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2024 オダイバ恐竜博覧会 (2)



第3会場は「王者の時代」として再びどーんと魅せる展示となる。右にデンバーサウルス全身骨格、左にティラノとトリケラ頭骨で迎えられる。



ゼノケラトプスは初見かな。



ほとんどの観客は中央のスピノサウルスロボットの周りに集まっていて、「これはすごい。初めて見た」などと盛り上がっていた。また時折出す「プシュー」という鼻息のような音に驚き、喜んでいた。
 このスピノロボットについては、個人的にはあまり高く評価しなかった。なかには辛辣なことをいう子供もいて、「頭と首はよくできてるけど、胴体が張りぼてで継ぎ目が見える」といっていた。その通りである。頭と首は皮膚の質感も造形してあるが、胴体の模様とウロコは印刷だった。



それよりはるかに重要なのはスピノサウルスの実物化石だろう。個人所有の未公開標本ときいた。歯槽の形、角度などがわかりやすい。



多くの人々がスピノロボの頭側に群がるために、バリオニクスの全身が撮れない。そもそもバリオニクスを見ている人が、私しかいなかった。上野の科博に足を運ぶ人々と、お台場に繰り出す人々では客層が多少違うかもしれない。
 このバリオニクスは古い復元骨格なので、最近の復元とは少し異なる。最近では後頭部はイリタトルを参考にしているので、例えば眼窩の形は異なっている。
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