トシコロのありのままの暮らし


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日本の食とエネルギーの解決策

2022-03-31 10:38:17 | 日記
   社会的困難を解決させるのはいつの時代でも「人々のやる気と、最新科学」である。1929年の大不況の少し後、アメリカで当時の最新科学を駆使して、大型水力発電所を作り、後のアメリカの経済発展につながったように。赤痢や結核の克服など、医学の歴史にはそのような例も多い。

  日本の食糧自給の解決策は実はすでにある。農業工場。光合成に相性が良いLEDと、パソコンによる温度管理で、水と肥料さえ与えれば、病害虫なしの品質の良い作物が、狭い土地で1年中できるから。「水」も農業用水よりもはるかに少なくて済む。もちろん、無農薬。すでに日本でも作られ、コンビニや食材関係に野菜は多く使われている。ならば、小麦、砂糖、大豆に使わない手はないわけである。多くの日本人が気が付いてもおかしくないのに。将来的には、お米もそれで作ると思う。気候に関係なく、いくらでも安くできるから。日本のお米は確かに高すぎる。ご飯を食べなくなった一因もそれだし。また、「土を耕して、大量の水を与えて作る」。他の産業は常に変化しているのに、農業だけは古代から変わらない。今は各国共、農家に大量の補助金を与えて保護している。でも、いくらお金を与えても、農地に限りのある日本は特に小麦などは自給不可能。例えば、レジャーとか、子供教育用の農業は別にして、食べ物は農業工場で作る時代にこれからは世界的になるし、そうしない限り、飢えはなくならないだろう。

  エネルギーも当面は地熱発電しかない。そして、量子物理学で言われている「フリー・エネルギー」の実用化を試みる。地熱発電は観光関係から「景観」で反対されているが、観光地に旅館やレジャー施設を作ることも「景観を損ねる」訳だから、矛盾していないだろうか。

  それにしても、電力は今は全部ニュートン物理学の応用である。それも太陽光と風力以外は、水を熱して蒸気にして、高速タービンで回して、電気を作る方式。原子力発電でさえも。物理学もニュートンの時から進歩し、今後はもっと進歩するから、新しく、効率的な電力作りの方法はできないかと思う。今回の戦争でも「超音速ミサイル」も使われたから、なおさらだ。そのような兵器開発する物理学があれば、電力の効率的な作り方などは簡単にできそうだと思うわけだが。...。


「満州国の亡霊」の結果

2022-03-30 10:31:38 | 日記
      戦後は安い中東の原油や、アメリカなどからの小麦、大豆が輸入でき、また、朝鮮戦争の特需以来、加工工業が儲かったこともあり、次第に日本では、「お金さえあれば、何でも買える」と思う人たちが増え、お金第一の発想が定着した。果てには政治や愛情までもお金で変える気風が出て、金権汚職で逮捕される政治家も続出、金持ち男性を好きになり、結婚しようとする女性とかも多くなった。

  1970年代の日本では、総理大臣時代の田中角栄が汚職して後に逮捕された。田中は叩かれたが、それは当然にしろ、田中個人の犯行だろうか。日本全体にお金主義がはびこれば、総理大臣も金権汚職を甘く見て、そうしたのではないだろうか。若い時の田中は早くから中国やソ連との国交回復を見据えるなど、先見性があった政治家だから、お金主義のない日本社会ならば、別な道もあったかもしれないと思い、残念にも思うわけだが。

  また、お金主義の意識が強い男女が結婚してもまともな愛情は生れず、離婚や不和にもなるし、子供が生まれて、家の中でお金の話を常にすると、子供も洗脳されたみたいになり、学校で基本的人権みたいな事を習ってもお金主義になり、娘は中学・高校から売春するようにもなる。まさに援助交際。その言葉ができたのは1990年ごろだったが、実際は60年代あたりからあった。興味本位の週刊誌しか、最初は取り上げなかっただけで。

  1973年の石油危機の後も、安いウランを買い、原子力発電を増やして、以上の意識や生活は続いた。今回のウクライナ戦争の余波で、日本も食とエネルギーの問題が突き付けられているわけである。その事は次に述べる。ただし、歴史を見ると、他力本願的に食とエネルギーを満州に頼ろうとした亡霊が今まで続き、政治や援助交際にまで影を落としていると言わざるを得ない。戦後日本の経済繁栄は上べだけなのだ。

  次回は以上からの脱出策を書きます。脱出しないと日本は滅びます。ウクライナやロシアよりも危ないわけです。









今、日本国としてすべきこと

2022-03-25 13:20:40 | 日記
    食料とエネルギーの自給を早急にすべき。ウクライナ戦争が仮に早く終わっても、それらの混乱収束には何年もかかるから。小麦、大豆、砂糖、石油、天然ガス、ウランは価格が上がる一方だと思われるし。内、ウランだが、世界が原子力発電を多くすれば、それだけこれも高くなる。その産出国が災害や戦争が起きた場合、今回の天然ガスと同じになるわけである。

  日本には有り余るはずの地熱エネルギーがあるが、観光のための景観の法律のため、ほとんどが利用されていない状態があり、もったいないわけである。更には、量子物理学ではすでに理論的に証明されている「フリー・エネルギー」などの新エネルギー開発もすべきである。

  小麦、大豆、砂糖、そばも、日本が開発した農業工場を使えば、簡単に自給でき、輸出も可能になる。日本の古代史を見ると、狩猟していた縄文時代から農業を始めた弥生時代に移ったが、そのように食べ物生産も人口増加に合わせて変えて当然である。3千万人しかいなかった江戸時代とは違い、日本の農地だけで食料を作ることはもう不可能だから。また、畜産という非効率でもあるものはやめて、効率的にタンパク質を作る大豆性の人工肉を作った方が安くできて、良いだろう。

  孔子も孟子も「国として、大切な食・民との信・軍備の内、一番早く切り捨てて良いのは、軍備である」と述べた。僕も高校時代に習った。高校卒なら日本人は誰でも知っている事である。それなのに、ウクライナ戦争などにちなみ、政治家の中には「軍備を増やし、日本も原爆を持て」と言っている政治家たちもいる。仮にそうしても、食かエネルギーを断たれるか、原子力発電所が攻撃されたら、日本は終わりである。日本を倒すには、核兵器どころか、戦車も必要ないわけである。ちまたの無責任な戦争談義ならばともかく、そのような発言は政治家のする事だろうか。...。




 何故、両民族は憎しみ合うのか?

2022-03-23 10:35:55 | 日記
   もちろん、ロシア・ウクライナの事だが、根本理由が見えない。日本のマスコミ、評論家、政治家たちはプーチンの侵攻ばかり非難したり、その歴史観を解説しています。それも大切ですが、プーチンがどのような歴史観を持とうが、両民族の憎悪がなければ、侵攻も口実がなく、できなかったからと思えるからです。先日、ETVで2014年の両民族の争いの解説番組が再放送されていましたが、相当過去にさかのぼるようです。他にも、旧ソ連時代から両民族は常にこん棒で叩き合う・投石し合うなどをして、警察も対応できなかったわけです。無論、殺傷事件も多いわけですね。ゴルバチョフが出るまでは外国には報道されていませんでした。

 ウクライナ人の住んでいる所に、スターリンがロシア人を強制移住させました。ウクライナ人にとっては迷惑な事でしたが、それだけが原因ならば、スターリンだけを憎めばよいわけです。また、宗教説もある。ウクライナはカトリック、ロシアは東方正教だから合わないと。でも、ウクライナ人の中にも東方正教、ロシア人の中にもカトリックはいますが、それらが信仰理由でそれぞれの国の中で迫害されているわけではない。ウクライナ人の東方正教の信徒たちもロシアと戦っているわけです。

 理由は僕には判りませんし、例えば、信仰や経済みたいに特定する事は不可能なようです。

 日本人と韓国・朝鮮の人たちも100年くらいに渡る歴史的な葛藤を抱えています。1923年の関東大震災の時は、誤った情報が元で、南関東にいた朝鮮王国の民が虐殺されるという痛ましい事件もありましたし、戦後も日本国内では韓国・朝鮮の人たちが差別されています。混在地区みたいな所も多いですが、暴力事件はありませんね。両民族が自制しているわけであり、どちらも誇りに思って良いし、それを土台に真の和解に進めないかと思います。別な機会に書きますが、日本人が江戸時代の発想を取り戻したら、日本と韓国は勿論、日本と北朝鮮、さらには、中国にまで真の和解ができ、東アジアは永久平和になると思います。

 今度のウクライナ戦争は日本と韓国・朝鮮、更には日本人自身の鏡としても使えます。自分の鏡にもなるわけです。