トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「ココナッツミルクのヨーグルト」くそくそ!

2024-03-28 | 小人閑居して憮然

 菜種梅雨とも言うべきか雨降りお憑きさんである。年甲斐も無い重労働に明け暮れていては膝小僧も腰娘も堪ったもんじゃあないから、つまりは慈雨と言うべきなのだろう。フイールドに出かけないので時間のやりくりは無し。全くの毎日が日曜日状態であるが何かをなさざれば一日喰らわず、なんて事も無い食い意地は腰娘や膝小僧を下に観て意気軒高なのである。

 そこでつらつら「小人閑居してお膳を成す」の諺通りにエッ!品が降臨した。「鹿も四つ足、馬も四つ足」の論法で日和見越えした結果で、「牛乳も乳、豆乳も乳、ココナッツミルクも乳‼」ゆえにヨーグルトが出来るのである。確信を持ち確信的偉業を成し遂げるために買い物に行ってきた。ココナッツミルクなど産まれて初めての食品であるから「豆乳かライスミルク」の範疇とばかり思っていたのだが仕掛けるために缶切りでブスッと密閉を破ったとたんに鼻に来た臭い。これで「無理無理!」と直感したのだ。

 口にはしていないし目でも見てはいない段階で「性に合わない」のが明確だった。嫌悪する臭いなのだ。それでも「ヨーグルトへのアプローチ」は手つかずで、撤退はせず豆乳ヨーグルトを種菌として保温発酵のセットをしたのである。ココナッツミルク400gに溶解するために2カップの水、これに種ヨーグルト大匙2杯を入れて10時間保温してみた。深夜小用のついでに様子を見て撹拌したけれど粘度の増加は無く翌朝も同じ状態だった。これで結論が出た状況でもあるが最後のあがきとして牛乳ヨーグルトを大匙2杯加え更に保温を開始して午後まで我慢してみた。

 結果として何も性状に変化はない。ココナッツミルクの成分を失敗事後検索して確認したら油分が多いのだった。これだけ油分が多ければ乳酸菌が働ける訳も無い。性状変化も無い容器の中の白い液体、ココナッツミルクと思えば調理への転換も可能だろうが、第一印象で「無理!無理!」の臭気はどうしようもなくシンクの中から消え去ったのだった。あーあ、400円もったいなかったぁ。桜餅と桜団子を買えたのだ・・・ケセラセラ、なるようにならんかった、先の事など判らない・・・。