鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2678回】 初ポルトガル、初リスボン

2018年04月30日 | 住宅コンサルタントとして
無事、ポルトガルの首都、リスボンに到着しております。

とにかく物価が安く、食べ物がおいしく、治安が良いと言われているリスボン。

その検証にやって参りました。

まずポルトガルと言えば、有名なのがエッグタルト。

その中でもダントツ有名なのが、パステル・デ・ベレン。



晴れたり雨が降ったりという不安定な天気の中、片道6キロ強の道のりを歩いて行ってきました。

このお店、リスボンの街の中心部からかなり離れているのですが、
行列がズラリと出来ていて、しかも店内も満席。

行くなら、朝8時からオープンしていますから、朝早くから行くべきですね。

で、並んでアツアツのエッグタルトを購入しました。

皮がパリパリで、中のクリームもとてもクリーミーで、
正直、衝撃なうまさでした。

しかも1個1.2€。



ちなみに昨日購入したものを今朝食べたのですが、
1日経過しても皮はパリパリで、ダントツのうまさでした。

その後、市内をブラブラしておりましたが、
リスボンの街中を走る路面電車や急斜面を昇るケーブルカーがかわいらしくて、
思わず電車に乗ってしまいました。







どこに連れて行かれるのか分かりませんでしたが、
到着したところからまたグーグルマップで近くの見どころを探し、
ブラブラ歩いたりと、休日ならではの過ごし方をしておりました。





魅力的な市もやっていたりと、とても楽しかったですよ。

で、気が付けば、昨日一日でこんなに歩いていることに・・・。
上った段数もえらいことになっておりました・・・。



でも私たち夫婦にとってはいつものことで、
海外に行くと、1日あたり大体10~20キロは歩いています。

今日もリスボンの街を散策しますよ!

今日は、是非海の幸を堪能しようと思います。
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【第2677回】 2018年のゴールデンウィーク

2018年04月29日 | 住宅コンサルタントとして
イタリアから帰って来てすぐ次の日から2日間、お仕事をさせていただきました。

時差ボケを解消するのに最適なのは、私の場合、仕事をすることなので、
とにかく帰国してすぐに仕事をしたいのです。

そしてまたヨーロッパに戻ります。

今年のゴールデンウィークは、ポルトガルとスペインで過ごす予定。

毎年、行ったことが無いところに必ず行こうと決めていて、
昨年のうちに2018年はポルトガルに行こうと決めていました。

ポルトガルと言えば、古くから日本と交流があり、
日本にもいろんなことを伝えてくれた国です。

更に私が大好きでいつもメルマガでいろんなことを学ばせていただいている、
ビジネス発想源の弘中勝さんも以前、ポルトガルに行かれて、
大絶賛されていたことも、ポルトガルを選んだ理由です。

そしてゴールデンウィーク後半は、昨年も行ったマドリードへ・・・。

とにかくお買い物を楽しむ上で、個人的には今まで行った中で最高の街なんですよね。

ジャケット、靴、革製品、ワインなどをこれまたたくさん買ってこようと思っています。

来年以降、行きたい国も決まっていて、
できれば長期休みの際に2~3か国ずつ回っていきたいと思っています。

またこのブログの中で写真等、アップさせていただきますね。

皆様も素敵なゴールデンウィークをお過ごし下さい!
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【第2676回】 規格住宅の良い点、悪い点

2018年04月28日 | 住宅コンサルタントとして
お客様からすれば、注文住宅は非常に分かりにくいかと思います。

間取りや仕様に制限がほぼ無いため、
こだわりをしっかりとお持ちのお客様からすれば最高ですが、
日本人は住まいやインテリアデザインにそこまでこだわりがない方も多く、
そういう方の場合、注文住宅だと自社の家の素晴らしさが伝わりにくいことも
あるかと思います。

そういうお客様には、コンセプトが明確な規格住宅の方が分かりやすいことも・・・。

デザイン、間取り、価格、仕様が最初から決まっているので、
分かりやすい上に他社と比較しやすく、
まさしくお客様からすれば買うか買わないかの決断がしやすいと言えます。

個人的に思うのは、
どんな家が自分たちにふさわしいのかよく分かっていないけれど、
ダサい家には住みたくない、と思っている若い方には、規格住宅はありだということ。

住宅会社側からしても、とにかくお客様から早く結論をいただけます。

ただ規格住宅を扱う上で注意しなくてはならないことがあります。

それは売り手側が商品の説明をした後、
お金や土地の話を詰めていくだけの商談になりやすい、ということ。

違う言い方をすれば、お客様のご要望を引き出したり、
お客様の今の生活を理解した上で、こういう間取り・仕様・デザインにすると良いですよ、
といった、提案型の商談になりにくい、ということなのです。

お客様がしたい暮らし、したい子育て、やりたい趣味などをヒアリングし、
それらを実現するための具体的な提案をすることで、
お客様と信頼関係が構築されていくのですが、
雑な営業マンだと商品と価格の説明をして、買うか買わないか、という決断を迫るという、
非常に良くない商談になったりすることもあるのです。

規格住宅だけを扱っていると、真の提案力が身につかない可能性がある、
ということを理解しているだけでも全然良いと思います。

そして真の提案力が無ければ、やはり一生に一回の大きな決断をする際、
お客様が自分たちを選んで下さらない確率が上がってしまいます。

ですので弊社としては、規格住宅を扱っているクライアント様にも
手間はかかるかもしれないですが、注文住宅も扱っていただくことを提案しているのです。

自分たちが扱っている商品を俯瞰して見て、何が最適かということを常に考えたいですね。
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【第2675回】 これからの建築市場

2018年04月27日 | 住宅コンサルタントとして
海外に行くと、いつもチェックすることがあります。

スーパーマーケット。
靴屋さんや服屋さん。
不動産会社の店頭での物件価格。
などなどありますが、私、必ずチェックするのは建築現場で働いている職人さんです。

ヨーロッパ、アメリカどのエリアで、
建築現場で働いている方は、私が見る限り100%、出稼ぎか移民の方たちです。

デザインや設計をする方や施工管理をする方は現地の方ですが、
現場で働く職人さんは出稼ぎ労働者、もしくは移民の方なのです。

またヨーロッパの大半の国でも少子化が進んでいて、
年々、肉体労働者のなり手が不足してくるので、
そこを出稼ぎ、もしくは移民の方で補っているのでしょう。

一方、日本はというと、海外の方にお仕事をしていただくにも
年数に制限等があり、全く持って建築現場、土木現場では人員不足です。

熊本の震災の復興が非常に遅れていますが、
これは職人さんの圧倒的不足が原因なのですね。

少ない日本人の職人さんをこれから住宅会社で取り合う事態となるでしょう。
必然的に職人さんの単価は今よりも劇的に上がっていくことになるでしょう。

そうなってくると、苦戦するのは職人さんの単価を厳しく締めて
大量に住宅を供給してきたローコスト系、それから分譲系の会社となります。

そうしたことが分かっているので、
私個人としてはクライアント様に質の高い住宅をつくっていただき、
かつしっかりとブランディングをして、ある程度高い価格帯でも勝負できる状態になることを
ご提案させていただいております。

少子高齢化、職人不足ということを考えた場合、
大量生産によるコストダウンで受注を上げ、収益を出してきた会社は、
長くは続かないというのが私個人の見解です。

皆さんの会社は、値引きをすることなく、受注できるだけのブランディングが出来ているでしょうか?
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【第2674回】 弊社について

2018年04月26日 | 住宅コンサルタントとして
弊社は今期に関しては、全く広告宣伝費を使わず、
業界に対しての発信も特にしていません。

更新をしていないHP(というか、本質は何も変わらないので変える必要がない)と
日々更新しているこのブログがあるだけです。

それでもありがたいことに、
年に片手で収まるくらいのお問合せを頂戴しております。

ただ、お問合せをいただいて、お会いする約束をさせていただく場合、
お互いの貴重な時間を無駄にしないため、
できれば事前に弊社のことを分かっていただいていた方が良いかな、
とも思いますので、定期的に弊社のビジョンを表現方法を変えながら、
このブログの中で発信していく必要があるのでは、と感じております。

簡単にまとめますと、下記のようになります。

【弊社のビジョン】
日本の住宅のデザイン面・性能面のレベルを高める提案を続けることで、
日本の住環境のレベルUPと地域経済の活性化に貢献する

【弊社の得意分野】
1.新しい業態の開発
2.新商品の開発
3.住宅会社のブランディング・マーケティング
4.今の20代、30代の世代に合った接客・営業手法の提案&定着
5.独自商材、および仕入れルートのご紹介により、コストダウン&利益率改善

【弊社で対応可能なこと】
1.住宅業界(住宅会社、建材店、建築資材メーカー、不動産&リフォーム)のコンサルティング
2.勉強会やセミナー、講演の講師
  (スポットのお仕事は、半年以上前に依頼を頂戴しないと日程的にお請けできない)

【弊社のこだわり】
1.クライアント様がより良い会社になっていただくためのサポートが第一。
  そのために、自社の売上拡大、規模拡大は目指さない。
  (そんな時間とお金があれば、調査研究に使う)
  よって、広告宣伝費を使わない、営業しない。
2.全てのコンサルティングは私自身で行うので責任の所在が明確。
  ただ私だけで出来ることはたかだか知れているので、私で対応できないことは、
  信頼のおけるビジネスパートナーさんと、今ご縁を頂戴しているクライアント様、
  それから勉強会のメンバーの皆様のお力をお借りして解決する。
3.クライアント様の90%以上が、10年以上のお付き合い。
  よってクライアント様同士、非常に仲が良く、情報交換だけでなく、
  自社のスタッフさんを他のクライアント様で研修してもらったりと、
  現代版丁稚奉公も可能。

簡単にまとめると、こんな感じになります。

お問合せを頂戴する前に、もしくはお会いさせていただく前に、
事前に知っていただけましたら幸いです。
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【第2673回】 無事に帰国

2018年04月25日 | 住宅コンサルタントとして
無事にミラノから帰国いたしました。

今回の視察ツアーで、途中で体調を崩された方もおられましたが、
全員無事に揃って帰国できて、とりあえずホッとしております。

弊社が企画する海外視察は、
とにかく食べ物とホテルは徹底的にこだわり抜いており、
今回も魚介系中心のイタリアンにしていただきました。
(クリーム、チーズ系のイタリアンだとすぐに胃がもたれてしまうので・・・)

しかも途中で1日、日本食も入れていただくよう、アテンドの服部さんにはお願いし、
連日、絶品の食事(本当に現地の方でごった返すお店)に連れていっていただきました。

ただ、イタリアのデザインの奥深さは、
1回行っただけでは、とても掴んだとは言えないと個人的に思いました。

これ、毎年行って定点観測をしなければ・・・。


私が個人的に感じたことや課題をまとめると次のようになります。

1.小物・雑貨のディスプレイのレベルが日本とは比較にならないくらい高い。
  雑貨は少ないのに、何故か全く寂しさ、物足りなさは感じず、高級感を感じる。
  このディスプレイのポイントを自分なりにルール化したい。

2.照明に関して、そのデザインのバリエーションは日本と比較にならない。
  照明だけにフォーカスして会場を見る、という見方をして、
  もっと照明の勉強もする必要がある。

3.空間というか、部屋の大きさと家具の大きさ、高さなどを
  数字で押さえなければならない。
  今回、メジャーを持っていかずに、失敗した。
  本当に素敵な空間を演出するのに、どれくらいの大きさが必要なのか?
  家具の大きさや高さはどれくらいが理想なのか?
  棚板や枠の厚みはどれくらいに押さえればスッキリするのか?
  これらを数字で押さえなければならない

4.実際のビジネスに結びつける視点で、サローネ会場を見たり、人とお会いする必要がある。
  現地の方とのコネクションをつくるには、仕事のやり取りをするのが一番で、
  デザインを委託したり、家具を輸入したり、逆に日本のさまざまなモノを輸出したりと、
  いろんな視点を持って来年以降、継続して訪れる必要がある。


日本の住宅の性能レベル、デザインレベルを高めることを目指して仕事をしていますので、
これらの課題を意識して来年以降も参加したいと思っています。
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【第2672回】 圧倒的なレベルの差を感じまくる

2018年04月24日 | 住宅コンサルタントとして
ミラノサローネで、イタリアのインテリアデザインの圧倒的なクオリティーに、
正直、圧倒された2日間。

まだまだ日本との差は大きいと感じました。

そんな中、昨日はミラノのとあるショールームとデザイン事務所さんに・・・。

まずはショールームですが、
イタリアを代表する名だたるブランドの商品が展示されていて、
正直、日本のどのメーカー、それからどの住宅会社のショールームも、
全く及ばない次元でした。

分かりやすく言うと、ハイエンドの商品ばかりを展示しているショールームなのです。

1台1000万~3000万くらいはするであろうキッチン。
あり得ないくらい、洗練されたモダンな洗面、シャワールーム。
置いてある家具の天板の薄さや建具の収まりまで、
本当にあり得ないレベルで、これまた完全なる力の差を実感。

全くかなわない相手にボコボコにされた感覚です。

正直、このレベルの建物をつくっている住宅会社は無いと思います。

日本のレベルもここ数年で急激に上がってきていますが、
それにしても世界のトップレベルとの差は、非常に大きいですね・・・。

この差を知ることが大切で、じゃあその差を埋めるために何をしなければならないか、
ということを考えて、行動に移すことで、成長できると思うのです。

私自身、インプット量は結構できているという過信がありました。
まだまだ足りないことが分かりました。

ショールーム見学後、今度はミラノのデザイン事務所さんを訪問。

対応して下さったのは20代の女性でしたが、
相当仕事ができることが、話し方で実感。

アテンドの服部さんが通訳して下さったのですが、
非常に分かりやすく、しかも本質をついておられるのです。

世界中からオファーが殺到し、一見さんのお仕事はお断りしている、
というこのデザイン事務所。

今回のミラノサローネでも、
数ある出店メーカーのブースの中で最高の評価をされた、
日本のサンワカンパニーさんのブースもデザインされたとのこと。

素晴らしいデザインを提案するために、必要なことを質問させていただいたのですが、
その回答に私、猛烈に感動してしまいました。

ビジネスで成功するための本質は、どの国でも変わらないと実感しました。

自分がまだまだ未熟で、まだまだ勉強不足ということが分かったので、
逆に今、猛烈に燃えております。

世界にもっと目を向け、いろんなモノを見て体感すること。
文化や歴史を学ぶこと。
一流の人と会う機会をもっとつくって、教えていただくこと。
それらの経験値を高めながら、お客様のことを深く理解できる目を養うこと。

これらのテーマに取り組んでいきますよ!

今日はミラノのとある業態を徹底調査した後、夕方の便で日本に帰国します。
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【第2671回】 ミラノサローネ2日目

2018年04月23日 | 住宅コンサルタントとして
昨日に引き続き、ミラノサローネ会場にて、ひたすらインプット。

クオリティーとレベルの高さに圧倒されまくり・・・。

日本のレベルとはあまりに違いすぎて、
衝撃を受けまくると共に、自分たちのレベルがまだまだということを実感しております。

























感覚的に言うと、ボコボコにされた感じですかね・・・。

こうしたレベルに定期的に触れ続けることで、
まだまだ成長できると思いますし、
各クライアント様に提案できる内容もより濃くなっていくと思います。

何とかエンドユーザー様が住に掛けるコストを上げることなく、
日本の住環境のレベルを劇的に高めたいなぁ、と改めて思います。

いろんなところに足を運び、ホンモノを見たり触れたりすること。
素敵なモノを見たときにさまざまな角度から観察すること。
デザインはもちろん、その外側にあるさまざまなことも調べること。
一流の方を紹介していただき、それらの方から謙虚に学び続けること。

日本の住環境を高めることにおいて、まだまだやるべきことは無限にありますが、
一つずつコツコツと、本質からずれることなく、前に進みたいと心から思います。

トップレベルを知ることで己の未熟さを知る。

本当にイタリアに来た甲斐がありました。

本日はミラノのショールームやデザイン事務所さんを訪問してきます。
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【第2670回】 ミラノサローネ初日

2018年04月22日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はミラノサローネの本会場見学の初日。

朝から気合が入りまくった状態で、いざ、会場に到着。



まず会場の広さに衝撃を受けました。
東京ビッグサイトがとても小さく感じます。

中には世界中から数えきれないメーカーさんが出店されていました。
私のオフィスのテーブルをつくって下さった、BONALD社さんも出店されていましたよ。













全体を見ながら、トレンドを自分たちなりに掴もうと見学を重ねましたが、

・全体的には落ち着いた黒とグレー、白がやはり定番
・アクセントカラーとして、パステル系の色をちょっとくすんだ感じにして取り入れている
・キッチンに関して言うと、メラミンの色柄がかなり多様化してきている
・レンジフードの意匠が、我々のイメージ以上に進化している

といった感じでしょうか?

私が見とれていたのは、それぞれの展示の小物のディスプレイ、
それから各社さんおロゴ、カタログのデザイン、そして細かい収まりの部分。

会場内での見方が、かなり変態だったと思います。

まあ、私たちの仲間の中には、壁ばかり見ていた方もおられましたが・・・(笑)。

2日の行程を組んでおりますが、正直、全然足りないなぁ、という感じ。

特に我々は、トレンドを掴み、住宅のデザインに落とし込んで
クライアント様の商品化のための提案をしなければならないので、
インプット量をハンパなく上げなくてはなりません。

という訳で、来年から定点観測のために毎年、サローネに参加することを決めました。

トレンドを掴むためには、定点観測が一番。
だから一回、二回程度、来ただけでは意味がありません。

今まで自分のスケジュールを無理くり空けることをしてこなかったのです。
日程的に足りないことを言い訳にして・・・。

来年以降、自分のスケジュールの組み方を再度見直し、
しっかりと学ぶ時間を確保したいと思います。
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【第2669回】 ミラノサローネの会場外でも・・・

2018年04月21日 | 住宅コンサルタントとして
朝、ヴェネツィアのホテルを出て、電車でミラノまで移動しました。

ミラノサローネの会場に入って中を視察するのは土日の2日間でおこなう予定で、
会場の外にもいろんな見どころがあるので、そこを見ておこうという企画です。

ヴェネツィアからミラノまでは、電車で約2時間。
日本からでも事前に乗車券と特急券を購入することができるので、
現地で長蛇の列に並ぶのが嫌いな私は、いつも事前に購入しております。

ちなみに、購入できるサイトの一つがここ。

クライアント様や勉強会のメンバーの方であれば、
海外に行かれる際に、航空券やホテル、電車などを自分で手配されたい場合、
いつでもご相談いただけましたら、私の知っている範囲でおこたえしますよ♪

さて、ミラノに到着してランチを食べた後、
ラグジュアリーブランドである、エルメス、ボッテガベネタ、ルイヴィトンの3つのブースを視察。



これ、ルイヴィトン製のブランコ。
値段、いくらやねん!って突っ込みたくなります。









これらがヴィトンのソファや椅子です。









これらのメーカーがインテリアを手掛けていて、
しかもそれらを購入できることが驚きですよね?

本日は、ミラノサローネの会場にいよいよ突入し、
いろんなことを学ばせていただきますよ!
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【第2668回】 ヴェネツィアに戻って来た!

2018年04月20日 | 住宅コンサルタントとして
数年ぶりにヴェネツィアに戻って来ました!
(といっても仕事で、ですが・・・)





今回の視察で、まずはヴェネツィアの近くにある塗料メーカーさんのアテンドで、
その材料を使ってどんなデザインが可能か?
どのように仕上がりになるのか?
そういったことを教えていただき、更に実際にその材料を使った現場を見学、
という流れでした。



インテリアデザインを考える際、空間の中に見せ場をつくることは欠かせませんが、
いろんな材料を使わずとも、ある材料と左官技術さえあれば、
いろんなテイストを表現することが可能、ということを学ばせていただきました。







にしても、この材料さえあれば、どんなテイストにも対応できるよな・・・。

おそらくヴェネツィアに来るのは3年か4年ぶりなのですが、
ちょっと来ない間に街の中が結構、変わっていて、
やっぱり世界一、好きな街なので定期的に来ないと、と思いました。


またヴェネツィアに在住の、私たちが大好きな友人もお誘いし、
皆で地元の方に大人気のレストランでディナー。







もうイカ墨のリゾットとか、最高でしたよ!

今日はミラノに移動して、エルメスやルイヴィトン、ボッテガベネタなどのラグジュアリーブランドが
サローネ会場外に出しているブースを中心に視察する予定です。
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【第2667回】 イタリアに無事、到着

2018年04月19日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、羽田からミュンヘン経由で無事、イタリアに到着しました。

この時期のイタリアと言えば、ミラノサローネですよね?

今年、例年よりちょっと遅い開催なのですが、
そのサローネ参加のためにイタリアにクライアント様と一緒に来ております。

今、開催したばかりなのですが、私たちは土日2日間、
朝から夕方までサローネの会場をじっくりと見学し、
それ以外はイタリアの様々な建築物やショップ、
後は建築資材メーカーさんを訪問させていただき、
これからの住宅建築におけるデザインのヒントをたくさん持ち帰る予定です。

昨日、羽田からミュンヘンへは時間通り到着したのですが、
ドイツの入国審査で、列に並んでから45分以上、かかりました。

一人ひとり、とにかく丁寧にチェックするので、
もう列が全く進まないんですね。

もう本当にイライラして、焦りまくって汗が全身から出まくっておりました。

もともと、乗り継ぎ時間が60分しかない感じだったのですが、
ミュンヘンからイタリア行きの飛行機の搭乗時刻10分前に入国審査を通過し、
(要するに、入国審査の列に50分、並んでいたということです)
ダッシュで搭乗口に向かいました。

で、搭乗予定時刻から20分以上遅れ、
汗ビショビショになりながら、何とかミュンヘンからヴェネツィア行の搭乗口に着いたところ、
何と奇跡的に間に合ったのです。

もうホッとしましたが、緊張と興奮のあまり、汗をかきまくってしまい、
私、かなり自分の体臭にやられました・・・。

日頃、あまり汗をかかないのですが、さすがに昨日は人生で最も多く発汗したのではないか、
というくらい、汗をかきまくってしまいました。

そして無事、ヴェネツィアに到着。

ヴェネツィアはもう何度も来ているので、自分の庭のようなもの。
皆様をお連れし、ホテルに無事到着しました。

今日はヴェネツィアのとある資材メーカーさんと一緒に、
施工事例やその会社の一押し商品を皆で勉強する予定です。
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【第2666回】 損得ではなく人で選ぶようになると、営業マンは売れるようになる

2018年04月18日 | 住宅コンサルタントとして
自分がお客様の立場の場合、皆さんは何を基準に購入するお店を決めますか?

私は、必ず人で選ぶようにしています。

自分が好きになった方、好きになったお店から購入したいと思うのです。

自分が購入をすることで、少しでもお力になれたら、お役に立てたら、という思いで
購入をさせていただいております。

高い、安いとか、損得というような物差しでは購入しません。

飲食店も、料理人さんやスタッフさんのお人柄で選びます。
そして自分が惚れる料理人さんは、人として素晴らしい方だと思える方なのですが、
そういう方は100%、仕事に対してホンモノのプロです。
素材選びや手間暇をかけることを惜しまないので、
お料理を通して人としての生き方まで学ばせていただいている感じですかね・・・。

服もそうですし、マッサージ店なんかも同じです。

全て人で選んでいます。

自分自身がそういう価値観で生きていると、
なぜかそういう価値観をお持ちの方とご縁がつながっていきます。

損得とかではなく、人と人とのつながりを感じながら、
日々、お仕事をさせていただいていて、これって本当に幸せでありがたいことです。


その一方で、住宅営業マンの中には、
「他社が安いから失注した」
という報告がやたら多い方がいます。

そういう方とお話をさせていただくと、
自分自身が何かを購入する際、価格面で最もお得なお店で買う。

そんな価値観をお持ちなのです。

自分がお客様の時の購入先選定の物差しが、安さという方は、
そういう価値観のお客様を自ら引き寄せてしまっているのかもしれません。

他社よりも安くするか、他社と価格を合わせなければ契約をしていただけない、
という思いこみが、人で選ぶお客様を遠ざけ、価格重視のお客様を引き寄せる。

だからいつも粗利益率が低いのでしょう。

価格ではなく、人で選ぶような価値観を持つだけで、
価格が多少高くとも、ちゃんと選んでいただけるようになります。

結局、良いお客様を引き寄せられるかどうかは、自分の人間性や価値観にかかっているのです。
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【第2665回】 能力・経験・年齢と比例して人間力を磨いていかなと・・・

2018年04月17日 | 住宅コンサルタントとして
仕事で圧倒的なパフォーマンスを出してさえいれば、
少々わがままで生意気な立ち振る舞いをしても許される。

それは、せいぜい30代前半までの話です。

まだ周囲に先輩がたくさんいて、可愛がられる年齢までの話。

40代を超えてなお、「仕事で成果を出しているから自分は特別だ!」というような
オーラをもし出している人がいるとしたら、自覚した方が良いと思います。

「そんな奴、会社としては扱いづらい」

ということを。

仕事、特に住宅業界で仕事をするということは、
社内、社外問わず、いろんな方と関わって仕事をしていくということです。

そして皆で仕事の品質を高め、お客様に必要とされ続けることがポイントとなる訳です。

ただ、いい歳こいたオッサンが、ちょっと仕事ができるから
(といっても、こういう人って他社のできる人と比較すると大したパフォーマンスではない)
といって、周囲に対して横柄な態度を取ったり、
自分がイライラしているからといって職場で自分の感情を出しまくったりすると、
もうそれは周囲の人にとって迷惑でしかないのです。

そしてその人間性の低さが、数年先に成果と直結します。

要するに、お客様からも必要とされなくなり、社内にも居場所が無くなるのです。

能力の向上と共に、経験や年齢と共に人間力を磨いていかないと、
最終的にそれは全て自分に跳ね返ってくると思っておいた方が良いでしょう。

そして人間力を磨く第一歩は、あいさつをする、
誰に対しても平等に、親切に接する、
約束を守る、嘘を言わない、感謝の気持ちを常に持つ、
常に謙虚で学び癖を持ち続ける、といった、基本にあるのです。

皆さんは自身のキャリアの向上と比例して、人間力を磨けているでしょうか?
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【第2664回】 リフォームの新業態

2018年04月16日 | 住宅コンサルタントとして
弊社は新築だけでなく、建築資材メーカー、建築資材卸、
そしてリフォームのコンサルティングもこなっております。

リフォーム業界と言えば、もともとはメニュー型チラシを作成し、地域に配布する
チラシ反響型スタイルが主流でした。

そしてメーカーさんのショールームを借りたイベント型、
更には自社でショールームをつくり、そこでの来店型にwebを加えた形となったり、
塗装専門、水まわり専門などの専門店化もみられるようになりました。

更には不動産(中古物件)と連動したパターンもあります。

ただ、個人的に思うのは、これらのビジネスモデルが今の時代の消費者のニーズに
だんだんと合わなくなってきているのではないか、ということ。

更にリフォームは単価が低いこともあり、
広告宣伝費を極力まで落とさなければ収益は出ない、
という現実問題もあります。

元来、集客力のあるホームセンターや家電量販店が力をますます入れてきている中、
単に単品のリフォーム展開をリフォーム会社がやってしまうと
思いっきりかぶってしまうような気がするのです。

しかもこれからリフォームの中心となる顧客は、
若い頃にバブルを経験した、目の肥えている世代。

今のリフォーム業界のマーケティングや家電量販店やホームセンターは、
彼らのニーズを満たさないのではないか、と個人的に思っています。

という訳で、リフォームの新しい業態をクライアント様と開発しました。

現状のリフォーム会社、家電量販店やホームセンターとはかぶらず、
しかも広告宣伝費も劇的に低く抑えられる業態です。

クライアント様と集客数や成約率、成約単価などのデータを取り、
効果が出れば(というか、効果が出るはずなのですが・・・)、
今年の秋に視察ツアーを企画いたします。

これもクライアント様、勉強会のメンバー限定で行いますので、
また日程が決定次第、告知をさせていただきますね。
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