鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4050回】 住宅会社の集客について

2022年01月31日 | 住宅コンサルタントとして

先週、ある地方の建材店様と

いろいろとお話をさせていただいていたのですが、

相変わらず、住宅会社・工務店の大半が、

集客に本当に苦しんでいるらしいです。

 

その一方で、土日の新規来場にも制限をかけ、

見学会では新規のお客様を

平日しか受け付けない会社もあります。

 

要するに、逆転不可能なくらい、

圧倒的な差がついているのですね。

 

ここで改めて、集客に困らない会社になるための

基本的なポイントをまとめたいと思います。

 

・社員さん・取引業者さん・OB様に好かれる会社になる

・お引渡し前に家具や雑貨をディスプレイして、

腕の良いカメラマンに良い写真を撮影してもらう

・価格と仕様を明確にした商品開発をおこなう

・イケてる写真+分かりやすい商品が掲載された、

レスポンシブルデザインのHPを制作する

・インスタ、TikTokで定期的に建物とスタッフの魅力を配信

・余力がある会社は、YouTube配信を月1~2回、実施

・毎月、イベントを開催し、2週間前から告知する

 

と、そんな難しいことはありません。

 

ただ、上記のことをやれば良いだけなのに、

これができない会社が多々、存在する訳です。

 

ざっくり言うと、分かりやすくて良質な情報を発信し続ける、

ということが集客で最も重要なのですが、

発信し続ける体制をつくらずに、

ここ最近、やたらいろんな住宅会社が、

いろんなFCやVCに加盟するケースが増えている、とのこと。

 

まあ、発信力を強化せず、

新たな商品(=武器)を手に入れようと決断した時点で

ピントがズレてますけどね・・・。

 

そして住宅会社が押さえておくべきポイントは、

広告の効果が下がり続けるということ。

 

ファンをつくる活動をしていかなければ、

新規のお客様は激減します。

 

ファンを作るためには、どんなことに取り組めば良いか?

 

理解できていますか?

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【第4049回】 情弱の支持率UPのための愚策

2022年01月30日 | 住宅コンサルタントとして

昨日の日経新聞に記事として出ていましたが、

世界の先進各国は、相次ぎ開国しています。

 

アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・イタリアなど、

接種証明と陰性証明があれば、入国を許可しています。

 

そして入国後の隔離も不要の国も出てきています。

 

これは、感染者は多くとも、重症化する率がかなり低いので、

経済を積極的に回していくという決断をした、ということ。

 

一方、頭の悪い日本のメディアは、

情報収集力と分析力のない情弱の方をターゲットに、

危機感をあおりまくる報道を未だ辞めず、

重症者数や死者数ではなく、感染者数を強調。

 

そして入国措置を厳しくし、

鎖国の如く海外から人を入れず、

さまざまなものの買い負けも起こっているのですが、

入国制限を厳しくし、コロナ対策をやることにより、

情弱の方たちが支持することを覚えたため、

水際の規制を緩める政策はしばらく打ちそうにありません。

 

もう沖縄は完全にピークアウトしていて、

東京をはじめとする各地域も後2週間以内には

おそらく沈静化していくのが分かっているのに、

そしてワクチンがこれだけ普及した今、

インフル以下の危険性しかないことも明白なのに、

5類にせずに2類のままにしている。

 

日本の大半を占める、

情弱の方たちへの迎合政策の結果、

情弱の人たちの生活はますます苦しくなるでしょう。

 

支持率UPのために、いつまで愚策を続けるのか、

さすがにちょっと頭に来ております。

 

大衆迎合しかできない政治家は、

こういう時代、本当に役立たずです。

 

そしてそういう判断をさせてしまっているのは、

我々国民の無知さにも原因があるのです。

 

もっと日本人は自分の頭で考え、

自ら動いて情報を収集し、

決断・行動ができるようにならないといけない、

とコロナ禍の中、本当に感じています。

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【第4048回】 自分にどんなマインドセットをかけるか?

2022年01月29日 | 人として

私自身、これまでの人生で2回、

自分自身にマインドセットをかけました。

 

そしてそのマインドセットは、今でも継続しています。

 

1つめのマインドセットは、

子どもが生まれた時です。

 

私の父は長崎の農家の末っ子で、

地元の農業高校を卒業後、

大阪に出てきて、母と出会い、結婚しました。

 

父も母もお金が無く、

父は一所懸命、働いて稼ぎ、

母は生活を切り詰めてやりくりをしていました。

 

決して裕福では無い家庭でした。

 

姉2人は、高校卒業後、すぐに就職しましたが、

私は長男なので、「絶対に大学に行け!」と親から言われ、

大学に進学することができました。

 

更に学生時代、自分がやりたいといったことは、

親から止められたことは無く、

やりたいことを全てやらせてもらってきたのです。

 

自分自身が好きなことをやらせてもらってきたので、

自分の子どもにも、やりたいことをやらせてあげたい、

と子どもができた時からずっと思ってきました。

 

そして生まれた長男を見て、

子どもがやりたいことをやらせてあげるためには、

自分が稼がなくてはならない。

 

そのために、仕事に全力で取り組み、

仕事で結果を出し、稼ぐ父親になる、と

自分自身にマインドセットをかけました。

 

社会人1年目は、仕事に対するスタンスは微妙で、

自分が楽するとか、仕事をさぼるとかあったのですが、

子どもが生まれてから、仕事に対してのスタンスは

一切、変わっておりません。

 

そして2度目のマインドセットは、

コンサルタントに転職をする時。

 

クライアント様の将来を左右するご提言をさせていただく、

という、非常に責任ある仕事なので、

とにかく学び続け、仕事に全力で打ち込まなくてはならない、

それができなくなれば、この仕事を辞めなくてはならない、

というマインドセットを自分にかけました。

 

これは、今も変わっていません。

 

自分自身でどういうマインドセットをかけるのかで、

やはり行動が変わり、結果が変わってくると思います。

 

みなさんは、自分にどんなマインドセットをかけていますか?

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【第4047回】 会話がかみ合わない原因

2022年01月28日 | 住宅コンサルタントとして

12月頃から、各クライアント様に

見ていただいている、あるYouTube動画ですが、

あれを見て、ピンと来る方は、

間違いなく仕事ができる方です。

 

というか、感じ取る力や共感力が素晴らしい方です。

 

もう、今の時代の営業マンには欠かせない能力で、

事実と解釈を混同せずに

お客様とコミュニケーションを取れるかが、

次アポ取得後の商談が続くか続かないかの別れ道です。

 

「御社のこの商品のUA値は?」

 

という質問に対し、

 

「我が社の家は高性能であたたかいです」

 

と答える営業マンは、お客様と連絡が取れなくなります。

 

お客様が性能値という事実を質問しているのに、

我が社の家は高性能であたたかい、という解釈で

答えているからです。

 

これが、会話がかみ合わない最大の原因です。

 

では、こうした会話がかみ合わないという事故を

防ぐためにはどういうことに取り組めばよいのでしょう?

 

コミュニケーション能力とは、

相手が何を求めているのかを理解し、

そこにまっすぐ、簡潔にボールを返すことです。

 

日頃、社内での上司と部下の間の、

報告連絡相談などのコミュニケーション時に、

細かく指摘してあげるのが良いのでは、

と個人的に思っています。

(部下がコミュニケーション能力が高く、

上司が低い、というケースも結構ありますが・・・)

 

スポーツで正しいフォームを身に着けるには、

自分のフォームを動画で撮影し、

それをコーチと一緒に見て改善すべき点を

自身が理解することが重要ですが、

正しいコミュニケーション能力をマスターするのも、

同じ方法が有効だと思います。

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【第4046回】 伝えたいことは絞る

2022年01月27日 | 住宅コンサルタントとして

人間の脳が情報処理できる量は、

人によって決まっています。

 

一度に多くの情報を処理し、理解できる方もいれば、

一つの情報でいっぱいいっぱいになってしまう方も・・・。

 

更に現代は情報が溢れまくっているため、

大半の方はお腹がいっぱいになっていて、

多くの情報を消化するキャパがもう無くなっています。

 

結果、一度にあれもこれも伝えようとすると、

結果的に何も伝わらない、というケースが生じると、

個人的に思っています。

 

こういう時代のマーケティングは、

やはり伝えたいことを絞って、

それを深く、繰り返し伝えるに限ります。

 

で、弊社がクライアント様に推しているのが、

人間力勝負の勝負に持ち込む、ということ。

 

既に数社のクライアント様が、

この私の面倒で手間がかかる提案に対して、

本当に魅力的なコンテンツを生んでくださっています。

 

個人的な読みでは、

半年後にはかなり成果が出てくるのでは、

と思っています。

 

こんな面倒で時間と手間がかかる提案を

真剣に取り組んで下さっているクライアント様に、

本当に感謝すると共に、

そのクライアント様のコンテンツを拝見し、

個人的にますますファンになっている自分がいます。

 

ということは、私以外にもファンが増えている、

という結果につながるということです。

 

あれもこれも伝えようと欲張るのではなく、

伝えたいことをシンプルに深く、繰り返す時代。

 

みなさんの会社やお店では、

伝えたいことが絞れているでしょうか?

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【第4045回】 オフザボールの動き

2022年01月26日 | 住宅コンサルタントとして

サッカーを見ていると、

住宅業界の営業もいずれこうなるよなぁ、と感じます。

 

個人的に思っているのは、

2022年現在、最強のチームはマンチェスター・シティで、

それはメンバーがチーム戦術を理解していて、

ボールを持っていない選手(オフザボール)の動きも見事で、

チーム全体で相手の守備陣を崩すからです。

 

マンチェスター・シティの選手は、

もちろんプレーヤーとしてもワールドクラスで、

その上、チームとしての一体感や連動がすごいのですね。

 

一方、マンチェスター・ユナイテッド。

 

こちらのチームにも、ワールドクラスの選手が

ズラリと揃っていますが、チームとして一体感が無く、

個の力で相手守備陣を切り崩すしかありません。

 

ボールの動きもシティと比べると、単調となり、

スピードも遅く、結果、素晴らしい選手が揃っているのに、

シティと試合をすると、大敗してしまうのです。

(←2021~2022年のことですが・・・)

 

で、住宅業界でも、同じだよなぁ、と思うのです。

 

ボールを持っている選手=お客様に対応しているスタッフ。

オフザボールの選手=お客様の対応をしていないスタッフ。

 

お客様を直接対応していないスタッフが、

お客様やお客様対応をしているスタッフを気遣い、

お客様が気持ちよく過ごせる時間と空間を用意する。

 

時と場合によっては、商談に同席し、

お客様の話に共感し、場を良い雰囲気にする。

 

その結果、お客様を担当しているスタッフが輝き、

見事にゴールを決める、という結果になるのです。

 

サッカーも、住宅会社も、

組織力、チームとしての連動が重要です。

 

みなさんの会社では、連動できているでしょうか?

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【第4044回】 WEB広告の効果は下がり続ける中、どう手を打つか?

2022年01月25日 | 住宅コンサルタントとして

WEB広告をあらゆる業界が展開しまくっています。

 

もちろん、住宅業界も・・・。

 

弊社のクライアント様のWEB広告の効果も

残念ながら7年前や8年前と比較すると、

相当、悪化しています。

 

これは、どういうバナーをつくって、

どういう広告設定にするのか?

またどういうLPを制作するのか、といった、

やり方の問題ではないと思っています。

 

これだけエンドユーザーが欲しい情報に

ダイレクトにアプローチできるようになった現代、

見たくもない広告の効果が下がるのは当然で、

広告に頼らない展開をしていく必要があるのです。

 

弊社のクライアント様には、

とにかくファンをたくさん作っていく活動こそが、

今の時代、最も効果があるとお伝えしています。

 

「そんなこと、わかってるわ!」

 

という経営者も多いかと思いますが、

ファンを本気で作りにいっていなければ、

ファンの作り方も手順も知らない方が多いのです。

 

そしてファンが多いお店や農家、職人さん、

料理教室の先生などは、

ファンを作る発想のない大手には想像ができないくらい、

お客様が順調に来店したり、注文したりしているのです。

 

広告効果は、今後ますます下がる。

 

そこを前提に、どういう手を打つべきか、

考えたことはありますか?

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【第4043回】 大きくなりすぎると、組織バランスが崩れる

2022年01月24日 | 住宅コンサルタントとして

今、日本で最も好調で成功していると言われている住宅会社。

 

その会社のネットでの書き込みを見て、愕然としました。

 

まあ、所詮ネットの書き込みなので、

事実だけが書かれている訳ではありません。

 

私も以前、勤めていた会社2社で

勤務当時、掲示板での書き込みを見ましたが、

ざっくり言うと、情報の精度は事実1割、

デフォルメされたもの3割、ガセ情報6割、

というような感じでした。

 

なので割り引いてみたとしても、

組織的にはうまく回っていない可能性もあるなぁ、と

感じてしまいました。

 

特に感じたのは、おそらくは社員の書き込みもあり、

更には退職者も増えているらしいのです。

 

中途の即戦力中心の組織づくりをやってきて、

更には社員教育等、ほぼやっていない社風で、

噂では全て自力でやる、という方針だそう。

 

無駄な会議なども一切なく、

実務に集中してもらえる環境をつくっている、と以前、

その会社のリクルートページに明記されてたような・・・。

 

でも、人が複数、集まれば、

生まれ育った環境も価値観もバラバラなので、

共通の価値観、ルールをつくり、

それを徹底させるための教育もやっていかないと、

組織としてはうまく回らないと以前から思っていました。

 

建てている家のデザインレベルやマーケティングは、

本当に業界内においてもトップレベルですが、

業績が順調に伸び、組織が大きくなって、

統制が効かなくなっているのかもしれません。

 

組織が大きくなればなるほど、

社員教育や人材づくりなどに時間とお金をかけなくては、

組織がバラバラとなり、崩壊しやすくなるのです。

 

組織の成長と共に、

経営者は打つべき手をうたないといけません。

 

でなければ、最終的に家づくりを自社に託して下さった、

お客様への十分な対応ができなくなるからです。

 

業績の成長と共に、

経営陣のマネジメント力の向上が欠かせないのです。

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【第4042回】 人柄と世界観を直接、発信し、ファンをつくっていく

2022年01月23日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、「人生の楽園」という番組を久しぶりに見ました。

 

移住した人やリタイヤした方にフォーカスし、

主人公となる方の第二の人生の暮らしを伝えてくれるのですが、

昨日の主人公は、栃木県のお若い農家のご家族。

 

ご夫婦とお子様3人の5人で暮らされていて、

家族の時間をとても大切にされながら、

無農薬野菜をつくって、

定期的に購入してくれるお客様への宅配と、

こだわりショップへの出荷、

そして野菜中心のお弁当の製造販売、という事業を

ご夫婦でされています。

 

人生を満喫されているところや

ご夫婦のお人柄、

更には野菜が本当においしそうで、

思わず私も買えないかな、と調べたのですが、

定期便は既に枠がいっぱいなので、申込できず。

 

インスタもフォロワーは2000人弱ですが、

毎回の投稿にいいねが150~300程度ついていますので、

本当にファンの方が多いことが分かります。

 

農協などを通さず、ダイレクトに販売されています。

 

無農薬野菜をつくられている農家の方は、

それなりの数、おられると思います。

 

ところが、全ての無農薬野菜をつくられている農家さんに

ファンがついている訳でもなければ、

販路に困っている方もいるかもしれません。

 

昨日、人生の楽園に出演されていた、

倉本さんご夫婦の発信されている内容、

それから「わたね」という言葉に込められた意味、

(よく笑い、よく食べ、よく眠る)

ご夫婦のお人柄などにファンがついているのです。

 

何が言いたいのかというと、

商品にファンがつくのではなく、人にファンがつく、ということ。

 

もう何度もクライアント様にはお伝えさせていただいておりますが、

人柄と世界観を発信し続けなければ、ファンは増えず、

売れやすくなっていかない。

 

「出るのが恥ずかしい」

「動画なんて出るのやだ」

「動画の編集ができない」

 

と、できない理由ばかり言っている住宅会社は、

ファンが増えていかないのです。

 

SNSや動画を駆使して、

自分たちの人柄・世界観・価値観を

発信することが、みなさんの会社は出来ていますか?

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【第4041回】 質問を投げかけ、お客様に小さな選択・小さな決断をしていただく

2022年01月22日 | 住宅コンサルタントとして

説得や売込みで売れる時代なんて、

当の昔に終わっています。

 

お客様は納得して購入したい。

 

では、お客様に対してどう接していけば、

お客様は購入して下さるのでしょう?

 

そのポイントは、

 

「営業マンが質問を投げかけ」

 

「お客様自身が深く、自分の潜在意識と向き合い」

 

「こちらの質問に答えることで、お客様自ら決断する」

 

ということをひたすら繰り返すのです。

 

要は、お客様が自分自身に、

 

「今、購入しよう!」

「次のステップに進もう!」

 

と決断させる状況をつくっていくのです。

 

営業マンに必要なのは、質問力である、

ということをクライアント様の営業マンに長年、

お伝えしてきたのですが、

この上記の流れをイメージできない方もおられる、

ということを再認識しました。

 

なので昔のように、

ロープレの中で私自身が営業マン役をやって、

それをクライアント様に見ていただくことで、

 

「質問を投げかけ、お客様に小さな決断をしていただく」

 

ということを重要性をお伝えできれば、

と思っています。

 

質問力を駆使する中で、重要になってくるのが、

ロジカルに質問を組み立てる力なのですが、

これに関しては私自身、いつも直感でやっているので、

この辺りもパターン化できればと考えています。

 

今年は営業力強化に、

徹底して取り組んでいきたいと思っています。

 

質問力を鍛える。

皆さんは意識しているでしょうか?

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【第4040回】 話だけでは、伝わらないことを理解しているか?

2022年01月21日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様に対して、

2022年は営業力向上に関するご提案を

かなり強化していきたいと思っています。

 

商品力で差が付きにくくなっているので、

人で差をつけていかなくてはならない訳ですが、

お客様は自分がどう進めていけば良いか分からない上に、

何を基準に業者を選べばよいかも分からない、

そしてどんな家が自分たちにとって良いのかも知らないので、

こうしたことを気づかせてあげられる営業力を

営業スタッフは身につけなくてはならない訳ですね。

 

多くの住宅会社は、

自社の商品特徴を伝えるトレーニングはしているのですが、

「伝える」ということを一つとっても、

その本質をどこまで理解できているのかな、と感じます。

 

まず、口頭でいくら話をしても、

伝えるだけでは意味がありません。

 

相手がそれを理解できているか?

そして納得・共感できているか?

が重要なのです。

 

そして残念ながら、口頭で伝えたことの内容は、

10%も伝わっていないのです。

 

ここを理解していれば、

お客様に何かを伝える際に、

資料をお見せしながら伝えるとか、

紙にいろんなことを書きながら説明する、

という選択をするはずなのですが、

ロープレなんかをすると、

丸腰でお客様の前に立つ営業マンが

悲しいことに多かったのです。

 

お付き合いが長いクライアント様が多いですし、

今、各社で幹部リーダーをされている方が若い頃、

ロープレを結構していただいていたので、

そんな基本的なことは、各社徹底できている、

と思っていたのですが、

そうではないことを理解しました。

 

書きながらお伝えすること、

視覚に訴えながら、お伝えすることが基本です。

 

営業マンは、口頭で伝えただけで、

お客様に伝わっていると勘違いしないことです。

 

あっ、ちなみに上司と部下のコミュニケーションも同じで、

人間、耳から入れた情報は、そんなに残りません。

 

視覚に訴える伝え方。

 

皆さんはできているでしょうか?

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【第4039回】 スペインと日本の違い

2022年01月20日 | 人として

我が家の次男は、昨年9月にスペインに留学に行きました。

 

バレンシアという街で、毎日、楽しく過ごしているようです。

 

昨日、家内に電話があったらしく、

4か月ぶりに次男と会話した内容を教えてもらいました。

 

まず4か月が経過し、日常会話には困らないくらい、

語学はマスターしているようです。

 

いろんな国から学生が集まっていて、

友達がたくさんでき、刺激的な毎日を過ごしてるみたい。

 

世界のいろんな人たちと話している中で、

スペイン以外の国にも行きたいところが多々、

出てきたようで、日本に戻ってきても、

就職活動はしないかもしれない、とのことでした。

 

また結構日本人も多く住んでいるようで、

例えば美容院はスペイン人と結婚した、

日本人女性の方の美容院にお世話になってるようですし、

ANAのスタッフさんなんかも住んでいる(←本人談)みたいで、

日本人の方の知り合いも増えているようです。

 

そして高校の同級生の成人式が

1年遅れで今年の2月に開催するようですが、

次男は当然ながら、参加できません。

 

でもなぜか、次男がその成人式で流す動画を編集するみたいで、

 

「なんで俺、参加でけへんのに、

スペインでみんなの動画を作ってんねんやろ?」

 

と言いながら、楽しんで作っているようです。

 

そしてしみじみと、「スペインに来て良かった」と

言っていた、とのこと。

 

日本よりも感染者が圧倒的に多いヨーロッパ。

 

でもオミクロンは重症化しないことも分かっているので、

経済は普通に回り、授業も普通にあるそうです。

 

そして皆、人生を楽しんでおり、陽気で明るい。

 

一方、日本だと入国させない、授業はリモートだ、

緊急事態だ、まん防だ、と大騒ぎして、

閉鎖的で陰湿な感じしかしないですよね。

 

この2年くらい、時間が止まっているので、

若いうちに体験すべきことを

今の若い方は体験できていないかもしれない。

 

この時期、海外に出て、いろんなことを経験できて、

本当に良かった、と言っていたとのこと。

 

私は日本という国が大好きですが、

こんなことを耳にすると、

若い間に海外に出て、経験量を増やした方が、

絶対に本人にとって良いですし、

何ならそのまま海外に移住しようと思うだろうな、

と感じました。

 

そして改めて、次男の人生は次男のものですから、

本人がしたいことをやれば良い。

 

そこを見守り、応援したいと思います。

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【第4038回】 ニーズの細分化についていけるか?

2022年01月19日 | 住宅コンサルタントとして

ユーザーが賢くなればなるほど、

ユーザーのニーズは細分化されていく。

 

これは常識です。

 

例えば、料理について情報を知りたいと思った場合、

かなり前であれば、料理教室に通ったり、

テレビの料理番組を見ていた方たちが、クックパッドに走り、

その後スマホ社会となり、デリッシュキッチンやクラシルなどの

アプリが取って変わりました。

 

そして、今でも短時間で凝った料理をしたい方は、

そのままクラシルなどで情報収集していますが、

より手抜きして、簡単においしく作りたい方、

魚をさばいて本格的な魚料理をしたい方、

本場のイタリア料理を知りたい方、

とにかく映える、かっこいい料理を作りかたい方など、

自分なりのこだわりが出てきた方は、

自分好みのYouTubeの番組を見るようになるのです。

 

自分なりの好みを理解した方は、

クックパッドやクラシルには戻らず、

自分が好きなユーチューバーの番組を

基本、見るようになります。

 

こうして、料理の作り方の情報収集一つにとっても、

ユーザーはドンドン細分化していくのですね。

 

この流れを理解していれば、

家を建てようと検討している方も

ますます細分化していくことでしょう。

 

商品のデザインテイストだけでなく、

価格と性能、更には自社のカラーを

ユーザーに分かりやすく出していく必要があるのです。

 

例えば、系統としては理系で

建築に関しても論理的にアプローチできる会社である、

という発信であったり、

女性が多数、活躍しており、

子育てママの大変さを理解した上での設計が得意、

という発信であったり、

とにかく楽しくワクワクした家づくりが得意である、

という発信であったり。

 

ここで重要なのは、ユーザーが一目見たら、

一瞬で伝わる映像で発信できているか、ということ。

 

文字や写真では、もう伝わらない時代なのです。

 

ちょっと何を言っているか、わからない方もいるかもしれませんが、

もう本当に動画で発信が上手な会社が勝つ時代なのです。

 

細分化する顧客のニーズに適応するためにも、

動画での発信力強化を徹底していきたいと思っています。

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【第4037回】 勉強の必要性を理解していない、頭の悪い人がまだまだ多い

2022年01月18日 | 住宅コンサルタントとして

料理の世界で、一流の料理人を目指すのであれば、

調理の技術だけではなく、器や花、お茶などの知識、

更には絵画や歴史などにも精通しておく必要があります。

 

このことに気づけず、調理技術だけを研究していては、

一流のお店になれないし、

上質なお客様も常連にはなってもらえないです。

 

ビジネスパーソンとして一流を目指すのであれば、

自分の専門分野の勉強を継続することはもちろん、

それ以外の分野の勉強もしなくてはなりません。

 

ところが、勉強の必要性を分かっていない、

三流以下の会社やビジネスパーソンが、

日本にはまだまだ多いという現実があります。

 

自分のレベルの低さを理解できていなく、

成功している企業・お店がどれだけ努力をしているか、

ということに関心が無い。

 

常日頃から準備をしている人のもとにしか、

神様はチャンスをくれないことなども分かっていない。

 

そして成功している企業・お店は、

小さな工夫や改善をものすごい数、やり遂げる中で、

いろんな要素が複雑に絡み合う中で結果が出る、

ということも理解できず、

 

「あの企業が成功しているのは、

あのFCに加盟したからだ・・・」

 

みたいな、短絡的な浅い見方しかできないのです。

 

まあ、勉強していないので、本質理解力に著しく欠けます。

 

20代からコツコツと学び続けた人は、

40代、50代でそれらが実を結び、

順調で充実した人生を過ごせることでしょう。

 

そして物事の本質を理解する力もついているので、

お子様への教育にも良い影響が出るでしょう。

 

逆に仕事とプライベートを完全に分け、

プライベートの時間に学ぶことをしたり、

仕事の準備をしない人は、成長の速度が遅くなり、

本質を理解する力もつかず、

仕事も人生もうまくいかない可能性が高まるでしょう。

 

皆さんは、どちらの人生を歩みたいですか?

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【第4036回】 調子が良くても、調子に乗らない

2022年01月17日 | 住宅コンサルタントとして

ちょっと業績が良くなり、

同業他社や仕入れ先、更には金融機関から

 

「この厳しい時代、本当に素晴らしい業績ですね!

これも社長の経営力が素晴らしいからですね!」

 

と言われて、その気になってしまう経営者も

世の中に結構存在するよなぁ、と感じています。

 

また、住宅会社でよくあるのが、

不動産会社に接待漬けにされ、

売れないで残っている土地を買わされたり、

住宅FC本部に接待漬けにされ、

落ち目のFCに加盟させられたり、というケース。

 

まあ、業績が良いと耳障りの良い言葉を言って、

いろんな人たちが集まってきます。

 

このおべんちゃらや接待漬けで判断を見誤り、

会社に多大な損害を与えているのに、

その自覚が無い経営者も、これまで見てきました。

 

特に50代以上の経営者に、

こういう接待漬けやおべんちゃらに弱いタイプが多いので、

注意が必要です。

 

調子が良い時に、調子に乗らない。

 

自社が調子が良いのは、

社員さんが頑張ってくれたり、

仕入れ先さんに協力していただいたおかげで、

決して自分の力ではない。

 

こうした謙虚さや冷静さを

経営者は持っておきたいものです。

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