鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4840回】 子どもたちの就職

2024年03月31日 | 親として
我が家の次男は無事に3月に大学を卒業しましたが、
この春からスペインで働きます。

無事に職場がある街に着いたと連絡が家内にありました。

大学3年生の後半に1年間、休学して
スペインに留学していたのですが、
スペインが肌に合うのか、スペインで暮らしたい、
と自分で決めたのです。

私は当初、海外勤務がある会社に
就職するものだと思っていたのですが、
本人は最初からスペインで仕事ができる会社に絞って、
就活をやっていました。

その中で、どの会社も最初の数年は日本で働く、
という形での学生採用だったのですが、
その中の1社の社長に直談判をして、
1年目からスペインで仕事をしたい、と言い続け、
見事に実現させた、という訳です。

学生ながらこの行動力はすごいなぁ、と個人的に思います。

誰に似たんやろ?

そして長男は福井県警に勤めていましたが、
3月に退職し、4月から滋賀県警で働きます。

隣の県だし、そのまま福井で良いとも思いますが、
本人がどうしても滋賀県警で働きたい、と。

福井県警で働きながら、滋賀県警の採用にチャレンジし、
1回落ちたのですが、また再度チャレンジし、
昨年、無事に採用が決まったのです。

私もコンサルタントになるための転職活動で、
2度落とされて、3度目のエントリーで
ようやく入社させていただきましたが、
長男も同じような道を辿っているのですね。

我が家の子育ての方針は、

「自分の人生、自分で決めろ」

なので、子どもたちの決断を見守るだけなのですが、
長男次男共に、自分で決めた道。

これからも見守り、応援したいと思っています。
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【4758回】 どういう環境で育つが重要

2024年01月09日 | 親として

年末年始にスペインを旅行中に、

家内はスペイン各地のエルコンテ・イングレスという百貨店で

あるメーカーの化粧品を探していました。

 

その化粧品メーカーはイタリアにあり、

そこのハンドクリームのにおいがとにかく素晴らしい、とのこと。

 

日本にはほとんど入ってきていなく、

ヨーロッパに行けば購入できると家内は思っていたようなのですが、

残念ながらスペインにはありませんでした。

 

そんな様子を見ていた次男は、

 

「そういえば、サッカー部の友人が今、

イタリアにおるかもしらんから、ちょっと聞いてみるわ」

 

と友人に連絡すると、次男の友人が今、

ミラノにいるとのことだったので、

その友人にとりあえず頼んでいました。

 

その様子を見ていて、

我が息子ながら交友関係の広さというか、

次男の友人たちがすごいよな、と感心しておりました。

 

私は次男の交友関係、そんなに詳しくありませんが、

次男の高校時代からの友人は、

とにかく行動範囲が広い子が多いのです。

 

ある友人兄弟は、

姉がカナダで働いていたり、

別の友人の姉はこれまた海外の航空会社でCAやっていて、

弟である同級生はJALのパイロットとなり、

今、海外で訓練中なのだそう。

 

それ以外にもアメリカに2年留学していて

もう英語がペラペラの友人がいたりとか、

とにかく皆、行動範囲が広く、

この先、活躍が楽しみな友人が多いのですね。

 

次男も4月からスペインで仕事をスタートしますし、

ヨーロッパにいろんな国の友人がいるのです。

 

次男が所属していたサッカー部の友人たちの大半が

海外志向が強かったことが、

次男にも大きな影響を与えてくれたと思います。

 

我が家は長男・次男共に中学から私立に通っていましたが、

その理由の一つが、地元の公立中学の環境が良くなかった、

ということが大きいです。

 

もし長男次男共に、環境が良くなかった地元の中学に通っていたら、

こんなにグローバルな感じにはなっていないと思うのです。

 

子育てにおいて、子どもにどういう環境を用意するのか、

ということは本当に重要だと思います。

 

子どもに良い環境を用意しようと思うのであれば、

ある程度のお金は必要です。

 

だから親は、頑張って稼げるようにならなければならない。

 

だから仕事が出来るようになりましょう、

多くの方から必要とされる能力と人格を身につけましょう、と

クライアント様の若手スタッフさんたちに言い続けたいと思っています。

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【4650回】 家族仲が良い状態を維持するには・・・

2023年09月23日 | 親として

私の誕生日が9月ということもあり、

先週、家族全員(私たち夫婦、長男次男、ワンコ2人)揃った日に、

子ども達と家内がそれぞれ誕生日プレゼントをくれました。

 

子ども達は、作った料理を真空パックできる機械。

 

料理系ユーチューバーのGeorgeさんも使っている、

ちょっとカッコイイ道具で、メッチャ嬉しかったです。

 

そして家内はバカラのロックグラスをプレゼントしてくれました。

 

焼酎やウイスキーをロックで飲む際のグラスですが、

今、気に入っているロックぐらすが1つしかなく、

実は自分で買おうかどうしようか迷っていたものだったので、

これまた非常に嬉しかったです。

 

就職した長男も、定期的に帰ってきてくれる。

 

何かあると一致団結できる。

 

ウチの家族は最高だなぁ、と思います。

 

家族皆が健康で、仲良く暮らせていること以上の幸せは

自分の中には無いなぁ、と思っています。

 

こういう家族を持てたら、と若かりし頃から思っていました。

 

そのために自分なりに考えていたことは、下記の3点です。

 

・自分のこと以上に、人のことを思いやれる人をパートナーにする

(私自身が我がままで自己中心的なので・・・)

 

・夫婦仲が良いことが、子どもの教育にとって良いので

夫婦が仲良くいられるよう、お互い努力する

(お互い尊敬できる部分が必要)

 

・子どもたちがやりたいと言ったことをやらせてあげられるよう、

父親としてしっかりと稼ぎ続ける

(経済力がある程度で無ければ、

子どもが選択した、自分がやりたいことをやらせてあげられない)

 

そしてこれらは自分なりにクリアできているかと思います。

 

 

子どもが小さい頃は、親を頼ってくれますし、

とにかく抱っこしたり手をつないだりしているだけ可愛いのですが、

子どもに自我が芽生え、大人になるにつれて、

親と距離を置くようになる可能性はあると思っていました。

 

一時的に反抗期が長男にはあったものの、

その際はしっかりと距離感を持った状態で見守り、

遠くから愛情を持って見ていたら、

反抗期が終わって非常に仲が良くなりました。

 

次男に関しては、反抗期そのものが無かったです。

 

そして今の家族の状態になっているのです。

 

 

個人的には、未来ある素直なクライアント様の

若いスタッフさんには幸せになって欲しいなぁ、と

おせっかいながら思っております。

 

幸せを感じるのは人それぞれだと思いますが、

大切な家族を守っていくためには、

絶対にある一定以上、稼げなくてはならない。

 

若いうちは、いろんな会社から必要とされるので、

自分は能力も魅力もあると勘違いしがちなのですが、

年齢を重ねていく中で、能力と人間性が高くないと

必要とされなくなっていくのです。

 

なので、若いうちにある一定以上の努力を

積み重ねておく必要がある、ということを

機会がある度に繰り返し伝えております。

 

若かりし頃の努力の答え合わせは、

50歳頃にならないと分からないですが、

20代、30代の時にある一定以上の努力を

仕事でしておいた方が良い、と個人的に思っています。

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【4638回】 鰹節工場でのインターン

2023年09月11日 | 親として

我が家の次男、来年春からスペインで働きます。

 

日本の会社で、スペインをはじめヨーロッパに

日本の鰹節や出汁、大豆系の食品などを

販売する会社に就職するのです。

 

 

ただ、正規の雇用だと日本で数年、

仕事をしなくてはならないのですが、

その時間がもったいないと感じた次男は、

社長に直談判し、ワーホリを活用し、

大学卒業後にすぐにスペインに行くので、

現地で雇って欲しい、と交渉し、了承してもらったそうです。

 

ただ、現地で仕事をするにしても、

自社のメイン商品の製造工程を勉強しておいた方が良い、

とのことでこの1か月ほど、鹿児島の枕崎市をはじめ、

九州の工場で魚をさばいたいり加工したりと

インターンに行っておりました。

 

で昨日、インターンが終わり、帰宅したのです。

 

私、いろいろと教えてもらいました。

 

まず次男は、アルバイトとしては

居酒屋やバル、後はホテルの清掃しかしたことがないのです。

 

魚をさばいて加工したりする工場で

働いたことがなかったので、

鰹節ひとつつくるのに、これだけの手間がかかっている、

ということを知ったり、

工場で仕事をするのですら、人と関わる必要があることを

体験できたことはとても良かったと思います。

 

鰹や鯖を1日中、捌いている方たちもいて、

実際次男も3日ほど、鯖をさばくラインで仕事をしたそうですが、

それが何年も続くのであれば、俺は無理、と言っていました。

 

魚を捌き続けてくれるスタッフさんのおかげで、

商品が出来上がり、販売できるということを知れば、

またいろんな思いを背負った営業ができると思います。

 

また、関西人やスペイン、オランダなどの國の人としか

これまで深く関わってこなかった訳ですが、

鹿児島や熊本の方と関われたことも、大きかったのではと思います。

 

鹿児島や熊本の方たち、皆、とてもやさしくて温かい人ばかり、

と言っていましたが、私に似て、人様とのご縁には恵まれているよう。

 

それも親としてとても嬉しかったです。

 

インターンを受け入れて下さった、会社の社長、

それから工場のスタッフさん、取引業者様たち、

次男が本当にお世話になりました。

 

ありがとうございました。

 

そしてスペインで働くということは、

次男本人が自分で選んだ道ですので、

それを家内と共に見守り、応援していきたいと思っています。

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【4525回】 子どもに良い環境を与えられる親でありたい

2023年05月21日 | 親として

私の父は、長崎県の雲仙に近い、

今で言うと南島原市に含まれる山奥で生まれました。

 

高校卒業後、大阪に出てきて母と出会い、

大阪に居を構え、姉2人と私の3人の子どもを育ててくれました。

 

長崎の山奥で生まれ育った父からすれば、

大阪はそれなりに都会に思えたでしょう。

 

一所懸命働き、姉二人は高校卒業後、

就職することとなりましたが、

長男の私は大学に行け、ということで、

大学に入学をさせてくれました。

 

そして自分が高校生の頃から、

 

「子会社ではなく、親会社に就職しろ!

子会社だと、親会社から出向してくる人が上司となるから、

自分の実力が発揮できない。

だから親会社、できれば上場会社に就職しろ」

 

ということをたびたび私に言うようになりました。

 

父からすれば、大卒で社会に出て、

親会社・上場会社に就職させることが、

自分の子どもである私の幸せにつながる、

と思ってくれていたのでしょう。

 

私の父は、父が用意できる最高の環境を

私に用意してくれました。

 

結果、私は父の言う通り、大学卒業後、

当時の一部上場企業のメーカーに入社し、

その後コンサル会社に転職し、起業し、今に至ります。

 

そしてコンサルタントとしていろんな方と出会う機会をいただき、

これまで多くの方と知り合い、

一緒に仕事をさせていただいたりしました。

 

私の父も、そしてサラリーマンだった当時の私も、

海外になんて目も向かないし、

海外で仕事をバリバリしている日本人なんて、

どこかの企業に勤めている方しか想像できませんでした。

 

ところが、海外でバリバリ活躍している方と出会い、

一緒に仕事をさせていただいたりする中で、

そういう方は、学生時代から海外に留学していて、

世界中に友達がいて、ネットワークを広げたり深めたりして、

ビジネスを発展させておられるのですね。

 

私自身、海外に行ったのは35歳で完全に遅れたので、

せめて自分の子ども達は学生時代から海外に行って、

海外を身近に感じて欲しいと思っておりました。

 

なので長男も次男も、留学やホームステイなど、

海外で数か月、もしくは1年、生活し、

学生時代のうちから海外を身近に感じてもらったと思います。

 

結果、長男はそれらの経験を踏まえ、警察官となり、

次男は大学卒業後、スペインに行くと思います。

(長男次男、同じDNAで同じ環境で育ったのに、真逆なんです)

 

父が私に、父にできる最高の環境を用意してくれたように、

私も息子たちに、自分ができるベストな環境を用意し、

その上で子どもの決断を尊重したいと思います。

 

そして子どもに良い環境を親として用意するためには、

ある程度のお金がどうしても必要となることが多いのです。

 

だから、稼がなければならないのです。

 

稼ぐためには、仕事で結果を出す能力と、

お客様や働く仲間から好かれ、

必要とされる人間性が必要なのです。

 

だから私は、クライアント様のスタッフさんの

成長につながるような情報や事例を

これからもお伝えしていきたいと思っています。

 

まあ完璧なおせっかいですが・・・。

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【4491回】 決めたことをやり抜く力

2023年04月17日 | 親として

自分で決めたことをやり抜いたり、

困難にぶち当たっても乗り越える能力を

非認知能力と言います。

(学校のテストなど、数字で表れる能力が認知能力)

 

欧米では、ビジネスの世界で成功する上で、

この非認知能力こそが重要であり、

子どもの教育でも非認知能力を向上させることに

非常に力を入れているのが現実です。

 

で、手前味噌ではありますが、

我が家の子ども達はこの非認知能力に関して、

結構高いなぁ、と感じております。

 

長男にしても次男にしても、

自分の人生をどう生きていくのか、

何をやりたいのかを自分なりに考えていて、

今の現状で満足することなく、

自分で目標を定め、努力をしているのですね。

 

親の私たちが、完全に子どもに負けております・・・。

 

長男も新しいことにチャレンジすべく、

警察官を続けながら、コツコツと努力しています。

 

次男に関しては、スペインから帰国後も

毎日スペイン語を勉強し続け、

更には毎日、ワールドビジネスサテライトを見ながら筋トレ、

そしてテレビ東京のビジネス系の番組を見まくっております。

 

これをやると決めたら、自分の意思で継続できるのです。

 

ノーベル生理学・医学賞を受賞された、

IPS細胞の山中伸弥さんと

小児専門の脳科学者で小児科医の成田奈緒子さんの

共著の本を読んだのですが、

その本の中で、子どもをほったらかし、

自分で選んだことに挑戦させることが

非常に大事である、と書かれていました。

 

振り返ると、その部分は私たちはできていたかなと思います。

 

そして自分で決めたことが成功しようが、失敗しようが、

全てそれらを受け止め、そこから何を学ぶかが大事である、

ということだけは伝えてきたつもりですが、

こういうほったらかし状態で、自分で決めさせることが

子どもの非認知能力を高めることにつながるのかな、

と感じています。

 

自分で考えさせること。

自分で決断させること。

どんな結果になろうが、それらを余裕を持って受け入れること。

 

子育てのポイントだと個人的に思っています。

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【4435回】 一流に触れ、一流に接する機会をつくる

2023年02月20日 | 親として

私たち夫婦の子育ての方針として、

自分の子どもたちが成長できる環境をつくる、

というものがあります。

 

その中で重要なことは

一流のものを体験したり、触れる機会をつくる、

ということだと思っています。

 

ということで、私たち夫婦の佐賀県唐津・有田の調査に

次男も一緒に連れてきました。

 

唐津・有田には一流の陶芸家さんがたくさんおられ、

かつ一流の器がたくさんあり、

その器を使ったお料理も出していただける。

 

更には個人的に唐津の陶芸作家さんであったり、

ギャラリーの方と仲良くさせていただいているので、

その方たちと話をさせていただいて、

芸術の世界に生きる方に触れてもらいたい、

という思いもあって、連れていきました。

 

長男は過去3回連れて行っていますし、

次男は今回で4回目の唐津・有田です。

 

我が家の次男、家内の血を濃く継いでいるのか、

美に関しても非常にこだわりを持っていて、

絵や器を見ても、それを見て何を感じたか、とか、

色味がどうとか、これは器としてではなく、

リビングのテレビボードの上に飾ると良い、とか、

なかなかのことを言うのです。

 

そういう意見を聞いていて、私自身、とても嬉しく思います。

 

自分の意見を持つこと。

 

自分の意見や自分が感じたことを

自分の言葉でしっかりと表現する。

 

これ、とても重要なスキルだと思うのです。

 

そしてもちろん、私や家内が言ったことをしっかりと聴いて、

それに対しての受け答えもできるので、

国内でも海外でも、ビジネスの世界で多少は仕事ができるだろう、

と個人的に思っています(←親バカ)。

 

家庭画報やクレア・トラベラーに取り上げられる、

一流の陶芸作家さんに抹茶を点てていただいて、

それらをいただきながら、

楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

また、有田のアリタセラ内にあるまるぶんさん、

店舗のリノベを大人気の設計事務所、

SUPPOSE DESIGN OFFICEさんに依頼して

それが完成したので、そちらの店舗ももちろん、

ガッツリ見学させていただきました。

 

アリタセラ内のいろんな店舗がここ数年、

リノベをされて、建築の勉強にもなるので、

器だけでなく、建物の勉強にもなるのです。

 

毎年、2月に私たちは唐津・有田に行っているので、

ご興味のある方は、お声掛け下さいませ。

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【4431回】 ちゃんとした教育や躾をされてない親に育てられた子ども・・・

2023年02月16日 | 親として

先日、新幹線に乗っていたのですが、

母親と男の子の親子が私の斜め後ろの席に座っていました。

 

最初は気にならなかったのですが、

子どもさんが時折、大きな声を発するのですね。

 

で、新幹線のシートで寝そべった状態で、

タブレットを見たり、シートの上で立ち上がったり、

大きな声を発したり・・・。

 

その間、母親はずっとスマホをいじっていて、

自分の子どもと顔を合わせて会話してないのです。

 

新幹線や電車、飛行機など、公共の場において、

マナーやルールがある、ということを教える良い機会なのに、

親は子どもよりもスマホに夢中なんですね。

 

こういう頭の悪い親に育てられた子どもさんは、

本当に可愛そうだなぁ、と思いますし、

幼少期の親の関わり方が子どもの脳のベースをつくるのに、

そういうことを理解していないのでしょう。

 

歩きながらスマホをいじっている人も結構見ますが、

それがどれだけ危険なことか、

想像できない人なんでしょう。

 

車を運転しながら、歩きながらスマホをいじって、

事故を起こしたらどういうことになるのか、

最悪のことをイメージできない人は、

頭が悪すぎです。

 

そしてそういう頭の悪い親に育てられた子どもさん、

成功する確率は非常に低くなるでしょう。

 

ヨーロッパに行くと、

頭が良さそうで品格ある方は、

自分の子どもに対してちゃんと目を見て

いろんなコミュニケーションを取っています。

 

景気対策とか、少子化対策とか、

日本という国に課題は多々ありますが、

個人的には教育をしっかりとやらない国がダメになる、

と思っています。

 

子どもにどんな教育をしていくかで、

日本の未来が決まるのです。

 

なのでおせっかいですが、

定期的にクライアント様の未来ある若いスタッフさんの前で、

子育て論とかについて、ついつい話をしてしまったりします。

 

日本の教育のレベルを高めるために、

大人がしっかりとしなくてはいけないのです。

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【4399回】 次男の就活

2023年01月15日 | 親として

我が家の次男は大学を1年、休学して

1年間、スペインに留学していました。

 

スペインに住んでいる間、

LCCを上手に活用し、

オランダやイングランドなどあちこちに行って、

現地でサッカーを見まくっていました。

 

我が家の次男、吉本の芸人さんの

ジャルジャルの福徳さんに似ているらしいのですが、

イングランドのサッカースタジアムで

日本人の女の子から真顔で、

 

「ジャルジャルの福徳さんですか?」

 

と声を掛けられたことを最近知って、

ちょっと笑ってしまいました。

 

どうやら、一般の方からすれば、そっくりなようです。

 

でその次男、ただいま就活真っ最中。

 

本人は海外勤務がある企業に絞って、

エントリーをして活動しているようです。

 

私、ほぼ家にいないので、あまり話す時間は無いのですが、

昨日、次男がスマホで見ている番組のナレーションの声が、

カンブリア宮殿のナレーションの声のように思ったので、

確認すると、やはりカンブリア宮殿を見ていたのです。

 

理由を聞くと、所詮、自分は学生で、

まだまだ世間知らずだから、

世の中のことを知り、

かつ一流の企業やビジネスパーソンを見て

ちょっとでもインプットしたいのだそう。

 

テレビ東京のメンバーシップになってまだわずかですが、

2022年放送分は全て見たそうで、

その中で最も魅かれた企業はどこ、と質問したところ、

松山油脂さん、との回答でした。

 

松山油脂さんと言っても、

あまりピンと来ない方もいるかもしれませんが、

「MARKS & WEB」というブランド名であれば、

ご存知の方も多いはず。

 

ちなみに私がプライベートで使用している化粧水と乳液が、

松山油脂さんの製品(ナチュラルローソンで売ってます)で、

次男もそれが欲しくなったようです。

 

ちょうと良い機会なので、次男には

 

「自分が興味を持ったものに対し、

実際にそれを購入して使ってみる、とか、

自分が興味を持った施設に足を運んで体験してみる、

といったように、行動が伴うことが重要」

 

ということを伝えました。

 

私と家内がしょっちゅう、全国に調査に行っているのも、

直接見て、触って、購入して消費する、といった、

体験をするためなのだ、ということも伝えました。

 

どこまで本人が理解したのか、分かりませんが、

自力でカンブリア宮殿にたどり着き、

優良会員となって2022年放送分を全て見た、

という行動力は、自分の大学生の頃と比べて

圧倒的に優秀だなぁ、と思います。

 

就活に関して、第一志望の企業に受かろうが落ちようが、

そんなの、次男の人生からすればメチャ小さいことで、

自分で自分の人生を考え、何が必要かに気づき、

しっかりと準備をすることができる、といった、

そういうことの方がはるかに重要だと思っています。

 

私、何もせずにただただ見守っていきたいと思っています。

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【4374回】 親の背中を子どもは見ている

2022年12月21日 | 親として

昨日、クライアント様の会長から

面白いお話を教えていただきました。

 

会長の古くからのお知り合いの方で、

両親が資産家で、多額の家賃収入が毎月、

入ってくる方がいるそうです。

 

学校卒業後、一応、就職はしたそうですが、

働かなくとも食べていけるため、

どの仕事も長続きしない。

 

で、最終的に働かなくなった。

 

その姿をお子さんは幼い頃から見ていて、

結果、そのお子さんも全然働いていないそうです。

 

お金に困っていないご家族かもしれませんが、

それってちょっと残念だよな、と思いました。

 

子どもは、親の背中を見て育つのです。

 

親の背中から、とても大きな影響を受けるのですね。

 

私自身、仕事に対する姿勢を決定づけたのは、

自分の父親の仕事に対する姿勢でした。

 

長崎の山奥から大阪に出てきて、

家族を養うため、

そして長男の私にはやりたいことをやらせてくれました。

 

その背中を幼いころから見ていたので、

私も子どもが出来たときに、

 

「こいつらがやりたことをやらせてあげられるくらい、

稼げるようにならないといけない」

 

と自然と思うようになりました。

 

それって、父の影響ですよね?

 

我が家の長男は4月から警察官になりましたが、

仕事に対する姿勢や考え方は、

話を聞いているととても良い感じです。

 

私の社会人1年目、2年目とは大違いで、

本当に誠実に仕事に向き合っている気がします。

 

次男も今、就活スタートしましたが、

イイ感じのビジネスパーソンになってくれると思います。

 

そういう大人になるように、育ててきたつもりです。

 

そして改めて、自分自身、

子どもの模範となれる生き方をしないとな、

と考える機会をいただきました。

 

コツコツと頑張る姿を

子ども達に見せつけていきたいと思います。

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【4337回】 家族を守るために稼ぐという価値観

2022年11月14日 | 親として

私自身、「なぜ働くのか?」と問われたとしたら、

最も根底にある考えは、

 

「家族を守るため」

「家族を幸せにするため、良い環境を用意したいから」

 

という考えです。

 

そういう考えに至ったのは、

幼いころから自分がやりたいと言ったことを

親にやらせてもらってきたことが大きいような気がします。

 

決して裕福ではありませんでしたが、

長男の私に対し、両親は良い環境をつくってくれました。

 

私が中学生の時、サッカーをやりたいといって、

当時、ブラジルの10番をジーコがつけていたのですが、

サッカーをやるのにジーコのユニフォームが着たいと、

親にお願いし、サッカーショップKAMOで

ブラジル代表のユニフォームを買ってもらったり、

大学4年間、本来通えることが可能なのにも関わらず、

京都で一人暮らしをさせてもらったりと、

今から考えるとかなりお金のかかる子どもだったと思います。

 

でも、自分がやりたいといったことに

反対をされたことは、記憶にありません。

 

コツコツと真面目に働く両親に受けた恩がありますから、

私自身、結婚して親になった時、

子どもがやりたいと言ったことは

全部させてあげられるだけの収入を得なければならない、

ということは、自分の頭の中にあったと思います。

 

最初に働かせていただいたメーカーで、

上司の大半にはメチャ、恵まれていましたが、

今で言うスーパーパワハラ、人格否定をする、

ひどい上司もいましたし、

今ならカスタマーハラスメントで一発レッドとなる、

暴言を吐きまくるお客様も結構いました。

 

辛いこともありましたが、

子どものために稼がなくてはならない、

という気持ちが強く、辞めようと思ったことはありません。

 

そしてコンサルタントになりたいと思い、

年収が350万以上下がって転職した時も、

とにかく稼げるようにならなければ、という使命感が強く、

会社に泊まり込み、徹夜で仕事ができたのだと思います。

 

自分のこの労働観のベースは、

私の両親(特に父親)の姿勢です。

 

だから自分も親になった時、

自分の生き方が子どもに

大きな影響を与えると分かっていました。

 

だから仕事に真面目に向き合えたのかもしれません。

 

皆さんが両親から受けた影響には、

どんなものがありますか?

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【4334回】 これからの時代を予測した子育てを

2022年11月11日 | 親として

DX化は、日本はまだまだ遅れていますが、

DX化が本格的に進めば、事務仕事は大幅に減少します。

 

すなわち、パソコンでデータの入力であったり、

見積書の作成、請求書の発行といった、

ひと昔前は企業や役所で不可欠な業務は

この世から無くなるのです。

 

またこれまで人間しかできなかった仕事も

AIが代わりに行えることがドンドン増えていきます。

 

トラックやバスの運転手も

自動運転技術が発達し、

ドローンによる輸送も本格化すれば、

必要とされる人の数は激減するでしょう。

 

この先、需要がある仕事は何かを予測し、

必要とされる能力を身につけておく必要があると思います。

 

10年前と比較すると

全く想像もできない世の中に向かっています。

 

学校の勉強さえそれなりに出来て、

言われたことはある程度、きちんと出来る、

というレベルの人が稼ぐことは難しくなるでしょう。

 

人と関わることが苦手で

事務や単純作業の仕事を希望する人は、

席の少なさに直面することでしょう。

 

壁にぶつかっても、

それを乗り越えるために自分で考えて工夫し、

乗り越えていける人であったり、

精神的にタフでちょっとやそっとでは心が折れない人、

量を圧倒的にこなせる人、

人と接することが好きで対人ストレス性が高い人などは、

これからの時代も重宝されることでしょう。

 

AI化、DX化が進む中、

世の中から必要とされる能力と人格を有するような成長を

自分の子どもにはしてもらいたいですよね。

 

そのために、親は一所懸命に仕事し、学び続け、

その姿を子どもに見せていくことが大切かと思います。

 

そして節目節目で子どもとしっかりと話し合って、

将来どうなりたいのか、そのために何をするのかなどを

考えさせるようにもっていくことが重要だと思います。

 

我が家の長男は自分で警察官になることを決めましたし、

次男は今、就職活動をスタートします。

 

どんな道を歩んでいくのか、

見守っていきたいと思います。

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【4327回】 新しい家族

2022年11月04日 | 親として

昨日朝から長男も帰ってきて、

娘(ミニチュアダックス)の火葬に全員で参加し、

家族揃って骨を拾わせていただきました。

 

家内は1日に何度も娘を思い出しては涙を流すので、

もう目は真っ赤で目の周りが腫れていましたし、

次男も現実を受け止めきれていないのか、

いつも元気なのにずっとテンションが低い。

 

もちろん、私自身も、仕事以外の場では、

とてもまだ現実を受け止められていませんでした。

 

本当は感謝して娘をお見送りしなくてはならないのに、

いつまでも引きずっている、女々しい鬼山家。

 

家内は

 

「とりあえず近くのペットショップ、見に行ってみる?」

 

と言ってきたので、家族揃ってお店にいきました。

 

そこにはたくさんの犬と猫がいましたが、

ミニチュアダックスの女の子が2人いたのですね。

 

2人とも、すごく人懐っこくて、

しかもかわいいのです。

 

金額は非常に高額でしたが、

家族皆がもう一度元気を取り戻し、

かつ旅立った娘にちゃんと感謝の気持ちを持てるような

精神状態にしなければならないと私自身、思いました。

 

ミニチュアダックスを抱っこさせてもらって、

笑顔になっている家内、長男、次男の姿を見て、

私、即決で飼わせていただくことを決めました。

 

決断力が無く、いつも優柔不断な家内は、

私の決断の速さにビックリしていましたが、

とにかく誰かのお世話をすることが生き甲斐な家内にとって、

この決断は良いだろうと思いました。

 

また次男も、ふと母親を見ると、

ため息をついていたり、涙を流しているのを見るのはつらい、

と言っていました。

 

ということで、娘の火葬の後、

我が家に新しい娘を2人お招きし、

これから新しい生活をスタートさせることになりました。

 

旅立った杏(娘の名前)も、

きっと理解してくれることと思います。

 

これまで家族にたくさんの幸せをくれた杏に

家族全員心から感謝し、

新しい娘2人を責任を持って育て、

かつ愛情をタップリかけて育てていきたいと思います。

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【4323回】 時間が解決してくれる

2022年10月31日 | 親として

娘が天に召されて以来、

私たち家族は心の中にぽっかりと穴が空いた感じです。

 

スペインから帰ってきた、いつも元気な次男でさえも、

何となく元気がありません。

 

家内に至っては、自分の父が亡くなった時よりも、

今回の方がショックが大きいそうです。

 

本当に最期の最期まで、娘に付き添っていました。

 

とても悲しいですが、娘の立場に立つと、

ここまで私たちの家全員に愛され、

最期まで皆に見守られたので、

安らかに旅立てたのでは、と思っています。

 

何かをしていないと、

どうしても皆、娘のことを思い出してしまいます。

 

私たちにたくさんの幸せを与えてくれましたから、

感謝の気持ちで見送らなければと、

頭では理解しているのですが、

心の中は、ぽっかりと穴が空いたまま。

 

あるがままを受け入れ、

後は時間が解決してくれると思っています。

 

私自身、精神的にはタフで、

大抵のことは引きずらないのですが、

今回はちょっと時間がかかりそうです。

 

お別れがこんなにつらいにも関わらず、

家内は喪に服した後は

また新しい家族を迎え入れたいとのこと。

 

家内が悲しんでいるところを見るのも辛いのですが、

誰かのお世話をしていないと

母としての使命感が湧いてこないタイプなので、

(次男も手がかからず、私も家にいないので)

今度は複数のワンコをお迎えすることを考えています。

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【4322回】 天に召されて旅立ちました

2022年10月30日 | 親として

我が家の娘(ミニチュアダックス)が本日、

天に召されて旅立ちました。

 

最期は苦しむことなく旅立ち、今は安らかに眠っています。

 

今年の夏まで、本当に元気で、

食欲もすごかったのですが、

この2週間前くらいから、

食べたものを吐くようになり、

病院に連れていったところ、

腎臓や膵臓の数値がひどくて、

投薬をしても数値が改善できなければ、

年を越すのは難しい、と診断していただきました。

 

昨日の夜、娘をはさんで私と家内と3人で眠ったのですが、

もう体力が無いのにも関わらず、

夜、私に寄り添ってくれたり、

こっちを見つめてくれたりと、

最期まで本当に可愛すぎました。

 

って、こういうことを書いていると、

涙が出て止まらなくなりますが・・・。

 

子ども達がまだ小さい時に我が家に来てくれて、

子ども達と一緒に成長してくれました。

 

車に乗るのが大好きで、

家内が私を送り迎えしてくれる時も

いつも一緒に来てくれました。

 

本当に、娘のおかげで、幸せで楽しい思い出を

鬼山家はたくさん、つくることができました。

 

この2週間ほど、家内は娘につきっきりで、

家内の体力や精神面が心配でしたが、

最期、苦しむことなく旅立ってくれてました。

 

親孝行な娘でした。

 

ペットを家族に迎え入れることは、

もう言葉にできないくらい、

楽しいことがたくさんありますが、

最期のお別れが本当につらくて・・・。

 

ただ、私たちの方針としては、

当然ですが、最期まで責任を持って看取る、

ということですから、ここから逃れる訳にはいきません。

 

しばらくは喪に服し、旅立った娘のことを思いながら、

また新しい家族を迎えたい、と家内は思っているようです。

 

生き物の命の尊さを改めて理解しました。

 

大切な家族を守れる力を持つこと。

クライアント様に貢献できるよう、日々精進を続けること。

 

私自身、生かされていただいておりますので、

悔いなきよう、生きていきたいと思います。

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