海賊日記

子育てと趣味の日記

大 井川鐡 道S L乗 車

2024年05月16日 22時06分02秒 | Weblog
2日間有効のSL・EL乗り放題&温泉入浴券付きの「ゆる旅フリーパス」!!

存在を知ってからいつか乗りたいとチャンスを伺ってました。
2日間有効なら2日ともつかいたい!のでSLの運行日と私のシフトを合わせてみての今回。思っていた以上に素晴らしかったので是非紹介したい。

と言うか、是非乗って応援して欲しいです。大井川鐡道を。
というのも、去年秋の大雨で起こった土砂崩れで線路が寸断してしまい、全路線の半分以上が今でも不通になってしまってるんです。
で、それを修復するのに22億掛かるとか・・鉄道会社だけではとても賄えないそうです。
すごく企業努力もされてるみたいなんですが・・・何せほんとに小さな路線。
生活に必要、というより観光としての需要に頼っているようなので採算が取れにくいんでしょうね。

でもですね!!このまま消えてしまったら大変だと焦ってる鉄道・SLファンは全国に沢山いると思うんですよ!
それが今回乗って見て少しわかったような気がします。

というわけで写真多めなので是非ご覧ください。
言葉が足りないので画像から感じ取ってね(^^)





新金谷駅から出発。新金谷は東海道本線の金谷駅の中に大井川鐡道の金谷駅もあるので連絡は楽です。

石炭を入れるところ





子供の頃アニメ化なんかで見た覚えが・・・てんとう虫の羽根みたいにカパッて開くと中で石炭が燃えてて真っ赤、って。

車内に入ってびっくり「999」の世界まんま。



汽車の中、って言うか‥インテリアが木造なんで凄く家っぽい感じ(伝われ)上品な古さ。
この客車は昭和10年代から20年代に、東海道本線で「最新型客車」として活躍していたものだそう。


トイレの横の手洗い場


ドア



ほんとに「家のドアかよ」って突っ込みたくなるような。
勿論手動ですが、なんと鍵が、というか鍵がついてるだけなんですよ!しかも誰でも開けちゃう(笑)すごく驚きました。


トンネルに入るとこんな感じ





銀河鉄道の夜っぽいですよね。知らんけど。

現在の終点は川根温泉笹間渡駅。本当は一時間位かけてこの先の「千頭駅」まで行けるんですが・・・;;

駅の手前に大井川に掛る大きな鉄橋を渡るんですが、そこが駅の近くにある公営の温泉施設から見えます。最近人気のある川根温泉ホテルからも良く見えます。



このフリーパスについてる温泉入浴券はこの2つの施設で使えて、私はタオルも無料になるホテルの方を利用しました。
ちなみにここの泉質、すごくいいですよ。体がいい感じにほぐれるので入った後のだるさとかなくて気持ちいいです。

で、入浴してる時に汽笛が聞こえたので橋の方を見たら、なんと!!

来るはずのないトーマス号が!!!渡っているではないですか!

今はお休み中で、6月に入ってから運行予定(土日祝日)だと知ってたので見てびっくり。
お風呂を出てからTwitterを確認して見たら、やっぱり見てた人がいて、どうも試運転だったようで。
公表されてなかったし、見れたのは超ラッキーvでしたね、ってことでした(^^)
てか私が見るトーマス号はいつも顔がおしり(最後尾)についてて一層シュール。

とまぁそんな嬉しい出来事もありまして、お風呂上りはまたSLに乗車。




窓を全開にして涼しい緑の風を浴びながら、郷愁溢れる汽笛と煙、揺り籠みたいな客車の揺れ。

天国に向かってる時ってこんな感じかな・・・

乗ってる時間は30分弱なので今日は2往復乗りました。明日も2往復は乗りたいです。


でですね。
鐡道ファンの中では「SL」と言ったら「大井川鐡道」だそうなんですが。(諸説あり)
私も他を知ってるわけではないので比較して言うわけではないんですが。

この大井川の路線は、最初こそ街の中を少し走りますが、ほとんどの区間が「大井川」に沿って、あるいは木々の中を、切通しの中を縫うように走っていて。
現代の構造物から遮断されてる感じがするんですよ。川根路の自然も素晴らしい。たぶん昔とそんなに変わってない。もうほんとに、SLが走ってた時代にタイムスリップしたみたいに。
とても不思議な感じがするんです。あまりにも「それ」らしくて、テーマパークのアトラクションかな?くらいに。

でも風も匂いも音も実際のSLなんですよねー・・・はぁあ。

昔と変わらない大自然の中を悠々と走るSL。いつまでも乗れるとは限らない。
こんな素晴らしい路線が今瀕死の危機なんです!!
是非に乗りに来てください!!

今日は乗り鉄の人もチラホラいましたが,外国の団体さん(北欧っぽかった)や幼稚園児の遠足とかで沢山の乗車がありましたが、それでも平日なら空席が多く好きな座席に座れます。たぶん。

動画ばっかり撮ってたんで意外と写真少なかった(><)魅力が全然伝わってないとは思いますが、大井川鐡道のHPを開くきっかけにでもなってくれたら、と願ってます。















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