よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

グリーンアップ慰労会・・・

2006年04月04日 | 農家ブランド
(これがニューラベルですよ!よろしく!)



午前中、引き続いてハウス均し。
湿気のため、軽トラで踏む程に水が上がってくるので
途中でやめて換気。明日以降に持ち越し。。

昼からは加工場に入りながら。
南方の田中さんが来て納品したり、一月にお世話になった
河北新報「ニッポン開墾」にて良い写真を撮ってくれた佐々木さんが
一家で商品を求めてわざわざウチを目当てに仙台から来てくれた。
用事で出かけるところでお茶も出せずに申し訳なかったけれど、
来てくれてホントにうれしかった~。。。

その後、夜に直売所の催亊の打ち上げ。
和やかに運ぶのかと思いきや、色々と議論が深まってしまう。
基本的に農家の集まりで運営している店だが、平日に雇用している
パートさんが急病でしばらく休む事に。
もう一人も5月一杯で産休に入るため、その間をどう埋めるのか?
という話。
執行部としては、今まで土日に割り振っている会員の当番を増やし、
僅かな日当をつけて平日にも埋め合わせを、という方針。
ここで異論が続出。。。

立地条件他諸々、正直会員一人当たりにすれば売上は大したものでは
ない。そこでボランティアに近い当番を増やすのはいかがなものか?
会員離れにつながるのではないか?
割り切って「自由の効く人」に数多くしてもらったら?
でもそれでは色々な意味で「不平等感」が出て会員同士がバラバラに・・
等々・・・

個人的な意見とすれば、ウチは母も居ないという事情からも、はっきり
言って負担この上ないし、ならば脱退も選択肢に入ってくる。
「店側」として考えれば、今は一番に「みんな一人一人の店なんだから」
自分たちで運営しようじゃないの!という考えがある。だからぶつかる。

「私や他の加工業をしている人たち」と、誤解を恐れずにいえば、
「本業のかたわら、のプラスαで稼ぎ」という位置づけの人たちとでは、
基本的にすれ違うのは当たり前。
けれど、今の執行部他、多数の人達はその間の「壁」を理解していない。
私たち側は一日のロスが生活に直結するが、大家族だったり、主収入が
他にある人達にははそういう意識は薄い。

実際に経験して「気づかないと」わかってもらえないだろうと思う。
だから今日は「とりあえず日替わり当番でやってみたら?」と発言。
もちろん出来ない人は出来ないという前提の上で。。。

「商売」としてこんな場合、すぐに新パートの雇用が重要な選択肢として
出てこないのではどうかと思う。
「理想」はあくまでも理想、その上でその理想に近い「直売所」にするに
はどうするか?を考えないと・・・
最終的には「店として」はもちろん、「会員一人一人、商売として」ペイ
する形をとっていかないと長続きはしない。

が、そんなぶつかり合いを乗り越えた先に何か可能性を感じるから、
みんな意見をブツケ合う。
良い事だ。
きっと、良い方向性が見いだせるはずだ。