年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

例えは悪いけれど

2017年11月10日 | 築地市場にて

どうも築地の場内の人に関する報道を見ていると、実際付き合っている人との感じとずれている気がする。築地の場内外の人は長年働くとある特定の部分にはスペシャリストとなり堂々とある特定の部門に関して意見・感想・予想を言うようになる。他の市場は青果でも水産でもほぼ全部を扱うため意外と個別のことは知らないことが多い。特定の部門の歴史から今の現状まで、さらに今後の見通しまで語る人が築地には多数いる。つまり根底には江戸時代から続く(天下の築地)と言う意識が根底にある気がする。築地は日本の和食文化を担っている意識があるかも知れない。食材の時代により変化することも知っていて、さらに浮き沈みも経験して、多数決で押し切ることは出来ない。全体の合意形成に時間のかかる組織ということがようやくしれて来たようだ。まだまだ豊洲移転日の決定には時間がかかりそうで年越しも想定したほうが良いだろう。意外と豊洲追加工事の入札結果が決め手になるかもしれない。

コメント
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