映画「Ｗの悲劇」テレビ鑑賞（ナッキー）感想；指原莉乃はアイドルの能力がある。

映画「Ｗの悲劇」テレビ鑑賞（ナッキー）感想；指原莉乃はアイドルの能力がある。

NHK-BSで観ながら、メモとりました。録画して確認はしていませんので、誤りはあります。
女優になりたいAKB48メンバーには、参考になる映画だと思います。

冒頭で、映画関係者（プロデューサー？のちに男優と判明）とセックスをした後の二人の会話。
女性：女優になるためには経験をつまなくては（という趣旨）
男性：そのために俺と寝たのか。

野外ステージで稽古する薬師丸ひろ子
世良：君、役者さんかい。
薬師丸：研究生　　　（当時から研究生という言葉が・・・ナッキー）
世良：毎朝ここで稽古しているの。
薬師丸：
世良：また拍手したいから。
薬師丸：からかわないで。

感想！薬師丸ひろ子の化粧が濃いなあ。（部屋で鏡を見ているシーン）

演劇スクール（？）でダンスレッスンのシーン。100人くらいの生徒。
感想！フラップガールズスクールの公開レッスンを思い出す。

劇団員の会話
処女だと経験した女性は演じられないけど、
経験した女性は処女を演じることができる。

薬師丸ひろ子がオーディションの相談をしたのに対して、男性（寝た相手だと後で分かる）は、「やめとけよ。あんな芝居。弁当食べて見にくるおばちゃん相手の。」

世良正則26歳の役、生年月日が、私と同じだった。

世良と薬師丸が居酒屋で飲んでいる、店長が帰宅し、2人だけ。
薬師丸：劇団に入る前、人前で、大きな声だしたことなかった。
世良：でも役者になりたいんだろう
薬師丸：私は俳優よ。
（このあたりから薬師丸、酔っ払っている）
薬師丸：私、そんなにブス
世良：まあ、美人じゃないよ
薬師丸：そんなこと言われなくても分かっているよ、家に鏡くらいあるんだから
薬師丸：私、個性的
世良：まあ、普通。
薬師丸：美人でもなく、個性派でもなければ、どうすればいいの。
世良：演技派っていう手もあるでしょう。
薬師丸：それって、オーディション落ちた私に対する嫌味？

この夜、世良とセックスする薬師丸。

薬師丸が処女でセックスした男優に喧嘩を売る世良。その後二人の会話。
世良：あいつにとってお前は大勢の中の一人だろう。
薬師丸：分かっているはわ。それでもいいの。

同棲しようと申し入れる世良。
世良：嫌な言い方かもしれないけど、一生芽が出ないっていうこともある。
薬師丸：考えているわよ。
世良：もし芽がでなかったら、おれと結婚しよう。
薬師丸：もし成功したら。
世良：楽屋に花束を届けるよ。それがさよならの挨拶ということにしようか。　（ナッキー：セーラー服と機関銃の歌詞をふんでいる？）

三田佳子の愛人が腹上死。それを薬師丸に押しつけ、その代わり主役につかせてあげると約束する三田佳子。ホテルの部屋に男性を運び、自分の部屋で死にましたと電話しろという三田佳子に対して、
薬師丸：私にできるかしら。
三田佳子：できるわよ。あなたは役者でしょ。

主役の若手女優を批判する三田佳子：（芝居を演じていて）本当と本当らしさが分かっていない。
次の趣旨:
舞台の上で本当に涙を流しても、前の席の客にしか見えない。
涙を流せば、いい演技と思うことが未熟。
涙を流さずに、泣いているように「本当らしさ」を見せるのが演技。

主役の若手女優が病気降板、代わりに主役に抜擢された薬師丸が記者会見に応じる。
演出家：私生活がどうであれ、芝居を立派に演じてくれれば、演出家としては文句はありません。彼女には能力があるのです。

初舞台前、緊張しておびえる薬師丸に、三田佳子：女優、女優、女優、勝つか負けるかよ。
初舞台後、薬師丸に、三田佳子：カーテンコールも芝居のうちよ。

ラストシーン：世良に別れをつげ、女優を続ける決意を語る薬師丸：
自分の人生ちゃんと生きなきゃ、女優になんかなれない。
自分を見つけているもう一人の自分とやっかいだけど、付き合っていくわ。


感想：
85年10月26日、中野サンプラザ、水谷麻里がグランプリとなった「ミスヘアコロン・イメージガール・コンテスト」で、
落語の寿限無を披露したのが、酒井法子
Ｗの悲劇を演じた候補者は、落選しましたったっけ？

演出家の言葉で、指原莉乃を思い出す。
若い頃、男とセックスした経験があったとしても、アイドルとして人気があればよい。彼女にはアイドルとしての能力があるのです。

ナッキー