8日の立冬も過ぎて、この午前は太陽の陽射しが出てきた。関西では木枯らし一号が吹いたそう。わたしの今までのしょうもない日常は、9月下旬から柿もぎとその配り先のこと、庭弄りは冬に向かい自家性種子集め、多年草植付け、各種の鉢上げや除草や雑作業、特に太ネギや白首の三浦大根などの冬物野菜の植え付けがある。それから高校野球、サッカー、バスケットボール、相撲などのテレビでのスポーツ視聴が軒並みあり、その中でもことのほかラグビーに魅せられた。激しくも荒々しい肉体と肉体のぶつかり合いに引き込まれて、とうとうそのルールブックまで手元に用意したもの。勝つ戦略などとコアな面もあるが、難し過ぎて競技のルールは完全には覚えられない。それに加えてと言おうか覆いかぶさるようなわたしの自堕落な読書の日々が続く。リタイア以来、月日は過ぎる。わたしは総じて、その日その日の楽しみをもとめているようでなんだかせつない。今日、妻の作る夕食はなにかとか、一日おきの日本酒の晩酌が今日かとか、しみじみとした暮らしだ。
そんなこんなの日々に、昔の資料やノートを探して読み返すうちに、過去に集めたヒッチコックの映画のDVDを押し入れで発見し、見始めることになる。ヒッチコックの映画は計53作あるが、わたしには初期のサイレント時代を除くおよそ45作品が手元にあるのだが、これはいつ集めたんだろうと我ながら不思議である。本当に思い出そうとするが記憶がアワアワの状態、都内のレコード店やビデオ屋で30代後半から40代だったろうか。・・・新宿の紀伊國屋書店とか。
ということで、新しく左欄のカテゴリー 《ヒッチコック・ファン、その他の映画》 を設けたのでクリックしてみてください。以後、古いヒッチコックの個々のサスペンス作品に触れられたら記事を書き込んでいきたい。
