今年最後のヒットチャートは2週間まとめて。順位は12月21日付に準拠しています。
1位はKinki Kidsで「SNOW! SNOW! SNOW! (通常盤)」。去年もそうでしたが、年末の新曲の少ない時期にかこつけて、火事場泥棒的に1位をとっていくというのはどうなんだか。そんなことをしなくても十分に1位を取れるのに。そんなにギネス記録が大事ですか。まぁ大事なんだろうけど。
2位はEXILEで「ただ…逢いたくて」。冬にぴったりのラブバラードといってしまえば聞こえはいいですが、この時期こういうのをやられてしまうと、女性は夢見心地になるんでしょうけど、男性、特に彼女のいない男からすると「ふん！」と思ってしまうような曲です。本人達に罪はないのですが。ちなみに先週は1位でした。
4位は12週連続リリースの第3弾、倖田來未で「D.D.D.feat.SOULHEAD (5万枚限定生産盤)」。第3弾というからには先週第2弾の「Birthday Eve (5万枚限定生産盤)」が出ていて、初登場で6位に入っているのですが、今週はどこにも見当たりません。おそらく5万枚限定生産で、すでに44000枚あまりが売れているので、在庫わずかということなのかもしれませんが。今週のも5万枚限定ですでに42000枚あまりが売れているので、来週にはまた新しい曲が乗ってくると思われます。うまくいってますよね。
10位は宇多田ヒカルで「Passion(紙ジャケット仕様)」。先週が初登場でした。しかし先週の1位はEXILE。まさかあの泣く子もだまる宇多田ヒカルが初登場で1位を取れなかったのかというと、初登場ではないBump of Chickenやレミオロメンに敗れて4位という結果。一応ゲームの主題歌ということもあり、テレビにもたくさん出てPRにつとめたんですが。彼女に何があったのか。確かにリズムのとりにくい難しい曲で、彼女が自分の世界に入り込んでしまった結果といえばそれまでなんですけど、それにしてもおそらくEXILEも1位をとることはあきらめてたのではないかと思われる週に1位になって、なんか複雑な気分ですね。週刊誌が悪く言うかもしれませんけど気にしないことです。でも次がダメだと大変ですね。まさかアルバムまでこけることはないとは思うのですが…
シャ乱Ｑが来年の秋に活動再開するとのこと。東京と大阪でライブをするということですが。それぐらいならまだ同窓会的なノリでよしとしましょう。これが本格的に新曲を出すとかそういう話になってくると、やはりつんく♂の台所事情が苦しいのかなぁと勘ぐってしまうので。というかつんく♂はともかく、他の人たちは何をしているんだか。1人不祥事でやめた人がいましたよね。当のつんく♂もハロプロはおしなべて頭打ち。まぁそれも有力なメンバーを早くにひとり立ちさせすぎたり、若くて小粒なメンバーを入れすぎたりという、全体的な方針に失敗があったからなんですけどね。でもシャ乱Ｑを復活させたところで、どれだけ客を集めることができるかというのもまた微妙なところで。例えば武道館とか大きいことを言うと恥ずかしい目に合いそうな気がします。
Highway61というバンドのある曲が、中島みゆきさんの「ファイト」の著作権を侵害したとして、発売元のレコード会社が発売中止と商品の回収をしたとのこと。以前からネットを中心に騒がれていたそうなのですが、レコード会社がこのような措置をするのは極めて異例ということです。でもこれもこのバンドがあまり有名ではないからできるんでしょうね。例えば有名なところでは、南国の柑橘系のバンドは再三にわたりこのようなことが指摘されているし、もっと言えば100人乗っても大丈夫な引越しセンターみたいな2人組は、かなり以前からこんなことを言われていますが、*1これらのケースについてこのような処分をすると、社会的に大きなイメージを与えてしまうというのもあるんでしょうけど、不公平といえば不公平ですよね。でも、このバンドもこれからは「パクリバンド」の汚名を着せられるんでしょうね。どんないい曲を書いて、それがヒットしたとしても、それはついてまわるんでしょうね。というかヒットしないでしょうね。そのうち人知れず解散しているかもしれません。でもそれらも全て自分達の蒔いた種なので仕方のないことです。
*1:もっともこれらのケースはやっかみのようなところも多分にあるんですけど
ギャンブルというのは、絶対というのがないから成立するわけで、「絶対これが勝つ」というのではギャンブルになりません。なので、あれだけディープインパクトが勝つといわれていたら、他の馬を応援したくなるのが人情というもので。単勝で1.0倍とかいうのはギャンブルとは言わないのです。ということで行われた有馬記念。そこでやはりギャンブルなんだということをまさに見せつけられたのではないでしょうか。しかしこれでいいんです。馬にとっても人間にとっても。一度も挫折したことがないというのはよくない。まだ2位だったので、馬券によっては配当を得られた人もいただろうし。といっても私は買ってないんですけどね。結局年末ジャンボも買いませんでした。何かこういうので当てて大金を手にしたいものですが、手にしたところで今のところ使い道がないので。
今年はクリスマスイブが土曜日、しかも３連休の真ん中ということで、一部の人たちにとってはとてもうれしいと思っているかもしれませんが、忘れてはいけないことは、クリスマスはあの人の誕生日だということです。それをくれぐれも間違ってはいけないと思います。ということで、今年はクリスマスは実家に帰りました。１人で過ごす必要はないので。その向かう車中で読んだ本がこれ。
- 作者: 井沢元彦
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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クリスマスとは全く関係ないですが、写真も多く、文章も面白い、おすすめの一冊です。ここで本を紹介したのは初めてだと思いますが。