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ピアニスト 矢野嘉子 yoshiko yano のBlog

アルバム/M.Jackson+C.basie+The Bigband vol.1

2007-07-26 | ミュージック





          リズムのアーティキュレーション




*アルバム/
Milt Jackson+Count Basie+The Bigband vol.1

プロデューサー、ノーマン グランツが企画した
Jazz vibraphoneのMilt Jacksonと
Count Basieと彼のビックバンドという
巨匠同士の夢の共演。


1.The Comeback
2.Basie
3.Corner Pocket
4.Lady In Lace
5.Blues For Joe Turner
6.Good Time Blues
7.Lil' Darlin'
8.Big Staff
9.Blue And Sentimental

Danny Turner,sax; Bobby Plater,sax; Kenny Hing,sax;
Eric Dixon,sax; Charlie Fowlkes,sax;

Wayman Reed,trumpet; Lyn Biviano,trumpet;
Pete Minger,trumpet; Sonny Cohn,trumpet;

Fred Wesley,trombone; Dennis Wilson,trombone;
Bill Hughes,trombone; Mel Wanzo,trombone;

Freddie Green,guitar; Count Basie,piano;
John Clayton,bass; Butch Miles,drums.


レコーディング
Jan.1978, Hollywood


********************************

Count Basie Bigbandの演奏です。

まず、ベイシー楽団で有名な楽曲
Corner Pocket
http://jp.youtube.com/watch?v=M4-ZBQ_UYgM




男性ボーカルのJoe Williamsは
カウント ベイシー楽団でデビューしました。
ブルースフィーリングたっぷりの歌声を
カウントベイシー楽団とともに。

ブルースナンバー
All Right OK You Win
http://jp.youtube.com/watch?v=aYVEdPy8gQY




カウントベイシー楽団は
初期の頃だと1930年代の作品があるそうで、
Joe Willamsが参加した1950年代とは
またサウンドが違うそうです。


この映像は1943年のものですが、
フレッドアステアが出てくるような
戦前のアメリカミュージカル映画のように
音楽と踊りが一緒になっています。
http://jp.youtube.com/watch?v=yCrBeGZPE9g





******************************


ジャズピアノの生徒さんにピアノを教えていて
リズムのアーティキュレーションの
細かいニュアンスというのは、
鍵盤楽器で理解してもらうには限界があり、

私はテナーサックスが好きで
以前習いに行っていたことがあり、
その時に
ウダウダタンギング、
リズムのアーティキュレーションなど
やはり息を使う楽器で
その息使いというのを体感でき、
ホントによかったと思っています。
だから、
リズムのアーティキュレーションは
管楽器、
ビックバンドのバックリフや
管楽器全員が揃って吹く所など、

ビックバンドでリズムだと
やっぱりカウントベイシー楽団だな。と。


重厚なビックバンドの音色で
ビッときめてるジャズのリズム。
いろいろなリズムパターンがありますが、
それぞれ表現のニュアンスが違います。

ドゥダぁドゥダぁ とか
ザァーっザッ!!   とか
口で少し下品ぎみにやってみると
それくらいでちょうどよいかと思います。


でも、これは
なかなかむずかしかったです。



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