AKB48 チームBのファンより

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『ナギイチ!』カップリング曲『理不尽ボール』はあまりにひどい楽屋落ちソング。(ときめき研究家)

2012-06-13 07:00:00 | ときめき研究家
発売後かなり経ってしまったが、NMB48の新曲も入手して鑑賞した。

カップリング曲『理不尽ボール』には驚愕した。これまでも楽屋落ちの楽曲は多数あったが、これはあまりにひどい。最低・最悪。聴いていて気分が悪くなる。
「偉い人たちから、チームのメンバーの1人に遠い街へ行けと理不尽な指示をされたが、納得行かない。チームがバラバラになってしまう。承服できない。」という内容の歌詞で、渡辺美優紀のチームB兼任発表に対する戸惑い・不満・反発を歌っていることは明らかだ。
何という自作自演、マッチポンプであることか。
プロデューサーとして「理不尽」と知りつつ命じておいて、命じられた側の悩みを作詞家として歌詞にするという屈折した構造だ。
暴力を振るっておいて、「痛いだろう、痛みはわかるよ」と言っているようなものだ。
この歌を嬉々として歌っているメンバーの心境を想像することが難しい。無理やり歌わされているのか。

「すぐには受け取れない ちゃんと説明してもらおうか」という辺りに、意図を説明すれば理解されるという含みを持たせているのが小賢しい。こんな歌詞を書いている暇があったら、メンバー達に「ちゃんと説明」すればいいし、説明して納得されたのであれば、こんな曲を発表する必要はない。いずれにしても、この曲を公表して面白がっている感覚が理解できない。

さんざん待たせた挙げ句、「やっとオリジナルが貰えて嬉しい」と歌わせる、チームKⅡの『おまたせSET LIST』に感じた違和感と同種のものだが、それより遙かに強烈だ。

こういう悪質な自作自演を、面白いと勘違いして乱発するようだと、メンバー自身も承知の上で自作自演に参画していると疑わざるを得なくなる。まさかそうだとは思わないが、昨年の選抜総選挙での高柳の直訴も、チームK兼任発表直後の松井珠理奈の体調不良も、全て筋書き通りの演出なのではないかと、要らぬ勘ぐりまでしてしまう。

誤解ないよう付記するが、渡辺美優紀と松井珠理奈のAKB兼任という施策自体、私は面白いと思う。
しかし『理不尽ボール』という楽曲は、その施策を前提にしなければ意味がわからない歌詞で、普遍性が全くない。後世に残る楽曲ではない。それだけでなく、施策を前提に理解したとしても、その施策がメンバーに受け入れられていないという状況を歌わせることに上述のような違和感を感じるのだ。

『ナギイチ!』やその他のカップリング曲は、結構気に入っている。
それについては気分を変えて別記事で語りたい。
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3 コメント

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全面的に賛成です。 (よしお)
2012-06-15 03:44:43
自分も全く同意見です。
秋元康のメタ的な手法は嫌いじゃないですが、これは本当にダメすぎます。歌い手と聴き手を侮るにも程があります。タイミングも何もかも最悪な曲です。しかも、最後の締めが「なめちゃいけないWe're NMB」ですからね、なめとんのはおまえだ~とツッコミをいれてしまう曲ですね。これは大阪にかけて、聞き手にツッコミ入れてもらうために敢えて歌の中でボケてみたのでしょうか?
Unknown (それがですね)
2014-02-27 01:36:10
今ごろコメントして申し訳ないですが
大組閣後に行われているチームMのツアーでこの「理不尽ボール」のパフォーマンスに会場のファンが号泣しながら応援している名曲に変わりましたよ。

メンバーも迫力ある魂のパフォーマンスでそれは素晴らしかったです。
マゾヒスティックな快感? (ときめき研究家)
2014-02-27 20:47:37
それがですねさん
貴重な情報ありがとうございます。
この曲に、2年も経って、またスポットが当たるとは思いもしませんでした。チームMツアーのセットリストにあらかじめ組み込んでいるあたり、周到と言うか何て言うか・・・・。
それとも、メンバーの意志で、大組閣への抗議を込めて急遽セットリストに加わったのか?

マッチポンプ、炎上商法と分かっていても、ファンが号泣してしまうのは仕方ないことですね。

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