トシコロのありのままの暮らし


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仲良し関係

2020-05-28 16:04:55 | 日記
  思い出せば、70年代の首都圏の身障・福祉・親睦などの各団体は一様に「皆で仲よく」にこだわった。上べだけやさしくし合おうとして。目的があったようだ。一番は「異性と仲良くなって、結婚する」。後年の男女合同コンパと同じものである。やはり、その為にコンパやハイキングなどもしたわけだし。あと、身障者の中には、「健全者と仲良くして、介護をしてもらおう」とした例も僕の見た範囲では、かなりある。それから、話し相手の友人を作るためとか。少し前に述べたように、仲良し主義から統合教育運動に入っていった例もある。
  いずれも結果が悪かった。「仲よく」するためには個性や癖を抑えて、皆と同調する事を心掛けたため、各自の魅力も、男らしさ、女らしさも見えなくなったため、「神田川」的なやさしくし合うような男女関係しかできなかったから。それは上べだけ。非婚はまだ良い方。それで結婚して不幸になった例を方々からたくさん聞いている。
 その仲良し主義の果ての一つが、今回の黒川元検事の件だと僕は見ている。安倍首相や大臣たちも大体は僕の世代だし。
 僕の場合、どうも子供の時から仲良くする事は苦手なのか、以上の関係に溶け込めなかった。だから、今になり、こうして、客観的に書けるかもしれない。入った各団体を端から早く抜け出しているし。僕は単に「合わなかった」で済んだが、精神障碍者の場合は仲良くできないため、大体がいじめられると聞いている。三例くらい聞いたかな? これも深い問題がある。
 教育勅語はしきりに「仲よく」を説いたが、70年代の以上はそれと関係があるのか、ないのか、僕には今はまだよく判らない。しかし、「上べだけ」は僕ももう沢山だと思う。
  面白い事に「仲良し関係から社会変革する」とか言っていた人もいた。今の僕なら、黒川の件から「それは矛盾だ」と明言できるが、かつては言えなかったわけである。
  やはり、島田療育園も「仲よく」を園生たちにも求めたが、僕の付き合った3人はそれが苦手だった。だから、個性が僕にもはっきり見えて、書けるわけである。

大峠

2020-05-28 14:17:37 | 日記
  1944年に書かれた、予言書の「日月神示」。日本敗戦直後と「大峠」の時期の2回、世界的変動があり、日本でも「上の人が投獄される」みたいに書かれている。東京が汚れる事も。本当に1945年に一回目はそうなりました。「大峠」は単に「ネズミの年」としか書かれていない。僕はその古い本を持っていて、「2008年」と解釈されてありましたが、その年はそのような事は起きなかった。
  コロナの今年と言わざるを得ませんし、科学的には疑問符がついても、的中を認めざるを得ません。黒川も「上の人」には違いない。それが逮捕されるかは判りませんが。
 「大峠」は資本主義も大きく崩れ、マルクスが説いたものよりも強力な社会主義みたいに世界はなっていくとか。生き生きした、個性が誰もが認められる、社会になるそうです。仏教の言葉を借りて、「弥勒の世」と記されています。核戦争で人類は滅びないとも。そうなってほしいですね。
  詳しくは紹介しませんが、今年の状況とそっくりの事が「大峠」として書かれてあります。

黒川元検事事件と今後の日本

2020-05-28 11:02:22 | 日記
   今後の事は判らないが、今回のその事件は、コロナ禍とも絡み合い、日本の政治と社会を大きく変えるきっかけになるかもしれない。


   正直言って、時期が重なったため、僕もコロナに目が向き、黒川の件は関心が薄かった。但し、「世界中の人達がコロナで苦しむ・死んでいっているのに、よくも賭けマージャンを楽しめるものだ」と、その人柄を疑ったが、深くは考えなかった。でも、昨夜(27日)のニュースを見て、この件を考えるようになった。確かに、以上の通り、多くの人達が非常に苦しんでいる時に、賭け事をして楽しむような人は検事関係の資質に欠くし、法にも触れる以上、その能力もないと言うしかない。更に問題なのは、そのような人を今の安倍政権は重用した点である。しかも「親しいから」。仲が良いという理由で、政治的に重用する事は、どう考えてもおかしい。政治や法律関係の私物化にも当たるし。コロナの中、日本国民の中から批判の声が出ているのも当然だろう。また、単に安倍政権や自民党体質の問題だけでも済まないと思われる。実は、昔から、それも明治時代から日本はかなりの社会で、特に上に立つ者が「仲良しだから重用する」事が行われてきたわけである。又は、仲良し関係を重視する社会。

  仲良し関係重視は、一見暖かくて良いようにも見える。確かに、その仲間の中は暖かい雰囲気で居心地がよい。でも、それ故に構成員は目が内向きになり、外の社会や人間には無関心になる。外には、非常に冷たくなるわけである。更には、仲間内でも、皆と違う考え方を持つ人たちや、感覚などが違う人たちはどうしても冷たくされたり、いじめられる。戦前の軍隊関係もそうで、陸軍と海軍は足の引っ張り合いを常にしていたり、考え方が違う人たちをいじめていたと、自らも軍隊経験のある父から多く聞いたし、小説やドラマにもたくさん出てくる。戦後の学校関係のイジメもその構図。それでいじめられた精神障碍者たちの声も僕は何度も聞いた。先生たちも「仲良くしなさい」しか注意の仕様がない。それでは、注意にもならないわけである。逆に、仲良し関係を止めない限りは、この種のイジメは消えないと。また、思えば、日本の政党の全部もその構図だったようだ。仲良し同士が集まって。新左翼や右翼も同じ。以前、話した通り、かなりの身障会や福祉関係もそうで、内向きなものになっていったし、仲良くできない性格の者は叩かれた。叩かれた身障者たちの声も聞いた事もある。会社や施設関係なども。掘り起こせば切りがない。

   今回の件で、検察関係に限らず、世間の目は「仲良し政治」に非常に厳しくなることが見える。事件後も更に厳しくなると。という事は、日本の世間・日本社会はこれまでの「仲良し尊重」が廃れていく事にならないか。僕は「なる可能性が高い」と見た。変わって、個性や各自の意見が尊重されてくるはずである。コロナで、三密が避けられるようになったご時世ならば、尚更そうなりそうだ。諸々の政党の性格も変わるだろうし、変われない政党は淘汰されていく。全政党が大きく変わるか、消えていくだろう。また、「コンパして、仲良くなって結婚」というパターンも消えていくかもしれない。やや遅れて、学校も変わるだろう。更に、「個性や意見」だけでなく、各自の気持ちも尊重されるようになれば、障碍を持つ人たちに対する扱いも変わるし、福祉も変わる。その後、対動植物も変わり、自然破壊もなくなり、動植物が尊重され、特に遊びの狩りはなくなっていく...。

  とにかく、今後の政治と世間の動きには注目したいものです。


コロナと漢方薬

2020-05-28 09:48:25 | 日記
船井幸雄関係の会社のホームページを見たら、「中国では、コロナ治療に中医薬(漢方薬)がたくさん使われていた」と書いた社員の方がいました。その成果は伝えられて欲しいですね。
  でも、以上の事は日本のマスコミは伝えていない。僕は見聞きもしていません。おかしいです。中医薬も世界的に認められたものであり、効く事も中国・台湾・韓国・ベトナムと実証されているのに。明治の時、漢方薬を「迷信だ」と切り捨てた歴史が日本にはありますが、いまだに日本社会にそのような風潮があり、その影響で報道しないのならば、それはおかしな事です。他に理由でもあるのでしょうか。
  とにかく、「世界」は西洋だけではない。地球全部ですから。西洋に偏る事も世界的な発想とは言えません。東洋、西洋の両方を尊重すべき。医学でも。

僕の新しい日常

2020-05-26 15:14:14 | 日記
5月初め、従兄弟の川本兼氏から「21世紀の平和憲法(三一書房)という新刊書が送られてきました。でも、しばらくは読む事もなかったです。毎日、テレビで「感染者は○○人、死者は」と報道されたら、誰でも気が滅入りますね。本も読めなくなる。
  先週から以上の本を読み始めています。という事は、昨日の緊急事態解除に先駆けて、先週、僕の気持は「新しい日常」に入ったわけです。とは言え、気は緩めていませんが、落ち着いたと。コロナ第一波の時、しきりに僕は過去と歴史を見つめていた。医学とは関係のない、70年代の恋愛世相までも。そして、24日に書いたような事が確認できた。「神田川」という歌ができた時に、日本の世相から恋愛は消え、男女も、ボランティアや身障会も「やさしさごっこ」をするようになった。その延長で、教育の抜本的改革の時期を逃したようだと。本当は恋愛も、教育も「命・人格」に基づかないとダメである事もよく判った。命と人格を自分が大きく尊重すれば、これからでも恋愛も、結婚も可能だとも悟ったわけです。気が楽になりました。
  尚、以上の本は全部読み終えてから推薦文を書きます。又、他に、旧友の早川裕氏の「絵本はこうすればもっと面白くなる・マキノ出版」の事もブログなどで広めたいと思っています。とにかく、今まではコロナで、僕も本どころではなかったわけです。