測定実習の3回目です。
3グループに分かれて作業を進めました。
①前回熱処理(焼入れ)した部品の研削加工をおこなう班
②モデルワークの穴位置をダイヤルゲージとハイトマスタを使い計測する班
③フライス盤の精度検査をおこなう班
今日は精度検査について報告します。
工作機械は別名マザーマシンとよばれ製品を構成するパーツの加工のために使われますが、高精度な加工をするためには当然機械自体の精度が高くなければなりません。
精度の悪い機械ではどんなに腕のいい職人さんでもいい仕事をすることはできないのです。トンビがタカを生むというのは機械加工の世界ではありえません。
新品のときは精度が出ていても長年使っていると経年劣化やぶつけたりして精度が狂ってくることがあります。
確認の意味でフライス盤の精度検査をおこないました。
①テーブルの左右方向(X軸)の送りと前後方向(Y軸)の送りの直角度
一辺が200mmの直角スコヤを使いダイヤルゲージで測定したところフレ0.01mmでした。
②テーブル上面とひざ運動(Z軸)との直角度
テーブル上に置いた円筒スコヤをコラム面に取り付けたダイヤルゲージで上下方向に120mm走らせたところフレ0.02mmでした。
③テーブル上面と主軸中心線との直角度
主軸端に取り付けたダイヤルゲージを手動で回転させ90度ごとのテーブルとのフレを間にブロックゲージを入れ測定したところ左右で0.03mm、前後で0.0025mmでした。
ほかにも検査項目はありますが、今日はここで時間切れ。
③項については調整の必要ありそうです。
3グループに分かれて作業を進めました。
①前回熱処理(焼入れ)した部品の研削加工をおこなう班
②モデルワークの穴位置をダイヤルゲージとハイトマスタを使い計測する班
③フライス盤の精度検査をおこなう班
今日は精度検査について報告します。
工作機械は別名マザーマシンとよばれ製品を構成するパーツの加工のために使われますが、高精度な加工をするためには当然機械自体の精度が高くなければなりません。
精度の悪い機械ではどんなに腕のいい職人さんでもいい仕事をすることはできないのです。トンビがタカを生むというのは機械加工の世界ではありえません。
新品のときは精度が出ていても長年使っていると経年劣化やぶつけたりして精度が狂ってくることがあります。
確認の意味でフライス盤の精度検査をおこないました。
①テーブルの左右方向(X軸)の送りと前後方向(Y軸)の送りの直角度
一辺が200mmの直角スコヤを使いダイヤルゲージで測定したところフレ0.01mmでした。
②テーブル上面とひざ運動(Z軸)との直角度
テーブル上に置いた円筒スコヤをコラム面に取り付けたダイヤルゲージで上下方向に120mm走らせたところフレ0.02mmでした。
③テーブル上面と主軸中心線との直角度
主軸端に取り付けたダイヤルゲージを手動で回転させ90度ごとのテーブルとのフレを間にブロックゲージを入れ測定したところ左右で0.03mm、前後で0.0025mmでした。
ほかにも検査項目はありますが、今日はここで時間切れ。
③項については調整の必要ありそうです。