名古屋市の「文化の道二葉館」と言われる、旧川上貞奴邸を訪ねました。昨年移築復元されたところです。日本の女優第一号の彼女は、日本では芸者だからと軽蔑されましたが、1900年のパリ万博ではマダム貞奴といわれるほど有名になり、ピカソがデッサンしたものも残っています。
夫だった川上音二郎の死後、電力王、福沢桃介と一緒に住んだこの家は、このステンドグラスが示すようにため息が出るほど美しいものでした。調度品も素敵です。別名、二葉御殿。
2階には、郷土ゆかりの坪内逍遥(岐阜県生まれ)、城山三郎、春日井建などの文学者の資料も展示してあります。
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