですね。
それをずっと、実況中継のように見てたらしいのです。

それから、もうずっと、テレビにくぎ付けでした。
いろいろな映像と特番のニュース。

宮城の友だちから返事が来たのは2時間後、6時過ぎでした。

「雪の中を職場から歩いて帰ってきたら、家の中がぐちゃぐちゃで・・」

それでも、ご家族は無事やったそうです。
電気が来ていないので情報が入らず、自分たちの状況が全くつかめていないようでした。
宮城とメールが通じたことがうれしかったけど、ひとまず安否確認だけ。
なんせ、関東の友だちにもメールを送ったけど届かなかったしね。

あの頃はLINEはまだ普及してなかったし。(もうあったのかな)
携帯のメールよりもパソコンのメールの方が届く、みたいなことも言うてたような。

1週間後の彼女からのメールは、「電気が使えるようになりました」でした。
お母様は、1週間、朝ドラが観られなかったのを残念がってたけど、
緊急事態で1週間、朝ドラが放送されなかったので、結局、ちゃんと続きが見られたから喜んでるって。

のんびりとした穏やかな彼女の、なんともノー天気なメールに、ホッとしたものです。
でもね。よくよく聞いてみると・・・

家に津波が来たわけではなかったけど、翌日から浸水が始まったらしいのです。(地下水かな)
ご主人は、お役所勤務なので緊急出勤したまま何日か帰宅せず、勤務先に止めていた自家用車は津波に流されたとか。
食料品を家に買い置きしてたので、週末をなんとか家族で過ごしたけど、休み明けの職場は大混乱してたらしい。

それから、10日ほどかな。
今度は、水道が使えるようになったと、連絡がありました。
その時も、彼女は明るいメールを書いてきてくれてましたね。

7月、当時勤務していた会社の恒例の社内旅行で、東北に行くことになりました。
ボランティアで何かをしに行くというのではなくて、お金を落としに行くという感じです。
ちょっと心が痛かったけど、行くことに意義があると言い聞かせていったんですね。
世界遺産になった中尊寺、宮沢賢治資料館、観光地を巡ってから被災地へ。
岩手から宮城へは、バスで行きました。

テレビで良く見た気仙沼、被災地の様子にバスの中から写真を撮りました。
最初は、うわ~と思って撮り始めたのですが、途中で胸が苦しくなって・・・バスの中も寡黙に。
それほど、目に映る景色が衝撃でした・・・

松島から仙台へ。
ピーカンに晴れた青空、田畑の緑・・・稲ではなく、草の緑です。
そして、その緑の中に、傾いた車だったり、瓦礫がちらほら見えました。
その時の様子は・・・こちら
忘れられない景色です。

飛行機で帰る前に、仙台駅で彼女に会える時間が取れました。
電車が不通になっていたのを、わざわざバスで会いに来てくれて。
会えたことがうれしかったけど、彼女の口から語られた状況に絶句したのも確かです。

のんびりおだやかな人なんですが、かつての職場の仲間が亡くなったこと、生き残った同僚から聞く言葉が悲しすぎたこと。
メールではわからなかったことをいろいろ知るにつけ、私も寡黙になりました。
自分の町の現状を知るにつけて、彼女の心は傷ついていったようです。

先日の地震の時も、びっくりして連絡したら、元気な返事が返ってきました。
気にかけてくれることがうれしいって言うてたけど、やっぱり心配ですよね。

ちなみに、彼女とどうして知り合ったか。
ノブオさんのファン友だちなんですよ~~

同行の同僚にも「どういう知り合い?」って聞かれたので、

「ネットで知り合った人」

と言うふうに答えたら、ちょっと引かれました(苦笑)

でも、そうなんですよ。
ネットで知り合った、ノブオさんのファン友だち。
東京に、ノブオさん出演の舞台を観に行った時とかに何度か会いました。
でも、普段は、メール(今ならLINE)で交流してます。
同年代なので、分かり合えることも多いし、仲良くしてますよ。

いまだに行方不明の人がいます。
原発の問題がいまだ解決されない福島。
10年経っても、変わらずに残されているいろいろな問題。

ここ数日、テレビで放映されている特集番組。
復興は、まだできていないんやなぁと、しみじみ。

祈るしかないです。



ナマ配信ですよ

2021-03-10 23:53:03 | 音楽ライブ
書きかけたままにしてた先月の投稿。
また、改めてアップしますが、ノブオさんの舞台の生配信の話です。

録画したドラマを一生懸命見てるんですが、なかなか減らず(だって、大河とか毎週やし~)
そんな中で、舞台やライブが生配信されるんです。
見たい作品は、リアルタイムに観たいやないですか。
アーカイブがあって、後から何度でも観られる作品は余裕がありますけど、それでもアーカイブはせいぜい7日間ぐらい。

ノブオさんが現在出演中の舞台は、5日間ほどでしたね。
もちろん有料配信です。観に行くよりはチケット代はお安いけどね。

3月6日、松下洸平くんのライブがファイナルを迎え、なんと、生配信されることに!
たぶん、そうなるんやないかとは思っていましたよ。
なんと言っても、洸平くんのお誕生日やし。

医療関係や介護施設にお勤めの方や、家族に高齢者がいる人とか、ライブに来られない人のことを考えてるような雰囲気?でしたしね。

6日のライブチケット、なっかなか取れなかったんですよ。
何度もチャレンジしたけどね。なんせ、キャパ半分やから。500人くらい。
なので名古屋はあきらめて、朝ドラ『おちょやん』の黒子さんの独演会に行きましたよ。
つまり、桂吉弥さんの独演会!! いつもの後輩とね。
大津伝統芸能会館の能舞台です。
毎年あるんですが、去年の9月にあるはずやった会が延期になって。
・・・・落語会の話はまたゆっくりするとして・・・(苦笑)

洸平くんのライブは大阪へ行ったから、まぁええかと思いつつ・・・
配信は期待してましたよ! このご時世やからね。
そしたら、先月24日の東京最終のライブの時に、洸平くんから発表されました。
アーカイブ付きで、12日まで。 
まだ観られますよ。チケットも買えます → こちら

チケットを購入したら、配信が観られるURLが送られてきます。
パソコン、スマホ、テレビ等で、観ることができます。

6日の生配信は17時30分開始。 
その後、編集作業等?があってアーカイブがアップされました。
セットリストは大阪と同じ。
感想等は、アーカイブが終わってからまた書きますね!


そう、あれは、3月3日、お雛様の日ですよ。

次女のところにちらし寿司を届けて。
孫は男の子やけど、ま、毎年作るからね。
持って行っただけですぐに帰宅。わが家でも



こんな感じで夕飯。

その夜です。
私のTwitterに、ダイレクトメールがありました。

・・・急に入院、手術することになり、洸平くんのBDライブに行けなくなりました。
代わりに行ってくださる方を探してます。ギリギリで申し訳ないのですが、いかがでしょうか・・・・

気づいたのが11時半ごろ。
Twitterは本名ではないけど、琵琶湖の近所の住人というのはプロフィールに書いてます。
DMの相手の方も、どうやら県民らしく、近いやろうからと連絡をくださったようなのです。
遠いところの人やと、送付しても間に合わないかもなので。

とはいえ、私は友だちと落語会へ行く予定になってます。
(しかも、ここで運を使うか~?という最前列で!)
どうする~?
大阪在住の洸平くんファンのお友だち(フォロワーさん)が探してたなと思い、そのお友だちに連絡しました。
万が一、その友だちがすでにチケットを入手してたり行けなかった場合は、もう、私が行くしかない。これはご縁やから、って思いましたね。

というのも、友だちの返事が来るまでの間、その方とやりとりしてて。
入院先の病院が、ウチから近い病院やと判明したんです。

チケットを郵送しなくても、取りに行けるとこやん~
もう、落語会の方を誰かに譲ろう・・・と思い始めたら、友だちから返信。
行けます~~って。
・・・私の代打はなくなり~~(笑)
心優しい友人は、入院、手術で行けなくなった人のチケットなので、恐縮しきりでしたけどね。

さて、ここからです。
翌日、その方が入院されてる病院へチケットを受け取りに行きました。
・・・今、病院は面会できないらしく(コロナでね)
付き添いのお母さまが出て来てくださってチケットの売買成立(実費ですよ)

そしてすぐに、そのチケットを大阪の友人あてに、速達の簡易書留で送付しました。
なんせ、この日は4日ですから、翌日の5日には到着してくれないと!
(・・・・翌日の午前中に着いたようです! 良かった!)

さて、ここまでは、そういうこともあるかもって感じですが(あります~?) ここからなんですよ。

家に帰って、そのチケットを譲ってくださった方のお手紙を拝見。
封筒に、住所とお名前が書かれていました。

え~っ?

なんと、わが家から500mほどのところの住所やったんですよ~!

ちかっ!

Twitter上に、あまたいる洸平くんファンの中で、私に連絡をくれるって!!

すごくない?

確かに、滋賀県民と分かる人は少なかったかもやけど。
Twitter初心者という人が、私を探し出せたのがすごいです。

ビックリですよね!

ちなみに、大阪の友人は、感動的で素敵なライブを楽しんできてくれました。
ギリギリのところで、空席をつくらなかった、それがなによりの応援ですし。
良かった、良かった!

落語会を終えて帰宅したら、ちょうど2曲目がはじまったとこでした。
パソコンの前に座る前に、手洗いうがい、トイレも行っておかないとあかんしね。

そして、パソコンの前で約2時間、ライブの生配信を堪能。
セットリストは、大阪と同じ。
衣装も同じ。笑顔も同じ、そして、涙もね。

終了後、テンションアゲアゲ状態で夕飯の準備に突入したのは言うまでもなく(笑)
・・・ま、切るだけ、のお鍋ですけどね。

その夜は、アーカイブをしつこく見て! 
落語会のことはすっかり記憶を上書き??(苦笑)

忙しかったけど、楽しい一日でした~~



殺しのリハーサル

2021-03-09 09:33:21 | 演劇・舞台
気が付いたら、もう3月入ってかなり・・・放置してすいません。
相変わらず、あわただしく過ごしております(そればっかり~汗)

3月2日、彦根に、劇団ピュアーマリーの代表であり制作の、保坂磨理子さんをお迎えしました。



魅力を知ろう会、つまり、次回上演する作品の勉強会です。



次回作品は、これ。『殺しのリハーサル』

世界中のミステリーファン、演劇ファンを魅了してやまない推理劇です。
原作は、あの人気テレビドラマ『刑事コロンボ』を生んだ名コンビ、リチャード・レビンソンとウィリアム・リンク。

コンビでミステリー、なんかエラリー・クィーンみたいですね。
作品の傾向はアガサ・クリスティー。クリスティーを意識して書かれたようです。
作家であり、プロデューサーでもある彼らが、1982年にテレビ映画として書き下ろしたもの。
日本でもNHKで放送され反響を呼んだそうですよ。

テレビ映画用のものを舞台用の脚本にしたのは、D.D.ブルック。
それを、日本語に翻訳したのが、劇団ピュアーマリーの保坂さんです。
つまり、保坂さんは、英語がペラペラなんですね~~



作品の紹介の前に、保坂さんがどうして演劇をプロデュースするに至ったか、
ご自分の履歴をお話してくださったんですが、これまた、ドラマチックで。
しかも、「話下手」と言いつつ、「1年半ぶりにお話しするから」と言いつつ(コロナでね)
お話が面白いんですよね~~ 

参加したのは鑑賞会の会員40人ほどでしたが、みんな楽しく聞き入ってました。

外資系の製薬会社のOLだったころ、演劇が好きで、その見聞のために英国留学。
本場の演劇にふれ、英語を勉強し、日本でも演劇が身近な時代が来ると信じて帰国。
帰国後、ミュージカル『ビッグ・リバー』の日本版を制作するときに通訳として参加。
そこから本格的に演劇の仕事へ。
その後、劇団四季から演劇制作の企画会社を経て、劇団ピュアーマリーを立ち上げたそうです。

演劇鑑賞会の会員さんたちは、その本筋よりも?
結婚を約束した登山家が山で遭難したこと、同業仲間と結婚するも、海外出張から帰国したら別の女性がいて離婚した、とか・・・

そういうことを、淡々とお話されるんですね~



この日のお花。
つくし、フキノトウ、クリスマスローズ、スイセン、沈丁花、まんさく・・・春を感じる花ばかり。
(会員さんがご自宅のお庭にある花をアレンジしてくださいました)

ピュアーマリーの舞台は、7年前の、ミュージカル『パルレ』以来です。
私としては2作品目ですが、その前に数本、鑑賞会で上演してるとか。
主に、海外ミュージカル、海外ミステリーを制作しているそうです。

「なぜこの作品を選ばれたんですか?」

シンプルに、「面白いからです」

上演に向けて、上演台本を読んだりしているのですが、台本の後ろ10ページがフォチキスで止めてあるんです。
保坂さん曰く。

「結末を知らないで観て欲しいから」

『刑事コロンボ』の原作者が書いたこのミステリーは、「フーダニット」と呼ばれる手法で書かれてます。
つまり、「犯人はだれ?」という、犯人捜しの謎解きなんですね。

あらすじ・・
ブロードウェイのとある劇場、誰もいない寂しさ漂う客席に姿を現す劇作家アレックス。丁度その日は恋人であった女優モニカの一周忌。一年前の今日、それは自らの主演舞台初日、彼女は結婚発表を目前に謎の死を遂げた。彼女の死後、行方をくらましていたアレックスは、この日、昔からの仕事仲間であり、あの舞台の関係者であったプロデューサー、演出家、舞台監督、男優、女優等をこの劇場に招集していた。次々と登場するかつての芝居仲間たちとの再会。しかし皆、実は今日ここに呼び出されたことを訝しんでいた。 自殺と処理された女優の死を殺人事件だったと確信するアレックス、真犯人は必ずこの中にいる。これは、それを暴くための「殺しのリハーサル」なのだ。

出演は、アレックスに秋野太作さん。モニカは山本みどりさん。

「犯人はあの人?」 

観客も騙されるお話らしいです。
興味のある方はぜひ、観に来てくださいね~~

次回例会は、4月14日(水)18時30分、ひこね市文化プラザにて。

お問い合わせは、ひこね演劇鑑賞会まで → こちら