うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

7月19日のホスタミニガーデン

2019年07月20日 06時36分28秒 | 自作のホスタガーデン
関東地方、千葉はいまだ梅雨明け前、台風5号のせいで遅れているらしい。わたしはその晴れ間をねらってギボウシを補植してきた。7/3に状況を確認して以来である。作業時間は40分、内容は以下の通り。
・「タマノカンザシ」21VP 1pt を3株に株分けしエッジに植え込む。株分けは時期的に良いタイミングであって鋏で根を切ることなく無理なく手でできる。むろん、POT物だからでもあるが。この品種はあらゆるギボウシの中で開花が遅くてこれから晩秋にかけて芳香ある白い花を咲かせる。
・「エメラルドティアラ」12VP 1pt を3株に株分けしボーダー状に植え込む。
・「寒河江」1株 について、根元周りをサークル状に3センチ程度土を盛る。理由は、またこれからギボウシはおもに開花後初秋頃から根株を太らせて分けつを始め来春以降に備えるはたらきがあるからだ。ギボウシは本来、浅植えが基本だが生長するにつれ根上りしてくるので状況に応じて増し土が必要だ。
・管理業者によって実施し残されたギボウシの開花後の実をチェックし、一部を除去する。




 このホスタガーデンは佐倉の老人ホームの中庭改修工事の一部分である。ここで、あらためてその植栽概要を記したい。
 ギボウシはすべてPOT育成品、面積は15.0㎡、品種23種、草丈が中型から大型品種を53株で構成した。ホスタガーデンは日本庭園の中の地被、草花、低木の密植の中にギボウシの植え付けエリアを設定して作った。ギボウシは植栽材料として極小型、小型や小品盆栽向きとも言える愛玩品種などは性質の弱さを配慮し、あらかじめ対象外とした。一年前に施工したがほぼ枯れはないと言っていい。
 ホスタガーデンは他の植栽デザインと同じように、プラン的には品種ごとに役割を持たせた。ガーデン(庭)として考えるとそのネーミング、品種名称自体はほとんど無意味と言っていい。それは、生の知識として、それぞれの品種の特性、繫殖力、草姿、開花や生育状況をいかに知っているかだと思う。
 また、同一品種や低性種による植えつぶしによる多めの数量は一定程度必要だろう。

 ≪ギボウシ植栽計画内容≫
 ※実際の植付け数量は品種ごとの根株の現状に応じて株分けして増えています。
 大鉢:高性種H30cm以上 10株
寒河江3・スジギボウシ1・ゴールドスタンダード1・薫風2・リーガルスプレンダー1・タマノカンザシ1・ダイアナリメンバード1・長大銀葉1
 中小鉢:低性種H30cm以内 42株
キャプテンクック2・白覆輪ミズギボウシ3・セコンドウインド3・グランドマスター1・マリリン3・黄金ギボウシ2・ジューン1・パラダイスジョイス1・パトリシア1・ゴールデンティアラ1・ドレスブルース3・無銘ギボウシ3・ウラジロヒュウガギボウシ3・サクハナギボウシ4・ツボミギボウシ5

<ギボウシのご注文に際して赤字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。>
 ※各品種の単価一覧表は、R1/5/5付けのこのブログで公開しています。なお、【ご注文にあたって】と【購入時、栽培上の注意事項】もお読みください。また、ブログのトップページからたどる等、必ず、最新の情報をお確かめください。
 ※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。
            

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