AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

アイドルは夢を売る商売、では、ファンは何を買っているのか (KC)

2009-10-13 22:02:29 | アイドル論
ときめき研究家さんの記事 に、

「賞味期限までディスカウントはしない」、「売り手市場」という歌詞で、「売る」とでてくるのは、精神的なことを言っているのだろう。実際私だって彼女たちの若々しいパフォーマンスを「買って」いる

と書いてあったを読んで、その昔、あるアイドル歌手が、ザ・ベストテンで
「アイドル(である私)の仕事は、夢を売ること。」と発言して、ミニコミ誌で、物議をかもしだしたことを思い出しました。 (堀ちえみ だったと記憶しています。)

アイドルファンが、アイドルから買っているのは、快感だと思う。
歌舞伎ファンは、歌舞伎を見て、「よかった」と思うのは、快感であるし、
クラシックファンが、音楽を聴いて、「よかった」と思うのも、快感。
スポーツで、身体美、強さ、技術を見たいと思うのも、そこに快感があるから。
すべての、エンターテイメントが、広義には、「快感を買っている」のである。

高尚な趣味の方は、買っているのではない、鑑賞している・味わっている のであると言うかもしれないが、
お金を払って、見る・聴く・鑑賞していれば、物理的には、買っているのである。
芸術を維持、発展させるには、鑑賞するものが、演じるものに、対価を払う必要があるのである。

かりに、お金を払っていないから、私は「快感を買っていない」という反論があったとしても、その方は、自分の時間をさいて、その芸術を鑑賞したのだから、「買っていない」としても、「捧げている」「快感を得るために、その身を捧げた」と言えるであろう。

その昔、日本人は、歌の下手なアイドル歌手でも、「可愛ければ、歌なんか下手でもいい。」と、快感を感じることができたが、
アイドル鑑賞能力が衰えた現代では、歌が下手な、でも可愛いアイドルを、不快に感じる人が増えたようである。故に、アイドルでも、ある程度の歌唱力がないと、世にでることができなくなった。

KC
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