なら学びの会

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4.6 四月からどうするIN宝塚2019 その2

2019-04-30 21:00:57 | 日記
こんばんは
ようやく、まとめました。昨日からの雨で、晴耕雨読そのまま実践しました。

その前に、近況をもう一つ。昨年8月の台風21号で崩落した土手を修理していただき、ようやく田植えに間に合いました。目標は800kg。


田植えは、この5月3日。品種は、ことしも人気の高い「ミルキークイーン」

さてさて、お待たせしました。

その2
時事的教育課題から
① 教科書改訂について・・・「学び合い」とは縁のない授業が展開されるのでは
 ・「先生が教えやすいように工夫している」
 ・「教科書にヒントが載っていて授業もスラスラ進む」若手教師談
 ・「本当の対話的学びは、相手の話にどれだけ突っ込んでいくか。あえて教科書で型を提示し、あてはめるものとはちがうはず」女性教師談
などなど





② 「いじりといじめ」は違うのか?
・尼崎・中2自殺 6教諭SOS受けとめず
・天声人語「7年前の大津市男子中学生自殺問題」 いじりが芸能業界用語「客いじり」、「からかう」という意味で「いじる」が使われるようになったのは、バラエティー番組の影響か。・・・死を選ぶほどの苦痛や孤独。あなたは誰かに、そんなことを強いてはいないか。遊びやいじりだと思い違いしながら。



 昨年度、あちこちの道徳の研究授業でこうした問題を取り上げていた。「いじり」と「いじめ」は違うんだというスタンス。
「いじられてうれしいと感じている子」がいるという先生がいたら、「いじられてうれしいと感じている子」「いじられていやがる子」「表向き喜んでいるような顔をしているが内心嫌がっている子」などと、しっかり見極めることができているのだろうか。また、「いじめれれているか」と訊かれたら、子どもは言わないことが多い、「後が怖いから」、本当は嫌なのに、喜んでいるというそぶりをしている子が必ずいる。このことが、見抜けていない。
③ 資料提供の変化
 「お米代わり食品人気上々」キャベツやカリフラワーで糖質オフ
 小学校5年生 日本の農業で「米の消費量が減ってきている。どうすればいいのか」をやるときに、こういう要素(栄養・ダイエット等)も多角的な面(賛否両論を考えられること)から必要になってくるのではないか。



④ 書籍「AI vs.教科書が読めない子ども達」から・・
とある私学の7年間の経年結果から、ペアやグループでの学習成果を解説いただきました。問題文を「一人で読め」「自分で考えろ」などとはやらない。旧態依然とある「まず一人で考えろ」「自力で解決しろ」「隣なんかとおしゃべりするな」という風にしないと子どもに力がつかない(迷信に近い)と思い込んで授業を進めている先生がいまだに多くいる。
学ぶときには、ペアやグループでやっているが、テストは個人で解答している。のに、明らかに力がついているということ。これが、「学び」の基本だということ。また、学校のまとめから「廊下から聞こえてくる一斉読みの元気な声は、一見すると聞こえがいいです、しかし、それが子ども達に本当に必要な力、つまり感情的に育てる力にはならないということを、私たちはよく知っています。」ここもポイント。よく算数や国語で一斉読みをさせるのが好きな先生がいて、その言い分は「問題を全員で確認するため。」だけど、実際後でビデオを見ると半分は読んでいないことが多い。「読め」と言われるから一応声は出して読んでいるけれど、本気で読んでいないつまり、お付き合いで声を出しているだけ。・・これは困ったことだ。(個々の子どもを見切れていないのでは)
 
⑤ スポーツの指導について
 最近の指導時における、ことばの暴力やパワハラなどの背景について。戦後、スポーツが盛んになってきた時の指導者に元軍人、戦前・戦中に学生や生徒だった人が多くなった。それで、練習(実は訓練)でビシビシ鍛えるという伝統が続いてきた経緯を見逃せない。マスコミもしばらく前までは、取り上げることも少なかった。「熱血漢」「鉄拳制裁」など星野仙一氏の例を挙げ、スポーツ紙のみならず一般紙も「ダメなこと」とはとらえることがなかった。

⑥ 教育の世界では
これらの風潮が、前段の教育の世界にも波及しているのではないか。「一人でやれ」などや先ずは、基本から積み上げてから応用があるんだ。というのが、ダメなことはない。中でも学力の高い子などは十分成果をあげた人もいる。昔から学力の低い子はいたが、注目されだしたのは、人権意識の向上、「学ぶ権利」から「どうしていくか」が研究されて。個別指導や放課後居残り指導が主流になった。対象が固定化されるようになり問題化する。私は当時から、「できる子もそうでない子も同じ教室で、どちらも伸ばす方法はないか」を実践してきた。この実践から「レベルの高い課題」「質の高い課題」をしたときにどちらも伸びることに行き着いた。・・・
 (佐藤学先生の話になって、)小中高とレベルの高い教育(学力)を受けてきたはずなのに(学び合いなど経験していない)、子ども達を分けないで一緒に延ばす方法「ジャンプの課題」やグループ、ペアに行き着いたところがすごくえらい(自分が受けてきた教育観から抜け出せているところ)先生だ。小畑先生談

⑦ 学びの基本について
 基本は「聴く」こと。最近「対話的」というのがでて、話し合いが多くみられる。経験談から、子どもとの会話術から「わからなかったら訊けばいい」。・・・子ども達が「訊けるようになるかどうか」、(訊けるような状態に学級がなっているかどうかにもよる。)ただ、話し合えということになると、「ある程度自分の考えを持って」とか、「ある程度分かってから」ということになり、レベルの高い課題はやれない子どもが出てくる。そうすると、やれない子どもに対して個別指導ということになり、多人数になってしまうと対応できなくなるので、こうしたクラスでは、レベルの高い課題をやらないようになり、やさしい課題だけになってしまう。
ここまでが、プロローグ(午後開催となり、駐車場の関係で遅れてくるだろう先生たちのために、時間をとっていただいたようです。優しい限りですね。)

 本論として、先生の始業式当時の授業から。始業式後、いつも詩の学習をしていた。当時の子ども達の作文が紹介され、文学や詩の学び方を示唆いただきました。今回は、多くの教育実践をご披露いただき、子どもの作文を通して教育観を垣間見ることができたように思いました。「子どものつながりは、課題を通して次第につながるようになる。」・・
そのあと、公開研究会の紹介や各地の授業研究会などが紹介されました。第2部として例年のごとくビデオによるカンファレンスがありました。





本日もここまで
平成も残すところ、2時間余り・・・・・

注 本文は私の聞き取った内容ですので、小畑先生の真意をお伝えできているかは定かではありません。写真記事等については、出典が定かでないものがありますので転載されませんようにお願いいたします。


ドキュメンタリー「みんなの学校」上映会のご案内

2019-04-29 19:58:44 | 日記
ご無沙汰しております。いよいよ「令和」に近づきましたね。
私は、昨年度のレポートも進んでいなくてすみません。貯めるとロクなことないですよね。3日に田植えをするので、毎日田んぼ通いで大忙しの毎日です。

さて、上記上映会が、5月26日(日)10時~、14時~の2回公演。会場は、京都府木津川市の加茂駅近く、「加茂文化センター」
詳しくは、「みんなの学校」上映会公式HPでご確認ください。
前売り 成人 500円(要申し込み)当日券 700円です。

英語教育はどちらへ?

2019-04-17 18:37:02 | 日記
連日の報道から



お詫び、部分欠如は、座敷犬がジャレて破きました。

 訪問先の小学校も中学校から、英語の先生を招いて授業研究に余念がありませんでした。ALTの授業も楽しく進んでいるように見えましたが・・・
 
 そうそう現役のころ、地域のご協力を得て「英語土曜講座」なるものを開催して、一年間の総仕上げとして、奈良公園で外国の人とどれだけ多くかかわれるかというコンテストをしたことを思い出しました。2時間余りのグループ活動でしたが、中には30件を超えるほどコンタクトをとってきたグループもありました。最初の30分余りは、ターゲットを見つけますが、なかなか踏み出せない状態が見られましたが、終わりころになるとダッシュまでして追いかける一幕も。なんか、ここらあたり、子どもなのに「まさに日本的な感覚」を引き継いでいるのでしょうか。普段の教室では、結構動きもいいのだけれど。・・会議や研究会でも終わり方にやけに盛り上がることって多いですよね!!
また、最近CMで見かけるのが、AI機能が付いたハンディータイプの翻訳機。○○トーク登場「74言語109か国」かなりの販売台数。恐るべし!
 もっと古くは、中学生になったころ、英語の先生に「俺外国なんか行かんから、英語は勉強せぇへん」というたら当然一発いかれてなおかつ「アメリカの子どもなんか、ヨチヨチ歩きの子かて「ママ―!」としゃべっとんがな。しっかりせー!」やて。今思ったら無茶苦茶な話で、あとで伝え聞いたらどっこも外国へ行ったことないやて・・・どうよこれ!!


今日はここまで!!

お知らせ
4月27日(土)奈良の会 奈良市立明治小学校にて 9時30分~ 要申し込み

文科省動き始める・・・

2019-04-12 20:47:37 | 日記
スーパーバイザーとしては、いままで県内に一人でしたので、近府県の先生方にご協力を賜りありがとうございました。しかしながら、公教育を取り巻く状況は厳しく一日たりとも気を抜けない状況が続きますので、松元首席研究員共々今後も引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。

今日は、「四月からどうする」その2 の予定でしたが・・ぽつぽつ、こんな記事が出始めましたね。

4月12日読売朝刊

3月19日読売朝刊 


  
なんか、「鹿の○○のようにポロポロと」改革案が矢継ぎ早に出てきますが・・・どっかで、バサッとしなければ、シワ寄せは子ども達に・・・」