この時期、研究会真っ盛り。
訪問先は、今年創立150周年の天理市立柳本小学校。
学び合い学習の歴史は古く、その息吹は脈々と受け継がれて、今年から新たな研究主題として位置づけられました。学校あげての新たな挑戦が始まりました。子どもたちの明るさややさしさケアの精神、聴く力もずいぶんと身についてきました。先生方の努力の成果と言えましょう。
午前中空いた時間のぶらりと1年生へ、30名を超える子どもたちと一緒に、空箱のタワーづくり大会それぞれにキャーキャー言いながらの授業です、でも先生の話をすーっと聴けちゃうんですね。素晴らしい一幕でした。のち、2時間参観給食をいただいて、提案授業 6年生国語「やまなし」これが、ビデオが故障して、急遽学校のをお借りすることになり、絵をお見せできないのが残念です。
目標に「・・読み味わう」とありました。「やまなし」の授業は幾度となく見ていますが、何度見てもそれぞれの押さえどころの違いが実に面白いですね。今回は「カニ」の兄弟のところ、子どもたちは一斉読みに始まってグループ読みが4度繰り返されていました。グループ読みでは、。読み、段落読み。一斉読みなど思い思いに読みつなげているところが妙に自由でこんな読ませ方もあるんだと感心しました。出てきました。かわせみ、天井、黒いコンパス、かば、などなど知らない言葉に出会うたびに、「これって?」とみんなに訊きます。すかさず「ここにあるやん!」と文章へ引き戻します。読むということをよく仕込まれている授業でした。
全体協議のあと、個々にカンファレンスをして、どっぷりと暮れていまいました。朝忙しくて見れなかった「天理名物 銀杏並木」残念でした。
お知らせ
1奈良の会 11月25日(土)大久保ふれあいセンター 9時30分開会 要予約、資料代
2第22回大会 12月1日スタートです。大阪大会につきお早めにお申し込みください。懇親会は会場宿泊参加の先生方のみとなっておりますので、悪しからずご了承ください。なお、お世話になります現地スタッフの先生方も申し込みは必要ですので、再度「学びの共同体研究会」HPをご覧くださいね。