なら学びの会

学び・なら総合研究所
学びの共同体の情報交換のページ

12.24 奈良の会 中止です

2022-12-21 22:59:33 | 日記

 今年も残すところ2日となりました。成績処理に懇談と一番忙しい日が続きましたが、お変わりありませんか。

 さて、標記の通り今週土曜日に予定されておりました奈良の会、中止との連絡をいただきました。1月は、なくて次回2月25日(土)開催予定とのことでした。奈良も大層冷え込んでまいりました、コロナにインフルエンザとダブルパンチを防御して、新年を迎えましょう。

 詳細、アメーバブログでご確認ください。

 

気になる新聞記事から

この時期、中学校では進路選択がほぼ決まるころです。内申書のあり方についの記事です。

奈良県でも、見直しが進められようとしています。

 私のころは、9教科で実音テスト(ドレミファどん的)や体育実技(鉄棒とマット運動)などがあり結構ボリュームがありましたね。2年後ぐらいに、内申制度が組み込まれたのではなかったのかなと思い起こしています。

 当時は、公立高校も少なく奈良高専を足掛かりに奈高、郡山、一条英文科、その他普通科か実業高校に振り分けられていたようです。当時は、現在のような私学併願は経済的に豊かなお家でクラスに数人ぐらいでしたか。当然特色選抜などもなくとにかく一発勝負。奈良高専に合格できれば、ほぼほぼどの学校でも合格するといわれてました。

 私の場合はそんな話もなく、「お前は、一条(普通科)で陸上しなさい。」の一言で進路決定でした。英文科を第1志望にして第2志望が普通科という選択肢もあったようですが、願書は普通科1本でした。合格発表の時、いまだに覚えていますが、私の次の受験番号がなかったのです。同じクラスの出席番号が次の友達でした。彼は、私学を併願していたので事なきを得たようでしたが、何とも気の毒でした。発表が、卒業式のあとということで、落ちたらどうなるんだろうと真剣に悩んだものでした。

 それが、卒業後50年を記念して初めて学年同窓会を開催して、友達に会うことができました。はじめは、おつむの様子やおなかの出っ張り具合でわからなかったのですが、終わり際やっとこさ話をすることができました。彼は、私が教員だったことにおどいていましたが、彼はなんと大阪で小児科のお医者さんになっていました。

 要は、人生は入試ぐらいで変わらんということですね。

 しかし、教員になって初めて3年生担任になったときに、「15の春を泣かすな」と当時の校長先生にたしなめられたのも思い出しました。

では、また

 


12.10 トーキョーコーヒー再び

2022-12-14 20:40:41 | 日記

11月14日号で紹介した、不登校児童・生徒・保護者も集い。

読売新聞 奈良版に紹介されました。8月に生駒市で誕生後、全国に拡散され196か所に上るという。

また、今日の朝刊では、発達障害小中学生8.8%   

確かに、私どもの事業所では1週間で曜日によっては満杯状態でキャンセル待ちが出ています。特に冬休みは短いわりに、イベント企画も出しにくく苦慮しているところです。急遽、教員志望の大学生に声をかけているところです。


12.8 ペアで学ぶだけなのに

2022-12-13 20:05:10 | 日記

 先日、仕事の関係で市内小学校(児童数600名越え)の1年生の授業を参観する機会ができたので喜んで行ってきました。

 授業は道徳「ぽかぽか言葉とチクチク言葉」ワークシートが配られて、それぞれ当てはまる言葉を上げさせたのち、実際どんな場面で投げかけられてその時の気持ちはどうだったかを発表し全体交流しました。話が出そろったので、それを作文にするという流れでした。 

 あっ!授業形態は、一斉型です。

 数人の発言でどんどん進んでいきます。途中、先生が集中しきれていない児童の個人指導に向かいます。このように書けば、何の変哲もない授業風景となりますが、とんでもない状態です。私のすぐ前の男児は、二人で、最初から最後まで消しゴム飛ばしをしています。また、その横の児童も、ずーっと粘土遊び。真ん中あたりでは、振り向いたり横向いたりとざわざわした様子が1時間続いています。さすがに立ち歩く児童はみませんでしたが、多くは、先生の話を聴けていませんでした。ワークシートや作文も1,2行見出しを書いたまま提出して終わりました。校長先生も前半参観されていました。

 今年、2校ほどの小学校に出向いていますが、1年生のこの時期このような授業風景を見ることは皆無です。参観後、児童の情報交換をして引き上げましたが、何かしら、重いものを背負って帰ることになってしましました。ペアで楽しそうに学び合いをする子どもたちの姿を思い浮かべながら。・・・

気になる記事から

1 日本教育新聞から 中1ギャップ・自殺防止教育推進 北海道 滝川市江陵中学校から

2 同上紙から

  保育のこころもち 滑り台から見る「けがと失敗」 秋田喜代美先生(学習院大学教授)

 中列下段・・「『けがをさせてはならない、けががあってはならない』の”けが”を”失敗”置き換えてみるとこんな怖いことはない。・・・何かしら、前もって地ならしをして、コケることなく育ってきた子どもたち、小さい間にコケて立ち直るすべを体得させておかないと、大きくなってこけたら立ち直ることもずいぶん難しくなるのではないでしょうか。

お知らせ

① 新春学びの共同体研究会 申し込み迫る。対面参加は、まもなく定員に達するようですが、web参加はまだまだ、余裕があるようです。再度ご検討よろしくお願いします。

 

ではまた


12.5 保育士3名逮捕

2022-12-05 23:07:09 | 日記

1月学びの共同体研究会 申し込み終わりました。

 今年もハイブリッドでの開催となります。中でも学び合いの構築に苦労するといわれる「美術」が分科会で発表されます。またとない機会ですので、ぜひweb参加歓迎です。

 今日、保育士が3名逮捕されるというニュースが幾度となく流れていました。1歳児等への虐待・暴行とありました。それにとどまらず、園長が園ぐるみで隠ぺいを図ったと。教員の不祥事もそうですが、安心できるはずの、学校・園は、どこへ行ってしまったのでしょうか。氷山の一角でないことを祈らざるを得ません。事業所の保育士たちも意気消沈するありさま。もう一度、教員・保育士の立場や社会的責任を他人事でなく、私も振り返る必要があるようです。

 昔、初任で務めた学校で先輩教員から良く聞かされた言葉を思い出しました。それは「先生は、先に生まれた分、先にいけ」「教育は、今日行く」「教師は、今日しぃ(こちらでは、する意味)」

 ほかに、森信三先生「時を守り、場を清め、礼を正す

お知らせ

学びのたより12月号更新されています。