ベストアルバムが100万枚突破で目下絶好調の倖田來未さんが、12月7日から来年の2月22日まで12週間連続、毎週水曜日に新曲を出していくんだそうです。年末年始も休まず営業ということです。お疲れ様です。まぁavexの人だからそういうのを思いつくんでしょうね。ここぞとばかりに儲けようと。普通の会社の人は、小出しにしていくのが普通だと思うのですが。全部プロモーションビデオも作るということで、気合が入っています。しかし、あまり気負い過ぎないようにということと、最後のほうになってきたら飽きてこないかというのが心配です。やっと芽の出たavexの至宝を、こんなことでつぶれなければいいんですけど。これだけ新曲がいっぱい出ると、最後には2枚目のベストアルバムが出せるという計算になりますが、これだけお姉さんにかかりっきりになったら、妹さんはますますなかまってもらえなくなりますよね。ふくれないように。
日本シリーズはロッテが4連勝で阪神を下して優勝しました。私もロッテが優勝するようだったら面白いと思ったのですが、まさかここまで強いとは思っていませんでした。阪神もこれだけ弱いと騒ぐ気にもなれないのか、道頓堀も警備員の多さに比べて静かだったとのこと。それはそれでよかったです。昨年の西武に引き続き、今年のダイエーと2年連続でパリーグが制したことについて、セリーグにはないプレーオフが選手のモチベーションの維持に貢献したという説があり、これでは不公平だという人がいるのも確かですが、それならセリーグでもプレーオフをやるか、それともパリーグが3月下旬に開幕するのに比べて、セリーグの開幕を4月中旬にすればいいだけの話で、それは来年からの検討課題となることでしょう。あと今年の阪神の日本シリーズを語る上ではずせないのが、やはり村上ファンドの影響ではないでしょうか。この時期にそういう話を持ち込まれて、気にするなというほうが無理なわけで。ということで仮に彼らが阪神球団の経営権を握ったとしても、ファンの望むような経営はできないのではないかと。再び暗黒時代と呼ばれた時代に逆戻りするのではないかと心配してしまうのですが。
そういう追い風があったにせよ、ロッテが優勝できた理由として考えられるのは、ともかく主軸を打たせなかったということ。これはプレーオフのソフトバンクとの戦いにおいても徹底していました。ペナントレースの長期戦においてずっとそれを続けるというのは難しいですけど、これだけの短期決戦となると、ピンポイントを抑えれば勝てるわけですから。結局のところそれに尽きるのではないでしょうか。あとロッテが3連勝したときに、ロッテの選手が「阪神は楽天よりも弱い」と言わなかったこと。十数年前に近鉄と巨人が日本シリーズをやって、近鉄が3連勝して、近鉄のある選手が「巨人はロッテより弱い」と言ったのがきっかけ（といわれている）で巨人が4連勝して日本一になったということがあっただけに。楽天も十数年後には優勝を狙えるチームになっていたらいいんですけど。まぁそれまで楽天が球団を持ってくれるかどうかも分かりませんし。今ではTBSの方で忙しい。
前半dorlisの話題で場所をとったのは、今週も大して書くような曲がないんですよね。
1位はV6で「Orange (通常盤)」。ちなみに今週アルバムチャートの1位もオレンジレンジなので、シングルもアルバムもオレンジでした。こたつにみかんの季節ももうすぐです。
2位はレミオロメンで「蒼の世界 (初回限定盤)」。レミオロメンが2位を取るような時代になりました。もちろんいい意味で言ってるんです。枚数的にはとても2位になれるような枚数ではないんですけどね。でも事実は事実です。でも前も書いたかもしれませんが、最近こういう感じのバンドが増えてきて、男性ボーカル業界ではヒップホップと並ぶ潮流になっていることはなっているのですが、その分誰が誰だか分からなくなりますよね。ルックスもみんな地味だし。
飛びますが、14位は黒沢薫で「遠い約束」。ゴスペラーズの人が1人で歌っています。彼らの曲に「ひとり」というのがありますが、まさにこの曲は「ひとりゴスペラーズ」。コーラスをつけたらゴスペラーズの曲になります。まぁ予想されたことではあるのですが。
20位は鈴木亜美で「AROUND THE WORLD」。同日発売される、彼女のavex移籍第一弾アルバムと同タイトルのシングルがアルバムと同時発売。なので今どっちのリンクを貼っているのか分かりません。多分合ってると思いますけど、ちなみに右の写真は多分アルバムのもの。前髪が揃いすぎていて怖いです。でもなんか嫌いじゃなさそう。
昨日から日本シリーズが始まりました。阪神とロッテという興味深い対決でしたが、初日は所用があって試合の中継を見ることができませんでした。というか、dorlisさんのライブに行ってきました。こんな人です。→
当然ですが、人間です。日本人女性です。ちなみにお1人です。岡山県出身23歳。でも本名不明。本人の顔はPVでちらっとしか出てきませんが（基本的にこのようなイラストなので）、別に本人のビジュアルに問題があってこんな絵になってるのではなくて、本人はいたって美しいお嬢さんです。実際見ましたけど、顔がすごく小さいです。男の私が感心するのもなんか変ですが。まぁ全部イメージ戦略ということで。高校時代から、ストリートで弾き語りを始め、全国を回ったんだそうです。でもゆずや川嶋あいの類ではありません。個人的にはよくこんな音楽を1人でやってたなぁと思うのですが。もちろん今はバンド編成です。本人がボーカルとギターを担当。もう1人ギターの人がいて、ドラムの人がいて、ベースの人がいて。ベースといってもウッドベースですが。あとバイオリンの人とアコーディオンの人がいます。来月にはビッグバンドを迎えてレコーディングしたアルバムが発売されます。そんな人です。ちなみにあいさつは「ボンジョルノー！」です。
会場のクラブクアトロ（名古屋）は、初めて行きましたが、とても小さなライブハウス。本人は２〜３メートル先にいました。そんな至近距離で芸能人を見たのは結構久しぶりかも。本人が出てくる前に、スガシカオの弟分みたいな男性がボーカルを務めるバンドが出てきて、前座をやってました。そのあとに本人登場。インディーズを含めてまだ2枚しかアルバムを出していない人なのでしょうがないところです。
まだまだこれからの人ですが、今の世の中いつどういうタイミングで売れるようになるか分かりませんからね。でもいつか日の目を見ることができる人だと思います。やってることは申し分ないし。昼ドラの主題歌なんか合いそうです。
あとこれはどこのクラブクアトロでもそうなのか分かりませんが、ビールにオロナミンCを混ぜるというのはどうなんですか。ああいうところってドリンクが500円別にいるんですけど、それでオロナミンC入りのビールを出すって。そうでなければ烏龍茶とか。烏龍茶も２リットルのペットボトルから直接プラスチックのコップに入れてるし。原価50円とかかってないですから。でもライブが3500円とリーズナブルだったので、あわせて4000円ということで考えましょう。
マリナーズのイチロー選手が、来年のお正月に放送される「古畑任三郎」のスペシャルに犯人役で出演することになったんだそうで。特別出演みたいなチョイ役ではなく、「古畑任三郎」の犯人役というのはドラマの最初から最後まで出て、いないと始まらない存在。彼がDVDを全巻所有するほどの古畑マニアとはいえ、実際に犯人役で出るとは。頼んだほうも頼んだほうですけど、OKをもらえたんだから、多分頼んだほうもびっくりしてるんでしょうね。よくオフシーズンにバラエティ番組なんかに出る野球選手はよくいますけど、彼はあんまりそういうのをしないほうなのに、2時間ドラマの準主役に挑戦するとはまたすごいことになりましたね。でも彼のことなので、中途半端な出来では満足しないでしょうから、きっといいものができると思います。あとはのめりこみすぎて、来年の成績に響くとか、そういうこともなければいいんですけど。