あらたまのよもやま話

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参院選について考える。

2013-07-07 23:54:20 | インポート

ブクマ見ても今日はあまりいいネタがなさそうなので、今日はこっちを書きます。

しかし5か月も放置ってひどいですよね。すみません。

ツイッターの方は毎日更新してるんですけどね。

 

再来週の日曜に参議院選挙が行われます。

愛知県選挙区は10人も候補が出ました。主要政党(公明党を除く)はほとんど出ている感じです。

全国唯一らしい(地元だから当然だけど)減税日本の候補もいます。

仮に当選しても何するんでしょうね。一人では何もできないと思うけど。

自民党は前の人が引退することになったので、新人(といっても61歳)が出ます。

3人も枠があるので、普通に考えたら受かるでしょうね。落ちる要素はなさそうです。

選挙自体も普通に自民党が勝つんでしょうね。というか他の党に勝てる要素がない。

選挙区は2人に絞りました。誰とは言いませんが。あとはそのどちらかにするかです。

問題は比例代表です。はっきりいって入れたい政党がない。

 

日本の国力を上げるためには、一部のお金持ちをさらにお金持ちにするのではなくて、

全体的な底上げをすることが肝心だと思う。

日本国民全員が、健康で文化的な最低限度の生活を送れるようにする。

そして、女性だろうが、高齢者だろうが、非正規労働者だろうが、

その持てる力を最大限に生かして社会に貢献する。

それができるための環境を整備するのが政治の役目だと思う。

規制を排除して競争することによってポテンシャルを高めようという話もあるけど、

そういう競争の中で、人間が擦り減らされていく現実がある。

そしてそういう競争の先には、勝者と敗者が必ず生まれる。

その敗者に対するフォローをどうするか。という対策なしに、

ひたすら競争を煽る社会というのはどうなのか、と思う。

そういう競争社会の中で、自分がよければそれでいいという人が増えて、

さらに今はネットで誰でも発信できる時代だから、それが表に出やすい。

異なる価値観を持つ人に対して寛容になることができない。

そんな時代に、誰が幸せになれますか。

誰かが幸せになったところで、足を引っ張る輩は必ず出てくるし。

 

あと、争点に持ちあがっているのが憲法改正の話。

しかし、なぜ今憲法を改正する必要があるのだろう。

他にするべきことはいくらでもあると思うけど。

確かに戦後60年以上にわたって一度も改正されていないという現実はあるし、

今の時代に即していないところもあるだろう。

でも憲法の文字は変わらなくても、通達やら判例やらで世の中は変わる。

実際、公務員や行政書士の試験勉強で憲法を勉強すると、

条文もさることながら、判例の理解が必要とされていることが多い。

試験で必要とされているということは、実務はそれで回っているということで、

よほどの事情がない限り、わざわざそこまでのエネルギーがあるのなら、

正直他のことに費やしてほしいという感じ。

 

最後に、ネットで何かと話題のW氏について。

あまりに叩かれすぎてかわいそうになるけど、それでも受かってしまうんだろうな。

ネットの中の運動なんて所詮小さな嵐でしかないということを、

我々は今までさんざん見てきた。

最たる例は、なぜ民主党政権などというものができたのか。ということ。

それから、ネット住民の力が強ければ、今頃中国や韓国とは国交を断絶していてもおかしくないのに、

それができてないというのは、ネット住民のリアルな政治への影響力がいかに小さいかということ。

それでいいんだけど。

受かるなら受かるでいい。いくら与党とはいえ、1年生の参議院議員1人にできることなんて限られている。

彼が議員になったら、日本全体がブラックになるほどの影響力は、

さすがに持っているとは思えない。

それよりも、彼があの会社のトップに返り咲いて、

あの会社の従業員とかがまた地獄を見ることの方が怖い。

 

まぁそんなところでしょうか。