あらたまのよもやま話

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カ・イ・キ・ン!

2012-11-07 00:00:00 | インポート

今日は、ある意味歴史的な日です。
だから3カ月ぶりにダイアリーを更新したりしています。

ナタリー - Sony Music楽曲がiTunes Storeで配信開始 http://natalie.mu/music/news/79525

iTunes Storeが日本進出してから7年。ついに扉は開かれました。
電気グルーヴ石野卓球氏は、これをベルリンの壁崩壊になぞらえていて、なるほどと思いました。
その他、ブックマークもしましたが、下記の記事が要領を得ていると思います。

石野卓球「おせーよ!」 小室哲哉「SME頑張って!」 iTunesでソニー邦楽“解禁” - ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1211/07/news102.html

現場のミュージシャンからも遅かったという声が聞かれているということは、そちらでも待望されていたということですね。
てっきりソニー系のミュージシャンの皆さんは、
「自分たちはiTunes Storeに与せずにやって行くんだ!」とか
「CDやライブこそが表現のすべてだ!」とか
思っている人たちばかりだと思っていました。そうでもないんですね。
というか、単純にリスナーの立場から言えば、iTunesに音楽のプラットフォームが統一されることは悲願ですよね。

まぁ遅かったといえばそうなのかもしれませんね。私も待ちましたから。
でももはや現実になったんだからいいじゃないですか。
やはり「追い込まれた」というのが正直なところでしょうか。最近本業の業績も思わしくないですから。
自分のところの様式にこだわっていては「ベータマックス再び」ということになりかねないし。

あと値段が高いという批判も聞きます。確かに、最近1曲150円から250円に値上がりしました。
音質が上がったとかいろいろ言われていますけど、まだまだアメリカとかに比べれば高いと。
でもアメリカはそもそものCDの値段が安いし。アルバム1枚が40ドルもしなかったはずです。
その背景には日本とアメリカでの価格の設定方法の違い(もっと言うと、法律の違い)があるので、
そこでどうのこうのいっても仕方ないと思います。
なので日本国内での話をします。

例えばシングルCD1枚に、表題曲とカップリング曲とカラオケが入って、今は1200円ぐらいするでしょうか。
そう考えると、CDの材料費や配送費用などを差し引くと、決して高くはないと思います。
あとTSUTAYAとかでシングル1枚を1泊借りると100円〜150円しますけど、あとで返す手間を考えるとどうでしょう。
それに最近ああいうレンタル屋の品揃えの悪さには閉口してしまいます。商売やる気あるのか!というぐらい。
もちろん、もっと下げてくれるのなら大歓迎ですが。

そんなわけで、これからますます音楽配信業界はiTunes Storeを中心に回っていくことと思います。
というか、そうあってほしいです。
あとはインターネットの利用に懐疑的な2つの事務所、A社とJ社所属の人たちを残すのみといったところでしょうか。
A社は、俳優さんではブログやツイッターをやっている人もいますけど、音楽系では聞いたことないし。
J社は、未だにネット上に写真をアップすることすら禁止だし。
こういう人たちも、もっと声を上げたらいいと思います。ソニーの人は声を上げましたよ。

しかし、これからiPhoneにするかどうかはまだ分かりません。
もうiPod持ってるから、その機能はいらないんですよね。正直な所。それならワンセグとか、他の機能を付けてほしい。
ただ最近iPodが小さくなってきて、若干使いづらいところがあるので、それが解消すればいいんですけど。