うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

わが家の野菜や果樹を、どうぞご覧あれ。

2014年06月06日 06時32分38秒 | 自作庭園・トークとコレクション
昨日 6月 5日の午前に梅雨入りが発表された。今年は典型的なエルニーニョ現象がありとされ、台風来襲の時期もあるが、この梅雨も前半は空梅雨気味、梅雨明けも遅くて8月に掛かりそうとの気象庁の予報だ。日本列島が北冷西暑、とすると、わが東北では農作物への厳しい冷害の予想か、どうかあたらないで欲しい。
 先日、二日間にわたり柿や金木犀の強剪定をおこなったが、ここであらためてわが家の植物のあらましをピックアップしてみる。自分で驚くとは世話がないが、あまりの多種多様さにわたし自身がたじろぐ。実はまだまだあるのだが、目が行き届かない・・・。
 なお、ギボウシ や フェイジョア の植物は煩瑣を避けて意図的にここでは取り上げない。左爛のカテゴリーをクリックしてご覧願いたい。
 ここでは、わが家の自作の果樹や野菜などを公開する。わたしにとって四季の季節感を感じ、おもに庭に出て採って食べるという、旬の食材の羅列である。画像とともにコメントを書き込む。園芸好きの方々の一興にしていただきたい。 

☆撮影日時:平成26年 6月 3日(火曜日)15:00頃
       平成26年 6月 5日(木曜日)09:00頃
**** ** ****** ** *****

◇まずは、果樹からです。あと一週間以内に黄熟し収穫出来そうな <茂木枇杷> です。この春には思いきって強剪定をした。前の枇杷の木は大きくなりすぎて庭全体が日陰になるので伐採する、これは二代目で食べた種子から育った苗木を後継樹として元の所に植えていたもの。実生で育てて早く収穫できる果樹はこの枇杷ぐらいのものだろう。


◇リビング側の庭に種子で育った <百目柿> 、先日も日照を確保するために軽剪定をおこなったが、知らない間にひょろっーとした糸杉のような珍妙な樹形になった。今年、初めて雌花を確認する。結実状況が見てとれるが、これでは台風シーズンになったらどうなることやら。


◇これは葡萄で、一般的な大実品種、<巨峰> だが、露地植えではなく大きな10号のビニールポットで試験栽培中。この後、上手くいくかどうか。


◇これは、<ブラックベリー> で、ある街路樹の下にに育っていたのを挿し枝で繁殖したもの。つるがとぐろを巻くように伸びる。わたしはフェンス代わりで道路側に植え込んだ。黒い大粒の甘酸っぱい果実を着ける、生食もいいがよくこの果実ジャムをベーカリーで見かける。この木苺は栽培も楽でどこかで商用生産されていることだろう。


◇<レモン>、ですが品種は不明、あるイベント会場で鉢植えで実が付いていたので、おやっと思い枝をもらいうけて繁殖させた。棘が大きく鋭いのでやや手をこまねいている。樹高は2.5mも伸びたので、そのうちに花芽を着けて実を結ぶだろうか。


**** ** ****** ** *****

◇野菜の場合は、まず <きゅうり> だ。<きゅうり>は、毎年収穫出来ていて、台接ぎした苗を植える、連作障害を防ぐにはこの植え付け方法が一番いい。価格は播種苗より4倍は高い、¥190.ほどか。わが家では3株もあれば充分に初夏の食卓に間に合う。


◇<エゴマ> であるが、まだ食していない。伝統的な古い野菜のようで、じゅうねんとも言う。絵袋で入手し蒔いて毎年繰り返すが、わたしにとってはいまだ未開発の野菜だ。食べ方、栄養価などは不明。


◇わが家の <ミョウガ> は家の新築、引っ越し以来からある。あちこちに地下茎で増えて収穫が多い時に知人隣りに配り歩いた。株の無償提供も数知れず。花茗荷は浅漬けや生食で利用するが、わが家では薬味としては必需品である。


◇これは <菊芋> で栽培3年目になる。地植えから鉢、より大きな鉢植えに作り替えたが、まだコンスタントな常食品にならない。キク科の黄色い花を着ける。人の背丈ほどに大きくなりすぎるきらいがあるので手ごろな栽培方法を研究中だ。戦後直後の救荒野菜、根の塊茎を生食か浅漬けで食べるが健康食品としても有名である。


◇<大葉ニラ> は一度植え附けたら庭のあちこちで種で増える。それで昨年にトロ箱にまとめた。一年に3回は刈り取り収穫する。個人的には昼食時にラーメンを独食するときに重宝する。


◇これは <山独活> で、千葉の一地区では畑で栽培されているのを見たことがある。幼い葉とか茎を利用する。あの白いウドは、遮光して地下栽培版である。おもに関東では自生していて地元の山菜とされているらしい。まだ、食べるほどにはなっていない。


◇<青紫蘇> も毎年こぼれ種で増える。今年から掘り上げてプランターにまとめて植える。アブラムシやダニの葉の食害予防で場所を移動できるようにした。葉シソで、わが家ではそうめんやひやむぎなどに多用する。芽シソや実シソでの利用はしていない。


◇<タラノメ> は近所の山から採取、挿し芽でも簡単に根付く。地下茎で繁殖する。量がまとまればいいのだが、栽培スペースも大きくとり家庭菜園には不適だ。


◇いわゆるコゴミとも呼ばれる羊歯、<クサソテツ>である。地下茎でどんどん増え、葉の展開直前に切りとるのだが、いつもそのタイミングを逸する。造園材料としては地被植物扱いである。


◇この <ゼンマイ> はH/Cで購入。山菜。探し回ったら近所の路傍に生えていた。まだまだ肥育し分けつさせて株を大きくしないと食べるまでに至らない。


◇ハーブでこれは <ルッコラ> 一年草、わが家ではごまの風味で生野菜サラダに必須の材料だ。これは、今春播種したばかり。

 昨年に播種したもので、白い花と実がついている状況だ。莢が褐色に熟したら、この後に採実する。


◇<ツワブキ(石蕗)> は茎が細くて全体が小ぶりだが、山菜の日本蕗と同じように調理する。元々はわたしが造園設計をなりわいにしていた頃に秋の花が少ないので配植材料としていたもの。晩秋に黄金色の花が咲く。関東以北には少なくて西日本では自生し多用されていたらしい、日常的にも常食されていたと聞く。


◇花もいいのだが、ここでは食用としての百合根の代表種 <山百合> を取り上げる。百合の中では一番に栽培が難しくて、分球繁殖、生育方法を研究中である。きんとんにすると美味である。
 

◇同じく食用の <小鬼百合> です。わが家では木子(ムカゴ)でうんざりするほど生えてくる、百合の仲間では強健種らしい。


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◇花についても触れたい。まずは、<ヒペリカム・ヒデコート> で金糸梅の仲間。造園の世界で注目されていたが、最近は園芸の分野でもポピュラーになった。入梅の頃に明快な真っ黄色な花をつける。


◇この花木は<黄金下野(オウゴンシモツケ)>、日本の自生種は青葉で白花もある。これは北アメリカの矮性品種・ライムマウンドらしい。どこかからか挿し枝を手に入れて繁殖させて2年目になる。


◇このツツジは一般的に見られる <皐月つつじ>、わが家では今年はきわめて花つきがいい。どういう気象現象によるのか、面白いことだ。


◇これも同じツツジ、古くから持っているが栽培経過は不明だ。もしかしたら品種は、<霧島ツツジ>系だったかもしれない。
 

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橡の木の発芽

2014年05月10日 10時07分40秒 | 自作庭園・トークとコレクション
これは、4月上旬に播いたトチノキの発芽状況です。この画像ではちょうど一カ月経過しています。
 このトチノキの果実は、昨年の晩夏に盛岡に行った際に、岩手県庁、盛岡地方裁判所前の通りの街路樹から落下していたもの。胡桃大の大きささで拾っておいたのだが、わたしは忘れかけていた。一部はカビが生えていたりぐじゅぐじゅになり、ままよと思い、庭の整理の際に鉢の中で土に埋めておいたら、急速にスッーと茎状のものが伸びてきた。その長さは20cm以上はある。上部に5枚の葉が掌状にひろがる(掌状複葉)。温帯の植物にとってこんな発芽の仕方も姿も珍しい。はじめはわたしも、目を白黒させて怪訝な気持ちでながめた。
 トチノキと言えば、関東では外来品種の セイヨウトチノキ(マロニエ) が街路樹や公園でなんとなくピンクっぽいたいまつ状の花を鑑賞する樹木(ベニバナトチノキ)として植栽される。もちろん、トチノキはこちらの山林では自生せず、植生的には北の方になるだろう。
 木の実として食べるには、相当程度、大木にならないとしょせん無理であるが、わたしはラフな樹幹、枝葉、樹形と、壮大な樹姿を想い起こしつつ育ててみようと思う。
     
撮影日時:平成26年 5月 9日(金曜日)
       
       
           
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わが家の花オクラ

2011年09月18日 05時15分37秒 | 自作庭園・トークとコレクション
 
 この写真はわが家の花オクラですが、どうも今年は開花に至らずじまいのようだ。セル苗床に種を播いたまではいいが、定植、鉢上げをおこたり生長が遅れている気配だ。これは窮屈なので根の伸びが不十分なのと、たぶん、施肥不足にちがいない。わたしはつぼみや花びらをサラダで食べたいとおもっていたが、今年はこの分では無理になりそう。
     

 そこで、よその咲いている写真を盗撮?したので掲載しよう。これはアオイ科トロロアオイ属。植物分類的にちょっと同じ仲間の、ハイビスカス、フヨウ、ムクゲに似ている。あいもかわらず、この時期、クリームイエローの地合いに底紅の淡いこの色相はいいもので、暑い盛りに歩いていると引き寄せられてしまう。
     
     

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わが家の夏の花などをアップする。

2011年08月21日 18時32分39秒 | 自作庭園・トークとコレクション
熱帯性気候のお盆休みを過ぎて、ここ数日は、とりあえず、なんだか涼しい。今年は近くの遠雷のような花火大会の打ち上げ音も聞こえず。毎年、千葉市の中央公園でおこなわれるだらだら祭りも中止の模様。暦では23日が処暑だ。

 ここではわが家の夏の花の画像をアップする。マニアックなギボウシはのぞく。ちなみにこの花たちは、いくらわたしが花好きとはいえこれは借り物の被写体、素材ではない、自前で育て栽培したものである。
 世に多い散歩しながらのカメラと花好きの安直な映像とは、異なる。わたしはみずからがプランニングや工事で関係したものとか、または風景や景観以外に、よほどのことがない限り他人のものは写さない。
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
≪撮影:平成11年 8月21日午後4時≫

   

         

         
 
 植物名を上から順にあげる。 金水引、 ランタナ(七変化)、 ブッドレア(ホワイトプロヒュージョン)、 ブッドレア(ブラックナイト)、 アメリカノウゼンカズラ、 百日紅、 花笠菊。
 生育不良の植物、 桔梗、 ハマナス、 女郎花、などなどは登場しない。

            

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ハスカップの樹木

2011年05月18日 04時19分47秒 | 自作庭園・トークとコレクション
これはハスカップという低木性の樹木、北海道の山野に自生している。過去に北海道に北方系樹種を探して何度も足を運んだのだが、わたしは好んでこのお菓子を土産に選んだもの。果実は先住民族のアイヌ人にとって滋養分の含んだ食料であったらしい。落葉性のツツジ科の潅木。ぜひ果実を収穫したいものだ。
 わが家では3月ぐらいに早々と小花を咲かせた。写真では、ほかの植物にまぎれてわかりづらいがアップしてみる。果実は赤い実で果実酒や、混ぜて菓子に利用する。

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桔梗を活ける

2010年08月02日 04時13分09秒 | 自作庭園・トークとコレクション

 桔梗を一輪挿しにして活ける。酷暑の時候、持ち味はシンとした風情か。
 長年、露地植えにしていたところ、消滅しそうになり昨年鉢上げしたのだが、健全に育てるべく置く場所の移動を予定していたのだが、度忘れして、あわてて日向のテラス土間に動かした。
 しかし、以前の場所での草姿はそのままよじれて伸びていたので、曲や伏せ気味の姿を活け方でアレンジして(ごまかして!)みた。
      
      
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秋景色のコンテナガーデン

2009年09月29日 04時52分26秒 | 自作庭園・トークとコレクション
朝晩の冷え込みにつれて、柿紅葉がちらほらかいま見えたり、はたまたどこからとこもなく金木犀の花の香りが漂ってくる。
 これは、毎回季節ごとに入れ替えている玄関前のコンテナガーデンです。いよいよ秋本番を迎えて、コーディネートしてみた。
 背景はコニファーとリズミカルな羽状複葉のジャカランダ、銀色の花のすっきりした斑入りノシラン・団子菊・青花ふじばかま・赤花の姫秋名菊、それに春先に近くの山林から掘ってきた水引、わたしにとっては忘れてはならない匂いギボウシのSo SweetとReagal Splenderで構成した。素材は花屋さんからは買わず、すべて自前の草花だ。

 ここでは南米が原産地、里山の野草、花壇の園芸品種、秋の七草など、いろいろな植物の出生を考えて配置したわけではない。ただただ、生け花の盛り花のセンス(?!)のみでレイアウトした。
       
 どうです、爽秋の気配が感じられたでしょうか。

 お問い合わせ、ご質問に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
          
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気まぐれにゴルフ場へ行く

2008年12月02日 04時51分49秒 | 自作庭園・トークとコレクション

 この間、気まぐれに千葉市民ゴルフ場へ行って来た。このゴルフ場は、6月で全工事を終了して、芝の養生とかの準備期間の後に10月23日にオープンしたばかり。ここはさあやるぞという、スタート地点の1番ホール、ミドルコース。
 しかししかし、係員に見学者は入れませんということで追い出されてしまった。知人のグリーンキーパー名を出すなど奥の手を使わず、わたしはスゴスゴと引き上げる。いくら、服装に無関心なわたしと雖も、周りのゴルフウェア然としたなかでは、色褪せた黒いブルゾン、灰色のウォームアップパンツと中国あたりの安っぽいスニーカー姿ではとても紛れ込むわけにはいかない。一見気難しそうな顔立ちのわたしだが、とても軽快なゴルプレイヤーには見えないだろう。
 わたし個人は十数年前に100を切れずに勝手に卒業した身である。人はみな、一長一短だ。今は、既にバッグは埃にまみれてクラブには錆びが浮いてきた。下手だから接待に向くと強弁し仕事でおこなってきたのだ。

 プレイフィー設定の面で当初から不入りを予想されていたが、人気度はどうか。千葉市が指定管理者制度を導入し民間会社が運営しているが、果たしてどうか。
 今日は週末の休日にあたり、全ホールごとにプレイヤーがいるようだが。平日はどうか。
 時刻は11時半頃、このホールでは3組プレイ中のようである。



1H; Par4 355ヤード

  ◇ハーフコース ワンベントグリーン ◇ヤーデージ: 9H 3,055ヤード
千葉市民ゴルフ場

 わたしは、この3月に植栽工事の担当を終了し、その間、二度ほどここへ顔を出した。初夏の7月以来になる。昨年の寡雨に比べて、今年はゲリラ豪雨とは言いながらも降雨には恵まれたようだ。樹木や芝の活着はそこそこ良さそうだ。
 なお、コースデザイン、造成工事、植栽計画に興味のある方はご連絡ください。常識的な範囲内で手元にある技術資料をオープンにします。
        
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わたしだけの庭園ランキング②--設計/施工編

2008年02月13日 07時27分44秒 | 自作庭園・トークとコレクション

  一回目に引き続き、お約束どおり設計/施工編を公開する。お客様からの要望に対し企画しいろいろ設計プランを練り上げて実際に施工に至ったもの,つまり文字通り設計施工した作品群である。
 ここでは、意図せずして東京都内を中心とした都市緑化デザインのものが多い。大きな開発物件はほとんど地域景観重視のランドスケープデザインも考慮されている。内容的には都市再開発、邸宅庭園、マンション、病院、ウエディング・シティホテル、店舗などの商業施設の施工作品をとりあげている。
 特にマンションについては、シリーズとしてある親しいデベロッパーの販売ポリシーから特命の業者で最初からたずさわったもの。居住空間として他の設計物件よりも機能と仕掛けに仕上がりのデティールが問われた植栽設計をおこなったものである。そこでは、都市近郊の残った自然の四季変化に快適な生活感をミックスさせた演出になる。
 また、既に対外的にあるいは建設業界的(!)に時効を迎えたと思われるので、当時の工事金額をここで公開してもいいのだが個別に触れるとわずらわしくなるので省略した。それでも便宜的に言えば、当時の工事金額で平均すると1件あたり大体400万円、そのなかで一番大規模な物件は“天王洲アイル”で3億円を越えたものである。

 しかしながら、ブログ、Web表現上、この書き込みは必ずしも庭園紹介向きなサイトではない。わたし自身、実は多分に処分せずため込み当時の工事途中の経過、完成直後の写真はいっぱい保管はしているが、なかなかに整理する時間がなく見やすいかたちでお見せできない。残念ではあるがそのことをあらかじめお断りしておきたい。
 しかし、プランナー、デザイナーとしてこのように過去の作品を追跡し公開する行為は珍しいようだ。企画設計・施工を担当しいろいろ能書きを言ってみても、完成した後に実際に現地へ行きその後の例えば経年変化を自分の目で見る人は少ない。残念なことに業務としては、通常、一回性のものである。いづれも、わたしの場合は竣工後、どうしても愛着を持つ性分のせいか、機会をみてその所在地を訪ねている。そこではメンテナンスの良し悪し、緑地の他目的地への転用、樹木の伸び繁り具合などを気に留める。そうしてわたしはある種の感慨とともに設計当時にイメージとして見えなかった部分に想いをめぐらすのだ。

 わたしの仕事は世の中に形で残る仕事という点では、かなり、ひとり悦に入る部分もあるが、それよりも他人の金で自分の夢を目の前に実現させるこのなりわいについて、つくづくデザイナー冥利に尽きるものだという思いは禁じえない。これはここだけの話であり、あまり大きな声では言えないが。
今回は整理不足でベスト20まではノミネートできないが、以下に取り上げてみた。
   
【Ranking of Green Work of Dr.Uzne】
 ☆設計/施工☆
   1. JALビルディング(東京都品川区・天王洲アイル)
   2. レジアスフォート新浦安(千葉県浦安市)
   3. 北鎌倉/西ノ台邸(神奈川県鎌倉市)
   4. 北鎌倉/山ノ内邸(神奈川県鎌倉市)
   5. 成城ガーデンホームズ(東京都世田谷区)画像--上段
   6. 山王ガーデンハイツ(東京都大田区)
   7. スフィアタワー天王州(東京都品川区・天王洲アイル)
   8. シーフォートスクエア(東京都品川区・天王洲アイル)
    9. 白金三光坂パーク・マンション--ゲストルーム・バルコニー庭園--(東京都港区)
  10. 春光会館(東京都港区)
  11. 西新橋三丁目ビル 現在⇒ワールド西新橋ビル(東京都港区)
  12. ベルレーヴ生田(神奈川県川崎市)
  13. ゆりが丘ビレッジ(神奈川県川崎市)
  14. 曽我病院(神奈川県小田原市)
   15. ホテル‘ル・ルファール本牧’ガーデンチャペル(神奈川県横浜市)
   16. 目黒雅叙園/グリーンチャペル(東京都目黒区)
  17. アルコタワー/“松樹”坪庭(東京都目黒区)
  18. ㈱東京衡機製造所相模工場(神奈川県相模原市津久井町)

 なお、蛇足になるが、施工に関連した当時の設計図書、関連検討資料をまだわたしの手元に保存中ですので、必要な方、関係者の方は臆せずにご連絡をいただきたい。
 
  緑の仕事
  日本の庭園ベスト20
         
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わたしだけの庭園ランキング①--企画/設計編

2008年01月23日 05時03分12秒 | 自作庭園・トークとコレクション
 
 ここでは、思い切って自作の庭園作品を取り上げてみたい。すでに手前味噌に終始するのは目に見えているが、自画自賛のうざね博士、宣伝を兼ねて自作を語るという趣向である。
 2回ぐらいにわけて公開していく。企画とプランニングのみで直接施工に至らなかったもの、未成物件つまり成果品のみの企画/設計編と、施工に至ったものつまり文字通り設計施工の作品である設計/施工編である。
 設計施工については、この業界では請負形態と分業化が常態となっており、わたしのような進め方は自負を持って言うが、実は極めて稀有なケースになる。わたしの仕事は、造園設計・施工・施工管理・メンテナンスである。それを一貫して最初から最後までおこなうこと、である。オールラウンドプレイヤーと言えば誇張過ぎるが、責任上、そのように心がけてきた。
わたしの30年近くになる経歴を振り返ってみる。千葉市内の3年余りの造園会社では、個人客相手の個人住宅の庭・外構は約80件ほどになる。東京都内港区・品川区の造園会社に在社中は10坪弱の設計室を設けて専任の部下もいたのだが、ここでの仕事は比較的大きな物件になり、扱った内容は民間クライアントの要望に応じて多種多様な物件は150件ほどになるだろう。
 その後は所属先が変わり、20件ぐらいは追加してもいいだろうか。
  目的の物件と種別を見ると、造園設計作品の傾向はインテりジェントビル、マンション、テーマパーク、倶楽部が多い。なお、ここでは個人の庭、外構についてはあまりにもプライベートな領分になるので除外している。
  そのなかで得られたもの、ノウハウ、特に専門的な技術は次の通りである。
 ①アイビーをはじめとするつる植物・グラウンドカバープランツの配植・施工技術
 ②臨海部の植栽計画(耐潮性植物の研究)
 ③植物維持管理計画(経年変化と費用計画)
 ④屋上緑化計画 
  
 紹介するには、設計図書つまり図面・写真が必要なのは承知しているが、これは電子データ以前のアナログ時代の成果品で公開不可能である。それに加えて、なにぶんにも画像を取り込むのが下手でここには掲載できない。物件名によりWeb上でたどれるものはハイパーリンクをおこなった。ただし、必ずしも庭園紹介向きなサイトではない。そのことをあらかじめお断りしておきたい。
  このブログを訪れた皆さんの内で、交通アクセスがここでとりあげた物件の所在地に近ければ、ぜひお立ち寄りいただきたい。何事も、百聞は一見にしかず、実物を見るに越したことはない。コメントを含めてもしそうしていただけたら、わたしにとってなにものにも代えがたい喜びだ。
  ただ、これからも完全を期すために、修正したり付け加えたりの作業をUP後にも致しますのであらかじめお知らせします。振り返ると、赤面したり、我ながらあきれるものもあるのだが、あえてUPする。ご笑覧願いたい。
 むろんこの内容に対し、趣味、プロであると問わず、わたしの実作者としての経験を踏まえそれぞれの物件ごとのご質問は喜んでお受けいたしたい。

【Ranking of Green Work of Dr.Uzane】
 ☆企画/設計☆
   1.徳川園(愛知県名古屋市)
   2.足利フラワーパーク(栃木県足利市)
   3.社会保険中京病院老人保健施設  現在⇒あゆちの郷(愛知県名古屋市)
   4.熱海小嵐計画・基本設計/樹木調査(静岡県熱海市)
   5.㈱ゼファー飯能屋上庭園(埼玉県飯能市)
   6.ソニーテクトロニクス㈱御殿場工場(神奈川県御殿場市)
   7.臨海高速鉄道天王洲駅JAL北出口(東京都品川区・天王洲アイル)
   8.(仮称)ちば共済会館  現在⇒オークラ千葉ホテル(千葉県千葉市)
   9.入間彩り計画(埼玉県入間市)
   10.光照寺(神奈川県鎌倉市)
   11.那須野ケ原カントリークラブロッジ(栃木県大田原市)
   12.横須賀シーウィンドウ(神奈川県横須賀市)
   13.四ツ木葬祭場(休憩棟廻り)  現在⇒四ツ木斎場(東京都葛飾区)
   14.横須賀市立精神薄弱者通所授産施設(神奈川県横須賀市)
   15.グレイス㈱リステージ綱島(神奈川県横浜市)
   16.㈱琉球伊奈モデルガーデン(沖縄県浦添市)
 
 しかし、わたしはここで敢えて告白をしておきたい。わたし個人のキャラクターもあろうが、設計作品に対しデザイナーとして、いずれも作者不詳、つまり“詠み人知らず”を通してきた。初期には無自覚でむしろ誇るようなところもあったのだが、次第に意識的に心がけてきたことである。設計上、与条件、設計思想を汲んでおこない,次に現地に行きそのコンセプトと地域性を咀嚼する。いろいろな面を複合的にとらえ自家薬籠中のものにする。そこでは、時間をかけてじっくり自らのこだわりは無くしていく。人間には好きなこと、得意なことはスキルがハイレベルだと思いがちな性行があるようで、それでは困ることに気付いたのだ。狭い視野にもとづいた狭隘な意匠を持った設計作品になるのだ。なんだか、難しい言い回しになって恐縮するが。
 やはり、徹底的に第三者の視線を意識することが大事なのだ。

  緑の仕事
  日本の庭園ベスト20
   (続く)
      
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新橋に行って、自作庭園(!)を見る

2007年02月22日 19時56分11秒 | 自作庭園・トークとコレクション

  昨日、会社に行く前に新橋駅に下り日比谷通りから2本こちら側にある赤レン
 ガ通りに寄った。午前7時半、まだお目当ての店は開いていない、どうも開店時
 間が9時に変わったらしい。ここの街路樹の赤花の花水木が少しは大きくなっ 
 た。

  実は、この近所に以前勤めていた造園会社があった関係で土地鑑がある。どう
 しようかと迷いながら東京慈恵医科大学・附属病院方面へ歩き始める。
  ちょっと行くと、NHKの愛宕山の下にわたしが設計し施工した商業ビルの小
 さな前庭がある。そこは角地になり歩道と一部分は一体化しているのだが、現状
 は全体的に荒れ気味である。7メートルくらいの楠が3本が白い陶板状の外壁パ
 ネルに接して伸び、磁器タイルの中の四角い植込み地3箇所にはけやきを植え
 た。だが、このけやきの生育がすこぶる良いのだ。けやきは根元が窮屈そうであ
 るが上空に枝を広げている。植栽密度が濃い。
   建築設計は、RIA。施工は鹿島建設である。
  あの時のプランニングにはクルマの交通量の多さと少なくない歩行者、それに
 上に細長いビルを意識した。オーナーは‘ワールド’という自前ブランドを持つ
 アパレルメーカーであった(現在は業種が変わっている模様)。今、振り返ると
 “表参道”を少し意図していたものらしい。デザインコンセプトは賑わいのある
 はなやかな雑踏、とでも言うべきか。

  それから再び歩き、オランダ大使館の方へ登り坂を上って行く。その大使館の
 向かい側には「春光会館」という日産グループの倶楽部がある。設計はまだ植栽
 設計部門を持っていなかった日本設計、施工は日産建設である。工事はバブル景
 気前であったろうか。建て替える前は小堀遠州の流れをくむ高低差を生かした庭
 園が敷地の大部分を占めていたのであるが、それをつぶした。その名残りが正面
 に相対していて垂れ乳の2本の大銀杏であり、今もある。この樹木は港区の保護
 樹木に指定されており目通り周3メートル以上はゆうにあるだろう。
  新築のガーデンプランでは、上の階で会議スペースと貴賓室サロンには中庭と
 茶室に付随したベランダ側に坪庭を設けた、今で言う<屋上緑化>である。このこ
 とは現地に来て思い出した。そして正面には主庭として、既存部分の山なりの
 ラウンディングを生かし木曽石の崩れ積みで補強し、建屋側にフラットな稲田御
 影の切石で短冊状に敷いた。その貼りパターンに加えて下草の配植にも趣向を凝
 らした。端部に織部灯篭なども配した。
  そこでは和洋折衷の静謐感のある美をもとめたものである。当日は、人目をは
 ばかるようにして正面部だけのぞきこんで見た。ひっそりと、そのままのように
 残っておりほっとした。
 
  次いで、芝公園のベンチであたたかな春の陽光をあびて時間をつぶし、くだん
 の和菓子屋さんの新生堂に寄り豆大福をもとめて、遅く会社へ出た。


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月島界隈をたずねて

2007年02月13日 05時10分34秒 | 自作庭園・トークとコレクション

 6日、中央区月島を訪ねた。明石町から豊洲方面に向かって隅田川沿いにある
佃大橋のそばである。
 ここは都市のランドスケープとしては、高層マンションが立ち並び道路整備も完
了し、東京メトロ有楽町線も新富町から新木場まで伸びている。快適な住環境とア
クセスが良くなったというところだろう。
 変わってしまった遠景を気にしなければ、つまり上を見上げず散歩気分で歩けば
まだまだ周辺はもんじゃ焼きが有名な界隈であり、メイン通りのアーケード街、低
い家屋と町並みがつづきちらほらと下町の風情を残している。

 “月島ホームズ”。昭和59年8月竣工。施主は旭倉庫他。清水建設の設計施工
である。13階建てのマンションの4階部分がプラザ部になり、約130坪が人工
地盤になっている。今でこそ「屋上緑化」とブームになっているが、わたしはその
後どうなっていたのか気になって訪ねたのだ。
 既に22年ぶりの年月が経過している。

 当時は、白樺を植えたり、武蔵野の雑木林を模し芝生をあしらったガーデンスタ
イルが植栽計画のトレンドであった。したがってここではソロ・エゴノキの落葉樹
のみで構成し、主要部には常緑樹を植えていない。定番であるツツジもないのだ。
 真ん中のエリアに、人工芝を敷き子供向けの広場があり、大きな米松の複合木製
遊具がある。これは現在でも充分に利用されているようだ。
 植栽基盤は‘ネニサンソ’+パーライトの軽量骨材を施し表面に黒土をかぶせた
もの、イリゲーション(散水)設備はアメリカのRain Bird社のものである。
 当時の技術では客土厚450mmであり、その後の樹木は順調に育っているのだろ
うかと思っていたが、心配無用であった。現在は散水設備は機能せずにいたが、低
木もおもいのほか残っていて、芯止めされた2~4mの背丈の樹木は自身の根を頑丈
に張っている。水やりは夏の渇水時期にのみ人力でおこなっているようだ。
 おおむね、メンテナンスもしっかりしている。

 当日の、冬曇りのおそい午後すっかり顔なじみになった管理人と語らい、わたし
の気持ちは昔の施工時を想い、なつかしさとほっとする感慨に満たされた。




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