人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

Netflixでデビッド・フランケル監督「プラダを着た悪魔」を観る ~ 人をこき使う悪魔のような上司(メリル・ストリープ)に振り回される新人アシスタント(アン・ハサウェイ)の獅子奮迅の活躍

2024年05月01日 06時50分29秒 | 日記

1日(水)。メーデー・メーデー・・・ってSOSの危機ではありません 5月1日です。今からン十年前のジュラ紀の昔、5月1日のメーデーの日にはデモ行進に参加したものです 新聞労連傘下の弱小単組として列の末尾にくっついてデモ行進しました コースは代々木公園 ~ 国会議事堂 ~ 霞が関へ、そしてゴールは新橋駅近くの土橋でした デモをする人たちのプラカードには何と書いてあったか、思い出せません しかし、デモが終わった後、居酒屋でビールを飲んだことは覚えています メーデーは労働者の祭典ですから 5月1日というと、労働組合員だった若き日のノー天気な時代を思い出します

ということで、わが家に来てから今日で3396日目を迎え、ロシア極東沿海地方のウラジオストクから29日、北朝鮮に向けてロシア人団体旅行客約120人が高麗航空便で出発した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     ウクライナから子供を誘拐するほど少数人口のロシア 北朝鮮に拉致されたら大変!

 

         

 

昨日、夕食に「筑前煮」「生野菜とアボカドのサラダ」「舞茸の味噌汁」を作りました 筑前煮は久しぶりに作りましたが、美味しく出来ました この日は断酒を一時中断して、息子が持参してくれた福島県産の日本酒をいただきました

 

     

 

         

 

Netflixでデビッド・フランケル監督による2006年製作アメリカ映画「プラダを着た悪魔」(110分)を観ました

ジャーナリストを目指してニューヨークにやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)は、女性の憧れの的である一流ファッション誌「ランウェイ」編集部の面接を受ける ファッションには疎いアンディだったが、編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントとして採用されることになる しかし、それは地獄のような日々の始まりだった 業界のカリスマとして恐れられたミランダは、朝から晩まで自分の身の回りの世話や理不尽な命令を次々と突き付けてくる 服装もファッショナブルなものに変え、徐々にミランダの信頼を得ていくアンディだったが、自身の私生活はボロボロになっていき、恋人や友人たちも遠ざかっていく

 

     

 

本作は、ローレン・ワイズバーガーのベストセラー小説をもとに、一流ファッション誌の編集部で働くことになった若い女性が、悪魔のような上司に振り回されながらも懸命に努力し、成長していく姿を描いた作品です

独裁者ミランダの要求は熾烈を極めていて、嵐の中を全ての航空便が欠航する中、「何としてでも飛行機を飛ばすように手配しろ」と命令したり、極めつけは「発売前のハリー・ポッターの最新刊を双子の娘に読ませたいから未発売の本を手に入れろ」と命令したりするのです 前者は不可能で、後者は偶然知り合った人物を通して入手することが出来ますが、ここまで要求がエスカレートするとアシスタントの私物化です 今の時代なら間違いなく「パワハラ」そのものです

あまりの酷使に耐えかねたアンディは先輩社員のナイジェルに「私は精一杯努力してミランダのために働いているのに、叱られるばかりで感謝されることもない」と泣きつきますが、彼はアンディに「君は努力をしていない。グチを並べているだけだ。嫌ならやめろ」と手厳しく返します 彼が言わんとするのは「どんなに”努力した”と言っても、それが相手に認められなければ、それは努力とは言えない」ということです そうしたことを学びながら、アンディは成長していきます

原作者のワイズバーガー自身も主人公と同様、『ヴォーグ』で編集長のアシスタントをしていた経験を持つとのことで、この作品は彼女の実体験が基になっているとされています 同誌のカリスマ編集長アナ・ウィンターが作中に登場する編集長のモデルであるという噂があり、実際にファッション界でのアナの君臨ぶりは鬼編集長そのものだったとのことです

ところで、UNIQLO愛用者で ファッションには無知蒙昧の私は「プラダ」とは「プラウド」のどこかの国の言葉で、「プラダを着た悪魔」は「自尊心を身にまとった悪魔」かと思っていました 本当は「ミラノに本社を置くイタリアを代表する高級ファッションブランドを展開するアパレル企業」らしいですね

この映画では、当時の最新ファッションが次から次へと登場するので、ファッションに興味のある方にはたまらない作品です


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