百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

ゴ−ヤ−チャ−ハン<ことし版>です

2020-08-31 | 昆布
まだ一向に衰えを見せない暑さが続くまま、暦の上では立秋も過ぎたとか。つい先ほどの1ヵ月予報では、きびしい残暑が続きそうで、覚悟の要りそうなこのさきです。ぶじお過ごしでしょうか。

ゴ−ヤ−チャ−ハン<ことし版>です_d0043225_2373429.jpgどんなに暑くても朝夕の畑の水やりだけは手をぬけないので、家のまわりにあちこちとびとびの畑をまわって小一時間は、朝ごはん前のしごとです。

ちょっと出遅れていたことしのゴーヤ−、暑さがほんものになるのといっしょに勢いがついて、ちょっと茂り過ぎ。グリーンカーテンというより、もうジャングル状態です。

ぽつりぽつりと葉っぱのあいだにゴーヤ−の姿が見えはじめて、やっとことしのゴーヤ−チャーハン第1号ができました。

煮干しの頭と腹をとり、たて半分に割っておきます。フライパンでその煮干しと白ゴマ、桜エビをカラカラッと炒って、そこにゴマ油を加え、ゴーヤー(半割りにしてワタをとり、うす切り)とごはんを入れて炒めます。しあげにナンプラーと塩少々で調味。

なにしろ煮干しに桜エビにゴマをゴマ油で炒めているので、作りはじめっからたまらないいい香りです。

ゴーヤーを採ってきたとき、ついでに収穫の伏見とうがらしを、ガスの直火で焼いていっしょのお皿に。これはなんといってもわかくて柔らかいので、生じょうゆをちょっとつけるだけでごちそう。

チャーハンに入れるゴーヤーのきざんだのがちょっと余ったので、ささっと塩もみしてマヨネーズとしょうゆで。

このゴーヤ−チャーハン、もとはといえば、高山なおみさんの「うちの玄米ごはん」の中のレシピで、もう何年も作らせてもらってるうちに元レシピのバターは省いたり、勝手な桜エビは入れるわとずいぶんお手本とかけ離れてしまいましたけど、でもおいしさに変わりなし。

ここまでの大定番になっているのに、いつも出来上がる間際になって「お皿は何にしましょ」と迷うので、なにかこれに似合ういいお皿をとsesentaがネットで探してくれたのがこの器です。

いわゆる沖縄民芸のやちむんの工人さんの作品だそうで、沖縄らしい野趣のなかにモダンさがあって、ゴーヤ−メニューのあれこれが、また愉しみになりそうです。
 
by sesenta | 2016-08-11
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スズキのトマトソースとイカのプロバンス風

2020-08-30 | 昆布
ほんとに暑い毎日です。今年ほど日本の西と東ではっきりとお天気ぐあいが違っているのも、珍しいことだと思いますけど、TVで冠水した道路の映像を見ると、こちらにも少し夕立ちを分ければいいのに‥という気になります。

スズキのトマトソースとイカのプロバンス風_d0043225_1795586.jpgあいかわらずの猛暑日なので外仕事もムリをせず、私は風の通る道ばたでヤマブキの剪定、sesentaのほうは時季遅れのキュウリ畑の用意。

5月に植えたキュウリが意外に早く終わってしまって、朝の食卓がさびしいので、これからあわてて余蒔きを植えてみようかという思いつきのようで、さてどうなりますやら。

暑いときに涼しくした部屋の中だけにこもっていると、カナヘビ系の私は身体がこわばってしまうので、キッチンでガス台に向かっているほうが、なんだか身体が動きます。

冷凍庫にスズキの3枚おろしがあったので、フレンチに。解凍した魚を水気を拭き、塩コショウしておきます。

メインのソース用に、ミニトマトとマッシュルームを角切り、ケイパー代わりのうちのピクルスを粗みじんに。多めのバターを色づくまで熱し、まずマッシュルーム、次にトマトを加えて炒め、ピクルスを加えて、塩で味を調えます。

フライパンにオリーブ油を熱して、レモンのスライスを炒めてからスズキを入れ、両面に色がつくまで焼きます。お皿に魚を載せ、トマトソースをかけてできあがり。

お魚料理ついでに、下ごしらえしてこれも冷凍してあったイカでひと皿。ボウルにオリーブ油、おろしニンニク、タイム・塩・コショウを混ぜて、ここにイカを15分ほど浸けておきます。

タマネギのうす切りをオリーブ油で炒め、やわらかくなったら強火にして下味をつけたイカを入れさっと炒めます。

2品とも、上野万梨子さんの「小さなフランス料理の本」からのレシピで、魚介にレモンの涼しげな香りがぴったりの気がして、夏のお客さまには出番の多いメニューです。

これは私のくせで、お料理を作るとき必要な材料と手順を自分なりにまとめてノートに写しておき、お台所ではそれを見ながらというのがいつもの習慣。とくに上野万梨子さんの本格(私にとっては)フレンチでは、このノートが必須で、いつの間にか何冊もたまってしまいました。
 
by sesenta | 2016-08-03
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たいへん、京都が熱発です。

2020-08-29 | 昆布
どうして、こんなに汗が止まらないんだろう‥と思ったら、きのうも今日も京都の気温は37℃超。あまりうれしくない日本一になりました。子供でこんな熱があったら、なにをおいてもまずはお医者さまに走らねばならないところです。

たいへん、京都が熱発です。_d0043225_17221822.jpg高齢者は感覚が鈍くなって、気がついたら熱中症で手遅れに‥というのも気象ニュースで度々ご注意のあることですけど、ほんとに今のこの暑さは年のせいもあり生命にかかわりそうな気になるほど。

こんな日でも働きに出ていらっしゃる方のご苦労を思ったり、いまも続く被災地のご不自由を考えると、少しでも過ごしやすい日になりますようにと、祈るばかりです。

暑いときのイライラ解消には片づけもひとつの銷夏法と、水曜日のプラスチックごみ、木曜の家庭内ゴミ、金曜の空き缶・空きビンと、それぞれの指定日に3日連続でsesentaが早朝、涼しいうちに一輪車で500mの道を集積所まで出してくれたおかげでちょっとすっきり、気持よくなりました。

ひと仕事の大汗を拭いたあとのごはんは、あつあつの小豆粥。この年になったからではなく、暑いときはどちらかというと熱いものでというのが、いつものうちの逆療法です。

アズキは大納言のようなリッパなのではなく、小粒のササゲを1/3カップほどに水7カップを入れて火にかけ、沸騰したら火を止めて1時間おきます。もち米2/3カップを洗って加え、くっつかないようときどき混ぜながら弱火で1時間弱煮て、お粥ができあがり。

なると金時の切れはしでもあれば彩りになるのが切れていたので、自家梅干しときざみ塩昆布で。

お粥には、やさしい味の炒り玉子なんかがよく合うもの。まだ畑にのこっていたミニトマトをとってきて、半分か四つ切りに。鍋に油を熱して、ほぐした玉子を流して、ふんわり焼いておきます。

ニンニクのみじん切りを炒め、トマトを加えてさっと炒めたら焼いた玉子を加えて合わせ調味料(砂糖・塩・しょうゆ・酒・タバスコ)を入れて炒めます。最後に水とき片栗粉でとろみをつけて。(「波多野須美さんの中国料理」から「トマトと卵の炒めもの」)

ちょっと動物タンパクが欲しそうなsesentaには、前日のハタハタのマリネがありました。ハタハタの空揚げをニンジン、セロリ、ピーマンなどのせん切り野菜といっしょに、スパイスのきいたマリネ酢に浸けてあったので、効き過ぎるほどの酸味が夏の身体をしゃんとしてくれます。
 
by sesenta | 2016-08-06 17:25
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スズキのトマトソースとイカのプロバンス風

2020-08-28 | 昆布
ほんとに暑い毎日です。今年ほど日本の西と東ではっきりとお天気ぐあいが違っているのも、珍しいことだと思いますけど、TVで冠水した道路の映像を見ると、こちらにも少し夕立ちを分ければいいのに‥という気になります。

スズキのトマトソースとイカのプロバンス風_d0043225_1795586.jpgあいかわらずの猛暑日なので外仕事もムリをせず、私は風の通る道ばたでヤマブキの剪定、sesentaのほうは時季遅れのキュウリ畑の用意。

5月に植えたキュウリが意外に早く終わってしまって、朝の食卓がさびしいので、これからあわてて余蒔きを植えてみようかという思いつきのようで、さてどうなりますやら。

暑いときに涼しくした部屋の中だけにこもっていると、カナヘビ系の私は身体がこわばってしまうので、キッチンでガス台に向かっているほうが、なんだか身体が動きます。

冷凍庫にスズキの3枚おろしがあったので、フレンチに。解凍した魚を水気を拭き、塩コショウしておきます。

メインのソース用に、ミニトマトとマッシュルームを角切り、ケイパー代わりのうちのピクルスを粗みじんに。多めのバターを色づくまで熱し、まずマッシュルーム、次にトマトを加えて炒め、ピクルスを加えて、塩で味を調えます。

フライパンにオリーブ油を熱して、レモンのスライスを炒めてからスズキを入れ、両面に色がつくまで焼きます。お皿に魚を載せ、トマトソースをかけてできあがり。

お魚料理ついでに、下ごしらえしてこれも冷凍してあったイカでひと皿。ボウルにオリーブ油、おろしニンニク、タイム・塩・コショウを混ぜて、ここにイカを15分ほど浸けておきます。

タマネギのうす切りをオリーブ油で炒め、やわらかくなったら強火にして下味をつけたイカを入れさっと炒めます。

2品とも、上野万梨子さんの「小さなフランス料理の本」からのレシピで、魚介にレモンの涼しげな香りがぴったりの気がして、夏のお客さまには出番の多いメニューです。

これは私のくせで、お料理を作るとき必要な材料と手順を自分なりにまとめてノートに写しておき、お台所ではそれを見ながらというのがいつもの習慣。とくに上野万梨子さんの本格(私にとっては)フレンチでは、このノートが必須で、いつの間にか何冊もたまってしまいました。
 
by sesenta | 2016-08-03 17:55 |
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かわいい台風

2020-08-27 | 昆布
つい先日1才6ヵ月を迎えたぱかりのマゴちゃんが、この暑いなかをやってきてくれました。
 
こちらのお出かけが思うにまかせないものですから、会うのもひと月以上間があくので、それだけおどろく成長ぶり。「とーちゃん」はじめことばもずいぶん増えてます。

かわいい台風_d0043225_16243778.jpgとにかくふだんは年寄り二人ですから、いざご到来となると片づけに大わらわなのは、お察しのとおりで、これも大仕事。ご正客さんをお迎えします。

息子たちが使った、木のおもちゃを出したのですけどそれには目もくれず、キッチンにすわり込んで、お鍋やボウルとパプリカ・ブロッコリなどの食材と遊ぶおりこうさん。
これはちょっと、将来がたのしみだぞ、とほくそ笑むばーさんです。

写真は、じんべえさんを縫って下さいとたのまれて、四苦八苦して縫い上げて送ったのを見せに来てくれたもの。

この生地は私の若いときの奉公先のお店から段ボール箱いっぱいいただいた浴衣地で、ほとんどはあちこちとお分けしてしまったのですけど、マンガの絵でなくこんな大人の柄がかえっていいかも、と思ったのがおナマちゃんでご好評。

「縫ってもらったのを着せたくて」というマゴくんのかあちゃんのコロシ文句で、私が大汗かいたじんべえさん、おかげさまで追加注文も入って、またたいへんです。

ところでこの日のごはん。マゴくんはまだ食べられないので、とうちゃん・かあちゃんには、いつもどおり「なにより野菜」メニューで。

ナスはたて半分にし、斜めに包丁目を入れて色よく素揚げ。
 
赤・黄・緑ピーマンの細切りとうす焼き玉子をあわせて炒め、酒・しょうゆ・酢・砂糖に水とき片栗粉を加えてからめたのをナスの上にたっぷり載せます。

色どりで元気が出そうな、揚げナスの甘酢ソースがけ。
陳健一さんの「中国の野菜料理」をお手本に。

もうひと皿は、キャベツの丸ごと1コと、ニンニクのスライスをはさみ込んだ塩豚のかたまり約600gをとりガラスープと酒、しょうゆ、オイスターソース、塩などでコトコト煮込んだ、うちの定番、通称「豚キャベ」。
 
大鍋いっぱい煮たので、半分はお持ち帰り用になりました。

マゴちゃんが来たらあれもこれも、と考えていたことはぜーんぶすっとんで、でもまあ、ごきげんで一日つき合ってもらってほんとにほっこり、やれやれ。
 
by sesenta | 2016-07-29
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スズキのトマトソースとイカのプロバンス風

2020-08-26 | 昆布
ほんとに暑い毎日です。今年ほど日本の西と東ではっきりとお天気ぐあいが違っているのも、珍しいことだと思いますけど、TVで冠水した道路の映像を見ると、こちらにも少し夕立ちを分ければいいのに‥という気になります。

スズキのトマトソースとイカのプロバンス風_d0043225_1795586.jpgあいかわらずの猛暑日なので外仕事もムリをせず、私は風の通る道ばたでヤマブキの剪定、sesentaのほうは時季遅れのキュウリ畑の用意。

5月に植えたキュウリが意外に早く終わってしまって、朝の食卓がさびしいので、これからあわてて余蒔きを植えてみようかという思いつきのようで、さてどうなりますやら。

暑いときに涼しくした部屋の中だけにこもっていると、カナヘビ系の私は身体がこわばってしまうので、キッチンでガス台に向かっているほうが、なんだか身体が動きます。

冷凍庫にスズキの3枚おろしがあったので、フレンチに。解凍した魚を水気を拭き、塩コショウしておきます。

メインのソース用に、ミニトマトとマッシュルームを角切り、ケイパー代わりのうちのピクルスを粗みじんに。
 
多めのバターを色づくまで熱し、まずマッシュルーム、次にトマトを加えて炒め、ピクルスを加えて、塩で味を調えます。

フライパンにオリーブ油を熱して、レモンのスライスを炒めてからスズキを入れ、両面に色がつくまで焼きます。
 
お皿に魚を載せ、トマトソースをかけてできあがり。

お魚料理ついでに、下ごしらえしてこれも冷凍してあったイカでひと皿。
 
ボウルにオリーブ油、おろしニンニク、タイム・塩・コショウを混ぜて、ここにイカを15分ほど浸けておきます。

タマネギのうす切りをオリーブ油で炒め、やわらかくなったら強火にして下味をつけたイカを入れさっと炒めます。

2品とも、上野万梨子さんの「小さなフランス料理の本」からのレシピで、魚介にレモンの涼しげな香りがぴったりの気がして、夏のお客さまには出番の多いメニューです。

これは私のくせで、お料理を作るとき必要な材料と手順を自分なりにまとめてノートに写しておき、お台所ではそれを見ながらというのがいつもの習慣。
 
とくに上野万梨子さんの本格(私にとっては)フレンチでは、このノートが必須で、いつの間にか何冊もたまってしまいました。
 
by sesenta 
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天婦羅(てんぷら)

2020-08-25 | 昆布

夏の終わりまでにどうしても食べておかなければ、悔やみきれないお料理があります。

贅沢だけれど、シャンパーニュとグビッと合わせるのもゆずれない。

海老から始まり、その内に穴子の番になって、目の前で2つに割って下さる。

ジュッと聞こえる音と立ちのぼる湯気が、圧巻。

天婦羅という技法は、どんな調理より素材の旨味と香りを生かすと思う、ゆえに技術も食す。

どれもこれも本当に最高ですが青紫蘇で挟まれた、たっぷりの雲丹の天婦羅(粗塩で食す)は、スペシャリテ。

私の命薬(ぬちぐすい)でございます。

 

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仔牛のサルティンボッカ 白ワインソース

2020-08-24 | 昆布

岡部 光一朗シェフのレシピ

 

仔牛のサルティンボッカ 白ワインソース

コツ・ポイント

コツ・ポイント

サルティンボッカとは、イタリア語で「口に飛び込む」(短時間で簡単にできるため)の意味。主に、仔牛肉に生ハムをのせて焼いた料理をいいます。
生ハムの塩味が強いので、肉の下味は通常の半量程度でOK。肉と生ハムは焼きすぎると硬くなるので注意。生ハムの旨みある脂をキノコに吸わせます。

4人前/調理時間:約20分
材料・調味料 分量 下準備
仔牛ロース肉(ヒレ、モモでも可)   100g×4枚  ※豚肉でもOK 
生ハム   8枚   
マッシュルーム   8個  4等分にカット 
塩   適量   
コショウ   適量   
セージの葉   8枚   
小麦粉   適量   
オリーブオイル   20ml   
無塩バター   20g×2   
白ワイン   80cc   
水   30cc   
 付け合わせ  
じゃがいも   中サイズ2個  やわらかくなるまで茹で、ひと口大にカット 
インゲン   8本  スジを取り、半分の長さにカットし、茹でる 

作り方

  1.  

    作り方 1

    仔牛肉の筋部分をナイフで刺して繊維を切る。肉叩きで中央から外側に向かって肉の断面を叩き1.5cmの厚さにのばす。※多少厚みがあるほうがジューシーに仕上がる。

  2.  

    作り方 2

    片面にのみ塩・コショウして下味をつけ、セージの葉をのせる。
    ※生ハムの塩分があるので、下味は片面だけでいい。

  3.  

    作り方 3

    その肉を生ハムで巻き、小麦粉をまぶしておく。

  4.  

    作り方 4

    フライパンを中火で熱し、バター20gとオリーブオイルを入れ、生ハムの接着面から肉を焼く。両面にいい焼き色がつくまで焼く。

  5.  

    作り方 5

    肉をよせてマッシュルームを入れ、その油で軽くソテーする。火が通ったら肉とマッシュルームを取り出す。

  6.  

    作り方 6

    【ソース】そのフライパンに白ワインを加え、中火にかける。アルコール分をとばしながら、フライパンに焼きついた旨味成分をこそいでソースに溶かし、旨味を凝縮させる。

  7.  

    作り方 7

    別鍋に、濾した焼き汁、残りのバター20g、水30cc、取り出しておいた肉から出た汁を入れ、半量になるまで煮つめる。塩・コショウで味を調える。

  8.  

    作り方 8

    お皿にじゃがいも、インゲン、仔牛肉、マッシュルームを盛り、ソースをかけて完成。

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揚げナスのピリ辛ソース

2020-08-23 | 昆布
小茄子・丸茄子・水茄子などなど、毎日いろんなナスをいただくので、調理担当も、ない頭を悩ませます。

きょうのピリ辛版は、けっこう前からよく作っていて、うちでは定番化しているもの。
 
10年ほど前よく食事にお招きしていたカナダ人のご夫妻が、とても気に入っていつもリクエストして下さっていたので、忘れられないレシピです。

揚げナスのピリ辛ソース_d0043225_20402443.jpg素揚げしただけのナスを、香りのいいピリ辛ソースにジュンとつけるだけのものですが、色と香りがポイント、夏の晩ごはんに、ちょっと食欲を刺激してくれます。

まず、漬け汁(ソース)をつくる。
 
みじん切りの赤唐辛子、にんにく、白ゴマ、酢、砂糖、しょうゆ、ごま油を合わせ、よく混ぜておきます。

ナスは、へたを落としてタテ半分にし、2〜3ミリ間隔で切れ目を入れ、それを2〜3センチの大きさに切ります。
 
水気をふきながらそのまま熱したサラダ油に入れていき、白い部分がきれいに色づくほどになったら、順に引き上げて、用意したソースの中にジュンと音がするように入れます。

全部のナスを入れたら、全体にソースをよくからませて、できあがり。

私の本棚の中の、古〜い波多野須美さんのご本に「熱拌茄子(ローパンチェズ)」という名で、お粥に合うおかずとして紹介されていました。
 
by sesenta シンプル晩ごはん | 
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エビの紅腐乳(ホンフウルウ)煮

2020-08-21 | 昆布
「中華で、ちょっと色のハデめなのがいいなあ」とsesentaからのリクエスト。
 
フリーザーをのぞいたら、いつもの魚やさんのエビが1パック、カチンカチンのまま入ってました。
 
中華でハデといったら、思い浮かぶのはまずこれです。
 
おもてなしを中華のメニュー中心にするとき、エビは必ずといっていいほど登場しますが、そのひとつはピリ辛のうま煮、もうひとつがこの紅腐乳の炒め煮です。

エビの紅腐乳(ホンフウルウ)煮_d0043225_1434426.jpgエビは、殻ごと、背を割ってわたを出します。

中華なべに、サラダ油を熱し、エビを炒めて、色が変ったらとりだしておく。

つぎに薄切りのショウガとセロリを入れて炒めます。
 
香りがたったら、紅腐乳とビンの中の漬け汁も大さじ半分ほど入れ、酒・しょうゆ・ハチミツを入れてなじませ、煮立ったらエビを戻し入れます。

そのまま煮つめていき、照りが出てきたら、仕上げに酢小さじ1くらいを振ってお皿に。

エビの殻からもいい味が出ますが、ちょっとしつこいエビを、クセのつよい腐乳が折り合いをつけてくれるようです。
この漬け汁を使うというのは、ほかにはあまり知りません。
でも、これを入れると入れないでは、出来上りの色がまるで違ってくるみたい。

もとのレシピは、長ネギを使ってます。
いちど長ネギを切らして、セロリを使ってみたら、歯ざわりがシャキシャキしててよかったので、以後うちではこれに。
 
by sesenta | | シンプル晩ごはん
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イタコめし/ピアディーナ風

2020-08-20 | 昆布
津軽・恐山のおみやげか、水郷のおべんとうのように聞こえますが、イタリアンにしたタコめし‥‥
 
称してイタコめしというのが本日のメニュー。
 
「まだやってるのー」とTammiさんにお叱りを受けそうですが、のこった1本のタコあしを前に、考えたあげくにこんなものができました。

まず、ご飯の炊きかたを変えてみました。
 
お鍋ににんにくと玉ねぎをオリーブ油で炒めます。
 
香りが出たら、細かくきったタコ、お米(生です)の順に入れていきます。
 
よく火を通したら、白ワイン、水を加えて、そのまま炊き込みます。

これで仕上がりなのですが、これではスペインのパエジャそのままです。
 
もうひと工夫して、ピアディーナという、しっかりしたクレープのようなものを焼きました。
 
ほんとは生ハムなどを巻いて食べるのでしょうけど、焼き上がったピアディーナがちょうどピタブレッドのようになったので、この空洞にタコめしを詰めようというわけです。

きれいなサニーレタスをいただいたので、これにタコめしを包み、ピアディーナに詰めます。
 
ちょっと色どりには、赤・黄ピーマンとナスをガスの火で焼いて、皮をむき細切りにしてオリーブ油とバルサミコでマリネにしたものと、ポテトサラダを添えました。
 
欲ばって、ぜんぶ詰めこんでほおばったら、のどにつまりそう。
 
でも、冗談のように思いついたのにしては、しっかりイタリアンの味になってました。

このつぎは、もぅ少しまじめなご飯にしなきゃ。
 
by sesenta |  | シンプル晩ごはん
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ズッキーニのベーコンたまご

2020-08-13 | 昆布
しばらくふだんの朝ごはんのメニューが登場しなかったので、ここらでちょっと。

毎朝のことで、しかも短い時間に用意できるもの、というと、どうしても同じような顔つきになってしまうので、そこをなんとかその日の気分に合わせたいとささやかな努力。


ズッキーニのベーコンたまご_d0043225_9415111.jpgズッキーニがあったので、すこし厚めにスライスして、テフロンのフライパンで両面焼く。
 
ベーコンはたっぷりの湯でかるく茹でて、脂抜きしたのをカリカリめに焼きます。
 
余分な脂はのぞきたいので、ここでも出た油は、キッチンペーパーで拭き取る。
 
といた卵を全体にひろげて、すこし固めに焼き上げ。あまりきれいに形作らず、ガシャガシャっとしたほうが、朝には口に運びやすそうです。

冷蔵庫から出して冷水にはなしたトマトに、これはモツァレラではなくて、水分を切って冷蔵庫に入れておいたヨーグルト。
 
バジルを散らした上から塩・コショウとオリーブ油で。刻んで塩もみ、しぼっただけのキュウリは、口の中がさっぱりするように。

この日はこのほかにエンドウのスープを冷たくしたのがあったのですが、写真のタイミングにあいませんでした。
 
なにしろ、カメラマンも、ぜんぶ食べて、しゃっくりしながら出かけなきゃならないので、たいへん。

で、コーヒーいっぱい飲んで、「七人の敵」前に出て行きました。
 
by sesentaモリモリ朝ごはん
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苦瓜の四川風炒め

2020-08-12 | 昆布
ゴ−ヤは、二人して大好きです。
 
初めて口にしたとき、食べ物に「にがい」という種類があることにミョウに感動して、それがはまりはじめ。
ずいぶん食べました。

その後、うんとポピュラーになって、お向かいの農園でも育てていらっしゃる方があるので、ときどき手塩にかけられたのをいただきます。
 
これも、その一本。
hiroさんの考察によるゴーヤとレイシのどちらに属するものかわかりませんが、採れたてでしっかり苦い。

苦瓜の四川風炒め_d0043225_17272471.jpgチャンプルーは、もちろんおいしいのですけど、お豆腐が入るのでこれ一品つくるとほかのおかずが食べられなくなってしまう。
 
それに、卵も入るので、一日一卵の条件に触れることも。
そんなわけで、おなじみ久田大吉さんの三度豆の炒めもののレシピに、苦瓜を使ってみたのがこれです。


まず、豚肉を炒めます。
ひき肉でもいいのですが、豚バラを包丁でたたいて、細かくします。
 
中華鍋に入れて強火で炒め、脂が出て、その油が透明になるくらいまでたんねんに火を通します。
 
そこへ甜麺醤、しょうゆ、酒、にんにく、コショウ、赤唐辛子を入れて炒めあわせ、味を整えます。

実は、これもまた例の冷蔵庫事件がらみなのですが、買い置きして冷凍してあった豚肉が解凍してしまったので、1キロ近くあったのをまるごとこの状態まで加工してしまってあったのです。

この状態のものを「炸醤肉」というのですが、まず、サラダ油で苦瓜を炒めてしんなりしたところへ、この肉を入れてあおりながら炒めます。
 
すでに肉のほうに味がしっかりついているので、火を止めぎわにちょっと味をととのえてできあがり。

苦瓜は、炒め過ぎないように、うすく細切りにします。
 
青椒肉絲のピーマンを苦瓜におきかえたような炒めもの。
 
「苦みばしった」ゴーヤが好き、という方にはおすすめです。
 
by sesenta | | いいもの貰った
 
 
 
 
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タコめし/さばの味噌煮

2020-08-11 | 昆布


タコめし/さばの味噌煮_d0043225_1945062.jpg魚やさんの見える時間、お向いの農園からものぞきに来られて、「こないだのタコ買うて、タコ飯にしたらうまかったー」と、いかにもおいしそうなお話。
ついつられて、うちでもタコのあし2本買いました。

・タコめし

タコは、茹でたら小さめに刻んで、鍋に酒・塩・しょうゆを入れた、ふつうに水加減したお米に混ぜこんで炊きました。
 
炊飯器だと加減するのが面倒なので、こういうときはたいてい、ふつうの厚手の鍋で炊きます。
十穀の入ったご飯ですが、これでおいしくできました。
ショウガと青シソのきざんだのがのってます。

・さばの味噌煮

三枚におろして、切り身にしたのを、なべに酒と水を入れ、サトウ・しょうゆ・唐辛子・ショウガのスライスを加えたところに入れて、さっと火を通します。
 
火が通ったら、サバをいったん引き上げ、煮汁に手前味噌(自家製の赤みそです)とサトウ少々などで、味をしっかりつけ直します。
 
その煮汁にさばを戻してからめ、できあがり。
さばの身の中までしょうゆ色にしたくないので、仕上げはさっと。
お箸でほぐした身に、煮汁をからめていただきます。

・オクラ

タコめしに合いそうな野菜といったら、ぬめりものどうしでオクラがよさそうです。
塩をまぶしてまな板の上でコロコロと板ずりしてから、沸騰したお湯に入れ、茹でます。
ゆであがつたら、氷水にはなして、色よく。

ピカピカに光った、小ぶりでイキのいいさばだったので、速攻でお昼に頂いちゃいました。
 
きっと、まだ魚やさんのトラックはご商売ちゅうだったでしょうけど。
 
朝買って、お昼に食べ、夜にはもうブログに載るそうです。
sesentaブログはじまって以来のスピード記録。
 
by sesenta  | シンプル晩ごはん
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じゃがまるミート/生ひじきのサラダ

2020-08-11 | 昆布
上は、おいしいじやがいもをまるごと茹でて、ミートソースをかけただけという、なんの説明もいらないメニューです。
 
おいもは、富良野・野菜村のマウントキング。あざやかな黄色で、ホコホコ。

じゃがまるミート/生ひじきのサラダ_d0043225_16472647.jpgミートソースは、これもあの冷蔵庫事件のために、冷凍してあったありとあらゆる肉を、とりあえず火を通そうというので、すきやき肉も切り込みも、みーんな混ぜこぜのまま、包丁で叩いてミンチ状にし、刻んだ生トマト・玉ねぎとオレガノ・塩・胡椒で炒め赤ワインで香りつけしておいたもの。
 
それをもう一度炒め、味をつけ直して、皮をむいてアツアツのじゃがいもの上にのせました。上にバターを少々。

下は、お魚やさんの冷蔵トラックの隅っこに「生ひじき」を発見したので、それを使ってサラダにしました。
 
生ひじきは洗って砂を落とし、さっと湯通し。
 
スライスした赤玉ねぎ・セロリとあわせて、塩・コショウ・オリーブオイルで好みの味に。

実は、タコめしがお鍋に残っていたのを、このサラダとあわせてお皿にとりわけ、スプーンとフォークでいただく趣向にしてみましたら、なんとよく合う「磯の香」ごはんでした。
 
じゃがまるといい、これといい、なまいきに「お料理はジャズ」と言う、cinco流インプロビゼーション・メニューです。(‥‥たいそうな)
 
by sesenta | シンプル晩ごはん
コメント
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