ドイツ・ハンブルグでの研究生公演(ナッキー)
海外出張をしている時に、時間があると、ミュージカルと芝居を見ますが、クラシック音楽は興味の対象外なので、見に行きません。
しかし、ハンブルグを散歩をしていた時に、椅子に座って休もうと、入ったオペラ劇場のホールで、公演スケジュールを見ていると、idol という文字が。
クラシック界にもアイドルがいるのかと、興味を持って、切符売り場の方に、「この公演を見たいのですが、どういう内容ですか」と尋ねたところ、
切符売り「オペラ劇場ではなく、stableです。内容は、解説と、演奏・歌唱です。」
ナッキー「stableはどこにあるのですか。」
切符売り「オペラ劇場の裏のビルの1階です。」
ナッキー「解説と演奏は何分くらいですか。ドイツ語が分からないので、演奏が多ければ見たいのですが。」
切符売り (公演のプログラムを調べてくれて)「6曲演奏します。」
ナッキー「一枚買います。」
stableとは相撲部屋のように「プロを育成する訓練施設」の意味なので、オペラ劇場には出演できない訓練生 (AKB48でいえば、研究生) の公演が見られるとしたら、面白いし、idolという表題も気になる。
いったんホテルに帰り、独英辞典で調べたところ、
Idol zwischen Barock und Klassik (バロックとクラシックの間のアイドル)
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699 - 1783) の曲を演奏することが分かりました。
会場に行ってみると、stableとは、小劇場であることが分かりました。
座席の中央に通路があり、左右には8席8列ずつ。合計130人くらい。
公演が始まり、指揮者より解説。観客から笑い声も。解説というよりMCか。
演奏が始まり、歌う人3人(女・女・男)、楽器演奏3人。全員若い。やはり研究生公演。
3曲目に、フルート演奏が加わり、この方は見るからにベテラン。AKB48の研究生公演に、高橋みなみが参加するような感じでしょうか。踊るように吹くので、ドレスの胸元が気になります。
19:30から20:20までで3曲。ここで休憩。
観客二人が、歌唱の女性と知り合いのようで、休憩中にステージで談笑。こういうシーンはAKB48では起こりえません。
20:40から後半戦。4曲目は、女性ボーカルのソロで、笑顔いっぱいで歌っていました。これは、この公演のタイトルidolを意識してのことでしょうか。それともハッセの時代(神聖ローマ帝国とベネチア共和国)にも、歌手は笑顔で歌ったのでしょうか。
21:30に終演。2時間とは、AKB48のセットリストと、偶然にも一致。
正式のオペラ劇場で見ると、60-80ユーロで、研究生公演は、10ユーロ。
近くで見ること・聞くことができるので、オペラ・クラシックに興味のない私でも楽しめました。
正式なオペラ劇場では、バレエの公演が多く、これを見てしまうと、「孤独なバレリーナ」を楽しめなくなるおそれあり。
以上の観戦レポートは、4月に出張した時。6月にも出張したので、研究生公演を見ようと試みましたが、10ユーロから18ユーロに値上がりしていたのと、いつも売切れでした。
研究生公演専用劇場の写真を、客先後方から、ステージから客席の二枚。
idolの文字が入っているチラシを添付します。
ナッキー
海外出張をしている時に、時間があると、ミュージカルと芝居を見ますが、クラシック音楽は興味の対象外なので、見に行きません。
しかし、ハンブルグを散歩をしていた時に、椅子に座って休もうと、入ったオペラ劇場のホールで、公演スケジュールを見ていると、idol という文字が。
クラシック界にもアイドルがいるのかと、興味を持って、切符売り場の方に、「この公演を見たいのですが、どういう内容ですか」と尋ねたところ、
切符売り「オペラ劇場ではなく、stableです。内容は、解説と、演奏・歌唱です。」
ナッキー「stableはどこにあるのですか。」
切符売り「オペラ劇場の裏のビルの1階です。」
ナッキー「解説と演奏は何分くらいですか。ドイツ語が分からないので、演奏が多ければ見たいのですが。」
切符売り (公演のプログラムを調べてくれて)「6曲演奏します。」
ナッキー「一枚買います。」
stableとは相撲部屋のように「プロを育成する訓練施設」の意味なので、オペラ劇場には出演できない訓練生 (AKB48でいえば、研究生) の公演が見られるとしたら、面白いし、idolという表題も気になる。
いったんホテルに帰り、独英辞典で調べたところ、
Idol zwischen Barock und Klassik (バロックとクラシックの間のアイドル)
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699 - 1783) の曲を演奏することが分かりました。
会場に行ってみると、stableとは、小劇場であることが分かりました。
座席の中央に通路があり、左右には8席8列ずつ。合計130人くらい。
公演が始まり、指揮者より解説。観客から笑い声も。解説というよりMCか。
演奏が始まり、歌う人3人(女・女・男)、楽器演奏3人。全員若い。やはり研究生公演。
3曲目に、フルート演奏が加わり、この方は見るからにベテラン。AKB48の研究生公演に、高橋みなみが参加するような感じでしょうか。踊るように吹くので、ドレスの胸元が気になります。
19:30から20:20までで3曲。ここで休憩。
観客二人が、歌唱の女性と知り合いのようで、休憩中にステージで談笑。こういうシーンはAKB48では起こりえません。
20:40から後半戦。4曲目は、女性ボーカルのソロで、笑顔いっぱいで歌っていました。これは、この公演のタイトルidolを意識してのことでしょうか。それともハッセの時代(神聖ローマ帝国とベネチア共和国)にも、歌手は笑顔で歌ったのでしょうか。
21:30に終演。2時間とは、AKB48のセットリストと、偶然にも一致。
正式のオペラ劇場で見ると、60-80ユーロで、研究生公演は、10ユーロ。
近くで見ること・聞くことができるので、オペラ・クラシックに興味のない私でも楽しめました。
正式なオペラ劇場では、バレエの公演が多く、これを見てしまうと、「孤独なバレリーナ」を楽しめなくなるおそれあり。
以上の観戦レポートは、4月に出張した時。6月にも出張したので、研究生公演を見ようと試みましたが、10ユーロから18ユーロに値上がりしていたのと、いつも売切れでした。
研究生公演専用劇場の写真を、客先後方から、ステージから客席の二枚。
idolの文字が入っているチラシを添付します。
ナッキー