鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3288回】 プーリア州南部の中心都市、レッチェに入る

2019年12月31日 | 人として

極寒のアルベロベッロを後に、

プーリア州の南部の中心都市、レッチェへ。

 

レッチェに向かう途中に、ロコロトンドとオストゥーニという街へ寄り道。

 

レンタカー移動だと、気の向くままに

いろんなところに寄り道できるのが良いですね。

 

中でもオストゥーニという街はかなり綺麗で

要塞都市として外から見るとかなりの迫力と美しさ。

 

 

外から見ると、圧巻なんですね。

 

 

街の中も綺麗なんです。

 

 

カテドラーレの内部です。

 

そしてレッチェへと向かいます。

 

レッチェといえば、確かサッカーの柳沢選手が

かつて所属していたチーム、レッチェのホームタウン。

 

ここはとにかく海が近いこともあり、シーフード系の料理が美味しいのと、

バロック建築として素晴らしい教会があることを事前に調べていたので、

食べ物と建物を楽しむために来ました。

 

で、ホテルに着いて、早速街中を散策。

 

 

そして美味しいシーフードのお店を発見。

 

 

 

この渡り蟹のパスタとシーフードフリット、

マジ旨で、しかも安いし量がハンパなく多いんです。

 

またこのお店、リピートしたいですね。

 

ホテルの近くはあまり治安が良くなさそうなので、

バロック建築は翌日に見学しようと早めにホテルに帰り、

そのまま爆睡しておりました。

 

本日は再びレッチェの街を散策します。

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【第3287回】 アルベロベッロに来た

2019年12月30日 | 人として

テルモリという街は、どうやらイタリアのアドリア海沿いの街の中でも

最も風が強いところのようで、昨日の夜も今朝も天気は大荒れ。

 

街を散策したかったのですが、

あまりの強風のため断念。

 

アルベロベッロに車を走らせます。

 

お昼には、アルベロベッロに無事、到着。

 

アルベロベッロって、絵本の世界のような街。

 

 

 

 

街並みの景観が統一されていて、

今、思いっきり観光シーズンではないのに、

いろんな国と地域からも人が訪れます。

 

魅力的なコンセプトのもと、

街並みを統一させると、その街自体、

劇的に価値を高め、人を呼び寄せる。

 

そんなことを改めて体感させていただきました。

 

でも私、プライベートでは雨男でして、

ブリュッセル、テルモリ、そしてアルベロベッロとも、

天気が悪く、強風&激寒の中、

家内のテンションはイマイチ・・・。

 

そして夜は、アルベロベッロの中にある、

トゥルリのホテルへ。

 

 

 

世界観も内観も良いのですが、

暖房機器と給湯器がチープ過ぎて、

居心地的には最悪でした。

 

日本だとクレーム間違いなしなのですが、

これは日本人の感性と技術が恵まれているからで、

海外ではこれが普通と思い、

暖房マックスにしても室温が15℃に満たない部屋で

一晩を過ごしました。

 

寒すぎた~。

 

どうやらイタリアの南端のレッチェという、

昔、サッカーの柳沢選手も所属していたチームがある街は、

天気が良く、かつ温かいようなので、そこのホテルを予約し、

ついでにバロック建築をたくさん見てきます。

 

そしてレッチェは食べ物も抜群みたいなので、

楽しんできます。

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【第3286回】 まさかの雪の中、イタリアの峠越え

2019年12月29日 | 人として

昨日は朝、ブリュッセル空港からライアンエアーを使って

ローマ・フェウミチーノ空港へ。

 

フェウミチーノ空港に到着後、預けたスーツケースを待っていたのですが、

いつまで経ってもブリュッセル空港からの荷物が届かない。

 

おかしい・・・。

 

またしてもやってしまいました。

 

フェウミチーノ空港って、ターミナル1と3の距離が近い、

というか、ほぼ隣接していて、

私たちはターミナル3の荷物受取所で待っていなければならないのに、

ターミナル1の荷物受取所で待ってしまっていたのです。

 

構造上、引き返せなくなっているので、一旦外に出て

空港のスタッフに伝えなくてはなりません。

 

英語もイタリア語も全く話せないのですが、

荷物が無いと旅することが出来ませんので必死。

 

片言の英語でスタッフさんに話しかけます。

 

が、全然通じません(涙)。

 

とここでipadを取り出し、翻訳機能を使って伝えたいことを伝えると、

 

「この紙に必要なことを書いて!」

 

と言われ、紙を書くと、出口から中に入ることができる場所に案内してもらって、

そこからパスポートと書類を見せ、手荷物検査をすると、

何と出口から中に入れてもらえた!!!

 

ダッシュでターミナル3の荷物引き受け所に行くと、

ちゃんと私たちの荷物がレーンの上にあるではありませんか!

 

とりあえず、マジ焦りました。

 

日本国内を旅すると、こういう経験は出来ませんが、

海外に行くと予期せぬことが度々起こり(←自分たちの不注意)、

それが当たり前のことのありがたさを再認識するきっかけとなりますね。

(←プラス思考)

 

で、空港を出て、今度はレンタカーを借りにいきます。

 

日本で予約済、事前決済も済んでいるのですが、

前回、クロアチアで借りた時も苦戦した、レンタカーを借りる手続き。

 

今回の窓口のスタッフは、若い女性。

 

手続きに手間取っている様子。

新人さんなのか・・・?

 

で、ようやく手続きが終わりそうになったところ、

 

「あなたたちはイタリアのどこに行くの?」

 

と質問されたので、プーリア州、と答えると、

窓口の女性のテンションが一気に上がる!

 

「私、プーリア出身なのよ!」

「プーリアのどこにいくの?」

「ホテルはどこを手配したの?」

「お勧めの場所を教えてあげるから、こっちに来て!」

 

と業務中にも関わらず、自分のパソコンの画面で

プーリア州のお勧めスポットを次々に見せてきます。

 

で、紙を取り出し、お勧めのお店、場所、レストランを

書き出して渡してくれました。

 

「いや、俺、事前に調べてきてるんですよ・・・」

 

とは言えず、そのご厚意を受けている間に、

カウンター窓口で1時間近く、拘束されました(笑)。

 

でも、イタリアの人の良い人って、

憎めないんですよね。

(ずるい人、スリとかも多いので、全員が良い人ではない)

 

そしてようやく車を借りて、

目的地であるテルモリという街へ車を走らせました。

 

ローマは快晴の天候の中、道中快適でしたが、

イタリア中央部の山脈を走っていると、

ドンドンと雪雲が出てきて、雪がチラホラ降ってきてではありませんか!

 

車にチェーンはついているものの、

タイヤは思いっきり夏タイヤで、ちょっと焦りました。

 

外気温がマイナス1℃まで行きましたが、

山地を超えると気温が3℃、4℃と上がってきたので、

再び快調に車を走らせ、何とかアドリア海側に到着。

 

すると、アドリア海側が風速15m以上の台風のような強風で、

これまたすごい天候でした。

 

家内は横に座ってずっと冷や冷やしていたのでしょう。

ホテルに着いて、すぐに爆睡してました。

 

という、いろんなことがあった旅の2日目。

 

写真を撮る余裕は一切ありませんでした。

 

今日はテルモリから更にアドリア海沿いを南下し、

アルベロベッロに行きます。

 

今日のホテルもアルベロベッロの中の、

とても雰囲気の良いホテル。

 

今日は、写真を撮ろう!

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【第3285回】 ベルギーのブリュッセル

2019年12月28日 | 住宅コンサルタントとして

今回の休暇の最大の目的はプーリア州なのですが、

これまで何度もトランジットで利用しながら、

全く降り立っていないベルギー。

 

チョコとビールが有名ですし、

最近のケビン・デブライネ選手(←マンCの選手、

デブライネとリヴァプールのアレクサーンダー・アーノルドが個人的に大好き)は

パスだけでなくシュートもやばいということもあり、

ベルギーのブリュッセルに最初と最後、それぞれ1泊ずつする予定でした。

(←デブライネ選手がベルギー代表、っていうことです)

 

ということで、生まれて初めてブリュッセルへ。

 

本日宿泊するホテルがココ。

 

 

 

 

 

とにかくロビーも部屋も、デザインセンスが抜群でした。

 

そしてブリュッセルの街をちょっと散策。

 

王宮ももちろん、チェック。

 

 

イルミネーションも素敵。

 

 

そして街中で評価の高いレストランへ。

 

エビとホタテの炒めたものは美味しかったですが、

パスタは麺がのびており、予想通りでした。

 

 

 

 

この後、イタリアを7泊するから

イタリアの海沿いの街で美味しいパスタを堪能しよう。

 

ブリュッセル、物価はやはりちょっと高め。

というか、今の日本が安すぎなんですけどね。

 

このパスタ、日本円で3300円ほど。

まあ、これだけ魚介が入って、量で言えば3人分はありますから、

それなりといえばそれなりなんですが・・・。

 

そして食事の後、ホテルに帰る途中で、ワッフル屋さんが・・・。

 

 

家内は甘いもの食べたい、と言っていましたが、

さすがにこれは糖質がやばい、とのことで、

購入せずにホテルに帰りました。

 

今日はブリュッセルからローマに、

ヨーロッパ最大のLCCのライアンエアーで移動し、

そこからレンタカーを借りて、

テルモリというアドリア海沿岸の街まで移動します。

 

テルモリで、美味しい魚介のパスタやフリットを頂く予定です。

 

今日からいよいよ大好きなイタリアの旅です。

皆さまも良い休暇を!

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【第3284回】 イタリア南部、プーリア州へ

2019年12月27日 | 住宅コンサルタントとして

本日より、海外に行ってきます。

 

今回の最大の目的は、イタリアの南部にあるプーリア州。

 

レンタカーを借りて、イタリアをぷらぷら移動しながら、

プーリア州メインでゆっくり過ごしてきます。

 

プーリア州には、以前から行きたかった、アルベロベッロという、

まるでおとぎ話の世界のような街があったり、

アドリア海の海の幸が豊富で、イタリア有数の食材の宝庫だったりします。

 

そして洞窟住居で有名なマテラという街、

更には織田裕二さんと天海祐希さん主演のドラマの舞台となった、

アマルフィにも行ってきます。

 

建物と食べ物を巡る旅をしてきます。

 

詳細は、またこのブログでアップしていきますね!

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【第3283回】 仕事納め

2019年12月26日 | 住宅コンサルタントとして

弊社は昨日、無事に2019年度の業務が終了いたしました。

 

クライアントの皆様、ビジネスパートナー様の皆様には、

本年も大変お世話になりました。

 

心より感謝申し上げます。

ありがとうございます。

 

今年も本当にいろんなことがありました。

 

まず嬉しかったことですが、

弊社がクライアント様にお勧めしている新業態ですが、

この業態を継続してやり続けることで

間違いなく市場での認知度があがり、

最終的にエリアにおけるシェアを取ることができるな、

ということを実感できたことです。

 

早く進めていただいているクライアント様で

ちょうど2年が経過しましたが、

5年やるとすごいことになっているでしょう。

 

また調査も住宅業界、異業種共にかなり時間をさけたので、

昨年よりもかなりいろんなところに行くことができました。

 

エンドユーザーの方に分かりにくい住宅業界を

どうやって理解していただくのか、という、

ずっと追求しなければいけない課題に対して、

いろんなヒントを得た1年でもありました。

 

更に非常に良い決算を迎えることができたクライアント様も結構あり、

債務超過解消であったり、

新業態開発のための追加融資がすんなり通ったりと

2020年もうれしいことがたくさんありました。

 

そして悲しかったこと、残念だったこともありました。

 

長年、一緒に仕事をさせていただいてきて、

個人的には同志のように思っていた、

クライアント様の幹部が別の道を進まれることになったり、

この世界に入った時にいろいろと教えていただいた恩師が

現役を退かれたりというようなこともありました。

 

この仕事をさせていただいて14年、

最も激動の1年でした。

 

2020年、またいろんなクライアント様が

新業態に挑戦したり、モデルハウスを建て替えたり、

新規出店をしたりと、やるべきことは満載です。

 

このオフの間にいろんな感性を磨いたり、

私自身もじっくり構想をねったりして、

2020年に備えたいと思います。

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【第3282回】 品格が無かったり、お客様のことを大切にしないと・・・

2019年12月25日 | 住宅コンサルタントとして

「類は友を呼ぶ」ということわざがあります。

 

自分と感性や価値観が合う人が周りに集まるということです。

 

このことわざの意味が、この仕事をさせていただくと

本当に実感することが多いのです。

 

住宅会社は今、本当に二つにくっきりと分かれています。

 

お客様が殺到し、自社の営業マンでは対応できないくらい、

数多くのお客様に支持されている住宅会社と、

常に閑古鳥が鳴いていて、商談するお客様が全くいない、

という営業マンがゴロゴロ社内にいる住宅会社。

 

この両社の差は、単純に商品力やブランドイメージ、

広告宣伝費の差だけで起こっているのではありません。

 

例えば、いつも商談客に困っている会社。

 

新規の来場数が少ない会社は、マーケティングのセンスが欠けていたり、

もしくは時代の流れについていけてないことが多いのですが、

中にはそれなりに新規のお客様が来場されているにも関わらず、

なぜか常に商談できるお客様の数が不足している会社もあるのです。

 

こういう会社に共通するのは、

お客様をモノとして見ていることです。

 

そして商売や仕事に対しての姿勢が、

やはり成功している会社とは全く違うということです。

 

本質的には、お客様に対する感謝の気持ちが

不足しているような感じなのですね。

 

こういう会社は、来場して下さったお客様に愛想よく接しますが、

まだ家を建てない方だったり、

自分が思う方向に商談をもっていけないお客様に対し、

 

「あれはダメな客だわ・・・」

 

と、お客様が聞いたら、本気で気分を害するようなことを

スタッフが平気で口にしているのです。

 

ダメなのは、そういう言葉を発する自分自身なんですけどね・・・。

まあ、品格が欠けているのです。

 

一方、商談できないくらいお客様が殺到している会社に共通するのは、

利他の精神にあふれ、いろんな方のお役に立とうと皆が思っていて、

ポジティブでオープンマインドで、

とにかく気軽にお伺いできる空気が社内からあふれ出ている会社です。

 

そう、体質がまるで違うのです。

 

どんなマーケティング手法を採用しようとも、

それよりも会社の体質、スタッフさんの体質や品格を変える方が、

よっぽど集客に困らなくなるのですが・・・。

 

この感覚、皆さんは分かりますよね?

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【第3281回】 結果を出し続けたければ、自分自身を変えていく

2019年12月24日 | 住宅コンサルタントとして

学生時代は、世の中のことを何もわかっていませんでした。

 

社会人になったら、営業の世界で成果を出し、

たくさん給料を稼ぎたいと考えていました。

 

売れる営業マンは、とにかく口がうまい。

話術が巧み。

そうに違いないと思っていましたし、

社会人3年目までもずっとそう思っていました。

 

今思えば、何て浅はかで無知だったのか、と思いますが、

訪問販売でトップクラスの実績を出している人の

営業トーク集なんかを買って、真似をしていたこともあります。

 

でも、全く成果につながらなかった。

 

そんな中、中谷彰宏さんの

「あなたのお客様になりたい」という本を手に取り、

ビジネスの世界で成功するためには、

話法よりもお客様に対して何ができるかを突き詰めて考え、

お役に立つことをし続けることが重要だ、と気づきました。

 

そしてお客様が困っていることを教えていただき、

その解決のために自分が出来ることをやっていく中で、

いろんなお客様に必要としていただき、

仕事がドンドン面白くなっていきました。

 

当時のお客様は、とにかく情報を欲しがっているケースが多く、

いろんなところで情報を収集しておけば、

お役に立てることが多く、結果それは売り上げにつながりました。

 

でも今は、情報はあふれまくっていて、

誰でも簡単に収集できる時代です。

 

情報が価値を持たなくなった時代なのです。

 

では今のお客様が困っていることは何か?

 

それは、B2BでもB2Cでも同じだと思いますが、

何か一つのことを調べると、正解と思える情報が多数、入手できます。

 

情報がありすぎて、お客様が結局何を選べば良いか、

迷っている状態の方が多い訳です。

 

ですから、情報よりも重要なのは、

 

「この人が言うことだったら間違い無いよな。

信じて、それを選択しよう」

 

と思っていただけるようになること。

 

すなわち、圧倒的に学び続け、最新の情報を知っているということと、

「この人なら信用できる」とお客様に思っていただける信用力なのです。

 

この「人に信用される人間性」を持っているか否かが、

選ばれるか選ばれないかの分かれ目になるのです。

 

情報も経験値もたくさんありますが、

ちょっと胡散臭い、調子が良い人は、

セールステクニックがあってもそれほど支持されない時代になりました。

 

時代の変化と共に、お客様が選ぶポイントは変わるのです。

 

だからこそ、人間性が重要なのです。

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【第3280回】 商品説明しかしない営業マンは、商談客が増えない

2019年12月23日 | 住宅コンサルタントとして

14年間、この仕事をさせていただく中で、

最近特に顕著になってきていることがあります。

 

それは、商品説明しかしない営業マンのもとから、

離れていくお客様が多いということです。

 

感じが良くて、接客のレベルもそれなりに高いのにも関わらず、

アポが取れて商談を数回重ねていく中で、

連絡が取れなくなってしまうお客様の割合が高いのです。

 

その理由は、いろんな会社の商品レベル、デザインレベルが

それなりに上がっていて、

あまり差がつかなくなってきていることと、

よほどの専門家でない限り、こちら側の説明を

深く理解できるお客様がほぼいない、ということにもよるでしょう。

 

注文住宅は、契約時には紙切れしかありません。

 

お客様は、最終的にどこを見ているのかというと、

営業マンやいろんなスタッフを通して、その会社を見ているのです。

 

会社として、長きにわたってしっかりと対応してくれる会社か?

会社として一本筋の通った考え方、信念を持っているか?

社員さんをちゃんと教育出来ている会社か?

 

こうしたことを社員さんの対応や敷地内のお手入れ状況を通じて、

お客様は観察していると思った方が良いでしょう。

 

来場されたお客様とかなりの確率でつながる営業マンは、

とにかく商品の話を通じて、会社の特徴をしっかりと伝えています。

 

そして家づくりで最も大切なのは、

会社選びであると心から思っています。

 

営業マンは自社の存在目的や目指していることを

お客様が理解し、共感しやすいように伝えるトレーニングが必要ですし、

会社としては自社の理念やビジョンを社員さんに伝え、

理解していただく取り組みが欠かせないのです。

 

会社を売る時代なのです。

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【第3279回】 モノ消費からコト消費へ変わっていることを実感する

2019年12月22日 | 住宅コンサルタントとして

先日、飛行機で移動中、機内で自分の今を分析しようと、

紙に思いつくままにいろんなことを書き出してみました。

 

私が書き出したのは、

 

・自分が行きたい国、場所

・自分が望むこと

・自分が欲しいもの

 

の3つだったのですが、

まず行きたい国や場所に関しては、あっという間に30個以上、書き出せました。

 

オランダの美術館巡りもしたいですし、

チェコやオーストリア、スイスをレンタカーで回りたい。

 

ポルトガルやスペインももう一度、レンタカーで回りたいし、

オーストラリアやニュージーランドもレンタカーであちこち行きたい。

 

次に望むものは、これは子どもの幸せや両親の長生きなど、

圧倒的に家族のことが多かったです。

 

孫ができたらやりたいことも多々、ありますし、

子どもたちとやりたいこともまだまだあります。

 

しかしながら、欲しいものは、なかなか出てこない。

 

正直、服も靴も車も時計も、興味がもう既にかなり無くなっています。

(以前は物欲が非常にありました・・・)

 

この自分を分析して感じたのは、

やりたいことは多々、あるけれど、欲しいものはない方が、

現代は非常に多いのではないだろうか、ということ。

 

モノからコトへ、ということは、当然ながら以前より理解していましたが、

自分自身の欲求も完全にコトばかりになっている、

ということを改めて実感しました。

 

ということは、家の情報をお客様に発信する際に、

しっかりとコト訴求になっているのかを

再度、見直していくことが非常に重要ということです。

 

コト訴求。

本当に意味で皆さんの会社は出来ているでしょうか?

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【第3278回】 打ち合わせのレベル

2019年12月21日 | 住宅コンサルタントとして

昨日はお付き合いが最も長いクライアント様にお伺いしておりました。

 

13年以上、毎月、お伺いし、

いろんなことをお伝えさせていただいております。

 

クライアント様が非常に素直、ということもありますが、

価値観や基本的な考え方が同じなので、

こちらとしても最新の情報や考えをお伝えし、

会社をどういう方向に進めていくのか、とか、

何を強化しなければならないのか、ということを

本気で話し合うことができます。

 

価値観、感性が同じなため、業績は堅調で、

目先の業績を高めるために何をするか、というようなことは

ここ数年間、全く話し合っておりません。

 

全て未来についての打ち合わせです。

 

お客様にもっと認知していただき、

もっと身近に感じていただくためにどうするか?

 

強い組織をつくっていくために、何に取り組むか?

 

もちろん、商品開発や集客対策についても

いろんなご提案をさせていただきますが、

全てが前向きな未来についてのことで、

目線が一般の住宅会社やハウスメーカーとは

全くレベルが異なっているのです。

 

もう打ち合わせしているレベルが、圧倒的に違うのです。

 

こういう視点でお打ち合わせができるようになると、

圧倒的な地域一番店に必ずなります。

(コツコツと足元を固めながらやっていくので、時間は少しかかりますが、

逆に言うとなってしまうと簡単に崩れないようになるのです)

 

全クライアント様とこうしたレベルで打ち合わせができるように、

2020年も全力で仕事に取り組みたいと思います。

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【第3277回】 商品ではく、会社を売る

2019年12月20日 | 住宅コンサルタントとして

家をお客様に購入していただくにあたり、

理解しておかなくてはならないことは、

家(=商品)の説明だけでは売れないということです。

 

無垢の床材を使っている。

高気密高断熱でc値が0.5以下でua値も0.4.

耐震等級3をクリアしている。

制震装置がついている。

これで価格が坪50万以下。

 

こうした説明だけでは、お客様は選ばないのです。

 

ではどうすれば、お客様に選んでいただける確率が上がるのか?

 

単なる商品説明では、お客様は理解はできても、共感まではできません。

 

お客様に共感していただくには、

商品説明ではなく、会社の思想をお客様に説明しなくてはなりません。

 

なぜ、垢の床材を使っているのか?

なぜ、細かなディテールにこだわった家をつくっているのか?

なぜ、性能にこだわっているのか?

なぜ、制震装置を標準にしているのか?

なぜ、手の届く価格にこだわっているのか?

 

こうしたことをお客様が理解できる言葉でお伝えすることで、

お客様は共感され、「この会社、良い会社だな」と

思って下さるようになるのです。

 

商品を売っているようで、実は会社の思想を伝えているのです。

 

最終的には、会社が信用できるかどうかでお客様は選ばれます。

 

そしてそういうお客様を我々も選ばせていただかなくてはなりません。

 

ここ最近は、経営面や事業戦略、新業態の開発に注力していましたが、

新しくご縁を頂戴したお客様とお話をさせていただくと、

会社の思想を固めていなく、

会社そのものを売ることができていない住宅会社も

まだまだあるなぁ、と実感しています。

 

今から10年前は、

会社を売ることを各クライアント様に徹底して訴求していましたが、

また2020年は営業面でもしっかりと手法をお伝えしていきたい、

と思っています。

 

皆さんは、会社の思想を伝え、

会社を売ることが出来ていますか?

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【第3276回】 気持ちの良い方たちとのご縁

2019年12月19日 | 住宅コンサルタントとして

弊社は12月25日で今年の営業を終了させていただきますが、

今年も本当に素敵な出会い、ご縁をたくさんいただきました。

 

8年ぶりにお付き合いをさせていただくことになったクライアント様もいれば、

住宅VC本部に対して、いろんな形でサポートさせていただくことになったり、

ご紹介をいただいてご縁がつながったりと、

本当にいろんな出会いがありました。

 

そんな中で、日本の住宅業界を変えるべく、

活動されているクライアント様もおられます。

 

皆、大変お忙しい中、時間を合わせて打ち合わせを重ね、

昨日もそのメンバーの方たちとの打ち合わせだったのですが、

まあ本当に気持ちが良い方たちなんですね。

 

本部として、どう取り組んでいくべきか、とか

こういう内容を外に発信すべきでは、というように、

私自身がかなりズケズケものを言っても、

それを皆様、しっかりと聞いて下さるのです。

 

そして今後の日程に関しても、

私の日程のことも考慮して下さり、

完全にこちらに合わせて下さる。

 

もう感謝しかありません。

 

個人的には何でも意気に感じて仕事をするタイプなので、

このメンバーのためだったら、という感じになってしまいます。

 

本当に人様とのご縁には恵まれていて、

こうしか自分の運の良さを活かして

いろんな方のお役に少しでも立てるよう、

2020年も頑張っていきたいと思います。

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【第3275回】 間近で見られる喜び

2019年12月18日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

知り合ってからかれこれ12年のお付き合いです。

 

お付き合いが始まった当初は、

建材店様が企画する勉強会に参加していただいていたのですが、

その勉強会が建材店様の倒産により消滅し、

その後、直接お付き合いをさせていただくようになりました。

 

お付き合いがはじまった当初は、

創業者である会長の人脈の中での受注が中心で、

見学会からの契約はありませんでした。

 

特定の方の人脈に頼った受注基盤は危険なので、

まずは見学会からの契約ができる会社になることを目標に

接客や営業のやり方をご提案させていただきました。

 

当時、財務内容は非常に苦しく、

資金繰りもおそらく大変だったかと思いますが、

そんな中、弊社にフィーをお支払い下さり、

お付き合いをさせていただきました。

 

そして、見学会から受注がある程度できるようになり、

スタッフさんを採用していったところ、

また別の問題が出てくるようになりました。

 

人格的・能力的に問題がある方もおられたり、

モンスター社員もおられたりしましたが、

それらを乗り越え、前々期、前期と素晴らしい実績を出され、

特に前期は売上高経常利益率が7%に迫る、

素晴らしい業績だったのです。

 

今期はまだ始まって間もないですが、

過去最高の売上は確定していた、

売上高経常利益率が10%を超えるかどうか、という状況です。

 

年商近い借り入れが過去、ありましたが、

金融機関の借り入れも完済され、

資金繰りに全く困らなくなりました。

 

いろんな投資も可能となりましたし、

金融機関の見方も180度変わりました。

 

長いお付き合いをさせていただく中で、

会社が良くなっていくことを間近で拝見できたり、

会社を改革していくことに携われることが、

この仕事の最大のやりがいであります。

 

クライアント様が良くなっていく姿、ホンマに嬉しいです。

 

こうしたことがあるから、この仕事はやめられません。

 

14年経過した今でも、

新鮮な気持ちで日々、やりがいを感じて仕事ができるのは、

こうしたクライアント様のおかげなのです。

 

もっと力をつけ、少しでも貢献できるように私も頑張ります。

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【第3274回】 2020年にやりたいこと

2019年12月17日 | 住宅コンサルタントとして

昨日はクライアント様でお仕事が終わった後、

あるエリアに移動し、毎年恒例のメンバーで忘年会をしていました。

 

日本一の住宅営業マンと、

その営業マンのことが大好きな、

いつもお世話になっているクライアント様の社長と3名で、です。

 

一年を振り返ったり、

最新のいろんな情報交換をさせていただいたりする中で、

新たなヒントをたくさんいただけるので、

もうかれこれ5年くらい続いています。

 

昨日も美味しいお鮨をつまみながら、

いろんな会話をさせていただく中で、

たくさんのヒントをいただきました。

 

そんな中から、2020年、

弊社としても新しい取り組みをしていこうと思います。

 

2020年に実際にやりたいことは、

一流をクライアント様のスタッフに体感していただきたいということ。

 

クライアント様のスタッフさんの中で

私が特に大きな成果を挙げたと感じた方、

著しい成長を遂げられた方を対象を表彰させていただき、

その方を私が自信を持ってお勧めできるお店にご招待して、

超一流のサービスを体感していただく、という

「鬼山アワード」を開催します。

 

おそらく、完全なる私の主観で

最大年間6名の方を選定させていただくことになると思います。

(参加意思を表明していただいた、全国のクライアント様が対象となるため

各社様から必ず毎年、表彰者が出る訳ではございません)

 

この企画を進めていくにあたり、

まずは年明けに各クライアント様に参加いただけるかどうか、

ご意向をお聞きしたいと思っています。

 

住宅を販売していくにあたり、

本物の一流のサービスをお客様にご提供しなければならない、

と個人的に思っています。

 

しかしながら、こちら側が一流のサービスを体感していないと、

一流のサービスとは何かを理解もできないし、

当然ながらお客様にも提供できない訳です。

 

そこで、一年間頑張ったクライアント様のスタッフ様に、

私が自信をもっておススメできる一流のサービスを体感していただく、

という機会を設定したいと思い、決断し、実行に移していきます。

 

会場となるお店は、

浜松(中華)・京都(イタリアン・和食)・金沢(鮨)

の3都市のいずれかになるかと思います。

(毎年、会場が変わる予定)

 

全てのお店が、接客も味も、そして内装や器まで完璧なところに

一年間、頑張ったスタッフさんをご招待させていただき、

一流を体感していただくことに加え、

全国の優秀な方たちとも交流を持っていただければ、

と個人的に思っております。

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