ライブ徒然日記

音楽のこと、ライブのことを中心に日々を綴っていきます。

11.10.2 ノリノリバトルシリーズ~ザ・ビートモーターズからの挑戦状ゲスト: 奥田民生 @shibuya eggman

2011-10-21 20:51:05 | 日記
行ってきました。
ビートモの対バンシリーズ第一段。
スタートを飾るに相応しく満員御礼の会場。
それもそのはず。
記念すべき第一段の挑戦相手は奥田民生氏。


《奥田民生》
さりげなく登場してきた民生氏。
ビートモのツアーTシャツ(Dr.鹿野氏デザイン)を着てました。
ということで、きっと後にも先にもこんなに近くで民生氏を拝見する機会なんてないでしょう。
なんとも不思議な気分です。

民生「みなさん、立ってないで座って下さいよ。
僕だけ座ってますけど。」
民生「じゃあ、僕が昔いたバンドの曲をやります。」

と言って初っぱなは、この曲。
♪バラ色の日々♪
まさかのカバー曲スタート。
イエローモンキーのカバーに、フロアから「おぉ!」と感嘆の声。
曲の最後には♪拝啓、ジョン・レノン♪も飛び出すというサービスっぷり。


民生「今日は決闘ということで。
まぁ…、自分の刀を抜くまでもないかなと。」
…なんとも余裕の発言。

民生「持ち時間30分ということで、今から15分くらい呑もうかな。」
…サイドテーブルに置かれたワイルドターキーと黒ラベル。
ウィスキーをグラスに注いで美味しそうに呑み始める。
とってもリラックスした雰囲気で次の曲。
♪野ばら♪


民生「みんな、なんで立ってるんですか。
座ったらどうですか。」
客「じゃあ、座れ!って命令して下さいっ!!」
…キレ気味の口調。
民生「座ったらいいことがあるの?
みんな仲良くなれるの?」
…ほのぼの口調の笑顔の民生氏。
…客の一言で凍りかかった会場が、民生氏の一言でやわらかくなりました。
そこからのバラード。
♪The STANDERD♪


民生「じゃあ、もう1曲カバーを。」
♪歌うたいのバラッド♪
斉藤和義氏のカバー。
民生氏の曲にはあまり出てこない歌詞。
そんな言葉たちを聴けるのもカバーの嬉しいところ。


民生「人の曲はいい!
背の高いお友達の2曲を演ってみました。
あの2人といると、ブルーになるんですよ。」
…お2人とも背が高いですからねぇ(^^;


民生「今日は短いんでね。
いや、いいんですよ。
僕は3時間くらいやっても。」
民生「うーん。何、やろうかなぁ。
じゃあ…、♪野ばら♪でも(笑)」
なんて言いつつこの曲。
♪さすらい♪


民生「あと30秒あるので歌います。」
と、最強の民生節バラードのこの曲。
♪CUSTOM♪


民生氏。
あんな風にお酒を飲みながら、ラフにアコギを弾き歌う姿を観ていると、ギターを弾くために歌うために生まれてきたんだなぁと。。。

狭いハコだしアコースティックということで、いつもより声量も調整しつつ抑え気味で歌ってたけど。
歌の力強さは半端じゃなかった。

30分。全6曲。
この夜の民生氏のアコギ弾き語り。
永遠に閉じ込めてしまいたい時空間でした。


セトリ

バラ色の日々(イエローモンキーのカバー)
野ばら
The STANDARD
歌うたいのバラッド(斉藤和義カバー)
さすらい
CUSTOM


《ザ・ビートモーターズ》
会場の1/3強を民生氏ファンが埋め尽くす中でのホストの登場。
民生氏がアコースティックだったこともあって、凛とした緊張感が漂う会場が、演奏終了とともに、ほどよい熱気とリラックス感に変わりました。
民生氏がアコギ弾き語りで良かったと、正直思いました(^^;
フルセットで、がっちり演られた日には、到底太刀打ちできないもの。。。
熱狂が一気に冷めた空間にトリが登場!ってのは。。ね。。。
それでも、この日のBa.ジョニー氏のMCではこんなことが。
ジョニー「楽屋の民生さんから伝言です。
『本当はアコギは好きじゃない。奥が深すぎる。
次はエレキで勝負させろ!』
とのことでした。」
民生氏からの挑戦状。
しかと、受け止めて、再度の対バンに期待したい。

と、民生氏が弾き語りだったこともあり、ビートモも、とても丁寧に歌を音を届けてくれた。
こういうライブを見せられると、改めていい曲がたくさんあるなぁ…と、実感。

そんなこんなのこの日のライブ。
初っぱなはこの曲。
♪ばらいろの世界♪
民生氏も♪バラいろの日々♪でスタート。
「ばらいろ」繋がりのライブ。

因みに、この♪ばらいろの世界♪
妻夫木聡さん主演映画『スマグラー』の劇中歌となっています。
そして、この日のライブ。
妻夫木さんもご覧になっていたようです。


今回の対バンシリーズ。
挑戦状をいろいろな人に直接メンバーが持って行ったとのこと。
民生氏に持って行ったのはユニコーンの『Z Ⅱ』のリミックス現場。
ちょうど♪手島いさむ大百科♪だったと。
最初は、笑いながら作業していたメンバーが、途中から全く笑わなくなったのが印象的だったと。


いつも、MCは秋葉氏がほとんど話していたのに、この日は、まんべんなくメンバー全員で回してました。
なんだかバンドのいい雰囲気が良く伝わって好感が持てました。


この日のビートモ。
一言で言うならば『The POP』。

新曲の♪アイドル♪も、キャッチーでノリのいい楽しい曲。
アラバキでも聴きましたが、今回の方が、よりポップに聴こえたのは、セトリやら彼らの心持ちやらの違いでしょうか。
同じ曲でも、かなり違って聴こえる。
これぞ、ライブの醍醐味。


そして、この日の私的ハイライト。
本編ラストに演奏された新曲。
♪ギター♪
これは…、悔しいけれど、泣いてしまった。
あまりにもシンプルな言葉と音。
ギターに取り憑かれてしまった男のラブソング。


アンコール。
2曲目、本日ラスト。
奥田民生氏のカバー。
♪イージュー☆ライダー♪
ビートモがライブでカバーするの初めて聴いた。

(あ、因みに去年のOTODAMAのサウンドチェックでベースにフラカンのグレート前川氏を迎えてチラッとカバーしてましたが。
ディープ・パープルの♪Burn♪を)

最初、普通に歌ってた秋葉氏。
途中から、かなり崩して歌い始める(笑)
と、物真似王座決定戦が如く、民生氏ご本人登場!
フロアのテンション、この日のMAXに!
ハンドマイクで、秋葉氏の歌い方を物真似して顔を真っ赤にして歌う民生氏が楽しげで。
モニターに足を乗っけて、フロアにマイクを向けて客を煽ってみたり。

歌い終わると、秋葉氏の頭を軽くペシッ!と叩いて、他のメンバーと握手をして、フロアに笑顔で手を振って、去っていきました。


民生氏登場での、あまりの様変わりのフロアに向かって秋葉氏。
秋葉「まあ、わかるけど…。。。(苦笑)」


ツアー初日。
いいライブでした。
素晴らしい夜と、ちょっぴり塩辛い悔しさをバネに、更なる高みへ挑んでいくビートモのこれからに期待したい。
そんな夜。。。


セトリ

ばらいろの世界
ジェット先生
アンドレア
車でGOしたのさ
車なのさ
ボーイフレンド
ガールフレンド
あのこにキッス
恋するふたり
きれいな少女
ちくちくちく
アイドル
恋がしたい
ギター(新曲)

9to5
イージュー☆ライダー

11.9.27 TOTO IN CONCERT 2011 @日本武道館

2011-10-16 22:22:05 | 日記
行ってきました。
2008年に活動停止となっていて、もう二度とライブを観ることはないだろうと思われていたTOTO。
バンドの中期~後期を支えてきたBassのマイク・ポーカロが難病を患い、それを支援するという目的で、期間限定で復活を果たしたTOTO。


ちなみに、この日のライブ。
本当なら5/24に行われるはずだったのが、震災のために延期となり、晴れてこの日の開催が決まったわけなのです。


定刻を5分ほど回った頃、荘厳かつクラシカルなSEが流れ…。
1曲目のイントロが聴こえてくる。
♪Child's Anthem♪
なんともプログレハードなライブの始まりに会場のテンションも最初からアップ。


この後も、次から次へと繰り広げられるTOTOワールド。
曲ごとにくるくるとメインボーカルが入れ替わる。
みんなが歌えるバンドは、観ていて本当に楽しい。


スティーウ゛・ルカサーがアコギに持ち変えて始まったのが、このバラード。
♪Lea♪
この日のライブの中でもかなり印象的でした。


そして、TOTOのライブの真骨頂。
キーボードソロのコーナー。
デウ゛ィッド・ペイチとスティーウ゛・ポーカロ。
ドラマチックなキーボードプレイを見せてくれました。


この後の会場にマリンバの音色が鳴り響いたときの、歓声は半端なかった。。。
それは、もちろんこの曲。
♪Africa♪
待ってましたの大合唱!


続いて演奏されたのは、何とカバー曲!
マイケル・ジャクソンの♪Human Nature♪
この曲、スティーウ゛・ポーカロの作曲だったのですね。


そして、ダメ押しのこの曲。
♪Rosanna♪
間奏のシンセソロはスティーウ゛・ポーカロ。
アウトロのギターソロはスティーウ゛・ルカサー。
どれも本物!
当たり前なんだけど…(^^;
感動したなぁ。


この後に、ブルースっぽいセッションをしながらのメンバー紹介。
途中でスティーウ゛・ルカサーが♪上を向いて歩こう♪のフレーズを織り込んできたりと、サービス満点のアレンジ。


♪Stop Loving You♪
アウトロでのサイモン・フィリップスのドラムソロ。
ジェフ・ポーカロのいないTOTO。
そんな中で、重圧を背負いながらのサイモンのドラムには賛辞を贈りたい。
けと、やっぱりジェフがいなくなった時点で、実質的にTOTOは終わっている…と、思わざるを得ないのが正直なところかな。


でも、この日のスティーウ゛・ポーカロのこの言葉。
「ジェフとマイクのことがあるけど…。
僕にはペイチやルカサーがいる。
とても幸せな男です。」
泣いてしまったよ。。。


アンコールは、これをやらなきゃ終われない…ってことで。
♪Hold the Line♪
サビでの会場一体となっての大合唱!
これで最後。
悔いのないように、みんなと歌ってきました。


全15曲。
時間にして2時間。
かなり、ロックなライブとなった今回のTOTO。
もう、これで本当に見納め…かな。


でも、最後の最後。
ステージから去っていくペイチが言ったこの一言を信じたい。

「マ・タ・ネ!」


セトリ

Child's Anthem
Till The End
Afraid of Love~Lovers in the Night
Somewhere Tonight
Pamela
Gift of Fahth
~keybord solo~
Africa
Human Nature
Rosanna
Georgy Porgy
Stop Loving You
Home of the Brave

en)
Hold the Line

11.9.24 「GEN Chang Night Vol.3 ~LA-PPISCH + 」 @CLUB TITTA'

2011-10-16 20:02:59 | 日記
行ってきました。
3度目の現ちゃんナイト。
いつもは春先にあるので、今年はもうやらないのかなと、思ってたので喜びもひとしお。
今回もたくさんたくさん現ちゃんの曲、聴けました。
激しい曲も、優しい曲も、美しい曲も、怪しげな曲も。
現ちゃんの作る歌は、どこか世間からずれてしまっているモノに対して、あったかい。
独特な視点の持ち主だったのがよくわかる。
今でもこうして現ちゃんの魂に触れる機会を作ってくれるLA-PPISCHのメンバーに感謝。

しかし、現ちゃんナイト。
3回目ともなると哀しみは薄れ、懐かしさと楽しさが増してくる。
そりゃ、淋しさは募りますが。
純粋に歌や曲の世界に入り込めるようになりました。
この日のクラブチッタには、まるで同窓会のようなホーム感が広がっていて、嬉しかったなぁ。

さてさて、肝心のライブですが、10分ほど押しで始まりました。


SEの♪昨日友達に無修正の写真を見せてもらった♪が流れ…

初っぱなまさかのこの曲スタート!
♪TOYS♪
オープニングのMAGUMIの衣装。
見覚えのある、懐かしの白黒ツートンカラーのジャケット。
MAGUMI「デビュー当時の衣装だ!オーダーメイドだ!
驚いたのが…肩パットが入ってるんだ(笑)」
肩パットはともかく、そんな前の衣装を今でも着れる体型の維持と物持ちの良さには心底驚いた(笑)

MAGUMI「今日は地震も台風もなくてよかったな。
でも、人工衛星が落ちてくるかも知れん。」
確かに。
現ちゃんが何やらいたずらを仕掛けてくる可能性は充分あり得る(笑)

MAGUMI「現ちゃんが、悔しがるほど楽しもうぜ!」

そう言って始まったライブ。序盤は勢いよくビシビシとすっ飛ばしていきました。

そんな中でMAGUMIの歌う♪ワダツミの木♪は心の奥深くまで沁み渡った。
この人ほど、現ちゃんの曲を歌を理解してる人はいないんじゃないかと思わせる。
素晴らしく美しく儚げで妖しいワダツミでした。


ふと、ステージ上に『道標』が現れる…。
なんだか、近くに現ちゃんがいるようで。。。
この後のパートは現ちゃんソロ曲。
奥村さんの歌う現ちゃんの歌。
とても、説得力がありました。
3曲中、真ん中の♪Only You♪は現ちゃんボーカルを流してくれました。
でも、奥村さんが生で歌う♪僕の思いは~♪、そして、♪ラルゴ♪にはかなわなかった。
それほどに、奥村さんの歌は素晴らしかった。
現ちゃんの声は懐かしいけれど、やはり生には及ばない。
これが、ライブのマジックなんだな。
本当に感動的なステージでした。


この日のMCで印象的だったのが、
MAGUMI「俺の中で良い上田現と、悪い上田現の両方があって、その真ん中が、だんだんなくなってきてる。
まぁ、もともと真ん中なんてない人だったけどね。
極端な人やったけんね。」
現ちゃんの書く曲にも、そんな姿がありありと浮かぶ。


MAGUMI「今からバラードやるぞ!」
ん?なんだろ?
と、思わせておいての♪LOVE SONGS♪
ラブソングではなく、ラブソングス。
この展開はアガりました!
そして、クラブチッタ恒例の「チッタにタッチ」
MAGUMIがフロアにダイブして、泳いで一番後ろのPAまでいき、また、戻っていくという。
必ずやる!とわかっていたので、チッタにタッチできました(^^)


そして、本編ラストのデビュー曲♪美代ちゃん~♪の盛り上がりは半端なかった!


アンコール
♪Atlas♪
力強い歌と演奏が響き渡る。
威風堂々としたこの曲。
素晴らしかった。


そして、ここでメンバー紹介。
可笑しかったけど妙に納得だったのがTATSUの紹介。
MAGUMI「『今度レピッシュやらない?』とタツに声かけたら『別にいいよ』と言われました!」
TATSU、苦笑い(^^;

一通り紹介して最後に天高く「上 田 現ーーー!」

鮮やかに決まったメンバー紹介。
と、恭一さんが一言。
恭一「自分のこと紹介してない。
今日、誕生日やのに。」
客「マグミ、おめでとう!」
MAGUMI「プレゼントはいらない。
CD買ってくれ!」
と、切実なお答え。。。
この後、会場では♪HappyBirthday♪の大合唱。
そこからの…

♪28才♪

この流れがめちゃくちゃかっこよかった!


そして、この日、LA-PPISCHから嬉しいお知らせ。
MAGUMI「来年は新しいアルバムを出す!
大丈夫。
恭一が作ってくれるから。
TATSUも作ってくれる。
俺も20曲くらい作って、1曲くらいは採用されるかも…(笑)」
ついに、本格的にLA-PPISCHが動き出す!
今を生きるバンドとして。
もう、昔のバンドとは言わせない。
新譜が出るってことは、がっつりツアーも回ってくれるはず。
本当に楽しみ。


アンコールも終わり、メンバーも袖にはけて、客電もつき。。。
それでも、鳴り止まない拍手。
すると、MAGUMIが嬉しそうな笑顔で出てきてこう言い放つ。
MAGUMI「ないもんは出せん!」
それでも、アンコールを求めていたら、今度は袖に向かって、
MAGUMI「なんかやろうよ~。」
ぞろぞろ出てくる残りのメンバー。
恭一「もう、今日やったやつしかできんけん。」
客「くまもとー♪」
しかし、矢野さんは叩いたことがないらしく…。
ゴニョゴニョとステージ上で相談しはじめるメンバー。
本当に予想外のダブルアンコールだったみたい。
て、選曲会議の結果、はじき出された答えは…

♪KUMAMOTO♪

もう、ステージもフロアもぐちゃぐちゃのもみくちゃのお祭り騒ぎ。
最高のラストとなりました。

最後にMAGUMIのこの言葉を。


「死ぬまで音楽を楽しもうぜ!


セットリスト

TOYS
Virus Panic
胡蝶の夢
サイクリング
water
リックサック
ワダツミの木
パーティ

僕の思いは目的もなく月に刺さる(Vo.奥村大)
Only You(Vo.上田現)
ラルゴ(Vo.奥村大)

OUR LIFE
COMPLEX
回送電車
楽園
HARD LIFE
LOVE SONGS
Magic Blue Case
美代ちゃんの×××

Atlas
28才
ANIMAL BEAT

KUMAMOTO

11.9.23 SET YOU FREE SUMMER FESTA 2011 @CLUB CITTA'

2011-10-16 15:43:06 | 日記
行ってきました。
いつも行く前は「朝イチから行ってやる!」と、意気込むのですが、結局今年も昼過ぎの『太陽族』からの参加と相成りました(^^;

ちなみに今年の出演者
イヌガヨ
THE!☆南国
THE 抱きしめるズ
太陽族
サード・クラス
人生補欠
東狂アルゴリズム
クリトリック・リス
LINK
ワタナベイビー
セックスマシーン
STANCE PUNKS
KiNGONS
バンドTOMOVSKY
メガマサヒデ
四星球


会場内はフロアの後ろ1/3が、物販&フードコーナーになっていて、各出演者たちの出す食事の匂いが漂っていました。
なかでも、四星球のモリスさんが作るその名も「モリスカレー」の香りが充満してました。
もちろん、モリスさん直々にカレーをよそってもらいました。
美味しかったです(^^)


去年よりお客さんが少なくて、でも、いや、だからこそすごくあったかい雰囲気の中、熱いライブが繰り広げられました。

セッチューにくるといつも思う。
売れてるバンドと売れてないバンドの違い。
全くわかりません。
素敵な音は日夜ライブハウスから生まれている事実だけは確かですけど。

そして、毎年思う。
来年もまたみんなでワイワイ騒ぎたいなって。
少しずつでも、その輪が大きくなると嬉しいなって。

そして、毎年思う。
あぁ…、来年こそは朝イチから頑張りたいなって(^^;


《太陽族》
暑かったし熱かった!
歌も演奏もMCも。
かっこよかったし、楽しかった。
ラストにやった♪向日葵♪
素敵でした。

誇り
素晴らしい人生じゃないか
バカ
新曲
you
向日葵


《サード・クラス》
彼らにとって初の4人編成でのライブ。
何故なら、バイオリンのムトゥーさんが、新幹線遅延のため、間に合わなかったから。
ライブ中、まだ、静岡にいるとのこと。
ムトゥーさんのバイオリンが聴けなかったのは非常に残念だったけど、ある意味レアなサード・クラスでした。

相変わらず職人的なベースを弾くワタナベベイビー。
夕方からのソロでの出番では、ムトゥーさんも呼び込みたいと。
皆で遅刻した彼にブーイングを送ろうと(笑)

そして、曲調は明るいのに、背筋がひんやりする暗くて怖い袴田くんの歌に、知らず知らずのうちに惹き込まれてしまうのでした。。。


《人生補欠》
去年トップバッターだった彼ら。
丸1年たって変わりました。
…ってツイートするように言われました(笑)
でも、言われなくても、自信と経験は彼らを変えたと思う。
いい方向に。

らりるれろっく
夢ごっこ
ボロボロになったら
ジャンプ
終わらない


《東狂アルゴリズム》
上手いしかっこいいし。
いろんなリズムパターンの曲があって、ライブが本当に楽しい。
で、やっぱりベースがお気に入り。
しかも今回はサポートベース。
1曲終わったところで、
「サポートは四星球のU太です!」
と、紹介されるや否や携帯を取り出すU太さん。
「佐川から電話が。
大事な荷物が届くんで、もう行かないと。
ベース弾いてる場合じゃないんですよ。」
と、早々に下手へ退場。

「誰かお客さんでベース弾ける人いませんかぁ!」
「はーい!」
と、いうことで、2曲目からはイチゴちゃんにバトンタッチ。
安定感と遊び心満載のベースは本当に聴いてて楽しかった。

センチメンタリー
平成ブギウギ
骨まで愛して
ブロードウェイに首ったけ
エキセントリッカー


《クリトリック・リス》
最初は悲鳴があがっていた会場が、最後には深い感動に包まれるという。。。
異色のパンクパフォーマー。
インパクトのでかさはこの日の出演者の中では群を抜いていた。
最高にパンクだったクリトリック・リス。
客をはるか沖合いまで引かせたり、爆笑させたり、感動させたり。
最高で最強の詩人でした。

《LINK》
正統派パンクバンド。
彼らから放たれる音も、見てくれも、硬派でヤバいくらいにかっこいい。
3ピースバンドのかっこ良さが光ってる。
さらに、コーラスワークも素晴らしい。
本当に復活してくれて嬉しいバンドの一つ。


《ワタナベイビー》
できたてほやほやの新曲。
その名も♪ワタナベイビー2011♪を披露。
本当にできたてのようで、まだ、1コーラスしか出来てませんでした。
繰り返し繰り返し同じ歌詞を歌うから、最後はフロアみんなで合唱できるくらいになってた(笑)

そんな最新曲のあとに続けて演奏されたのが、ベイビーさんが中2の時に、生まれて初めて作った曲。
ラテン調の曲でした(笑)
タイトル…「2人でナポリタン」(笑)
そして、先ほどの約束通り、ムトゥーさんをゲストに呼び込んでくれました。
彼のバイオリン聴けて嬉しかった。
そして、時々ドラムを叩きに出てきてくれたトモフ。
ラストの♪スマイル♪は、この3人で。
ほんわかとした時が流れていました。


《セックスマシーン》
圧倒的な 存・在・感!
モーリーの誕生日が9/24ということで、
「俺は明日30歳になる。
今日は20代最後のライブです!」
お客さんがすごい!すごい!とザワザワしていたら、
「いやいや、何もすごくない。
偉かったのはおかんや。
30年前の森田やすこが偉かった。

20代最後のライブ。
そう思いながらクリトリック・リスのライブを観ていた。
それで、目が覚めた!
ロックをするというのは、ただの状態なんだ。
ロックを『やってるほうが好き』なのか、『やってないほうが好き』なのか。
と言ったらやってるほうが好きなんだよ!
わかっておくれよー!」

そんなこんなで、モーリーの記念すべき節目のライブに立ち会えました。

わかっておくれよ
ネクラ
君を失ってWOW
サルでもわかるラブソング
頭のよくなるラブソング


《STANCE PUNKS》
ここまでの流れの中で、一番フロアが盛り上がってました。
目の前を何度も何度も人が泳いでいきました。
2曲目にやった曲が、とっても美しかった。
すごく印象に残ったなぁ。


《KiNGONS》
ライブ初めて観ました。
ずっと気になっていましたが、念願かないました。
この日は、場所が川崎ということで、川崎フロンターレのユニフォームとフラッグで登場。
TV番組のテーマ曲か何かをやっているということで、ゲストに二丁拳銃も登場。
賑々しいライブ。
鳴らされる音は荒削りだけど、それがすごくよかった。
若いとこも。

A-TRAIN
POP OF THE WORLD
I DON'T WANNA STOP
MOONLIGHT DISCO
LOVE ME DO
COME TO RISE
WONDERFUL GIRL


《バンドTOMOVSKY》
サウンドチェックから、さっそくラフに歌い始めるトモフ。
もう、酔ってる?(笑)
改めてスタートしたライブ。
トモフ、かなりご機嫌でした。
今年はOTODAMAが台風で中止になって、とっても残念で仕方がないと。
夏が終われないと。
だから、今日で夏を締めくくるんだと。
♪夏の45歳♪で始まり♪夏の45歳♪で〆ていきました。
♪我に帰るスキマを埋めろ♪相変わらずの名曲に深い感動をおぼえたり。
♪スポンジマン♪では袴田くんが、みんなの嫌なことをシュッ!っと吸い取ってくれました。
「出演者の中で、最年長です。」と、トモフ。
歳を追うごとに、世の中を見る独特な視点に磨きのかかるトモフ。
いい雰囲気のライブでした。


《メガマサヒデ》
はちゃめちゃなのに、やたらと声が素敵なメガさん。
泣かせる歌も多くて。
ステージ袖に集まったミュージシャンたちにも愛されキャラのメガさん。
吟遊詩人ぶりが光ってたメガさん。
そうそう、途中でドラムを呼び込み…
モリス氏を呼んだつもりが、出てきたのがモーリーでした(笑)


《四星球》
「僕たちトリなんです!
伝説のライブをしたいんです!」
そう言ってはじまった四星球のライブ。
初っぱなに龍が出てきました(笑)

お馴染みの曲が続く中で印象に残ったのがこの曲。
♪オモローネバーノーズ♪
この曲をシングルで出したいと。
オリコンのインディーズチャートで1位をとりたいと。
「週さえよかったら、数百枚売れたら1位を取れるんですよ。
だからね、ここにいる人がみんな買ってくれたら、1位になれるんですよ。
こんなバンドが1位取るって、面白くないですか?」
そんな風にちょっと茶化してましたが、本当にいい曲でした。
クラーク博士~♪にも、負けず劣らずの名曲のかほりがしました。

アンコールは、お馴染みのこの曲。
♪Mr.Cosmo
宇宙人とともにこの日の出演者の皆さんが出てくる出てくる。
そして、フロアでミュージシャンもお客さんも入り乱れて、大きなミステリーサークルを作って大団円(^^)


晩酌
クラーク博士と僕
ゴミ拾いマーチ
め狐 CONG CONG COMPLEX
ギンヤンマ
オモローネバーノーズ
潮騒ぎ

en)Mr.Cosmo


四星球のトリ!
最高でした!
会場中な笑顔がいっぱい広がりました。

最後に、アンコールで出てきたやすおくんの言葉を。
「一生懸命歌いますから!
1年間の…、来年のこの日まで元気でいられるように。。。」

11.9.17 エレファントカシマシ日比谷野外音楽堂2011 @ 日比谷野外大音楽堂

2011-10-07 18:00:55 | 日記
行ってきました。
だいぶ日にちが経ってしまいましたがメモっておきます。
今年は全くチケットが取れる気配がなく、外聴きするつもりでいました。
しかし、コンサートの10日位前に天使が舞い降りて無事にチケットGet!
めちゃくちゃ嬉しくて本気で泣きました(笑)

で、今年のエレカシ野音のセットリストがこれ!

歴史
孤独な旅人
悲しみの果て
ふわふわ
勉強オレ
無事なる男
太陽の季節
うれしけりゃとんでゆけよ
月夜の散歩
サラリサラサラリ
ラスト・ゲーム
Tonight
秋 -さらば遠い夢よ-
ハロー New York!
風に吹かれて
翳りゆく部屋
明日への記憶
新しい季節へキミと
男は行く

武蔵野
生命賛歌
幸せよ、この指にとまれ
友達がいるのさ

笑顔の未来へ
ガストロンジャー
ファイティングマン

今宵の月のように


ざっと27曲。
野音らしいセトリ。
秋めいてきた空気に包まれる野音。
まだ、陽の残るうちはセミしぐれ。
陽が落ちるとともに、それが秋の虫たちの合唱へと変わっていく。
刻々とダークブルーに変わっていく空。
そんな秋の一夜に、東京は霞が関のど真ん中に、響き渡るエレファントカシマシ。
今年もここに来れてよかった。
つくづく思う。
約20年来、追いかけて、通い続けて。
目の前のエレカシ・ドキュメンタリーから今後も目が離せない。
来年も、この場に来られることを願いつつ、夜勤明けの疲れた身体にパワーを注入してきました。
ライブ後の友との語らい。
野音恒例の400万円のビール。
最高の夜に乾杯!



以下、覚え書き。

開演前のBGMに、レッチリ、ストーンズ、ビートルズ、トム・ウェイツ…。


石くん、トミ、成ちゃん、少し遅れてミヤジが登場。
ベースのイントロが鳴り響くと同時にどよめきが起きる。
1曲目♪歴史♪


「エビバデ!夏の風に誘われていこう!」
と、♪孤独な旅人♪


「自分たちもすごく楽しみにしてきました。
何を演るか知恵を絞って、たくさん曲を用意してきました。
気楽に楽しんでってくれ。」


「少し古い…、♪悲しみの果て♪です。」


「俺と石くんのギターを聴いて下さい。」
と、♪勉強オレ♪
イントロで2人のギターバトル。


野音じゃないとなかなか聴けない珍しい曲。
♪無事なる男♪


ここから、サポートメンバーが2人加わって♪太陽の季節♪
キーボードがなかなか効果的。
歌い終わりに「いいこと言ってるなって笑っちゃいました。」


陽も落ちて辺りに虫の声が響き始めたころに、ミヤジが弾き語りで2曲。
「昔レコーディングした時のギターを借りてきたんですよ。
エンジニアの人から借りたドブロギターっていうらしいんですけど。
今日、野音で再現しようと思って…。」
♪月夜の散歩♪


「昔はよく東京の街を散歩したけど、最近はツアーで地方に行った時以外は、あまりしなくなりました。
若いころは、なんであんなに散歩が美しかったんですかねぇ。
今は邪気が出てきて…。」
♪サラリサラサラリ♪


「古い曲と新しい曲がいろいろあって、自分でも訳分からなくなってます。。。」


この後、また6人編成へ。

「この時期の野音は気持ちがいいですね。
虫が鳴いたり、風がいい感じだったり。」
「まだ、暑いですね。
でも秋だと思います。」
♪秋 -さらば遠い夢よ-♪


「N.Y.に単身赴任したときの曲です。
ちょうど9.11の1週間後で。
あ、余計なこと言ったかな?」と、チラッと石くんの方を見やるミヤジ。
♪ハロー N.Y♪


♪新しい季節へキミと♪
ものすごくアップテンポ。
ベースラインのかっこいい曲。
でも、リズム隊の2人。
あまりの速さに大変そうだった(^^;


本編最後。
再び4人だけになる。
♪男は行く♪
「何でもいいから、行けぇぇぇええーーー!!」


アンコールに登場したミヤジ。
「この優しさいっぱいの会場の雰囲気は……なんだろう…。」と、独り言をつぶやく。
♪武蔵野♪


♪生命賛歌♪
間奏で石くんが下手前方、成ちゃんがステージ中央に。
それぞれミヤジに引っ張り出される。
「俺は、日本が好きだあぁぁぁああーー!!」


♪友達がいるのさ♪
『あいつらがいるから』を『お前らがいるから』と歌う。
会場をぐるぐる指差して歌う。


ダブルアンコール
ミヤジがやたらとびしょ濡れになって登場。
雨用のバケツの水をかぶってきた?


♪ガストロンジャー♪
蔦谷さんのキーボードの前で、妙なダンスを踊りまくるミヤジ。
どっかのスイッチが入ったもよう。


♪ファイティングマン♪
最後の力を絞り切り全身全霊の闘う男たち。


トリプルアンコール
精魂尽き果てたかのフラフラの足取りで出てくるミヤジ。
予定調和ではないトリプルアンコール。
ステージ上にて何を演るか相談するメンバー。
「いつも、お馴染みだけど…、
夏だし…、
好きな歌…で…。」
ついさっきは秋と言ってましたが、また、夏に逆戻り(笑)
♪今宵の月のように♪
足元も覚束なかったミヤジ。
が、しっかりと歌い出す。
どこにパワーが残っているのか。
バケモノ中年エレファントカシマシ。
「輝こうぜー!ドーン!といこうぜー!」


そうそう、どこだったかギターが裏っ返しになったままキメのコードを弾くミヤジ。
そのままエアギター状態でストローク(笑)


そんなこんなのエレカシ@野音。
これにて終了。
皆さま、お疲れさまでした(^^)