指原莉乃・渡辺麻友・柏木由紀 新“神3”の誕生(総選挙分析ライター)
6/6に選抜総選挙が無事終了したその翌週に柏木由紀のビッグでサプライズなニュースが出た影響で「第7回選抜総選挙」の話題は影が薄くなり、遠い過去の記憶になってしまったかのような雰囲気が漂っていることは寂しいことだ。
選抜2位さまの大スキャンダルなので、さすがに話題はほとんどこちらに集中してしまった。
実は柏木の話題が出る前、今回の選抜総選挙で語られていた面白い視点があって、それは“神7”に代わって“神3”という見方があるのではないかというものである。これはなかなか鋭い視点だと思ったので紹介したい。
AKB48の“神7”とは、ご存じのとおり第1回と第2回の選抜総選挙の上位1～7位までが全く同じ顔ぶれだったことからこの7人のメンバーを”神の7人”すなわち「神7」と称するようになった。その7人のメンバーは前田敦子、大島優子、篠田麻里子、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美のことである。
最初はこの7人のみを指す呼称だったが、その後、拡大解釈され今では選抜総選挙の上位7人を“神7”と呼ぶようになっている。今回初めて選抜7位となった宮脇は島崎を抜いて「神崩し」を達成したと言われた。
その“神7”に対して今回の総選挙後に言われたのは指原莉乃、渡辺麻友、柏木由紀の3人は新“神3”であるというものだ。
それは第4～7回の選抜総選挙の上位を見てみると卒業した大島優子を除くと指原、渡辺、柏木の3人が独占していて、この3人が他のメンバーを今のところ寄せ付けない票数を獲得しており、現“神7”の中でも別格の強さを持っている。すなわち、前田、大島、篠田、板野ら旧神7のメンバーが卒業したのち、この新しい3人が「神の領域」の強さを持った新“神3”であるというものである。
<選抜総選挙第4～7回、1～4位までの順位>
0 ・ 04回 ・ 05回 ・ 06回 ・ 07回
1 ・ 大島 ・ 指原 ・ 渡辺 ・ 指原
2 ・ 渡辺 ・ 大島 ・ 指原 ・ 柏木
3 ・ 柏木 ・ 渡辺 ・ 柏木 ・ 渡辺
4 ・ 指原 ・ 柏木 ・ (松珠) , (高橋)
<第7回選抜総選挙 1～7位までの票数、総得票に占める比率>
順 ・ 氏名んんん ・ 最終票 ・ 比率
01 ・ 指原莉乃ん ・ 194049 ・ 5.90%
02 ・ 柏木由紀ん ・ 167183 ・ 5.09%
03 ・ 渡辺麻友ん ・ 165789 ・ 5.04%
04 ・ 高橋みなみ ・ 137252 ・ 4.17%
05 ・ 松井珠理奈 ・ 105289 ・ 3.20%
06 ・ 山本彩んん ・ 097866 ・ 2.98%
07 ・ 宮脇咲良ん ・ 081422 ・ 2.48%
(注)指原、柏木、渡辺3人の票数が突出して多い
この内容のコメントを読んだときはなるほどと思った。
<選抜総選挙第1～7回、1～7位までの順位>
0 ・ 01回 ・ 02回 ・ 03回 ・ 04回 ・ 05回 ・ 06回 ・ 07回
1 ・ 前田 ・ 大島 ・ 前田 ・ 大島 ・ 指原 ・ 渡辺 ・ 指原
2 ・ 大島 ・ 前田 ・ 大島 ・ 渡辺 ・ 大島 ・ 指原 ・ 柏木
3 ・ 篠田 ・ 篠田 ・ 柏木 ・ 柏木 ・ 渡辺 ・ 柏木 ・ 渡辺
4 ・ 渡辺 ・ 板野 ・ 篠田 ・ 指原 ・ 柏木 ・ 松珠 ・ 高橋
5 ・ 高橋 ・ 渡辺 ・ 渡辺 ・ 篠田 ・ 篠田 ・ 松玲 ・ 松珠
6 ・ 小嶋 ・ 高橋 ・ 小嶋 ・ 高橋 ・ 松珠 ・ 山本 ・ 山本
7 ・ 板野 ・ 小嶋 ・ 高橋 ・ 小嶋 ・ 松玲 ・ 島崎 ・ 宮脇
選抜総選挙の順位を時系列で見てみると第1～2回では前田、大島、篠田が上位3人となっており、実はこの3人が圧倒的に強く4～7位の渡辺、高橋、小嶋、板野はこの上位3人を抜くことはできず順位が入れ替わっているので”神”というほどの強さではない。第3回に柏木がこの上位3人の中の篠田の壁を初めて越えて3位となり、第4回でさらに渡辺と指原が篠田越えに成功した。(ただし、柏木、渡辺はその後大島を越えることができなかった。唯一指原のみが第5回総選挙で大島越えに成功した。指原の大きな価値は前田卒業後”負けることがない”と言われた大島を破ったところにある)
篠田は第5回の総選挙後に卒業するまで自分より上位になったメンバーは前田、大島、柏木、渡辺、指原の5人しかいないという強さを持っていた。指原、渡辺、柏木の3人はこの篠田という試金石を越えてから強さが安定し増した。
前田、大島を除くと篠田越えをしてから柏木が負けたのは指原、渡辺の2人のみ。渡辺は指原、柏木のみ。指原は渡辺、柏木のみ。第4回総選挙以降この旧チームBの3メンバーが勝ったり負けたりしながら上位を占めて現在のAKB48Gの総選挙で圧倒的な強さを示しているのだ。
卒業生では前田敦子と大島優子の2人、現役では指原莉乃、渡辺麻友、柏木由紀の3人が真の“神”を名乗る強さと実績を持っていると筆者は考えているがどうだろうか？
以上
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6/6に選抜総選挙が無事終了したその翌週に柏木由紀のビッグでサプライズなニュースが出た影響で「第7回選抜総選挙」の話題は影が薄くなり、遠い過去の記憶になってしまったかのような雰囲気が漂っていることは寂しいことだ。
選抜2位さまの大スキャンダルなので、さすがに話題はほとんどこちらに集中してしまった。
実は柏木の話題が出る前、今回の選抜総選挙で語られていた面白い視点があって、それは“神7”に代わって“神3”という見方があるのではないかというものである。これはなかなか鋭い視点だと思ったので紹介したい。
AKB48の“神7”とは、ご存じのとおり第1回と第2回の選抜総選挙の上位1～7位までが全く同じ顔ぶれだったことからこの7人のメンバーを”神の7人”すなわち「神7」と称するようになった。その7人のメンバーは前田敦子、大島優子、篠田麻里子、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美のことである。
最初はこの7人のみを指す呼称だったが、その後、拡大解釈され今では選抜総選挙の上位7人を“神7”と呼ぶようになっている。今回初めて選抜7位となった宮脇は島崎を抜いて「神崩し」を達成したと言われた。
その“神7”に対して今回の総選挙後に言われたのは指原莉乃、渡辺麻友、柏木由紀の3人は新“神3”であるというものだ。
それは第4～7回の選抜総選挙の上位を見てみると卒業した大島優子を除くと指原、渡辺、柏木の3人が独占していて、この3人が他のメンバーを今のところ寄せ付けない票数を獲得しており、現“神7”の中でも別格の強さを持っている。すなわち、前田、大島、篠田、板野ら旧神7のメンバーが卒業したのち、この新しい3人が「神の領域」の強さを持った新“神3”であるというものである。
<選抜総選挙第4～7回、1～4位までの順位>
0 ・ 04回 ・ 05回 ・ 06回 ・ 07回
1 ・ 大島 ・ 指原 ・ 渡辺 ・ 指原
2 ・ 渡辺 ・ 大島 ・ 指原 ・ 柏木
3 ・ 柏木 ・ 渡辺 ・ 柏木 ・ 渡辺
4 ・ 指原 ・ 柏木 ・ (松珠) , (高橋)
<第7回選抜総選挙 1～7位までの票数、総得票に占める比率>
順 ・ 氏名んんん ・ 最終票 ・ 比率
01 ・ 指原莉乃ん ・ 194049 ・ 5.90%
02 ・ 柏木由紀ん ・ 167183 ・ 5.09%
03 ・ 渡辺麻友ん ・ 165789 ・ 5.04%
04 ・ 高橋みなみ ・ 137252 ・ 4.17%
05 ・ 松井珠理奈 ・ 105289 ・ 3.20%
06 ・ 山本彩んん ・ 097866 ・ 2.98%
07 ・ 宮脇咲良ん ・ 081422 ・ 2.48%
(注)指原、柏木、渡辺3人の票数が突出して多い
この内容のコメントを読んだときはなるほどと思った。
<選抜総選挙第1～7回、1～7位までの順位>
0 ・ 01回 ・ 02回 ・ 03回 ・ 04回 ・ 05回 ・ 06回 ・ 07回
1 ・ 前田 ・ 大島 ・ 前田 ・ 大島 ・ 指原 ・ 渡辺 ・ 指原
2 ・ 大島 ・ 前田 ・ 大島 ・ 渡辺 ・ 大島 ・ 指原 ・ 柏木
3 ・ 篠田 ・ 篠田 ・ 柏木 ・ 柏木 ・ 渡辺 ・ 柏木 ・ 渡辺
4 ・ 渡辺 ・ 板野 ・ 篠田 ・ 指原 ・ 柏木 ・ 松珠 ・ 高橋
5 ・ 高橋 ・ 渡辺 ・ 渡辺 ・ 篠田 ・ 篠田 ・ 松玲 ・ 松珠
6 ・ 小嶋 ・ 高橋 ・ 小嶋 ・ 高橋 ・ 松珠 ・ 山本 ・ 山本
7 ・ 板野 ・ 小嶋 ・ 高橋 ・ 小嶋 ・ 松玲 ・ 島崎 ・ 宮脇
選抜総選挙の順位を時系列で見てみると第1～2回では前田、大島、篠田が上位3人となっており、実はこの3人が圧倒的に強く4～7位の渡辺、高橋、小嶋、板野はこの上位3人を抜くことはできず順位が入れ替わっているので”神”というほどの強さではない。第3回に柏木がこの上位3人の中の篠田の壁を初めて越えて3位となり、第4回でさらに渡辺と指原が篠田越えに成功した。(ただし、柏木、渡辺はその後大島を越えることができなかった。唯一指原のみが第5回総選挙で大島越えに成功した。指原の大きな価値は前田卒業後”負けることがない”と言われた大島を破ったところにある)
篠田は第5回の総選挙後に卒業するまで自分より上位になったメンバーは前田、大島、柏木、渡辺、指原の5人しかいないという強さを持っていた。指原、渡辺、柏木の3人はこの篠田という試金石を越えてから強さが安定し増した。
前田、大島を除くと篠田越えをしてから柏木が負けたのは指原、渡辺の2人のみ。渡辺は指原、柏木のみ。指原は渡辺、柏木のみ。第4回総選挙以降この旧チームBの3メンバーが勝ったり負けたりしながら上位を占めて現在のAKB48Gの総選挙で圧倒的な強さを示しているのだ。
卒業生では前田敦子と大島優子の2人、現役では指原莉乃、渡辺麻友、柏木由紀の3人が真の“神”を名乗る強さと実績を持っていると筆者は考えているがどうだろうか？
以上
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