主治医にあてた脳性まひ問題

脳性まひには恒に身体が動くのと、硬直が強いものとがあり、僕は手の硬直が強い。意識しないのに、力士並みの力が出る。こんなこともありました。
　中学の身体検査の握力。握力計を右手に持たせたところ、たまたま硬直し、握力計が５０。介護していた人が「こんなに出るわけない」と。「測定不能」と記載されたのを覚えています。それでも軽い硬直でした。強ければもっと出た。力士に握力が９０の者もいるそうですが、そのくらいは出るかもしれません。無論、体力が消費され、体に悪い。常に体が動く場合も同じです。
　脳性麻痺は、脳の運動部の働きのバランスを崩している。精神障碍は、感情部野。知的障碍は、知性部野。
　ところが西洋医学は伝統的にバランスに疎く、漢方は脳関係に疎い。以上の障碍が治療やリハビリに取り残されている理由もそこではないか。西洋医学にバランス、漢方に脳研究が加われば、治らなくても、かなり本人が楽になる。僕の手の硬直も緩和できると思う。
　脳性麻痺で常に首がぴくぴく動く人たちもいるが、それは首の神経断裂を招き、頚椎損傷みたいになり、やがて寝たきりにもなる。また、その首の痛みは激烈と聞いている。
　若いお医者様も来てくださっていますが、バランスの問題も新たに研究し、未来には脳医学の革命も起こしてください。期待しています。
　（麻薬類を投与すると一時的に硬直が緩和するので、昔はかなり使用され、高熱の後の強い硬直、中学の時、一度だけ僕も服用。頭がボーとして、何も考えられくなり、懲りて、以後は飲まず。調べると、心臓や腸の働きもにぶるとか。怖いし、本当にバランスですね。今はどうでしょうか）

コロナから想う日本社会

コロナに限らず、ワクチンは対ウィルスへの免疫力を高め、かかった時の症状を軽くするが、かからなくなるわけではない。そのことを多くの人たちは誤解している。医者の中にもいると思う。だから、接種しない・できない人はお断りにもなると。変な信仰みたいにもなる。もともと薬飲めば治るみたいな信仰があるからね。今回場合、大規模になったと。ワクチンに対しても科学的に見なければならない。

薬信仰も、明治の教育勅語でそれまでの日本人の信仰心が失われた現象の一つかもしれない。それまでの素朴な仏教信仰は学校から教育勅語で駆逐。命や仏に代わり、国家組織、天皇、仲良し関係の３つを心のよりどころとさせようとした。終戦で国家組織と天皇信仰はなくなったが、仲良し関係は残った。でも、祈りなしで他人と友人になれるだろうか。なれないし、心のよりどころにはならない。国家組織や天皇もそうだが。不安感が強まり、病気の時は薬にすがる。健康な時はお金にすがる人たちも多い。カルトが多いとか。過度に強固な仲間関係を求め、果てはケンカ別れになった身障会や福祉会。皆根は同じ。牧師たちのレイプも。レイプとかその隠ぺいする牧師たちは本当は神なんか信じていないわけだ。坊さんのレイプにも言える。
　雑草や虫にも命を見出し、その遺伝子を作った神とか天の偉大さを悟り、自分もその遺伝子によって生かされていることを感謝する。現代科学も絡ませて、そのような気持ちを持つが今は大切ですね。

待ったなしの精神病治療

　　今の戦争ですでに両国に多数の精神病患者が出ているからだ。終戦後も、今までのような多くの強い薬の半永久的投与では、患者も辛いし、両国は国家破産にもなり、世界恐慌にもなる。

　　これからさらに増える戦争の精神病患者。世界各国に回し、治療に取り組み、その過程で医者たちは脳内バランスの問題に気が付き、初めて治療法が出てくると思う。そこから、脳性まひや知的障碍の脳内メカニズムもわかり、対処法も初めて出ると。（僕も脳性まひ持っているが、手や指は動きにくいのに、腕の曲がり硬直の力はものすごく、力士並みの力が出る。意思に反して。明らかに脳内アンバランス。体力も使い、体に良くない）。

　　思えば、「多くの強い薬の半永久的投与」しかなく、脳内バランスに気が付かなかった今までの医者たちの怠慢であり、精神病患者を社会の片隅に追いやってきた人々の罪である。精神病も誰でもかかるのに。